カリス (ギリシア神話)

ジョン・フラックスマンが描いた『イーリアス』イラスト(1793年)。左から、テティス、カリス、ヘーパイストス

カリス古希: Χαρις, Charis, Kharis)は、ギリシア神話に登場する優雅、優美さの女神。主に美貌、魅力、創造力を司る。美と優雅である三女神・カリスと通り名が一致している。

ホメーロスによれば「光る面紗の美はしきカリス」と呼ばれ、鍛冶神・ヘーパイストスの妻とされる[1]ヘーシオドスの挙げるアグライアーと同一視された。

脚注[編集]

  1. ^ イーリアス』18巻382。

関連項目[編集]