白髪岳

白髪岳
白髪岳を松尾山より望む
標高 721.8 m
所在地 兵庫県丹波篠山市
位置 北緯35度2分45.61秒 東経135度8分5.5秒 / 北緯35.0460028度 東経135.134861度 / 35.0460028; 135.134861
山系 丹波高地
白髪岳の位置(兵庫県内)
白髪岳
白髪岳
白髪岳 (兵庫県)
白髪岳の位置(日本内)
白髪岳
白髪岳
白髪岳 (日本)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

白髪岳(しらがたけ)は兵庫県丹波篠山市にある標高721.8 mである。加古川水系と武庫川水系の分水嶺

概要[編集]

白髪岳(しらがたけ)は、関西百名山の一つで、南側から望めば、綺麗な両肩をいからせたような山容が特徴で、丹波富士とも称される[1]。頂上からはほぼ360度の展望が可能[2]で、二等三角点が存在する。隣に位置する松尾山(高仙寺山)688.0 mとは続き尾根となっており、双方の登山が周回ルートにもなる。

松尾山は山頂に松尾城本丸跡や高仙寺跡(酒井城)などの史跡があり、波多野氏傘下の酒井党の支城が点在している。高仙寺城は、矢代酒井党の惣領主水介氏治が築いたとされ、氏治は南矢代城を本拠にしていたが、明智光秀の丹波攻めが始まると、さらに酒井党が割拠する諸城の要城として、標高もある峻険な松尾山上に新たな城を築いたという。他に、千年杉高仙寺の僧侶の墓である卵塔群、三基の石仏阿弥陀堂跡、愛宕堂や高仙寺本堂跡、などの史跡も残る。

白髪岳へはJR西日本福知山線古市駅が最寄駅となる。

登山[編集]

  • 住山ルート 古市駅から約500 m西進し天神川沿いに北上、住山から取り付くのが一般的。
  • 文保寺ルート 味間の文保寺から松尾山 - 白髪岳とたどるコース。

アクセス[編集]

画像解説[編集]

三田市からの白髪岳と松尾山
松尾山と白髪岳を北東から望む
松尾山尾根道
山頂標
白髪岳山頂180度展望(左端が松尾山、右側は三田市の山々)

脚注[編集]

  1. ^ 中村圭志・橋本敬二「新・分県登山ガイド27兵庫県の山」山と渓谷社(2008年2月)ISBN 978-4-635-02327-6、60ページ
  2. ^ Google ストリートビュー 白髪岳”. Google ストリートビュー (2015年10月). 2017年12月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]