ニュースブリッジ北九州

ニュースブリッジ北九州
ジャンル 報道番組
地域情報番組
出演者 田中秀喜
富田典保
緒方直加
梅田真奈
池田康貴(気象予報士)
製作
制作 NHK北九州放送局
放送
放送国・地域日本の旗 日本
ニュースブリッジ北九州
2013年4月から2015年3月27日まで
放送期間2013年4月1日 - 2015年3月27日
放送時間平日18:20 - 19:00
放送分40分
2015年3月30日から2019年3月29日まで
放送期間2015年3月30日 - 2019年3月29日
放送時間平日18:10 - 19:00
放送分50分
2019年4月1日から
放送期間2019年4月1日 -
放送時間平日18:30 - 19:00
放送分30分
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ニュースブリッジ北九州』(ニュースブリッジきたきゅうしゅう)は、NHK北九州放送局2013年4月1日に放送を開始した平日18時台の『NHKニュース』のローカルワイドニュース番組である。

概要[編集]

5年間放送された『こんばんは北九州』を刷新したものである。

2012年度の改編で枠内に編成された九州・沖縄ブロック枠『ネットワーク九州沖縄』が当該改編で切り離されたことに伴い、ほぼ全部の枠を企救・遠賀・京築・筑豊と近隣地域のニュースに使うことができるようになった。その結果、従前なかなか設定できなかった独自のコーナーをほぼ日替りで設定するなど、地域情報を充実させている。2015年度の改編で再び、九州・沖縄ブロック枠は内包する形に戻された。一方で、前番組では、福岡局から出していた19時前の広域気象情報が、気象予報士を確保できなかったことにより東京発となった[1]。2017年度より北九州独自の気象予報士が登場するようになった。

放送媒体と時間[編集]

JOSK-DTV(北九州総合テレビ)
  • 2013年4月1日 - 2015年3月27日 平日 18:20 - 19:00
  • 2015年3月30日 - 2019年3月29日 平日 18:10 - 19:00
  • 2019年4月1日 - 平日 18:30 - 19:00
特記事項
  • 日替わりコーナーは概ね18:40前後から始まる。
  • 2016年度までは18:45 - 18:52に九州・沖縄のニュースを内包。(この時のみ、字幕放送あり)
  • 2018年4月から2019年3月まで、オープニング終了後から18:25前後までは福岡局制作の『ロクいち!福岡』をタイトル差し替えの上同時ネットしていたが、2019年4月からは18:10 - 18:30に同番組を単独番組扱いで同時ネットしている。なお、総合テレビの福岡・筑後エリア向け放送を受信出来る環境があれば『ロクいち!福岡』を実質フルネットで視聴出来るほか、2021年11月以降放送常時同時配信・見逃し番組配信サービス「NHKプラス」で同番組の見逃し配信が実施されているため、そちらで北九州・筑豊エリアでネットされていない部分を補完視聴することも可能である。
  • 祝日と重なった場合は従前に引き続き18:45からストレートニュースを放送していたが、2018年度より土日を含め18:45から福岡局発「九州・沖縄のニュース・気象情報」を放送するようになったため廃止された(しかし2022年度からテレビの18:45のローカルニュース・気象情報は各局別に再び戻されたが、北九州局では引き続き福岡発の福岡県内向けのニュース・気象情報を放送)。
    • ただし、2017年12月25日 - 28日、2018年5月1日・2日、同年8月13日 - 17日、同年12月25日 - 28日は平日だが、本番組が休止になるため、代替として18:45 - 19:00に北九州局エリアのローカルニュースとして放送された。また、2019年8月13日 - 16日、2020年8月11日 - 14日、2021年8月10日 - 13日、2022年8月12日、15日、16日も平日ではあったものの、前年度までお盆期間中にもあった北九州局枠全体が休止となり、この期間中は18:45 - 19:00に福岡から『ロクいち!福岡・短縮版』または『NHKニュース』(福岡県内向け、番組表上の表記タイトルは『ニュース・気象情報(福岡)』)を同時ネットした。
    • 2022年12月26日 - 28日、2023年12月25日 - 28日、2024年1月4日・5日は、平日ではあるものの年末年始特別編成により北九州局枠の全体が全面休止となり、代替として18:45 - 19:00に福岡局発の『ニュース645福岡』(福岡県内向け、番組表上の表記タイトルは『ニュース・気象情報(福岡)』)を臨時ネットした。
    • 2023年5月1日・2日は、平日ではあるものの大型連休期間の特別編成により北九州局をはじめ九州・沖縄地方各県向けごとの全体が全面休止となり、代替として18:45 - 19:00に福岡局からの『九州・沖縄のニュース・気象情報』として放送した。
    • また2023年8月14日 - 18日は、平日ではあるもののお盆期間の特別編成により北九州局をはじめ九州・沖縄地方各県向けごとの全体が全面休止となり、代替として18:45 - 19:00に福岡局からの『九州・沖縄のニュース・気象情報』として放送した。
  • 2020年7月7日は、平日ではあったものの、前日(6日)からの九州各地における記録的な大雨[2]に関する福岡県内全体の情報を伝えるため、番組自体を休止し『ロクいち!福岡』を臨時フルネットで放送した。
  • 2022年11月7日 - 11日は、20分前拡大(18:10 - 19:00、この期間中『ロクいち!福岡』はネット休止)の上、対岸の山口放送局が山口県内向けに放送している平日18時台のニュース番組『情報維新!やまぐち』との合同企画「関門WEEK」を放送した。基本的には山口局とのサイマル放送だったが、一部時間帯は北九州のスタジオからエリアのニュース・気象情報を放送した。
  • 2023年5月15日より、NHKプラスの「ご当地プラス(九州・沖縄エリア)」において見逃し配信を開始した[3][4]
  • 2023年5月19日は、G7広島サミット関連のニュース(18:20~18:53、広島局発の『お好みワイドひろしま』を全国放送)を伝えるため、18:05開始(18:53番組再開、18:59終了)の局域短縮放送(当日福岡地方・筑後地方は『ロクいち!福岡』を放送)となった。
  • 2023年5月25日は、東京から緊急報道を伝えたため、18:40開始(18:59終了)の短縮放送となった。
  • 2023年6月13日は、岸田総理大臣の記者会見を総理大臣官邸から生中継するため、本番組が休止となった。
  • 2023年6月21日は、岸田総理大臣の記者会見を総理大臣官邸から生中継したため、18:51開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2023年8月4日は、岸田総理大臣の記者会見を総理大臣官邸から生中継したため、18:45開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2023年8月8日は、台風6号特設ニュースを福岡局から九州沖縄地方向け(沖縄県は除く)に放送するため、18:45開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2023年8月9日は、台風6号特設ニュースを福岡局から九州沖縄地方向け(沖縄県は除く)に放送するため、18:45開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2023年11月2日は、岸田総理大臣の記者会見を総理大臣官邸から生中継したため、18:48開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2023年12月13日は、岸田総理大臣の記者会見を総理大臣官邸から生中継したため、18:55開始(19:00終了)の短縮放送となった。
  • 2024年1月16日は、18:42頃緊急地震速報石川県に出され、東京から緊急報道を伝えるため、18:43放送打ち切りとなった。
  • 2024年1月29日 - 2月2日は、本番組と『ロクいち!福岡』が完全コラボでお届けする『筑豊WEEK』として放送した。

日替わりコーナー[編集]

トークブリッジ(月曜)
放送エリア所縁の人物をスタジオに招きいろいろと話を聞く。従前インタビューコーナーは不定期だった。
ブリッジSports(火曜→月曜)
垂水千佳神戸局ニュースKOBE発』へ移籍したことを受け『VIVA!ギラヴァンツ』コーナーを拡充衣替え。新たに福岡ソフトバンクホークスボルクバレット北九州フットサルFリーグ)など北九州局エリア内の各種スポーツに関する情報も加えた。なおギラヴァンツ専従キャスターはいないほか、大相撲情報の扱いは未定。
とれたてDO画(ほぼ隔週水曜)
長らく続いた『てれびポスト』コーナーを、全国番組『特ダネ!投稿DO画』に連動させる形でリニューアル。2013年7月以降、各種モバイル端末からの投稿もできるようになった(PCサイトで受付のためフィーチャーフォンを除く)。
この街あの時(2013年度、ほぼ隔週水曜) → 北九州 未来への遺産(2014年度、不定期水曜)
放送開始時発足50周年を迎えた北九州市と近隣地域の歴史を、小倉放送局→北九州放送局が長く撮りためた映像で振り返る企画。
教えて!まりあの暮らしと天気!(水曜)
2019年9月開始。気象予報士の森本まりあによる天気に関する季節の話題と解説。
ブリッジ特集(木曜)
エリアの様々な課題などをテーマを定め、より深く掘り下げるリポート。内容によっては『情報まるごと』などエリア外でも後日扱われる。
金曜フリー枠
金曜については引き続き特に明確な内容設定をせず、『きたきゅうたいむ』との連動企画や『桜の思い出』などの季節特集を設定する。

なお、前番組まで設定されていたアジアの話題を伝えるコーナーは廃止された。

出演者[編集]

期間 キャスター 番組専従リポーター 気象予報士
2013.04.01 2013.08.02 井原陽介(いはら・ようすけ)[5] (不在) (不在) 笠井美穂(かさい・みほ)[6] 山田千尋(やまだ・ちひろ)[7] (不在)
2013.08.05 2014.03.28 原口雅臣(はらぐち・まさおみ)[8]
2014.03.31 2017.03.31 坂本麻美(さかもと・まみ)
2017.04.03 2018.03.30 吉松欣史(よしまつ・よしふみ)[9] 猪原智紀(いはら・とものり)[10][9] 山本奈央(やまもと・なお) 佐藤万里奈(さとう・まりな)
2018.04.02 2019.03.29 (不在) 中島三奈(なかじま・みな)[11]
2019.04.01 2020.03.27 廣瀬雄大(ひろせ・ゆうた)[12] 鈴木聡彦(すずき・あきひこ) 赤塚安莉(あかつか・あんり) 森本まりあ(もりもと・まりあ)
2020.03.30 2022.04.01 藤重博貴(ふじしげ・ひろき) 緒方直加(おがた・なおか)
2022.04.04 2022.07.01 田中秀喜(たなか・ひでき) 富田典保(とみた・のりやす) 鈴木聡彦(すずき・あきひこ)[13] 緒方直加(おがた・なおか) 赤塚安莉(あかつか・あんり)[14] (不在) 酒井美穂(さかい・みほ)
2022.07.04 2023.03.31 (不在)
2023.04.03 2024.03.29 池田康貴(いけだ・こうき)
2024.04.01 予定 梅田真奈(うめだ・まな)
キャスター代行アナウンサー
  • 後藤理(ごとう・ただし)(2015年夏まで、現在東京アナウンス室)[15]
  • 戸部眞輔(とべ・しんすけ)(2017年7月まで、大相撲取材兼務、現在大分局)[16]
  • 原田徹(はらだ・とおる) - 福岡局異動まで不定期担当

『ロクいち!福岡』とのコラボ企画[編集]

筑豊WEEK[編集]

概要
  •  当番組と『ロクいち!福岡』の完全コラボ企画として筑豊地方の魅力について2024年1月29日から5日間生放送(番組表上では『ロクいち!福岡』扱い)した[17][18][19][20][21][22]
放送時間
  • 2024年1月29日 - 2月2日 18:10 - 19:00(2月2日のみ18:59)
出演者(所属は出演当時)
  • 北九州局スタジオ(1月29日 - 2月1日・キーステーション)
    • 富田典保(北九州局アナウンサー・1月29日 - 30日)、田中秀喜(北九州局アナウンサー・1月31日 - 2月1日)、姫野美南(福岡局アナウンサー)、福地礼奈(福岡局契約キャスター)、池田康貴(北九州局、気象予報士)
  • 中継班(1月29日 - 2月1日)
    • 一橋忠之福岡局アナウンサー)、赤塚安莉(北九州局契約キャスター・1月29日 - 30日)、緒方直加(北九州局契約キャスター・1月31日 - 2月1日)、吉竹顕彰(福岡局、気象予報士)
  • 旧伊藤伝右衛門邸(2月2日・キーステーション)
    • 一橋忠之、緒方直加、姫野美南、池田康貴(気象予報士)
  • 中継(桂川町・2月2日)
    • 福地礼奈
  • 福岡局スタジオ(ニュース)
  • 福岡局スタジオ(気象情報・2月2日)
    • 吉竹顕彰(気象予報士)
主なコーナー
  • 情熱LIVE
  • クローズアップ筑豊
    • 1日目は香春町廃校跡及び空き家の活用について、2日目は田川市地域連携で町おこしの取り組みや課題について北九州局及び福岡局の記者が取材した。
  • 出張お天気コラボ(水曜は気象双方向)
    • 1日目から4日目までは、吉竹が現地から筑豊地方の明日の天気(後半は明日の天気のポイント)を伝え、池田がスタジオから県内の気象情報を伝えた。
    • 最終日は、池田が現地から筑豊地方の明日の天気(後半は明日の天気のポイント)を伝え、吉竹(後半のみ野口とともに出演)がスタジオから県内の気象情報を伝えた。
  • きょうの県内のニュース
  • 筑豊ラヴァーズ(『ニュースブリッジ北九州』定番コーナー「北九州ラヴァーズ」の筑豊版)
  • Chkkuhou散歩
    • 霊峰・英彦山(1月31日放送)など。
  • 筑豊きらり(平成筑豊鉄道の各駅をめぐり、街ゆく人にあなたのきらりを聞くコーナー・『ニュースブリッジ北九州』定番コーナー)
  • ふくトピ(NHKスタッフが福岡のみなさんを訪ねてとっておきのトピックを聞かせていただくコーナー・『ロクいち!福岡』定番コーナー)
  • むらトピ
    • 赤村(1月31日 - 2月1日放送)
  • 筑豊プレイバック(NHKのアーカイブス映像をひもとき懐かしい筑豊の姿を伝えるコーナー)
    • 1日目は筑豊電鉄、2日目は1960年代の筑豊の子どもたちの映像をAIカラー化で再現。
  • 教えて!きらり
    • 視聴者から筑豊地方おすすめのスポットなどについて写真で紹介(最終日は桂川町の喫茶店から中継)。
  • 食イチ!(2月1日放送・『ロクいち!福岡』定番コーナー)
    • 方城すいとんを紹介。
  • 追跡!バリサーチ(2月2日放送・『ロクいち!福岡』定番コーナー)
    • 「どうなってる? 嘉穂劇場」として営業再開に向けた準備へ進めている嘉穂劇場の現在について福岡局のスタッフが取材した。

脚注[編集]

  1. ^ ブロック気象情報は分離されたブロック枠内に設定された。これを受け九州内では局独自の気象予報士を確保する動きが進み、福岡以外でも佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島の各局が番組独自の気象予報士を出演させている。ブロック気象情報は2015年度の改編で廃止された。
  2. ^ なお、同月4日にも熊本県や鹿児島県で局地的な豪雨が起き、甚大な被害が出ている。
  3. ^ NHKプラスで地域のニュース配信を拡大”. NHK広報局 (2023年4月6日). 2023年4月26日閲覧。
  4. ^ 日本放送協会 (2023年5月12日). “NHKプラス ご当地ニュース配信拡大中!”. NHK_PR. 2023年5月22日閲覧。
  5. ^ 大阪へ異動。なお、その後出演した『あさイチ』で単身赴任を明らかにされた。2016年8月、東京アナウンス室へ異動。
  6. ^ 地元遠賀郡岡垣町出身。「ブリッジSports」も担当。元鹿児島讀賣テレビアナウンサー。2018年4月、契約満了のためNHK衛星放送局へ異動。
  7. ^ 笠井休暇時にキャスター代行。
  8. ^ キャスター降板後も編集責任およびミニコーナーなどに出演。2017年6月、東京アナウンス室(首都圏センター)へ復帰。『首都圏ネットワーク』でニュースリーダーとして2019年10月22日まで出演した。
  9. ^ a b 2017年度はダブルキャスティングで交互出演(非担当日は昼の『きたきゅうたいむ』のMCを担当する場合がある)。
  10. ^ 2016年度まではキャスター代行も担当。2018年7月、福岡局へ異動。
  11. ^ 契約満了後、2020年4月から大分放送アナウンサー。
  12. ^ 前任地甲府局でレポーターを担当していたNewsかいドキより続投、2017年9月4日より、通常は「きたきゅー防災チェック」担当。2021年7月、福岡局へ異動。
  13. ^ お世話になりました!(鈴木聡彦アナウンサー)”. ハレピョンブログ. NHK北九州放送局 (2022年6月24日). 2022年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月31日閲覧。
  14. ^ 2023年4月、契約満了のためNHK熊本放送局へ異動。
  15. ^ 山口局異動後も「情報維新!やまぐち」、さらに横浜局に異動後も「首都圏ネットワーク」に引き続き準レギュラー出演。
  16. ^ 福岡局異動後も「ロクいち!福岡」(大相撲コーナー)に大分局異動前まで出演した。
  17. ^ NHK広報 [@NHK_PR] (2024年1月27日). "【筑豊ウィーク】". X(旧Twitter)より2024年1月30日閲覧
  18. ^ NHK福岡放送局 [@nhk_fukuoka] (2024年1月29日). "【今週は筑豊WEEK】". X(旧Twitter)より2024年1月30日閲覧
  19. ^ NHK福岡放送局 [@nhk_fukuoka] (2024年1月30日). "アナウンサーの一橋忠之です". X(旧Twitter)より2024年1月30日閲覧
  20. ^ NHK福岡放送局 [@nhk_fukuoka] (2024年1月31日). "【筑豊WEEK3日目】". X(旧Twitter)より2024年1月31日閲覧
  21. ^ NHK福岡放送局 [@nhk_fukuoka] (2024年2月1日). "【筑豊WEEK4日目】". X(旧Twitter)より2024年2月1日閲覧
  22. ^ NHK福岡放送局 [@nhk_fukuoka] (2024年2月2日). "【筑豊WEEK5日目】". X(旧Twitter)より2024年2月2日閲覧

外部リンク[編集]

NHK北九州放送局 平日18時台ニュース枠
前番組 番組名 次番組
こんばんは北九州
(2008年3月31日 - 2013年3月29日)
ニュースブリッジ北九州
(2013年4月1日 - 現在)
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