アレク・トーマス

アレク・トーマス
*Alek Thomas*
アリゾナ・ダイヤモンドバックス #5
	2023年8月19日
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	イリノイ州シカゴ
生年月日	2000年4月28日（24歳）
身長; 体重	5' 11" ＝約180.3 cm; 175 lb ＝約79.4 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	外野手
プロ入り	2018年 MLBドラフト2巡目
初出場	2022年5月8日
年俸	$542,286（2022年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	マウントカーメル高等学校（英語版）; アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2022 - );
国際大会
代表チーム	メキシコ
WBC	2023年
	この表について

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アレック・トーマス

アレク・トーマス（Alek Thomas, 2000年 4月28日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロ野球選手（外野手）。左投左打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。

経歴[編集]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2018年のMLBドラフト2巡目（全体63位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され^[1]、プロ入り。なお、契約しない場合はテキサスクリスチャン大学へ進学の予定であった^[2]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイ（英語版）でもプレーし、2球団合計で56試合に出場して打率.333、2本塁打、27打点、12盗塁を記録した。

2019年はA級ケーンカウンティ・クーガーズとA+級バイセイリア・ローハイドでプレーし、2球団合計で114試合に出場して打率.300、10本塁打、55打点、15盗塁を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出された^[3]。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。

2021年はAA級アマリロ・ソッドプードルズとAAA級リノ・エーシズでプレーし、2球団合計で106試合に出場して打率.313、18本塁打、59打点、13盗塁を記録した。

2022年は開幕をAAA級リノで迎え、5月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[4]。メジャーデビューとなった同日のコロラド・ロッキーズ戦では「8番・中堅手」で先発出場して5回裏の第2打席にはメジャー初安打となる二塁打を放った^[5]。

2023年開幕前の2月9日にWBCメキシコ代表に選出された。

選手としての特徴[編集]

攻守に高い潜在能力を見せる外野手であり、打撃ではコンパクトな振りながら広角に快打を飛ばす。俊足を生かした中堅守備も高評価だが、肩は弱い^[6]。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2022	ARI	113	411	381	45	88	17	1	8	131	39	4	3	0	5	22	0	3	74	6	.231	.275	.344	.619
2023	ARI	125	402	374	51	86	17	5	9	140	39	9	1	2	3	19	1	4	86	5	.230	.273	.374	.647
MLB：2年		238	813	755	96	174	34	6	17	271	78	13	4	2	8	41	1	7	160	11	.230	.274	.359	.633

2023年度シーズン終了時

WBCでの打撃成績[編集]

年度	代表	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率
2023^[7]	メキシコ	6	22	20	6	4	0	0	0	4	0	2	0	0	1	0	1	5	0	.200	.273	.200

年度別守備成績[編集]

年度	球団	中堅（CF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	ARI	112	311	4	3	2	.991
2023	ARI	117	278	5	2	4	.993
MLB		229	589	9	5	6	.992

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

5（2022年 - ）

記録[編集]

MiLB

オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2019年）

代表歴[編集]

2023 ワールド・ベースボール・クラシック・メキシコ代表

脚注[編集]

^ Pat Disabato (2018年6月5日). “Mount Carmel's Josh Stowers and Alek Thomas taken nine picks apart in second round of MLB draft” (英語). Chicago Tribune. 2021年4月25日閲覧。
^ Bob Narang (2017年2月11日). “Mount Carmel's Alek Thomas commits to TCU for baseball, football” (英語). Chicago Tribune. 2021年4月25日閲覧。
^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2018年7月6日). 2021年4月25日閲覧。
^ Darragh McDonald (2022年5月8日). “Diamondbacks To Promote Alek Thomas” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月12日閲覧。
^ “Colorado Rockies vs Arizona Diamondbacks Box Score: May 8, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年9月12日閲覧。
^ 「2021 プロスペクト・ランキング100」『隔月刊スラッガー』2021年5月号日本スポーツ企画出版社 64頁
^ 2023 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年3月27日閲覧

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
Alek Thomas stats MiLB.com （英語）
Alek Thomas (@athomas22) - X（旧Twitter）
Alek Thomas (@alekthomas22) - Instagram

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[1] Pat Disabato (2018年6月5日). “Mount Carmel's Josh Stowers and Alek Thomas taken nine picks apart in second round of MLB draft” (英語). Chicago Tribune. 2021年4月25日閲覧。

[2] Bob Narang (2017年2月11日). “Mount Carmel's Alek Thomas commits to TCU for baseball, football” (英語). Chicago Tribune. 2021年4月25日閲覧。

[3] “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2018年7月6日). 2021年4月25日閲覧。

[4] Darragh McDonald (2022年5月8日). “Diamondbacks To Promote Alek Thomas” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月12日閲覧。

[5] “Colorado Rockies vs Arizona Diamondbacks Box Score: May 8, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年9月12日閲覧。

[6] 「2021 プロスペクト・ランキング100」『隔月刊スラッガー』2021年5月号日本スポーツ企画出版社 64頁

[7] 2023 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年3月27日閲覧

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表話編歴アリゾナ・ダイヤモンドバックスロースター
投手	22 ローガン・アレン 50 ミゲル・カストロ（故障者リスト） 43 スレイド・セコーニ（英語版） 65 ルイス・フリアス 23 ザック・ガレン 37 ケビン・ジンケル 47 トミー・ヘンリー（英語版） 99 ドレイ・ジェイムソン（故障者リスト） -- ジョー・ジャック（英語版） 40 ブライス・ジャービス（英語版） 29 メリル・ケリー（故障者リスト） 35 ジョー・マンティプリー 63 ジャスティン・マルティネス（英語版） 30 スコット・マクガフ 64 クリスチャン・メナ（英語版） 52 ジョーダン・モンゴメリー 24 カイル・ネルソン（故障者リスト） 19 ライン・ネルソン（故障者リスト） 32 ブランドン・ファート 57 エドゥアルド・ロドリゲス（故障者リスト） 27 アンドリュー・サールフランク（英語版） 38 ポール・シーウォルド（故障者リスト） 81 ライアン・トンプソン 87 ブレイク・ウォルストン
捕手	16 タッカー・バーンハート 11 ホセ・ヘレーラ（英語版） 14 ガブリエル・モレノ
内野手	9 ブレイズ・アレクサンダー（英語版） 10 ジョーダン・ロウラー 4 ケーテル・マルテ 18 ケビン・ニューマン 2 ヘラルド・ペルドモ（故障者リスト） 28 エウヘニオ・スアレス 53 クリスチャン・ウォーカー
外野手	1 ホルヘ・バロサ（英語版） 7 コービン・キャロル 15 ランドル・グリチャック 12 ルルデス・グリエル・ジュニア 31 ジェイク・マッカーシー 3 ジョク・ピーダーソン 26 ペイビン・スミス 5 アレク・トーマス（故障者リスト）
監督・コーチ	17 トーリ・ロブロ（監督） 82 ジェフ・バニスター（ベンチコーチ） 74 ジョー・マザー（英語版）（打撃コーチ） 75 ダミオン・イーズリー（打撃コーチ補佐） 78 ドリュー・ヘドマン（英語版）（打撃コーチ補佐） 73 リック・ショート（打撃コーチ補佐） 72 ブレント・ストローム（投手コーチ） 76 ダン・カールソン（投手コーチ補佐） 39 デーブ・マッケイ（英語版）（一塁コーチ） 21 トニー・ペレジカ（英語版）（三塁コーチ） 71 マイク・フェターズ（ブルペンコーチ）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年4月23日更新

表話編歴野球メキシコ代表 - 2023 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	30 ベンジー・ギル
コーチ	9 ビニー・カスティーヤ（ベンチコーチ） 18 ジェイコブ・クルーズ（打撃コーチ） 70 ボビー・マガヤネス（打撃コーチ） 12 ギル・ベラスケス（一塁コーチ） 21 トニー・ペレジカ（三塁コーチ） 15 ホラシオ・ラミレス（ブルペンコーチ）
投手	7 フリオ・ウリアス（途中離脱） 14 ジョジョ・ロメロ 16 サムエル・サスエタ 23 エルビエル・アルメンタ 33 ヘラルド・レイエス（英語版） 43 パトリック・サンドバル 46 セサル・バルガス 48 ジェイク・サンチェス（英語版） 49 ヘスス・クルーズ（英語版） 50 マニー・バレダ（英語版） 53 ロエル・ラミレス（英語版）（途中参加） 55 エイドリアン・マルティネス（英語版） 59 ホセ・ウルキディ 65 ジオバニー・ガジェゴス 77 ハビエル・アサド 85 ルイス・セッサ（途中離脱） 99 タイフアン・ウォーカー
捕手	15 オースティン・バーンズ 51 アレクシス・ウィルソン（英語版）
内野手	3 ルイス・ウリアス 11 ロウディ・テレス 13 アラン・トレホ 17 イサーク・パレデス 32 ジョーイ・メネセス 38 ロベルト・バレンズエラ 62 ジョナサン・アランダ
外野手	2 ジャレン・デュラン 5 アレク・トーマス 24 ホセ・カルドナ（英語版） 27 アレックス・ベルドゥーゴ 56 ランディ・アロサレーナ