中川区

なかがわく ウィキデータを編集
中川区
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
名古屋市
市町村コード 23110-0
面積 32.02km2
総人口 217,414[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 6,790人/km2
隣接自治体
隣接行政区
名古屋市熱田区中区中村区港区
あま市海部郡大治町蟹江町
区の木 クロマツ
区の花 ハボタン
中川区役所
所在地 454-8501
愛知県名古屋市中川区高畑一丁目223番地
北緯35度8分29.4秒 東経136度51分17.3秒 / 北緯35.141500度 東経136.854806度 / 35.141500; 136.854806座標: 北緯35度8分29.4秒 東経136度51分17.3秒 / 北緯35.141500度 東経136.854806度 / 35.141500; 136.854806
中川区役所
中川区役所
外部リンク 名古屋市中川区
中川区の県内位置中川区位置図
ウィキプロジェクト

中川区(なかがわく)は、愛知県名古屋市にある行政区。名古屋市を構成する16区のうちのひとつで、1937年(昭和12年)10月1日に誕生した。

概要[編集]

中川の名は中川運河から。中川区荒子は金沢100万石加賀藩の始祖前田利家の生まれ故郷である。区の西側は市内でも有数の田園地帯が広がっているが、近年になって宅地化が進んだ。庄内川の西に位置する富田地区(旧海部郡富田町)は、1955年(昭和30年)10月1日に名古屋市と合併、中川区に編入された。なお富田地区には富田支所が設置されている(分区問題も参照)。

地理[編集]

中川運河(長良橋にて)

位置[編集]

名古屋市西部に位置し、全域が平坦である。ほとんどの地域が海抜ゼロメートル地帯であり、海水面より低い地域も多い。

地形[編集]

河川[編集]

主な川

地域[編集]

地名[編集]

人口[編集]

中川区の人口の推移
2000年(平成12年) 210,220人
2005年(平成17年) 216,008人
2010年(平成22年) 221,620人
2015年(平成27年) 220,181人
2020年(令和2年) 220,079人
総務省統計局 国勢調査より[1]

隣接自治体・行政区[編集]

名古屋市の行政区
他の市町村

歴史[編集]

古代[編集]

中世[編集]

戦国時代

近世[編集]

江戸時代

近代[編集]

大正時代

近現代[編集]

昭和時代(戦前)
昭和時代(戦後)
  • 1955年昭和30年)10月1日 - 海部郡富田町名古屋市に編入合併。中川区の一部となる(現在の中川区のうち、おおよそ庄内川より西側にあたる)。このとき富田地区には富田支所が設置された。

政治[編集]

行政[編集]

役所[編集]

区役所
  • 名古屋中川区役所
    • 中川区役所富田支所
  • 露橋コミュニティーセンター

分区問題[編集]

中川区は、人口が市内の行政区の中で緑区に次いで多いことや、富田地区と残部とがおおよそ庄内川によって区切られており、歴史的にも富田地区は旧海部郡、残部は旧愛知郡であることから、分区がたびたび議論となっている。

2009年には、富田支所管内より分区を求める要望書が議長及び市長に提出されており、この申し入れには、この地区に住む1万7000人以上の署名が行われている。また、2005年の富田地区合併50周年に行ったアンケートによると、アンケート回答者のうち83.7%の人が分区について必要と考えていると回答している[2]

また、富田地区の名古屋市合併50周年記念誌には、50年後の富田地区の夢の一つとして分区が挙げられている[3]

なお、市当局は、行政区の適正規模は人口おおむね10万人から20万人程度であり、分区は25万人から30万人を超える状況でかつ現状の問題が区の再編によってしか解消できない場合に検討していくこととしており、当面は現行の16行政区を維持する方針である[4]

出先機関・施設[編集]

国家機関[編集]

自衛隊愛知地方協力本部

国土交通省[編集]

厚生労働省[編集]

防衛省[編集]

自衛隊

財務省[編集]

国税庁

施設[編集]

警察[編集]

本部
交番

消防[編集]

消防署
  • 名古屋市中川消防署
出張所

医療・福祉[編集]

主な病院

郵便局[編集]

主な郵便局
  • 中川郵便局
  • 名古屋愛知町郵便局
  • 名古屋助光郵便局
  • 名古屋千音寺郵便局
  • 名古屋戸田郵便局
    • 名古屋戸田団地内郵便局
  • 名古屋中郷郵便局
  • 名古屋西日置郵便局
  • 名古屋春田郵便局

文化施設[編集]

図書館
劇場
博物館・記念館

運動施設[編集]

対外関係[編集]

国際機関[編集]

領事館[編集]

名誉領事館

経済[編集]

荒子にある前田利家の騎馬像

第二次産業[編集]

工業[編集]

第三次産業[編集]

商業[編集]

主な繁華街
主な商店街
  • 尾頭橋商店街
主な商業施設
主な娯楽施設

本社を置く企業[編集]

上場企業
その他の主な企業

拠点を置く企業[編集]

情報・生活[編集]

中部電力長良町変電所
露橋水処理センター

ライフライン[編集]

電力[編集]

ガス[編集]

上下水道[編集]

電信[編集]

処理施設[編集]

  • 名古屋市富田清掃工場

教育[編集]

藤田医科大学 名古屋教育病院
愛知県立中川商業高等学校
名古屋市立富田高等学校
名古屋市立西養護学校

大学[編集]

中川区に大学は設置されていない。ちなみに、1950年10月、当時の名古屋ミシン工芸女学校を母体に翌年文部省(当時に)名古屋服装短期大学の設置認可の申請を行っていたが不認可となり、設立を断念した。詳細は同記事を参照のこと。

私立

専修学校[編集]

高等学校[編集]

県立
市立

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

特別支援学校[編集]

市立
私立

学会[編集]

交通[編集]

八田駅
高畑駅出入口

鉄道[編集]

鉄道路線[編集]

東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線:(名古屋市中村区)- 尾頭橋駅 -(名古屋市中区)
※ 区内には中央本線も通るが、駅はない(尾頭橋駅には中央本線のホームはなく、停車しない)。最寄りは金山駅(金山総合駅)。
CJ 関西本線:(名古屋市中村区) - 春田駅 -(海部郡蟹江町)
名古屋鉄道(名鉄)
NH 名古屋本線:(名古屋市中村区)- 山王駅 -(名古屋市熱田区)
近畿日本鉄道(近鉄)
E 名古屋線:(中村区)- 近鉄八田駅 - 伏屋駅 - 戸田駅 -(海部郡蟹江町)
名古屋臨海高速鉄道
西名古屋港線(あおなみ線):(名古屋市中村区)- 小本駅 - 荒子駅 -(名古屋貨物ターミナル駅)- 南荒子駅 - 中島駅 -(名古屋市港区)
※ このほか、金山駅(金山総合駅)も区境に近い。
※ 区役所は地下鉄高畑駅とあおなみ線荒子駅の中間あたりに位置する。

地下鉄[編集]

名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)
東山線高畑駅 - 八田駅
※ 東山線の車庫が高畑に存在する。
※ 地下鉄東山線の八田駅は中川区にあるが、JR八田駅と近鉄八田駅は区境付近の中村区にある。
※ 区の東部の柳川町に名港線が約100m通っているが、駅はない。この付近の最寄り駅は金山駅・日比野駅。
※ また同じ地下鉄名港線の六番町駅も熱田区にあるものの、区境に近い。

廃止された鉄道路線[編集]

日本貨物鉄道(JR貨物)
名古屋港線:(名古屋市中村区)-(山王信号場)- ナゴヤ球場正門前駅(廃止)-(八幡信号場)-(名古屋市港区)

バス[編集]

名古屋市営バス中川営業所

名古屋市営バスの路線が区内全域に運行されており、区内南部の国道1号沿いに名古屋市営バス中川営業所が所在する。そのほか、区内北東部・北西部に名鉄バスセンター津島市方面を結ぶ名鉄バスの路線が、区内東部(江川線)と南部(国道1号など)に名阪近鉄バス名古屋営業所などの三重交通の路線がある。

またジェイアール東海バスの本社・名古屋支店が小本三丁目(あおなみ線沿い)にある。始発・終着地点(主に名古屋駅周辺)との回送で、共同運行会社を含めた多くの高速バス車両が区内を走行する姿が見られる。

路線バス[編集]

営業所[編集]

バスターミナル[編集]

交通広場[編集]

道路[編集]

名古屋西JCT
山王JCT

高速道路[編集]

中日本高速道路(NEXCO中日本)
名古屋高速道路

国道[編集]

一般国道

県道[編集]

主要地方道・主な市道
一般県道

市道[編集]

主な市道

幹線道路の道路通称名[編集]

<南北の道路>

<東西の道路>

観光[編集]

名所・旧跡[編集]

主な城郭

主な寺院

主な神社

観光スポット[編集]

主な公園

出身・関連著名人[編集]

前田利家

歴史上人物[編集]

政治家[編集]

学界[編集]

芸能[編集]

スポーツ選手[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]