中村プロダクション

有限会社中村プロダクション
Nakamura Production co.,ltd.
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
171-0052
東京都豊島区南長崎5丁目29番10号
島忠ビル1F
本店所在地 171-0051
東京都豊島区長崎4丁目4番7号
設立 1974年7月[1]
業種 情報・通信業
法人番号 2013302007461 ウィキデータを編集
事業内容 アニメーションの動画・原画の作画[1]
代表者 代表取締役 中村明[1]
資本金 500万円[1]
従業員数 80名[1]
関係する人物 #中村プロダクション出身者参照
外部リンク www.nakamura-pro.com ウィキデータを編集
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有限会社中村プロダクション(なかむらプロダクション、: Nakamura Production co.,ltd.)は、アニメーション制作のうち、作画作業の請負を主な事業内容とする日本の企業。

概要・沿革[編集]

中学卒業と同時に虫プロダクションへ入社してアニメーターとして活動開始した中村(後、滝川に改姓)一夫が、虫プロの倒産後、第一動画、ONプロなどを経て弟の中村明(西城明、中村彬良、中村太一)らと1974年に設立した作画スタジオである。人員はほぼ作画スタッフのみ。

1970年代には東映動画(現・東映アニメーション)のロボットアニメマジンガーZ』『ゲッターロボ』『マグネロボ ガ・キーン』『鋼鉄ジーグ』などに参加し、『宇宙大帝ゴッドシグマ』『百獣王ゴライオン』など東映本社作品にも関わってきた。1970年代の東映ロボットアニメを語る上で欠かせない存在という声もある[2]。出身となる虫プロの流れを引くアニメ制作会社サンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)には1973年の『ゼロテスター』に参加。同社のポストプロダクション的存在とみなされ、サンライズ作品の原画動画を受け持つのが中心である。その他、東京ムービー新社キョクイチ東京ムービー→トムス・エンタテインメントの作品も殆ど関わっている。また、大手制作会社に匹敵する人数と規模かつ信頼の高い会社で、サンライズや東映アニメーション、トムス・エンタテインメントに限らず幅広く他社作品を受け持ち、殆どの制作会社の作画を受け持つ。一時的はディズニーの子会社であるディズニー・テレビジョン・アニメーション及びディズニートゥーン・スタジオの作画も受け持っていた。

参加作品[編集]

テレビアニメ[編集]


他多数参加

劇場アニメ[編集]

OVA[編集]

ビデオゲーム[編集]

中村プロダクション出身者[編集]

在籍者、または元在籍者のうち、アニメーター等として知られる人の代表例を以下に記す。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 有限会社中村プロダクションの求人・中途採用情報”. リクナビNEXT. リクルート. 2022年2月2日閲覧。
  2. ^ 赤星政尚『鉄の城 マジンガーZ解体新書』講談社1998年

参考資料[編集]

  • アニメージュ』(徳間書店1981年3月号)
  • 赤星政尚『鉄の城 マジンガーZ解体新書』講談社、1998年
  • 赤星政尚他『不滅のスーパーロボット大全 マジンガーZからトランスフォーマー、ガンダムWまで徹底大研究』二見書房、1998年

外部リンク[編集]