ランド・セキュリティーズ

ランド・セキュリティーズ・グループ
Land Securities Group plc
種類 公開会社
市場情報 LSELAND
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
SW1E 5JL
100 Victoria Street, ロンドン
設立 1944年2月 (80年前) (1944-02)
事業内容 不動産の売買・賃貸
代表者 マーク・アラン(CEO
売上高 増加 £766 million (2024)[1]
外部リンク 公式ウェブサイト(英語)
テンプレートを表示

ランド・セキュリティーズ・グループ: Land Securities Group plc)は、イギリスロンドンに本拠を置く不動産投資(REIT)・管理会社。ロンドン都市圏のオフィス不動産を中心に、イギリス各地のショッピングセンター、レジャー施設や住宅などに投資している。ロンドン証券取引所上場企業(LSELAND)。

沿革

[編集]

1944年2月、Harold Samuelが、ケンジントンの3軒の家屋と政府資産の取得からLand Securities Investment Trust Limitedを設立しスタート、1946年にいくつかの資産を得たのち1947年から、ウエスト・エンド周辺の商業用不動産に集中投資を開始した[2]1950年には資産が設立時の60倍となり、ロンドンのオフィスを中心とする不動産を続々と購入、1955年にイングランド各地のショッピングセンターの不動産を多く保有するRavensfield Investment Trustを買収した[2]。1960年代後半には、マンチェスターグラスゴーなどの産業用不動産へ事業を拡大するが、1970年代に不動産不況が深刻化したため、資産の整理と経営体制の再編が行われ、1980年代には大規模なショッピングセンター用地の購入を再開した[2]。初期は海外の不動産も購入していたが、1971年に売却整理して以降はイギリス国内に投資を集中させている。1982年に社名をLand Securities plcに変更した。

2004年11月、イギリス不動産大手のセグロへの産業用不動産売却と引き換えに、同社の商業用物件を買収した[3]2007年1月、不動産投資信託(REIT)を中心とした事業体制への転換を行った[4]2017年8月、自社ブランド名としてLandsecの呼称を使用している[5]

保有資産中、オフィス不動産が過半数を占め、商業不動産が3割強となっている[6]。なお、ランド・セキュリティーズ・グループは、ロンドンの繁華街・ピカデリーサーカスのネオンサイン・街頭ディスプレイの保有企業である[7]

主な保有不動産

[編集]
リーズのショッピングセンター、Trinity Leeds
ロンドン、ピカデリー・サーカスのイルミネーション・ディスプレイ
オフィスビル
ショッピングセンター・アウトレット

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ Land Securities Group Plc – Annual Results 2024”. landsec.com. 22 May 2024閲覧。
  2. ^ a b c The Land Securities story” (英語). ランド・セキュリティーズ・グループ. 2016年12月15日閲覧。
  3. ^ Land Securities and Slough Estates agree property swap” (英語). Europe Real Estate (2004年11月16日). 2019年7月7日閲覧。
  4. ^ UK REITs–An Infant With A Promising Future” (英語). iNVEZZ (2013年1月16日). 2016年12月15日閲覧。
  5. ^ Land Securities rebrands as Landsec” (英語). design week (2017年8月18日). 2018年3月18日閲覧。
  6. ^ Annual Report 2020” (英語). ランド・セキュリティーズ・グループ. 2020年10月5日閲覧。
  7. ^ Hyundai in lights at London’s Piccadilly Circus” (英語). デイリー・テレグラフ (2011年9月29日). 2016年12月15日閲覧。

外部リンク

[編集]