NHK水戸放送局

NHK水戸放送局
水戸放送会館(2012年7月撮影)
所在地 310-8567
水戸市大町3丁目4-4
総合テレビ
放送対象地域 茨城県
コールサイン JOEP-DTV
親局 水戸 20ch (キーID 1)
Eテレ
親局 水戸 *13ch (キーID 2)
FM
放送対象地域 茨城県
コールサイン JOEP-FM
親局 83.2MHz
特記事項:
かつてのコールサインはJOAXだった[注釈 1]
*は中継局。
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NHK水戸放送局(エヌエイチケイみとほうそうきょく)は、茨城県放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地域放送局総合テレビFM放送で県域放送を行っている。NHK EテレとAM放送(ラジオ第1放送ラジオ第2放送)については関東広域圏扱いとして、管轄の東京本局からカバー・中継されている。

概要[編集]

総合テレビ[編集]

県域放送(放送開始:2004年10月1日、リモコンキーID:1、呼出符号:JOEP-DTV)。県域放送での放送開始はデジタル放送としては初で、アナログ放送を含めれば津放送局以来31年ぶりである。

県内における地上デジタルの中継局の設置は東京タワー(当時)からのNHK放送センター(東京)の電波が殆ど届かない[注釈 2]県北・県央・鹿行[注釈 3]の3地域が優先されたため、これらの地域では山間部などを除くほぼ全世帯で県域放送が受信できる。

東京タワー(2013年5月31日以降は東京スカイツリー)からのNHK放送センター(東京)の電波が受信可能な[1]県南・県西において、県域放送を送出する中継局は筑波中継局、筑波神郡中継局、筑西中継局、八郷南中継局、古河中継局かすみがうら中継局[1][2]の6局である。なお、県西の坂東市に岩井中継局の設置が一時検討されたが、後に置局不要と判断されている[3]

これらの地域では、アナログ放送終了以前は混信を防ぐために筑波中継局に指向性がかけられていた他、岩瀬中継局は出力が小さく、水戸局の電波も石岡市など一部を除いて届かなかったため、多くの地域で受信できなかった[4]。県南地域では指向性のかけられていた筑波中継局の限られた受信範囲内の地域と県域放送の再送信を行っているケーブルテレビのサービスエリア以外では県域放送を受信する手段がなく、また県西地域では唯一中継局がある桜川市の岩瀬地区以外ほぼ全域が受信エリア外であった。

アナログ停波後の2011年9月5日に筑波中継局が無指向性化され、県内のほぼ全域で県域放送が受信可能となった[5]

鹿行地区においては、2013年1月に神栖中継局が新たに設置され[注釈 4]、翌2014年1月末にはかすみがうら中継局も新たに設置された。

県西部と南部の地域では東京スカイツリーなどの近隣都県の送信所や中継局と併用して受信・視聴することになっている。そのため、該当地域での中継局はかすみがうら中継局や千葉県銚子市から域外中継局扱いとして送出されている神栖中継局(銚子中継局)を除き、教育テレビ(Eテレ)や在京民放テレビ各局の送出は行っていない[6]。県西部と南部の居住者で県域放送を受信するには、古河中継局、筑西中継局、筑波中継局のうち、条件の良い中継局向けにアンテナの追加設置と特定地域用のU・U混合器が必要である。設置の際、中継局によってアンテナの種類(垂直偏波水平偏波)が違うので注意が必要である。また、テレビの受信機(ブルーレイレコーダー・ケーブルテレビのセットトップボックスも含む)によっては、自動的に茨城県に県域設定をされ、水戸局を1、東京(関東広域)は3(東京MXテレビの視聴が難しい地域は9に入れる場合もある)などの、空いたチャンネルにプリセットされている場合があり、東京(関東広域)が視聴できなくなる場合もあるため、これを東京都に再設定するうえで、再調整する必要がある[6][7]

FM放送[編集]

県域放送(放送開始:1970年4月6日、呼出符号:JOEP-FM)。

茨城県には県域放送を行う民放FM局が存在せず、NHKが唯一の県域FM放送である。唯一の民間県域放送である茨城放送(LuckyFM)はAM局である[注釈 5]

沿革[編集]

  • 1941年昭和16年)12月9日 - 水戸市黒羽根町に社団法人日本放送協会水戸臨時放送所を開設、電波管制に伴う措置として放送開始(中波、呼出符号なし)。
  • 1942年(昭和17年)4月10日 - 水戸市元白金町に社団法人日本放送協会水戸出張所を開設(水戸放送局の始まり)。
  • 1945年(昭和20年)
    • 8月2日 - 戦災により水戸出張所が焼失、茨城会館ほかに移転。
    • 10月26日 - 水戸臨時放送所を水戸中継放送所と改称。
  • 1946年(昭和21年)
  • 1948年(昭和23年)
    • 5月1日 - 水戸出張所を水戸支局と改称。
    • 7月1日 - 水戸中継放送所のコールサインJOAXに変更(このコールサインは後に日本テレビが使用)。
    • 8月16日 - 水戸中継放送所を廃止。
  • 1949年(昭和24年) - 水戸市大町1-2-6(現・三井生命会館)に木造2階建て局舎を建設。
  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い、社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され、一切の権利義務を継承。
  • 1951年(昭和26年)7月1日 - 水戸支局を水戸放送局と改称(送信施設なし)。
  • 1959年(昭和34年) - 鉄筋コンクリート局舎を建設。
  • 1960年(昭和35年) - 土浦通信部を開設。
  • 1961年(昭和36年)12月1日 - 日本初のUHF放送局・日立テレビ中継放送所の実験運用を開始。
  • 1962年(昭和37年) - 日立通信部を開設。
  • 1963年(昭和38年) - 日立テレビ中継放送所の本放送を開始。
  • 1967年(昭和42年) - 鹿島通信部を開設。
  • 1970年(昭和45年)4月6日 - 水戸放送局、FM放送を開始(呼出符号:JOEP-FM)。
  • 1973年(昭和48年) - 現在の水戸放送会館が落成、現在地に移転。
  • 1976年(昭和51年)7月17日 - 水戸放送局、テレビの中継放送を開始。
  • 1991年平成3年) - 土浦通信部を廃止、つくば報道室を開設。
  • 1998年(平成10年) - かしま報道室を開設。
  • 2004年(平成16年)10月1日 - 水戸放送局、地上デジタル総合テレビの放送を開始(呼出符号:JOEP-DTV)、地上デジタル教育テレビの中継を開始。
  • 2005年(平成17年)3月 - NHK水戸児童合唱団を設立。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 茨城県を含む全国29都府県でワンセグ放送を開始(総合テレビ、教育テレビともに、放送センターからの放送をサイマル放送)。
  • 2007年(平成19年)2月1日 - 水戸放送局、総合テレビのワンセグ放送を開始(放送センター発総合テレビのサイマル放送を終了)。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 - 東日本大震災が発生、茨城県内の災害報道に当たる。
    • 7月24日 - アナログ放送終了、同放送の中継放送所を停波、地上デジタル放送へ完全移行。
  • 2012年(平成24年)4月10日 - 水戸放送局、開局70周年。
  • 2014年(平成26年)
    • 10月1日 - 水戸放送局、総合テレビ放送開始10周年。
    • 10月4日 - 総合テレビ放送開始10周年を記念し、水戸放送会館にて「満てん!いばらきフェスタ」を開催(〜5日)。
  • 2022年令和4年)10月3日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[8]
  • 2023年(令和5年)4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部等)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。

放送局の主な周波数一覧[編集]

テレビ[編集]

  • 総合テレビは呼出符号:JOEP-DTVリモコンキーID1、親局所在地は水戸市森林公園。
  • それ以外は、全てNHK放送センターの管轄となっている。このため、筑波中継局は前述の理由により、デジタル放送の教育テレビは送信していない。
  • 2011年7月24日で放送を終了したアナログ放送は、UHF中継局実験の歴史的な経緯から、日立中継局が茨城県内の基幹局となっていた。
局名 デジタル アナログ
総合 教育 空中線
電力
総合 教育 空中線
電力
水戸 20ch 13ch 300W 44ch 46ch 30W
筑波 49ch 20W 45ch 47ch 10W
十王 47ch 39ch 10W 51ch 49ch 100W
日立 20ch 13ch 3W 52ch 50ch
山方 26ch 51ch 49ch 30W
常陸鹿島 31ch 16ch
日立神峰 13ch 40ch 42ch 0.3W
御前山 16ch 26ch 43ch 45ch 30W
竜神平 39ch 1W 10W
北茨城 42ch 40ch
奥久慈男体 31ch 26ch 35ch 37ch
里美 20ch 13ch 43ch 45ch
水府 51ch 49ch
笠間 31ch 39ch
岩瀬 52ch 26ch 44ch 55ch
大子 20ch 13ch 0.3W 51ch 49ch 3W
那珂湊 31ch 26ch 0.05W 37ch 39ch 10W
筑西(加波山) 52ch   3W  
神栖(千葉県銚子市) 44ch
古河(旭町) 52ch 1W
八郷(加波山) 20ch 13ch
局名 アナログ
総合 教育 空中線
電力
石岡 40ch 42ch 30W
江戸崎 50ch 48ch 10W
大洗 37ch 35ch 3W
日立中里 51ch 49ch
盛金 42ch 44ch
上金沢 43ch 45ch
町附 42ch 44ch
北茨城平潟 52ch 50ch 1W
美和高部
大子頃藤 43ch 45ch
鉾田
大洋北浦 44ch 46ch
日立白銀 51ch 53ch 0.5W
常陸太田 47ch 45ch
那珂湊平磯 36ch 34ch 0.1W
筑波神郡 50ch 52ch
水戸谷津 59ch 61ch
水戸金山 60ch 62ch

ラジオ[編集]

AM2波はNHK放送センターの管轄であり、中継局を設けていない。FM放送のみ。

  • 呼出符号:JOEP-FM
  • 水戸 83.2MHz 1kW
  • 日立 84.2MHz 100W
  • 大子 84.8MHz 10W
  • 北茨城 82.9MHz 100W

県域テレビ放送開始の経緯[編集]

茨城県では1971年郵政省(現・総務省)から県域民放テレビ局用の電波(周波数:アナログUHF34ch、映像出力:5kW、音声出力:1.25kW)が割り当てられた。これに対して、県域民放ラジオ局の茨城放送を含む8社が放送免許の申請を行ったが、多額の設備投資が必要であること、スポンサーの獲得が難しいことから、2004年までに全社が免許申請を取り下げた。また、デジタル化のため、電波の割り当てが取り消されることになった。

一方、委託放送事業者つくばテレビ(本社・東京都)は、1997年開局のパーフェクTV!(現在のスカパー!プレミアムサービス)で県域テレビ局のない茨城県の情報発信を目的とした「HITチャンネル・ほっと茨城テレビ」を開局した。しかし、スポンサーの獲得が難しく、加入者数も伸び悩んだため、わずか1年で閉局となり、別分野の専門チャンネルに転換した。

茨城県も、郵政省などに対して県域テレビ放送の開始を要望してきた。平成に入り、「那珂川水害」(1998年)や「JCO臨界事故」(1999年)などの大規模災害が発生したことから、住民に対する避難誘導や情報提供の体制を強化する目的で、県域テレビ放送の必要性が盛んに論議されるようになった。

アナログ総合テレビについては、関東地方の各都県では放送電波の逼迫などの理由から県域放送を見送り、放送センターからの広域放送を続けてきたが、デジタル化によって同一周波数中継(SFN)が可能になったことなどから、デジタル総合テレビでの県域放送の開始が検討されるようになった。ところが、茨城県を除く1都5県に所在する既存の県域民放テレビ局から経営圧迫を懸念する意見が出されたため、まずは県域民放テレビ局が存在しない茨城県で2004年に先行開始することになった。当時のNHK会長だった海老沢勝二は茨城県出身であり、県域放送開始に大きく貢献したといわれている。

次いで、2009年度から3か年の経営計画では、前橋宇都宮の両局について、地上デジタル放送への完全移行後に県域放送開始の検討を行うことが盛り込まれ、2012年4月1日に県域放送へ移行した。

支局[編集]

茨城県内の支局は全て報道専従支局で、旧報道室・通信部からの移行である。

情報カメラ[編集]

主な水戸局制作番組[編集]

総合テレビ[編集]

2023年4月3日現在[9]

  • いばっちゃお(金曜日 11:30 - 12:00[注釈 6]・2022年4月15日 - )
  • いば6(平日 18:10 - 19:00・2018年4月2日 - )
    両番組とも、祝日・年末年始は休止。また、大型連休の谷間(4月下旬から5月上旬)[注釈 7]・お盆(8月中旬)[注釈 8]や年末(12月28日まで)・年始第1週(1月4日・5日)[注釈 9]は通常の平日編成日でも原則として休止することがある[注釈 10]
  • 茨城スペシャル(不定期・金曜日 19:30 - 19:57、年8本程度。19:57 - 20:42、または19:30 - 20:42の場合あり)
  • キタカン+(不定期・金曜日 19:30 - 19:57、年2本程度。宇都宮局前橋局との共同制作)
  • スポーツ中継(不定期・土曜日、日曜日の午後)[注釈 11]
  • 全国高等学校野球選手権茨城大会 - 例年、準決勝・決勝を放送(平日 9:55、土日 10:05 - 試合終了まで[注釈 12]。11:53 - 12:20はサブチャンネルで放送[注釈 13]。また、開会式を中継する年もある。2021年度は放送なし。
  • NHK全国学校音楽コンクール 茨城県コンクール(小学校の部、中学校の部、高等学校の部。9月上旬の土曜日の午前)
  • 選挙開票速報 - 知事選・県議選・統一地方選挙後半戦及び国政選挙の執行日に放送。県内のみの場合は20:55 - 21:00及び21:50以降随時(2018年県議選では、20:55 - 21:00、21:50 - 22:50、22:55 - 23:00、翌0:05 - 0:10。一部関東甲信越ブロック向け)。国政選挙・統一地方選挙の場合は随時。

この他、クラシックコンサートやイベント中継などで茨城が特集された番組をマルチ編成のサブチャンネルで放送することがある。また、番組の合間のスポット[注釈 14]が水戸放送局のお知らせや制作番組の告知になる場合がある。

茨城県のニュース・気象情報[編集]

2015年度までは毎日県域放送枠を設けていたが、2016年度以降縮小し、NHK全体の働き方改革に伴い2018年度以降は平日のみの放送となった[10][9][11]。なお、原則として台風・大雨・地震などの災害時、主な県内の市町村長選挙[注釈 15]の翌日朝には、関東甲信越ブロック枠[注釈 16]を県域枠に変更して放送することがある[注釈 17]。また、特設ニュース中に中断して県域放送に切り替える場合もある。

月曜日 - 金曜日(祝日を除く)

『いば6』休止時は、18:45 - 19:00に茨城県のニュース・気象情報を放送する。また、その際には『茨城ニュース845』も原則として休止となる場合がある(2018年8月以降)。

新聞番組表の掲載[編集]

現在、以下の新聞で関東1都6県向けの朝刊テレビ面に茨城県向け独自内容の番組を掲載している。いずれも、メインテレビ欄は東京基準のものを載せており、茨城県向けの差し替えがある場合は「(茨城別)」などの但し書きがある。

FM放送[編集]

平日のみ県域ニュース、気象情報、交通情報、お知らせを放送。なお、『いば6』休止週は放送せず、関東甲信越ブロック版に差し替えとなる場合がある。また、インターネット配信は行っていない。

  • 11:50 - 12:00[注釈 24] 交通情報・気象情報・お知らせ
  • 12:15 - 12:20 ニュース・気象情報
  • 18:50 - 19:00 ニュース・交通情報・気象情報

他に、全国高等学校野球選手権茨城大会・秋季大会の準決勝・決勝の中継を行っている[注釈 25]。なお、高校野球中継の際には11:50 - 12:00の枠が休止となり、試合終了後か第1試合と第2試合の合間にニュースと気象情報のみ放送する。

8月下旬の平日の夕方にNHK全国学校音楽コンクール 茨城県コンクール(小学校の部、中学校の部、高等学校の部)も放送する。

終了した番組[編集]

「FM放送」以外の番組は地上デジタル放送総合テレビ。

  • FM水戸アップデート(FM放送、2000年10月2日 - 2009年3月27日
    • 特集コーナーでは、デジタル総合テレビで放送されたインタビューやスポーツコーナーなどの音声を使い回して放送したことがある。
  • fmまるとく茨城(FM放送、2003年4月 - 2004年9月)
    • 地上デジタルテレビ放送のパイロット番組。この番組のコーナーは、デジタル総合テレビ放送開始後、すべて『こんにちはいばらきわいわいスタジオ』に移行した。
  • こんにちはいばらきわいわいスタジオ(2004年10月4日 - 2009年3月18日
  • いばらきわいわいスタジオ(2004年10月1日 - 2009年3月27日)
  • 特報茨城(2008年3月まで月1回程度『特報首都圏』を差し替え)
  • とれたてワイドいばらき(平日 11:30 - 12:00・2009年4月2日 - 2015年3月19日
  • ニュースワイド茨城(平日 18:10 - 19:00・2009年3月30日 - 2015年3月27日)
  • いばスポFM(FM放送。不定期)
  • 茨城ニュース いば6(平日 18:10 - 19:00・2015年3月30日 - 2018年3月30日)
  • いばラジカル(FM放送、毎月第2土曜日 11:00 - 11:50・2015年4月11日 - 2018年3月10日)
  • いばっチャオ!(平日 11:40 - 12:00・2015年3月30日 - 2019年3月22日)
  • 金曜は!いばっチャオ(金曜日 11:30 - 12:00・2019年4月5日 - 2022年3月11日)
  • サタデーFM いばゆる(FM放送、毎月第2土曜日 11:00 - 12:00・2018年4月14日 - 2021年3月13日)
    基本的に月1回、第2土曜日の放送だが、前後した月もあったほか、2018年度は第4土曜日に増刊号と称した月2回目の放送があった月もある。2019年8月・10月、2020年4月・8月は放送がなかった。2020年5月・2021年2月は第1土曜に放送した。なお、放送終了後の聴き逃し配信を行っていた。
    2019年11月は17日(日)に、「きょうだけ! サンデーFM いばゆる 公開放送@大洗あんこう祭」と題し、大洗あんこう祭会場から公開放送を実施した(12:15 - 14:00)。2021年1月9日は12:30 - 14:00、3月13日(最終回)は11:00 - 12:00・12:30 - 14:00の拡大版として放送した。

終了したニュース・気象情報[編集]

祝日・年末年始は2015年度、土曜日・日曜日は2017年度で終了し、関東甲信越ブロックのニュース・気象情報に変更された。

月曜日 - 金曜日(祝日を除く)
土曜日・日曜日・祝日
  • 6:50 - 7:00 ニュース・気象情報(土曜日。NHKニュースおはよう日本内)※2009年3月終了
  • 7:55 - 8:00 ニュース・気象情報(土曜日。NHKニュースおはよう日本関東甲信越内)※2009年3月終了
  • 7:40 - 7:45 ニュース・気象情報(日曜日。NHKニュースおはよう日本内)※2009年3月終了
  • 7:25 - 7:30 ニュース・気象情報(祝日。NHKニュースおはよう日本内)※2009年3月終了
  • 11:57 - 12:00 気象情報 ※2014年3月終了
  • 12:10 - 12:15 ニュース
  • 18:45 - 18:58.55 ニュース・気象情報(18:53 - 18:55は全国の気象情報)
2016・2017年度は土曜日・日曜日が祝日と重なった場合は曜日通りに放送していた。
  • 20:55 - 21:00 ニュース・気象情報 ※2009年3月終了
年末年始(12月29日 - 1月3日
  • 12:10 - 12:15 ニュース
  • 18:50 - 19:00 ニュース・気象情報(18:55 - 18:57は全国の気象情報)

アナウンサー・キャスター[編集]

  • 氏名の後の*は、過去に水戸局勤務経験があることを示す。
氏名 前任地 担当番組 備考
アナウンサー
小松宏司* 東京アナウンス室 アナウンス担当副部長
アナウンスグループ統括
茨城県のニュース
保里小百合 いば6
(キャスター)
森花子* あさイチ
(本部制作・北関東地域リポーター)
和田哲 新潟 茨城県のニュース
浅井僚馬 広島 各種スポーツ中継
茨城県のニュース
契約キャスター
尼子佑佳 釧路 いばっちゃお
(キャスター・リポーター)
西野侑里
蓑輪史織 茨城放送 いば6
(キャスター)
三島早織 松山[注釈 26]
気象予報士
福嶋アダム 山形 いばらき気象情報
いば6
いばっちゃお
オフィス気象キャスター所属
  • 各契約キャスターは、FM放送の県域放送も担当する(2018年度以前はおはよう日本内の県域ニュースも担当していた)。
  • いばっちゃお - 尼子、西野のどちらか(基本的にその週のリポート担当)がMC。『いば6』のキャスターもリポーターを担当することがあり、その場合はリポートのアンカーとして出演する[注釈 27]。スポーツ関係の特集等の時には浅井が出演することがある。
    リポートを『いば6』や首都圏向け番組(おはよう日本関東甲信越、ひるまえ ほっと首都圏ネットワークなど)で放送する時にも各番組に出演する。

その他関連人物[編集]

  • 宮本愛子 (アナウンサー)(元大阪、東京、甲府、さいたまでアナウンサー、ラジオセンタースタッフを経て、水戸副局長→水戸局長)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 現・日本テレビ放送網のコールサイン。
  2. ^ 水戸市など一部の県央地区でも東京局を受信している世帯あり[要出典]
  3. ^ 鹿嶋市・神栖市など一部の鹿行地区でも東京局の千葉県内の中継局(銚子小見川佐原の各中継局)を受信している世帯あり。
  4. ^ 銚子中継局を受信している世帯向けの域外中継局として千葉県銚子市に設置。
  5. ^ ただし、茨城放送では2015年8月17日よりFM補完放送が開始されている。
  6. ^ EPG上は11時54分(緊急警報放送の試験放送を行う日は11時53分)以降の気象情報と別番組扱い。
  7. ^ 2019年の大型連休は皇位継承の影響で全て祝日・休日となったため、この期間の県域放送は全くなかった。なお、2020年以降はこの期間の休止日は設けず放送しているが、2022年5月6日の『いばっちゃお』は平日編成日であったものの休止となった。
  8. ^ 2018年度から、『いば6』のみ。『いばっチャオ!』→『金曜は!いばっチャオ!』→『いばっちゃお』は全国高校野球選手権大会中継のため元々放送予定なし。
  9. ^ 2019年1月4日は平日編成日であったが、定時ニュースや『ニュース7』・『連続テレビ小説』以外の通常番組はほぼ休止だった。
  10. ^ 『いばっちゃお』休止日は『ひるまえほっと』を臨時ネットしている。2019年度は10月18日、12月27日、2020年3月27日。2020年度以降は、国会中継等が11:30を越えることが見込まれる場合は短縮せず休止としている。
  11. ^ 放送計画・番組一覧の中に記載はない。2020年度は平日夜間と土曜日午後に1回ずつのみの2回、2021年度は土曜日午後の1回のみだった。
  12. ^ 2019年以前は平日も10:05から
  13. ^ サブチャンネルでの放送は2019年から。2018年以前は11:54 - 12:20、12:45 - 13:05は中断。12:15からの茨城県のニュース内でも一部放送することがある。2022年は、準決勝ではちょうど試合のインターバルに当たったためマルチ編成を行わなかった。決勝は13:00まで放送し、連続テレビ小説を13:05 -13:20に放送した。
  14. ^ 主に平日 9:54 - 9:55、12:43 - 12:45までの間など ※全国のニュース延長・国会中継・スポーツ中継(高校野球と夏季・冬季オリンピック)を除く。
  15. ^ 2019年度までは国政選挙や統一地方選挙後半戦の告示・公示日、投票日、その翌日にニュース枠を設けていたが、2021年度から取りやめた(2020年度は対象の選挙なし)。
  16. ^ 平日 5:56 - 6:00、6:55 - 7:00、7:45(7:55) - 8:00、15:07 - 15:10、日曜 7:40 - 7:45、祝日 7:25 - 7:30、土日祝 5:55 - 6:00、6:55 - 7:00、12:10 - 12:15(全国ニュース拡大の場合は後ろ倒し)、18:45 - 19:00(18:53 - 55に全国の気象情報を挟み59分で終了、または18:53までの場合あり)、20:55 - 21:00(土曜日のみ20:50 - 20:55 ※2022年度から)。2019年度以前から、放送がある時にはEPG上の番組が「茨城県のニュース」などとして独立することがあった。
  17. ^ それ以外では2016年12月29日(年末年始編成)の6:10 - 6:15、7:15 - 7:20の関東甲信越ブロック枠を振り替え、前日発生した最大震度6弱の茨城県北部地震の被害の続報を放送した事例がある。
  18. ^ 緊急警報放送の試験放送を行う日は11:56 - 11:59。
  19. ^ 選挙の経歴放送などで全国の気象情報が関東地方で放送されないか茨城県でネット返上となる場合、番組表上の表記タイトルは「茨城県の気象情報」となる。
  20. ^ 昼のニュースと茨城ニュース845で使用しているニューススタジオから30秒程度、挨拶→気象の解説をしてから県内の情報カメラに切り替わる。なお、大型連休の谷間やお盆、年末年始は『いばっチャオ!』→『金曜は!いばっチャオ』→『いばっちゃお』、『いば6』がない週に気象予報士が不在の場合は正午の全国のニュースの後の12:15 - 12:20 茨城県のニュースを担当するアナウンサーが伝える。
  21. ^ 全国ニュース拡大の場合は後ろ倒し。また、後続の番組の放送時間の関係で前倒しとなる場合もある。
  22. ^ 2020年3月30日から、EPG上では全国ニュース枠と別番組扱いとなった。番組名は2021年度までは「茨城県のニュース」、2022年度は「ニュース(茨城)」
  23. ^ 関東地方の中で、この時間帯のニュースで県域放送を行っているのは茨城県(水戸局)のみである(他の1都5県は、東京・首都圏局からの関東地方向けニュースを放送)。そのため、13:05 - 13:55の『列島ニュース』(国会中継・重大ニュース時や高校野球期間中は休止)でも、2週に1,2回程度、水戸局発のニュースが全国放送されている。
  24. ^ 緊急警報放送の試験放送を実施する日は11:59まで。
  25. ^ 2021年の選手権大会(夏)は決勝のみ。
  26. ^ 松山局退局後、FMかしまでパーソナリティーとして活動歴あり。
  27. ^ 2019年度には『いば6』の中継リポートの再放送時に、担当キャスターや中村慶子(当時、NHK水戸放送局アナウンサー。2019年度にはMCを担当することもあった)が出演することがあったが、男性アナウンサーは出演しなかった。2020年以降は原則出演せず、MC担当のみで進行するようになっている。

出典[編集]

  1. ^ a b 放送エリアのめやす(Dpa)
  2. ^ 2012年10月9日開催・同年10月26日公表の日本放送協会第1175回経営委員会議事録より。
  3. ^ NHK関東広域圏、地上デジタルテレビ放送中継局ロードマップ、総務省2009年9月28日
  4. ^ 茨城県地上デジタルテレビ放送のエリアのめやす” (PDF). 茨城県域地上デジタル放送受信ガイド. 日本放送協会. 2009年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月28日閲覧。
  5. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の放送エリアに係る変更許可について ≪茨城県筑波中継局の放送エリアの拡大≫”. 関東総合通信局 (2011年8月18日). 2011年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月6日閲覧。
  6. ^ a b Q&A - 県西部・県南部にお住まいの方へ”. NHK水戸放送局. 2022年6月22日閲覧。
  7. ^ 県西部・県南部にお住まいの方へ”. NHK水戸放送局. 2022年6月22日閲覧。
  8. ^ NHKプラスで“ご当地ニュース”の地域を10月に拡大”. NHK広報局 (2022年9月7日). 2023年1月27日閲覧。
  9. ^ a b 2022年度 関東甲信越地方向け地域放送番組編集計画 (PDF)
    2022年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF)
  10. ^ 茨城県のニュース・気象情報 放送時間のご案内 - NHK水戸放送局
  11. ^ 2019年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF) - NHK経営情報 国内放送番組の種別

外部リンク[編集]