丹沢山

丹沢山
仏果山より望む丹沢山 (写真中央) ※説明画像
(2009年11月撮影)
標高 1,567.1 m
所在地
位置 北緯35度28分27秒 東経139度09分46秒 / 北緯35.47417度 東経139.16278度 / 35.47417; 139.16278座標: 北緯35度28分27秒 東経139度09分46秒 / 北緯35.47417度 東経139.16278度 / 35.47417; 139.16278
山系 丹沢山地
種類 山塊
丹沢山の位置(日本内)
丹沢山
丹沢山の位置
プロジェクト 山
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丹沢山(たんざわさん・たんざわやま)は丹沢山地丹沢主脈にある標高1,567 mの山。 神奈川県相模原市緑区愛甲郡清川村足柄上郡山北町の境界に位置し、周辺の山々と共に丹沢大山国定公園に指定されている。

概要[編集]

元々、丹沢山とは丹沢中央部に連なる山々の総称であったが、明治時代の測量時に当山に一等三角点が設置され、その仮称として丹沢山と名付けられたのがそのまま現在へと至り、一峰の山名となっている。しかし、深田久弥日本百名山に選んだ丹沢山とはこの山塊中の一峰ではなく、丹沢中央部に連なる山々の総称であるとされている。

「丹沢山麓の伝統的景観保全・復元活動」で、平成15年度国土交通省手づくり郷土賞(地域活動部門) 受賞[1]

主な出来事[編集]

登山[編集]

山小屋[編集]

山頂に山小屋「丹沢山 みやま山荘」がある(住所は神奈川県愛甲郡清川村字丹沢山1761)[5]。通年営業。建物は2004年に建て替えられた。宿泊料金は、素泊まり6,000円、朝食1,200円、夕食1,800円(2023年5月現在)。自炊室はない[6]

主な登山ルート[編集]

太字は登山口

登山道の荒廃[編集]

丹沢山系は、首都圏に近いことから、登山道が踏圧による洗掘と流水による土砂流出、拡幅したりすることにより大量の土壌の流出や裸地化を招き、荒廃しているという指摘がある[8][9]

周辺の山[編集]

丹沢主脈(北西)

丹沢主脈(南)

丹沢三峰

[10]

フィクションにおける丹沢山[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 丹沢山麓の伝統的景観保全・復元活動”. 手づくり郷土賞 平成15年度 地域整備部門. 国土交通省. 2022年2月28日閲覧。
  2. ^ 私たちのくらしと丹沢”. 丹沢大山自然再生委員会. 2023年9月20日閲覧。
  3. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、76頁。ISBN 9784816922749 
  4. ^ 「丹沢について」のページ”. 神奈川県 (2023年4月28日). 2023年9月20日閲覧。
  5. ^ 特則承認を受けた液化石油ガス販売事業者及び対象となる山小屋等一覧”. 経済産業省. 2022年2月28日閲覧。
  6. ^ 連絡先*料金*規約”. みやま山荘. 2023年5月15日閲覧。
  7. ^ a b c d e 『丹沢』 2013年版、昭文社〈山と高原地図 28〉、2013年。ISBN 978-4-398-75886-6 
  8. ^ 橋本敏「登山道の荒廃とオーバーユース」『神奈川県自然環境保全センター自然情報』第2号、2003年、23-26頁、2023年7月23日閲覧 
  9. ^ 中村洋介「丹沢における登山道荒廃の過程とその要因」『地域学研究』第13号、駒澤大学応用地理研究所、2000年、25-48頁。 
  10. ^ 丹沢登山”. 神奈川県. 2023年7月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]