ジョン・フォード

ジョン・フォード
John Ford
John Ford
1946年のフォード
本名 Sean Aloysius O'Feeney
別名義 ジャック・フォード
生年月日 (1894-02-01) 1894年2月1日
没年月日 (1973-08-31) 1973年8月31日(79歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国メイン州ケープ・エリザベス
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州
民族 アイルランド系アメリカ人
職業 映画監督俳優脚本家映画プロデューサー
ジャンル 映画
活動期間 1917年 - 1966年
配偶者 メアリー・マクブライド・スミス
主な作品
駅馬車』(1939年)
怒りの葡萄』(1940年)
わが谷は緑なりき』(1941年)
荒野の決闘』(1946年)
静かなる男』(1952年)
捜索者』(1956年)
リバティ・バランスを射った男』(1962年)
 
受賞
アカデミー賞
監督賞
1935年男の敵
1940年怒りの葡萄
1941年わが谷は緑なりき
1952年静かなる男
ヴェネツィア国際映画祭
国際賞
1948年逃亡者
1952年『静かなる男』
国際カトリック映画事務局賞
1952年『静かなる男』
栄誉金獅子賞
1971年
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
1935年『男の敵』
1939年駅馬車
1940年『怒りの葡萄』『果てなき船路
1941年『わが谷は緑なりき』
AFI賞
生涯功労賞
1973年
西部劇映画トップ10(第1位)
2008年捜索者
ブルーリボン賞
外国語作品賞
1953年怒りの葡萄
その他の賞
テンプレートを表示

ジョン・フォード(John Ford、1894年2月1日 - 1973年8月31日)は、アメリカ合衆国映画監督脚本家映画プロデューサー俳優である。1910年代から1960年代にかけての50年以上のキャリアで140本を超える作品を監督し、同時代の最も重要で影響力のある映画監督のひとりとして広く認められている[1]。『駅馬車』(1939年)や『捜索者』(1956年)などの西部劇や、『静かなる男』(1952年)などの自身のルーツのアイリッシュを題材にした作品、『怒りの葡萄』(1940年)などの20世紀アメリカ文学の映画化で知られる。アカデミー賞では監督賞を史上最多の4回受賞している。

略歴・人物[編集]

生い立ち[編集]

1894年2月1日アメリカメイン州ケープ・エリザベスに、アイルランド移民の子として生まれる。13人兄弟の末っ子であった。本名はジョン・マーティン・フィーニーだが、後年しばしば本名のゲール語形であるショーン・アロイシャス・オフィーニーあるいはオファーナ[注釈 1]を名乗った。

映画界へ[編集]

高校卒業後の1914年、俳優兼監督として活躍していた兄のフランシスを頼って、フランシスの働くユニバーサル・ピクチャーズに入社。小道具係やスタントマンなどとして働き始める。やがて俳優となり、ジャック・フォード名義で、フランシスが監督・主演の『名金』やD・W・グリフィスの『國民の創生』などに出演した。

1917年、二日酔いで仕事が出来なくなった兄のフランシスに代わって助監督を務めるが、フランシスの演出シーンをユニヴァーサルの重役カール・レムリが気に入り、監督に昇進。同年に『颱風』で監督デビューを果たした。

初期[編集]

初期の頃は、低予算の西部劇専門の映画監督として活躍し、ハリー・ケリー主演の映画を26本手がける。1921年にフォックス社(後の20世紀フォックス)に移籍。1923年からジョン・フォードと改名し、翌1924年には大陸横断鉄道の建設を描いた大作『アイアン・ホース』で大きな評価を得て、一級監督となった。

1927年ドイツベルリンを訪れ、F・W・ムルナウに直接映画技法を学んだ。1928年にはドイツ表現主義から影響を受けた『4人の息子』を発表している。後の作品にも表現主義から影響を受けたとされる照明・撮影技術が使われている。

アカデミー賞受賞[編集]

駅馬車』を撮影中のジョン・フォード(右)。左はカメラマンのバート・グレノン

1930年代に入ると、西部劇はB級活劇ものとして衰退していき、ジョン・フォードもシリアスなドラマを手掛けることが多くなる。1935年に発表したアイルランド独立運動に命を賭けた男たちを描いた『男の敵』は、自身初のアカデミー監督賞に選ばれた。

1939年ヘンリー・フォンダを起用した『モホークの太鼓』(フォードにとっては初のテクニカラーである)と『若き日のリンカン』を次々に発表。そして同年、西部劇の金字塔『駅馬車』を発表。低予算映画ながらスピーディーなアクション・シーンと馬車に乗り合わせた登場人物たちの群像劇が見事に観客の心を掴んで大ヒットを記録した。また、B級映画俳優だったジョン・ウェインをこの作品で主演に起用し、以降フォード作品に数多く主演することになる。

その後、ジョン・スタインベックピュリツァー賞作品を映画化した『怒りの葡萄』や19世紀イギリス・ウェールズ地方の炭鉱地帯を舞台にした家庭劇『わが谷は緑なりき』を発表。貧しくとも前向きに生きようとする家族の姿を力強く叙情豊かに描いて絶賛を浴びた。

海軍入隊と記録映画[編集]

OSSの教育映画に出演するフォード(1943年)

元々海軍贔屓だったジョン・フォードは、1941年12月にアメリカが第二次世界大戦に参戦するとアメリカ海軍への入隊を志願し、後に戦略諜報局(OSS)の野戦撮影班へ『怒りの葡萄』の撮影監督グレッグ・トーランドらと共に参加した。

ミッドウェイ海戦では大日本帝国海軍の戦闘機が投下した爆弾の破片を受けて負傷したものの、海軍少佐として日本軍と対峙していた太平洋戦線や、ドイツイタリアと対峙していたヨーロッパ戦線へ赴いて戦争ドキュメンタリー映画の製作や構成に尽力し、彼ら野戦撮影班が制作したプロパガンダ映画(1942年The Battle of Midway』、1943年December 7th』)はアカデミー短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。

ジョン・フォードはまた、1944年ノルマンディー上陸作戦におけるオマハ・ビーチでの撮影にも参加している。なお2008年8月14日、米国立公文書館が公開した資料によって、モー・バーグや、俳優のスターリング・ヘイドンなどと同様に、ジョン・フォードがOSSのエージェントであった事が公になった[2]

第二次世界大戦後[編集]

アメリカ海軍予備役提督の制服を着用するフォード(1952年)

第二次世界大戦後は、同じくプロパガンダ映画である『コレヒドール戦記』をはじめ、1946年にはOK牧場の決闘を描いた『荒野の決闘』を監督する。この作品はその後たびたびリメイクされて、西部劇映画の定番テーマとなった。

同年、映画製作者のメリアン・C・クーパーらと独立製作会社「アーゴシー・プロダクション」を設立し、監督兼製作者として、騎兵隊三部作の『アパッチ砦』、『黄色いリボン』、『リオ・グランデの砦』を発表。また1950年には、朝鮮戦争を扱った記録映画『This is Korea』(1951年公開)の撮影のために日本に立ち寄り、帝国ホテル淀川長治と対談している。

1934年の監督作『プリースト判事』をセルフリメイクした『太陽は光り輝く』(1953年)は、この時期の隠れた名作となっている。

その後、初のシネマスコープ『長い灰色の線』 (1955年)などを撮影、同年には、ブロードウェイのヒット舞台の映画化『ミスター・ロバーツ』で、主演のロバーツ役を演じ、舞台で5年間に通算1000回以上も同役を演じ自分の分身のように愛着を感じていたヘンリー・フォンダと意見の食い違いで対立、また撮影中に胆嚢炎で入院し無念の途中降板、残りの1週間分を代理としてマーヴィン・ルロイが務めることになった。試写会で完成度の高さを認められフォード&ルロイ共同監督として本編とポスターに記述されるに至った。

晩年[編集]

その後も初のビスタビジョン『捜索者』(1956年)や、黒人兵への敬意を描いた法廷劇『バファロー大隊』(1960年)、それまで敵として描いていたインディアンの立場から描いたオールスターキャストで初スーパーパナビジョン70mm大作『シャイアン』(1964年)、などを発表。『リバティ・バランスを撃った男』(1962年)では、エンターテイナーとしての衰えない手腕を見せている。1966年に『荒野の女たち』を最後に長編映画からは引退した。

ジョン・フォードが監督として最後に手がけた作品は、海兵隊の英雄ルイス・"チェスティ"・プラー将軍に関するドキュメンタリー『Chesty: A Tribute to a Legend』であった。

同作はジョン・ウェインをナレーターに迎えて1970年に制作されたが、公開されたのはフォードの死後3年が経過した1976年になってからだった。1973年8月31日に、カリフォルニア州の自宅で胃ガンのため逝去した。

作風[編集]

西部劇映画では、西部の荒野の厳しい自然風景を壮大なスケールで描き、荒野に生きる男の心情を情感豊かに表現する作風で知られる。そんな作風から詩情豊かな映像の詩人と呼ばれ、多くの西部劇傑作を生み出していることから西部劇の神様とも呼ばれている。

ジャンルは西部劇だけでなく、冒険活劇、コメディ、社会派、戦争映画など多彩であり、典型的なハリウッドの職人監督であった。

モニュメント・バレー
ジョン・フォードポイント

アメリカ西部にあるモニュメント・バレーは、ジョン・フォードお気入りの撮影スポットであり、『駅馬車』以降のほとんどの西部劇作品をこの地で撮影している。特にフォードがこのんでカメラを設置した場所はジョン・フォードポイントと呼ばれ、モニュメント・バレーを一望できる有名なビューポイントとなっている。また、『駅馬車』の撮影ではこの地に住む先住民族ナバホ族が生活に困窮しているのを聞いて、彼らを裏方やエキストラとして雇用させて生活を助けたというエピソードがある。

俳優は、ヘンリー・フォンダジョン・ウェインモーリン・オハラヴィクター・マクラグレンベン・ジョンソンジョン・キャラダインワード・ボンドなど、ジョン・フォードお気に入りの俳優を何度も起用していた。そんなジョン・フォード作品の常連俳優はフォード一家と呼ばれて親しまれていた。ウェインとは友人であり、ウェインがB級俳優の頃から自分の作品に出演させていた。『駅馬車』で主演に起用した後は、フォード作品の看板俳優として活躍したが、ウェインはスターになってからもジョン・フォードから木偶の坊扱いされていた。しかし、最後までジョン・フォードを尊敬していたといわれる。サイレント時代の作品ではハリー・ケリーがフォード作品の常連であったが、ケリーの息子のハリー・ケリー・ジュニアもフォード作品の常連俳優である。

移動撮影をあまり好まず、三脚の上にカメラが乗っていると機嫌が良かったという逸話があり、また後輩の監督などにもそういった指示を度々していた。また、撮影現場では雰囲気づくりにアコーディオンを演奏させていたという。

自然な演技を要求するために、リハーサルは繰り返さず、一つのカットを3回以上撮らずに最初もしくは2回目のテイクでOKを出すようにしている。アクションシーンの撮影ではリハーサルは絶対に行わないようにしていた。

評価・影響[編集]

フォードは、ハリウッドの映画製作者の中で最も影響力のある人物の1人であると広く考えられている。彼は『ムービーメーカー』誌で史上5番目に影響力のある監督に選ばれた。[3]

1950年代後半から、それまで懐疑的だった「ヒッチコックホークス 主義」の「カイエ」派が晩年期のフォード作品に高い評価を与え、「作家主義」の映画作家としてのフォード評が高まるようになった[4]

ジョン・フォードの作品・作風は、黒澤明宮崎駿ジャン=リュック・ゴダールリンゼイ・アンダーソンヴィクトル・エリセスティーヴン・スピルバーグセルジオ・レオーネなど世界の映画関係者に数多くの影響を与えている。黒澤は、終世、ジョン・フォードを尊敬していた[5]

以下は、フォードから直接影響を受けた、または彼の仕事を大いに賞賛した人々の評価である。

  • イングマール・ベルイマン[6] – "フォードこそが世界で最高の映画監督だ
  • オーソン・ウェルズ[6] "ジョン・フォードはわたしの教師だった。わたしの作風は彼の作風とはまるで関係ないが、駅馬車はわたしの教科書だったんだ。40回繰り返して上映した……。映画はどういうふうに作るのかを、この作品から学ぼうとしたんだよ。駅馬車はまさに、古典として完璧な作品だった……。[市民ケーンを準備しているあいだ]一月以上に渡って、毎晩、RKOの制作スタッフを一人づつ呼んで、駅馬車を上映しながら、あれこれと質問しまくったんだ。"
  • 黒澤明[7] – "私は昔からジョン・フォードを尊敬していました。言うまでもなく、私は彼の影響を受けています。"
  • クリント・イーストウッド[6]– "私が俳優としてのキャリアをスタートした時期はフォードやホークスのような偉大な監督たちはそのキャリアの末期でした。ですから彼らの作品に参加することができなかったのはとても残念です。"

エピソード[編集]

アイルランド系であることに強いこだわりを持っていた。ウェインをはじめジョン・フォードが好んで起用した役者の多くはアイルランド系である。

アイルランドとアメリカの気質の違いを描いた『静かなる男』で4度目のオスカー受賞となったが、赤狩り当時のハリウッドの反動的雰囲気を嫌っており、授賞式は欠席している。また、赤狩りを支持していた、『十戒』などスペクタクル映画を手掛けたセシル・B・デミル監督に公然とはなった発言は伝説となった。

私の名はジョン・フォード。西部劇を撮っている。私はセシル・B・デミル氏以上に、アメリカの大衆が求めているものを知っている人はいないと思う。その点では敬意を払う。だがC・B、私はあなたが嫌いだ。あなたが支持するものも、今夜の振る舞いも大嫌いだ…。

当時、デミルに対抗できるステータスを有していたのは、ジョン・フォード、フランク・キャプラウィリアム・ワイラーの3人であった。第二次世界大戦中、多くの映画監督たちが戦時ドキュメンタリー映画の製作に携わったが、その中心的な役割を果たしたのがこの3人(フォード:海軍、ワイラー:陸軍航空隊、キャプラ:陸軍)であるなど、そのキャリアは顕著であり、他の監督たちからも尊敬されていた。

フォード監督は、スター俳優だけでなく、エキストラや裏方なども同じスタッフ(=フォード一家)を起用し、大切にしていたことが知られている。政治的な主義主張が異なっていても、仲間を告発するような行為には我慢がならなかったという。

西部劇を代表する名作となった『駅馬車』だが、当時の制作側は、西部劇は時代遅れであるとして全員が製作に反対していたという。

女優のキャサリン・ヘプバーンとは、1936年の『メアリー・オブ・スコットランド』で初めて仕事をし、恋仲になるが、やがて別れている。ジョン・フォードが亡くなる直前にも見舞いに来ている。

ジョン・フォードは、生涯インタビューにはほとんど応じなかったという[8]

2019年公開の戦争映画ミッドウェイ』には、ミッドウェー島にて記録映画を撮影中のジョン・フォードが描かれている。

2022年公開のドラマ映画フェイブルマンズ』では、デヴィッド・リンチがフォードを演じた[9]

主な作品[編集]

1917年から1923年までフォードは「ジャック・フォード」とクレジットされ、『侠骨カービー』(1923年)から「ジョン・フォード」とクレジットされた[nb 1][11]。特に断りのない限り、1922年までの映画は全てユニバーサル・ピクチャーズから公開されており、1922年から1930年までの作品はフォックス・フィルムから公開されている。1930年以降の作品の製作会社は個別に記録している[12]。シリアルまたはショートフィルムとして識別されない限り、すべてのフィルムは長編映画である。サイレントの短編映画は、長さが1、2、または3リールとなる[nb 2]

公開年 日本語題 原題 役職 ノート 出典
監督 製作 出演 脚本 その他
1913 ブルランの戦い The Battle of Bull Run Yes 監督、主演 フランシス・フォード。2リールのみ現存。 [14]
1914 國寶 Lucille Love,Girl of Mystery Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。ジョン・フォード。John Ford: production assistant, propman, stunts; 15-episode serial; incomplete prints exist of four episodes. [12]
[15]
1914 ミステリアス・ローズ The Mysterious Rose Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード、2リールのみ存在。所在不明。 [16]
1914 The D.A.'s Brother The D.A.'s Brother Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。2リールのみ現存。 [17]
1914 二十年の恨 A Study in Scarlet Yes 出演 シャーロック・ホームズ役としてフランシス・フォードワトソン役としてジョン・フォード。失われた映画 [18]
1915 國民の創生 The Birth of a Nation Yes 出演 リリアン・ギッシュマー・マッシュヘンリー・B・ウォルソール。監督 D・W・グリフィス。フォードは脇役の一人を演じたと言われている。 [19]
1915 And They Called Him Hero And They Called Him Hero Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。2リールのみ現存。 [20]
1915 三悪人と1人の少女 Three Bad Men and a girl Yes 出演グレイス・キュナード, フランシス・フォード。2リールのみ現存。 [21]
1915 The Hidden City The Hidden City Yes 出演グレイス・キュナードフランシス・フォード。2リールのみ現存。 [22]
1915 Smuggler's Island Smuggler's Island Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。2リールのみ現存。失われた映画 [23]
1915 The Doorway of Destruction The Doorway of Destruction Yes Yes Yes 出演 フランシス・フォード。2リールのみ現存。ジョン・フォードはアシスタントディレクター。失われた映画 [24]
1915 名金 The Broken Coin Yes Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。監督 フランシス・フォード。助監督 ジョン・フォード。失われた映画 [25]
1915 The Campbells Are Coming The Campbell's Are Coming Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。監督 フランシス・フォード。所在不明。 [26]
1916 Strong-Arm Squad
(aka The Lumber Yard Gang)
Strong-Arm Squad Yes 監督、出演 フランシス・フォード。2リールのみ現存。 [27]
1916 獣魂 en:The Adventures of Peg o' the Ring Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。監督 フランシス・フォード。失われた映画 [28]
1916 Chicken Hearted Jim Chicken Hearted Jim Yes 監督、主演 フランシス・フォード。1リールのみ存在。 [29]
1916 A Bandit's Wager A Bandit's Wager Yes 出演 グレイス・キュナードフランシス・フォード。監督 フランシス・フォード。 [30]
1917 颱風 The Tornado Yes Yes Yes 出演 ジェーン・ハトウェイ。2リールのみ存在。失われた映画 [31]
1917 快中尉 The Trail of Hate Yes Yes 2リールのみ存在。失われた映画 [32]
1917 腕力家 The Scrapper Yes Yes Yes 2リールのみ存在。 失われた映画 [33]
1917 武力の説教
(aka The Sky Pilot)
The Soul Herder Yes 出演 ハリー・ケリーモーリー・マローンホット・ギブソン。3リールのみ存在。失われた映画 [34]
1917 誉の名手 Straight Shooting   Yes 出演 ハリー・ケリー。フォードの長編デビュー作。 [35]
1917 光の国へ The Secret Man Yes 出演 ハリー・ケリー [36]
1917 覆面の人 A Marked Man Yes 出演 ハリー・ケリーモーリー・マーロン失われた映画 [37]
1917 愛馬 Cheyenne's Pal Yes Yes 出演 ハリー・ケリーゲートレー・アーサーホット・ギブソン。2リールのみ存在。失われた映画 [38]
1917 鄙より都会へ Bucking Broadway Yes Yes 出演 ハリー・ケリーモーリー・マーロン。1939年に駅馬車としてリメイクされた。 [39]
1917 The Purple Mask The Purple Mask Yes 出演 フランシス・フォードグレイス・キュナード。監督フランシス・フォード。 [40]
1918 幽霊騎手 The Phantom Riders Yes 出演 ハリー・ケリーモーリン・マロン失われた映画 [41]
1918 布哇の一夜 Wild Women Yes Yes 出演 ハリー・ケリーモーリン・マロン失われた映画 [42]
1918 黄金の罪 Thieves' Gold Yes 出演 ハリー・ケリーモーリー・マロン失われた映画 [43]
1918 深紅の血汐 The Scarlet Drop Yes Yes 出演 ハリー・ケリーモーリー・マロン。30分のみ存在。 [44]
1918 砂に埋れて Hell Bent Yes Yes 出演 ハリー・ケリーデュク R.リー。プリントのみ存在。 [45]
1918 新生涯 A Woman's Fool Yes 出演 ハリー・ケリーベティースチュード失われた映画 [46]
1918 切望 The Craving Yes 監督 フランシス・フォード。ジョン・フォードは助監督。プリントのみ存在。 [47]
1918 鉄窓を出て Three Mounted Men Yes 出演 ハリー・ケリー失われた映画 [48]
1919 恋の投縄 Roped Yes 出演 ハリー・ケリーネヴァー・ゲーバー失われた映画 [49]
1919 戦う兄弟たち The Fighting Brothers Yes 出演 ピーター・モリソンホット・ギブソン。2リールのみ存在。失われた映画 [50]
1919 回春録 A Fight for Love Yes 出演ハリー・ケリー失われた映画 [51]
1919 牛泥棒たち Restlers Yes 出演 ピーター・モリソンホット・ギブソン。2リールのみ存在。 [52]
1919 空拳 Bare Fists Yes 出演 ハリー・ケリーベティー・スコット失われた映画 [53]
1919 拳銃の掟 Gun Law Yes 出演 ピーター・モリソンホット・ギブソン。2リールのみ存在。所在不明。 [54]
1919 拳銃使いの牧童 The Gun Packer Yes Yes 出演 ピーター・モリソンホット・ギブソン。2リールのみ存在。 [55]
1919 インディアンの郵便で By Indian Post Yes 出演 ピーター・モリソンディーク R. リー。2リールのみ存在。 [56]
1919 復讐の騎手 Riders of Vengeance Yes Yes 出演 ハリー・ケリーシェナ・ウォエン失われた映画 [57]
1919 最後の無法者 The Last Outlaw Yes 出演 エドガー・ジョーンズ、レシリー・ヒュートン。2リールのみ存在。 [58]
1919 さすらいの旅 The Outcasts of Poker Flat Yes 出演 ハリー・ケリーカレン・ランディスベレット・ハナーの短編小説を元にしている。失われた映画 [59]
1919 鞍上の勇者 Ace of the Saddie Yes 出演 ハリー・ケリーデュック R. リー失われた映画 [60]
1919 正義の騎手 Rider of the Law Yes 出演 ハリー・ケリーヴェスター・ペッジ失われた映画 [61]
1919 西部の紳士 A Gun Fightin'Gentleman Yes Yes 出演 ハリー・ケリーJ. バーニー・シェリー [62]
1919 恵の光 Marked Men Yes 出演 ハリー・ケリー3人の名付け親(1948[nb 3])としてリメイクされた。失われた映画 [63]
1920 A街の貴公子 The Prince of Avenue A Yes 出演 ジェームズ J. コーベットリチャード・カミングス。フォードの初の西部劇ではない映画。失われた映画 [64]
1920 二十九号室 The Girl in Number 29 Yes 出演 フランク・マーヨエリノー・フィーア失われた映画 [65]
1920 Under Sentence Under Sentence Yes 監督 エドワード O'ファナー。2リールのみ現存。 [66]
1920 西方の勇者 Hitchin'Posts Yes 出演 フランク・マーヨー失われた映画 [67]
1920 野人の勇 Just Pals Yes Foxフィルム製作。出演 ブック・ジョーンズヘレン・ファーガソン。フォード監督した初のFOX作品。プリントのみ現存。 [68]
1921 強力パンチ The Big Punch Yes Foxフィルム製作。出演 ブック・ジョーンズバーバラ・べドフォード失われた映画 [69]
1921 熱血の焔 The Freeze-Out Yes 出演 ハリー・ケリーヘレン・ファーガソン失われた映画 [70]
1921 疾風の如く The Wallop Yes 出演 ハリー・ケリー、マジョーネ・ゴールデン。失われた映画 [71]
1921 吹雪の道 Desperate Trails Yes 出演 ハリー・ケリーイレーネ・リッチ失われた映画 [72]
1921 雷電児 Action Yes 出演 ホット・ギデソンフランシス・フォード失われた映画 [73]
1921 百発百中 Sure Fire Yes 出演 ホット・ガディソンモリー・マンロー失われた映画 [74]
1921 ジャッキー Jackie Yes FOXフィルム製作。出演 シェーリー・マーソウィリアム・スコット失われた映画 [75]
1922 ネロ Nero Yes 監督 J. ガードン・エドワーズ。フォード第2撮影監督。失われた映画 [76]
[77]
1922 嘆くな乙女 Little Miss Smiles Yes 出演 シェーリー・マーソンガストン・グラス失われた映画 [78]
1922 銀色の翼 Silver Wings Yes 出演 マリー・カー、リン・ハモンド。 Ford directed the prologue only, the remainder of the film was directed by Edwin Carewe. [79]
[80]
1922 村の鍛冶屋 The Village Blacksmith Yes 出演 ウィル・ウェルディング。1リールのみ存在。 [81]
1923 酒場の床の上の顔 The Face on the Bar-Room Floor Yes 出演 ヘンリー B. ウォトヘルラッシュ・クリフォード [82]; lost. [83]
1923 三歩先んじて Three Jumps Ahead Yes Yes With トム・ミックスアルマ・ベネット失われた映画 [84]
1923 侠骨カービー Cameo Kirby Yes 出演 ジョン・ギルバートゲートーレ・オルスモンンド。"ジョン・フォード"とクレジットされた初の映画。 [85]
1923 意気天に冲す North of Hudson Bay Yes Yes 出演 トム・ミックスカトリーン・ケイ [86]
1923 豪雨の一夜 Goodman Blind Yes 出演 デイヴィッド・バトラーグラディス・へレター失われた映画 [87]
1924 アイアン・ホース The lron Horse Yes Yes 出演 ジョージ・オブライエンマッジ・ベラミー。2011年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。 [88]
1924 オーロラの彼方 Hearts of Oak Yes 出演 ハーバート・ウォレス失われた映画 [89]
1925 雪光 Lightnin' Yes 監督 ジョイ・ハントマドッジ・ベラミーウォランス・マクドナルド[nb 4] [90]
1925 香も高きケンタッキー Kentucky Pride Yes 出演 ヘンリー B. ウェットハルゲトリー・アスター [91]
1925 サンキュー Thank You Yes 出演 アレック B. フランシスジャックリーン・ローガンジョージ・オブライエン失われた映画 [92]
1925 雪辱の大決戦 The Fighting Heat Yes With ジョージ・オブライエンビリー・デヴォ失われた映画 [93]
1926 誉れの一番乗 The Shamrock Handicap Yes 出演 ジャネット・ゲイナーレスリー・フェトンJ.ファネル・マクドナルド [94]
1926 三悪人 3 Bad Men Yes Yes 出演 ジョージ・オブライエンオリバー・ボーデン [95]
1926 青鷲 The Blue Eagle Yes 出演 ジョージ・オブライエンジャネット・ゲイナー [96]
1927 上流に向かって Upstream Yes 出演 ナンシー・ナッシュ。失われた映画と考えられていたがニュージーランドで発見された。 [97]
1927 第七天国 7th Heaven Yes 監督 フランク・ボーゼイ。出演 ジャネット・ゲイナーチャールズ・ファレル。フォードは第2撮影監督。 [98]
1927 栄光何するものぞ? What Price Glory? Yes 監督ラオール・ウォルシュ。出演 ヴィクター・マクラグレンエドマンド・ロー。フォードは第2撮影監督。 [98]
1928 マザー・マクリー Mother Machree Yes 出演 ベレー・ベネットネリー・ハミルトンヴィクター・マクラグレンジョン・ウェインがノンクレジットの脇役だったが、フォードの作品に出演した初の作品。ウェインはこの映画で小道具係も努めた。 [99]
1928 四人の息子 Four Sons Yes 出演 マーガレット・マンジェームズ・ハルジョン・ウェインがノンクレジットで脇役として出演している。 [100]
1928 血涙の志士 Hangman's House Yes 出演 ヴィクター・マクラグレンジェーン・コーラー。サイレント映画。ジョン・ウェインがノンクレジットとして脇役で出演している。 [101]
1928 ナポレオンと理髪師 Napoleon's Barber Yes 出演 オットー・マティソン。短編映画。フォード初のオールトーキ映画。失われた映画 [102]
1928 赤毛布恋の渦巻 Riley the Cop Yes With J. ファレル・マクドナルドルイーズ・ファゼンダ。音楽が付けられたサイレント映画。 [103]
1929 名物三羽鳥 String Boy Yes 出演ヴィクター・マクラグレン, レトリー・ジョイ。音楽が付けられたサイレント映画。オーストラリアにプリントが存在する可能性が指摘されているが失われた映画とされている。 [104]
1929 黒時計聯隊 The Black Watch Yes 出演 ヴィクター・マクラグレンマーナ・ロイ。フォードの初の長編オールトーキー映画。

[nb 5]

[105]
1929 最敬礼 Salute Yes 出演ジョージ・オブライエンヘレン・チャンドレーワード・ボンドジョン・ウェインはノンクレジットとして出演している。 [106]
1929 想天舞曲1929 Big Time Yes 監督 ケネス・ホークスリー・トランシーマク・クラークステプイン・フィットチェット。フォードは自身として出演している。 [107]
1930 最後の1人 Men Without Women Yes Yes 出演 ケネス・マッケンナーフランク・アルバートソンジョン・ウェインは脇役として出演している。 [108]
1930 悪に咲く花 Born Reckless Yes 出演 エドマンド・ローカトリーナ・デヴォン [109]
1930 河上の別荘 Up the River Yes Yes 出演 スペンサー・トレイシーハンフリー・ボガート (both in their film debuts).[nb 6] [110]
1930 海の底 Seas Beneath Yes 出演 ジョージ・オブライエン [111]
1931 餓鬼娘 The Brat Yes Foxフィルム製作。出演 シャーリー・オニールアラン・デネハート[nb 7] [112]
1931 人類の戦士 Arrowsmith Yes サミュエル・ゴールドウィンユナイテッド・アーティスツ製作。出演 ロナルド・コーマンヘレン・ヘレスマーナー・ロイ
Academy Award for Best Picture.
[113]
1932 大空の闘士 Air Mail Yes ユニバーサル製作。出演ラルフ・ベラミーグロリア・スチュアートパット・オブライエン [114]
1932 肉体 Flesh Yes MGM製作。出演 ウォーレス・ビアリーカレン・モーリーリカルド・コルテス [115]
1933 戦争と母性 Pilgrimage Yes Foxフィルム製作。出演 ヘンリタ・クロースマンヘータ・エンジェル [116]
1933 ドクター・ブル Doctor Bull Yes FOXフィルム製作。出演 ウィル・ロジャースマーリン・ニクソン [117]
1934 肉弾鬼中隊 The Lost Patrol Yes RKO製作。出演 ヴィクター・マクラグレンボリス・カーディフ[nb 8] [118]
1934 世界は動く The World Moves On Yes FOXフィルム製作。出演 マデリーン・キャロルフランクチョット・トーン [119]
1934 プリースト判事 Judge Priest Yes Foxフィルム製作。出演 ウィル・ロジャーストム・ブラウンアニータ・ルイーズヘンリー B. ウィルヘル [120]
1935 俺は善人だ The Whole Tom's Talking Yes コロンビアピクチャーズ製作。出演エドワード G. ロビンソンジーン・アーサー [121]
1935 男の敵 The Informer Yes RKO製作。出演 ヴィクター・マクラグレンヘザー・エンジェルリーアム・オフラハティーの小説を元にしている。アカデミー監督賞受賞。アカデミー作品賞ノミネート。[nb 9]; added to the National Film Registry in 2018. [122]
1935 周遊する蒸気船 Steamboat Round the Bend Yes 20世紀FOX[nb 10] with Will Rogers, Anne Shirley; Rogers' last film.[nb 11] [124]
1936 虎鮫島脱出 The Prisoner of Shark Island Yes 20世紀FOX製作。出演 ワーナー・バクスターグロリア・スチュアート [125]
1936 無法者仁義 The Last Outlaw Yes RKO製作。監督はクリスティー・カバンヌ出演 ハリー・ケリーフート・ギブソン。原本はフォードに作られた。 [126]
1936 メアリー・オブ・スコットランド Mary of Scotland Yes RKO製作。出演 キャサリン・ヘップバーンフレドリック・マーチ [127]
1936 北斗七星 The Plough and the Stars Yes RKO製作。出演 バーバラ・スタンウィックプレストン・フォスター [128]
1937 テンプルの軍使 Wee White Winkie Yes 20世紀FOX製作。出演シャーリー・テンプルヴィクター・マクラグレン [129]
1937 ハリケーン The Hurricane Yes サミュエル・ゴールドウィンユナイテッド・アーティスツ製作。出演 ドロシー・ラムーアジョン・ホール [130]
1938 マルコ・ポーロの冒険 The Adventures of Marco Polo Yes サミュエル・ゴールドウィンユナイテッド・アーティスツ製作。監督アーチー・メイヨー。出演 ゲーリー・クーパーシグリッド・グリー, ベイジル・ラスボーンフォードはいくつかアクションシーンを監督した。 [131]
1938 四人の復讐 Four Men and a Prayer Yes 20世紀FOX製作。ロレッタ・ヤングリチャード・グリーンデヴィッド・ニーヴン [132]
1938 サブマリン爆撃隊 Submarine Patrol Yes 20世紀FOX製作。出演 リチャード・グリーンナンシー・ケリー [133]
1939 駅馬車 Stagecoach Yes Yes ウォルター・ウェンジャーユナイテッド・アーティスツ製作。出演クレア・トレヴァージョン・ウェイン。フォードの初のトーキー・ウエスタンであり初のモニュメントバレーで撮影した映画である。アカデミー作品賞アカデミー監督賞にノミネートされた。

[nb 12]; added to the National Film Registry in 1995.

[134]
1939 若き日のリンカーン Young Mr.Lincoln Yes 20世紀FOX製作。出演 ヘンリー・フォンダ。2003年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。 [135]
1939 モホークの太鼓 Drums Along the Mohawk Yes 20世紀FOX製作。出演 クローデッド・コルベールヘンリー・フォンダエドナ・メイ・オリバー[nb 13] based on the novel by Walter D. Edmonds; Ford's first film in color (Technicolor). [136]
1940 怒りの葡萄 The Grapes of Wrath Yes 20世紀FOX製作。出演 ヘンリー・フォンダジェーン・ダーウェルジョン・スタインベックの小説に元づいて作られている。フォードはアカデミー監督賞、ダーウェルはアカデミー助演女優賞を受賞した。

[nb 14] added to the National Film Registry in 1989.

[137]
1940 果てなき航路 The Long Voyage Home Yes Yes ウォルター・ウェンジャーユナイテッド・アーティスツ製作。出演 ジョン・ウェイントーマス・ミッチェルユージン・オニールの戯曲を元に作られている。フォード自身の製作のもと、自身の会社によって作られた初めての作品である。Argosy Productions製作。[nb 15] [138]
1941 タバコ・ロード Tabacco Road Yes 20世紀FOX製作。出演 ジーン・ティアニーダナ・アンドリュースジャック・カークランドの戯曲とアースキン・コールドウェルの小説を元に作られている。 [139]
1942 Sexの衛生 Sex Hygiene Yes U.S. Army Signal Corps製作 30分の教育映画。 [140]
1941 わが谷は緑なりき How Green Was My Valley Yes Yes 20世紀FOX製作。出演 ウォルター・ピジョンモーリン・オハラ, ドナルド・クリスプ,ロディ・マクドウォールリチャード・レウェリンの小説を元に作られている。アカデミー作品賞受賞。フォードはアカデミー監督賞を受賞した。[nb 16] [141]
1942 ミッドウェー海戦 The Battle of Midway Yes Yes 戦争活動委員会製作。出演 ドナルド・クリスプヘンリー・フォンダ。映画はカラーで撮影。アカデミー長編ドキュメンタリー最優秀賞を受賞。 [140]
1942 魚雷艇戦隊 Torpedo Squadron Yes 米海軍製作の短編ドキュメンタリー。映画はカラーで撮影された。 [140]
1943 真珠湾攻撃 December 7th Yes アメリカ海軍製作の短編ドキュメンタリー。共同監督はグレッグ・トーランド米国海軍予備役、USNRアカデミー最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。 [140]
[142]
1943 我等は真夜中に航行する We sail at Midnight Yes アメリカ海軍製作の短編ドキュメンタリー。 [143]
1943 How to Operate Behind Enemy Lines How to Operate Behind Enemy Lines Yes Yes Office of Strategic Services製作のこの映画にフォードは出演している。 [144]
1943 Show Business at War Show Business at War Yes Office of Strategic Services製作の戦時中の短編ドキュメンタリー [145]
1945 コレヒドール戦記 They Were Expendable Yes Yes MGM製作。出演 ロバート・モンゴメリージョン・ウェインダナ・リード。2つのアカデミー賞にアカデミー視覚効果賞アカデミーサウンド賞にノミネートされた。 [146]
1946 荒野の決闘 My Darling Clementine Yes 20世紀FOX製作。出演 ヘンリー・フォンダリンダー・ダーネルヴィクター・マチュア。映画はモニュメント・バレーで撮影。1991年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録。 [147]
1947 逃亡者 The Fugitive Yes Yes RKO製作。出演 ヘンリー・フォンダドロレス・デル・リオ [148]
1948 アパッチ砦 Fort Apache Yes Yes RKO製作。出演 ジョン・ウェインヘンリー・フォンダシャーリー・テンプルジョン・エイガージェームズ・ワーナー・ベラの短編小説「虐殺」が原作。フォードの「騎兵隊三部作」の最初の映画。モニュメントバレーで撮影された。 [149]
1948 三人の名付親 3 Godfathers Yes Yes MGM製作。出演 ジョン・ウェインペドロ・アルメンダリスハーリー・ケーリー・ジュニア。映画はテクニカラーデスバレーのロケ地で撮影された。原作はピーター・b・カインの小説。フォードのMarked Menのリメイク。 [150]
1949 猿人ジョー・ヤング Mighty Joe Young Yes RKO製作。監督はアーネスト・B・シュッドサック。出演 テリー・ムーアベン・ジョンソンロバート・アームストロングウィルス・H・オブライエンレイ・ハリーハウゼンが特殊効果を担当。 [151]
1949 黄色いリボン She Wore a Yellow Ribbon Yes Yes RKO製作 出演ジョン・ウェインジョアン・ドルー, ジョン・エイガー。映画はモニュメント・バレーのロケ地でテクニカラーで撮影された。ジェームズ・ワーナー・ベラーの短編小説「ビックハント」と「ウォーパーティー」が原作になっている。フォンダの騎兵隊三部作の2作目。[nb 17] [152]
1949 ピンキー Pinky Yes 20世紀FOX製作。監督はエリア・カザン。出演 ジーン・クレインエセル・バリモア。はじめの監督はフォードでしたが,病気のため1週間後カザンに交代した。 [153]
1950 ウィリーが凱旋するとき When willie Comes Marching Home Yes 20世紀Fox製作。出演 ダン・デイリーコリンヌ・カルヴェ [154]
1950 幌馬車 Wegon Master Yes Yes Yes RKO製作。出演 ベン・ジョンソンジュアン・ドルー, ハーリー・ケーリー・ジュニア; filmed on location in Moab, Utah. [155]
1950 リオ・グランデの砦 Rio Grande Yes Yes リパブリック・ピクチャーズ製作。出演 ジョン・ウェインモーリン・オハラクロード・ジャーマンJr.ジェームズ・ベラの短編小説"記録のない使命" を元に作られた。この映画はユタ州モブのロケ地で撮影された。フォードの騎兵隊三部作の最後の映画。 [156]
1951 美女と闘牛士 The Bullfighter and the Lady Yes リパブリック・ピクチャーズ製作。製作 ジョン・ウェイン。監督はバッド・ベティカー。出演 ロバート・スタックギルバート・ローランド。フォードはこの映画を編集を手伝った。[nb 18] [157]
1951 これが朝鮮だ This is Korea! Yes アメリカ海軍リパブリック・ピクチャーズ製作。この映画は朝鮮戦争の中のアメリカ海軍海兵隊についてのカラー,ドキュメンタリー。 [158]
1952 静かなる男 The Quiet Man Yes Yes リパブリック・ピクチャーズ製作。出演 ジョン・ウェインモーリン・オハラ。映画は テクニカラーアイルランドのロケ地で撮影された。モーリス・ウォルシュの短編小説ウォルシュ元にしている。フォードはアカデミー監督賞を受賞し、ウィントン・ホックアーチースタウトアカデミー最優秀撮影賞を受賞しました。2013年アメリカ国立フィルム登録簿 に登録された[nb 19] [159]
1952 栄光何するものぞ What Price Glory Yes 20世紀FOX製作。出演ジェームズ・ギャグニー, コリンヌ・カルヴェ, ダン・デイリー。映画は テクニカラーで撮影されており、 a remake of ラオール・ウォルシュの『栄光何するものぞ?』のリメイクである。 [160]
1953 太陽は光り輝く The Sun Shines Bright Yes リパブリック・ピクチャーズ製作。出演は チャールズ・ウィニンガーアーリーン・ウィーラン [161]
1953 モガンボ Mogambo Yes MGM製作。出演 クラーク・ゲイブルエヴァ・ガードナーグレース・ケーリー。映画はアフリカのロケ地で テクニカラーで撮影された。 原作はウィルソン・コリソンの赤い塵。[nb 20] [162]
1953 ホンドー Hondo Yes Wayne-Fellows-ワーナー・ブラザース製作。監督は ジョン・ファロー; 出演ジョン・ウェインジェラルディン・ペイジ。映画は 3Dとワーナー・カラーで撮影された。ルイス・ラムアの短編小説を元にしている。フォードは ノンクレジットの第2撮影班として仕事をした。 [163]
1955 長い灰色の線 The Long Gray Line Yes コロンビアピクチャーズ製作。出演は タイロン・パワーモーリン・オハラ。映画はシネマスコープテクニカラーで撮影された。 [164]
1955 The Red, White, and Blue Line The Red,White,and Blue Line Yes 10分の短編映画。シネマスコープテクニカラー [165]
1955 ミスタア・ロバーツ Mister Roberts Yes ワーナー・ブラザース製作。出演 ヘンリー・フォンダジェームズ・ギャグニージャック・レモントーマス・ヘッゲンジュシア・ローガンの原作が元になっている。映画は シネマスコープとワーナー・カラーで撮影。フォードは撮影中でマーヴィン・ルロイと監督を交代した。レモンは アカデミー賞助演男優賞を受賞した。 [166]
1956 捜索者 The Searchers Yes Yes C. V. Whitney ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース製作。 出演 ジョン・ウェインジェフリー・ハンターヴェラ・マイルズアラン・ルメイの小説が元になっている。映画は モニュメントバレーにてヴィスターヴィジョンテクニカラーで撮影。 1989年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録。 ranked at number seven in Sight & Soundの2012年のlisting of the 50 greatest films of all time でランク入りした。 [167]
1957 荒鷲の翼 The Wings of Eagles Yes MGM製作。出演ジョン・ウェインダン・デイリーモーリン・オハラ。 メトロカラーで撮影。 [168]
1957 唸り声 The Growler Story Yes 国防総省製作、グロウラーの短編カラー映画。 [169]
1957 月の出の脱走 The Rising of the moon Yes ワーナー・ブラザース製作。出演 タイロン・パワーアイルランドで3つの物語のセットが作られた。: "1921", "A Minute's Wait", and "The Majesty of the Law". [170]
1958 So Alone so Alone Yes BFI製作。 with John Qualen; 8分の短編映画。 [171]
1958 最後の歓呼 The Last Hurrah Yes Yes コロンビアピクチャーズ製作。 出演スペンサー・トレイシージェフリー・ハンター[nb 21] [172]
1958 ギデオン
(US title: Gideon of Scotland Yard)
Gideon's Day Yes コロンビアピクチャーズ。出演 ジャック・ホーキンスイングランドで撮影。元は映画は テクニカラーだが米国でモノクロで公開された。 [173]
1959 朝鮮 Korea Yes 国防総省製作の短編カラー映画。 [174]
1959 騎兵隊 The Horse Soldiers Yes MirischBatjacユナイテッド・アーティスツで製作。出演ジョン・ウェインウィリアム・ホールデンコンスタンス・タワーズ。 映画はDeluxe colorで撮影された。 [175]
1960 バファロー大隊 Sergeant Rutledge Yes ワーナー・ブラザース製作。出演 ジェフリー・ハンターコンスタンス・タワーズ, ウディ・ストロード。 映画は モニュメント・バレー にてテクニカラーで撮影された。 [176]
1960 アラモ The Alamo Yes Batjacユナイテッド・アーティスツ製作。 ジョン・ウェインが製作、監督。出演ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマークローレンス・ハーヴェイ。フォードは第2撮影班として参加した。 [177]
1961 馬上の二人 Two Rode Together Yes Yes コロンビアピクチャーズ製作。出演 ジェームズ・スチュアートリチャード・ウィドマークシャリー・ジョーンズ。 映画は イーストマンカラーで撮影。 [178]
1962 リバティ・バランスを射った男 The Man Who Shot Liberty Valance Yes パラマウントピクチャーズ製作。 出演 ジョン・ウェインジェームズ・スチュアートヴェラ・マイルズ ウディ・ストロードドロシー・M・ジョンソンの短編小説が元になっている。 2007年に アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。 [179]
1962 西部開拓史 How the West Was Won Yes MGM製作 (フォード撮影部分) 出演ジョン・ウェイン, ジョージ・ペパード。 映画は シネラマテクニカラーで撮影。 フォードは南北戦争のパートを while ヘンリー・ハサウェイジョージ・マーシャル が映画の他のパートを撮影している間に監督した。 1997年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。 [180]
1963 ドノバン珊瑚礁 Donovan's Reef Yes Yes パラマウントピクチャーズ製作。with ジョン・ウェインエリザベス・アレンリー・マーヴィン出演。 映画は テクニカラーで撮影。 フォードとウェインの最後のコンビ作品になった。 [181]
1964 シャイアン Cheyenne Autumn Yes ワーナー・ブラザース製作。 with リチャード・ウィドマークキャロル・ベイカージェームズ・スチュアート出演。映画は、モニュメント・バレースーパー・レボリューション 70テクニカラー で撮影。 [182]
1965 若き日のキャシディ Young Cassidy Yes MGM製作。 監督、ジャック・カーディフロッド・テイラージュリー・クリスティ出演。 当初、フォードが監督していたが病気のため降板、カーディフと交代した。 最終的にクレジットはカーディフの名になっている。 [183]
1966 荒野の女たち 7 Women Yes MGM製作 アン・バンクロフトスー・リオンマーガレット・レイトン出演。 filmed in パナビジョンメトロカラー [184]
1970 チェスティ:伝説へのオマージュ Chesty: A Tribute to a Legend Yes 海兵隊製作ルイス・B・プラー将軍のドキュメンタリー。 ナレーションはジョン・ウェイン [185]
1971 ベトナム、ベトナム Vietnam! Vietnam! Yes 中央情報局製作のドキュメンタリー。 ナレーションチャールトン・ヘストン [186]
1971 映画の巨人 ジョン・フォード Directed by John Ford Yes 監督ピーター・ボグダノヴィッチ 、ナレーションオーソン・ウェルズ。フォードをインタビューしたドキュメンタリー映画. [187]
1971 ジョン・フォードメモリアルデー 1971 John Ford: Memorial Day 1971 Yes フォードをフィーチャリングした短編ドキュメンタリー。 [188]

受賞歴[編集]

※本来はプロデューサーが受取人である作品賞の受賞・ノミネートも含む。

部門 作品 結果 脚注
アカデミー賞 1932年 作品賞 人類の戦士 ノミネート [189]
1935年 作品賞 男の敵 ノミネート [190]
監督賞 受賞
1939年 作品賞 駅馬車 ノミネート [191]
監督賞 ノミネート
1940年 作品賞 怒りの葡萄 ノミネート [192]
果てなき航路 ノミネート
監督賞 『怒りの葡萄』 受賞
1941年 作品賞 わが谷は緑なりき 受賞 [193]
監督賞 受賞
1942年 短編ドキュメンタリー映画賞 『ミッドウェイ海戦』 受賞 [194]
1943年 短編ドキュメンタリー映画賞 『真珠湾攻撃』 受賞 [195]
1952年 作品賞 静かなる男 ノミネート [196]
監督賞 受賞
ヴェネツィア国際映画祭 1934年 特別メダル The World Moves On 受賞
1936年 特別メダル メアリー・オブ・スコットランド 受賞
1948年 国際賞 逃亡者 受賞
1952年 国際賞 『静かなる男』 受賞 [197]
国際カトリック映画事務局賞 受賞
パシネッティ賞 受賞
1971年 栄誉金獅子賞 - 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 1935年 作品賞 『男の敵』 受賞
監督賞 受賞
1939年 監督賞 『駅馬車』 受賞
1940年 作品賞 『怒りの葡萄』 受賞
監督賞 『怒りの葡萄』
『果てなき航路』
受賞
1941年 監督賞 『わが谷は緑なりき』 受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 1935年 作品賞 『男の敵』 受賞
1940年 作品賞 『怒りの葡萄』 受賞
1952年 作品賞 『静かなる男』 受賞
1958年 監督賞 『最後の歓呼』 受賞
ナストロ・ダルジェント賞 1948年 外国語映画賞 荒野の決闘 受賞
ロカルノ国際映画祭 1948年 監督賞 アパッチ砦 受賞
1950年 金豹賞 『ウィリーが凱旋するとき』 受賞
全米監督協会賞 1952年英語版 長編映画監督賞 『静かなる男』 受賞 [198]
1954年 D・W・グリフィス賞 - 受賞
1955年英語版 長編映画監督賞 長い灰色の線 ノミネート [199]
1959年英語版 長編映画監督賞 騎兵隊 ノミネート [200]
ゴールデングローブ賞 1952年 監督賞 『静かなる男』 ノミネート [201]
1954年 特別賞 - 受賞 [202]
英国アカデミー賞 1953年 総合作品賞 モガンボ ノミネート
総合作品賞 『太陽は光り輝く』 ノミネート
ブルーリボン賞 1953年 外国語作品賞 『怒りの葡萄』 受賞
AFI賞 1973年 生涯功労賞 - 受賞

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ O'FeenyやO'FearnaなどO'-で始まる名前は『風と共に去りぬ』のヒロイン「スカーレット・オハラ」(en:Scarlett O'Hara)同様、アイルランド系の名前の典型とされる。

出典[編集]

  1. ^ Gallagher, Tag John Ford: The Man and his Films (University of California Press, 1984), 'Preface'
  2. ^ 読売新聞 2008年8月15日「J・フォード監督の名も、米CIA前身の工作員名公開」記事
  3. ^ Jennifer M. Wood (2002年7月6日). “The 25 Most Influential Directors of All Time”. MovieMaker Magazine. 2011年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月12日閲覧。
  4. ^ サミー・デイヴィスJr.は『ハリウッドをカバンにつめて』(清水俊二訳、早川書房ハヤカワ文庫)映画の嘘を「本物の人生じゃない」とバカにされると、ジョン・フォードが「事実と伝説のどちらかを選べと言われたときにはいつも伝説をとった」という言葉を紹介したと書いている。
  5. ^ 黒澤明の自伝『蝦蟇の油』によると、敗戦直後の東京にフォードがいたことになっているが、蓮實重彦は黒澤の勘違いではないかという。
  6. ^ a b c Davis, Ronald L. (1995). John Ford: Hollywood's old master. The Oklahoma Western Biographies. University of Oklahoma Press. ISBN 978-0-8061-2916-7. https://archive.org/details/johnfordhollywoo00davi_0 
  7. ^ Cardullo, Bert (2008). Akira Kurosawa: interviews. Conversations with Filmmakers. University Press of Mississippi. ISBN 978-1-57806-997-2 
  8. ^ ダン・フォード『ジョン・フォード伝 親父と呼ばれた映画監督』(文藝春秋)
  9. ^ 「ザ・ファーブルマンズ」は「新型コロナがきっかけ」 スピルバーグ監督が明かす : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年3月10日閲覧。
  10. ^ Eyman2, pp. 19–20, 49.
  11. ^ Bogdanovich, p. 119.
  12. ^ a b Eyman, p. 543.
  13. ^ 281 Feature Films in Competition for 2008 Oscar”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences (2008年). 2010年9月22日閲覧。
  14. ^ The Battle of Bull Run”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  15. ^ Lucille Love, Girl of Mystery”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  16. ^ The Mysterious Rose”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  17. ^ The D.A.'s Brother”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  18. ^ Sources:
  19. ^ The Birth of a Nation”. American Film Institute (AFI). 2017年7月16日閲覧。
  20. ^ And They Called Him Hero”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  21. ^ Three Bad Men and a Girl”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  22. ^ The Hidden City”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  23. ^ Smuggler's Island”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  24. ^ The Doorway of Destruction”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  25. ^ The Broken Coin”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  26. ^ The Campbells Are Coming”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  27. ^ Strong-Arm Squad”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  28. ^ The Adventures of Peg o' the Ring”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  29. ^ Chicken Hearted Jim”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  30. ^ Sources:
  31. ^ The Tornado”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  32. ^ The Trail of Hate”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  33. ^ The Scrapper”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  34. ^ The Soul Herder”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  35. ^ Sources:
  36. ^ Sources:
  37. ^ Sources:
  38. ^ Cheyenne's Pal”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  39. ^ Stagecoach (1939)”. The Criterion Collection. 2014年6月26日閲覧。
  40. ^ The Purple Mask”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  41. ^ Sources:
  42. ^ Sources:
  43. ^ Sources:
  44. ^ Sources:
  45. ^ Sources:
    • Hell Bent”. AFI. 2017年7月16日閲覧。
    • Hell Bent”. LoC. 2017年7月16日閲覧。
  46. ^ Sources:
  47. ^ Sources:
  48. ^ Sources:
  49. ^ Sources:
    • Roped”. AFI. 2017年7月16日閲覧。
    • Roped”. LoC. 2017年7月16日閲覧。
  50. ^ The Fighting Brothers”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  51. ^ Sources:
  52. ^ Rustlers”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  53. ^ Sources:
  54. ^ Gun Law”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  55. ^ The Gun Packer”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  56. ^ By Indian Post”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  57. ^ Sources:
  58. ^ The Last Outlaw”. Silent Era. 2017年7月17日閲覧。
  59. ^ Sources:
  60. ^ Sources:
  61. ^ Sources:
  62. ^ Sources:
  63. ^ Sources:
  64. ^ Sources:
  65. ^ Sources:
  66. ^ Under Sentence”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  67. ^ Sources:
  68. ^ Sources:
    • Just Pals”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Just Pals”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  69. ^ Sources:
  70. ^ Sources:
  71. ^ Sources:
  72. ^ Sources:
  73. ^ Sources:
  74. ^ Sources:
    • Sure Fire”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Sure Fire”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  75. ^ Sources:
    • Jackie”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Jackie”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  76. ^ Eyman, p. 545.
  77. ^ Nero”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  78. ^ Sources:
  79. ^ Eyman, p. 57.
  80. ^ Sources:
  81. ^ Sources:
  82. ^ The Face on the Bar-Room Floor”. Silent Era. 2017年7月16日閲覧。
  83. ^ Sources:
  84. ^ Sources:
  85. ^ Sources:
  86. ^ Sources:
  87. ^ Sources:
  88. ^ Sources:
  89. ^ Sources:
  90. ^ a b Sources:
    • Lightnin'”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Lightnin'”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  91. ^ Sources:
  92. ^ Sources:
    • Thank You”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Thank You”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  93. ^ Sources:
  94. ^ Sources:
  95. ^ Sources:
    • 3 Bad Men”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • 3 Bad Men”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  96. ^ Sources:
  97. ^ Sources:
    • Upstream”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Upstream”. LoC. 2017年7月18日閲覧。
  98. ^ a b Eyman, pp. 83.
  99. ^ Mother Machree”. Silent Era. 2017年7月18日閲覧。
  100. ^ Four Sons”. Silent Era. 2017年7月18日閲覧。
  101. ^ Hangman's House”. Silent Era. 2017年7月18日閲覧。
  102. ^ Napoleon's Barber”. Silent Era. 2017年7月18日閲覧。
  103. ^ Sources:
  104. ^ Sources:
    • Strong Boy”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
    • Strong Boy”. Silent Era. 2017年7月18日閲覧。
  105. ^ a b The Black Watch”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
  106. ^ Salute”. AFI. 2018年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月18日閲覧。
  107. ^ Big Time”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
  108. ^ Eyman, pp. 106, 546.
  109. ^ Born Reckless”. AFI. 2017年7月18日閲覧。
  110. ^ Up the River”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  111. ^ Seas Beneath”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  112. ^ a b The Brat”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  113. ^ Arrowsmith”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  114. ^ Air Mail”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  115. ^ Flesh”. AFI. 2014年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月19日閲覧。
  116. ^ Pilgrimage”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  117. ^ Doctor Bull”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  118. ^ a b The Lost Patrol”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  119. ^ The World Moves On”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  120. ^ Judge Priest”. AFI. 2014年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月19日閲覧。
  121. ^ The Whole Town's Talking”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  122. ^ a b The Informer”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  123. ^ Eyman, Scott (2007). Steamboat Round the Bend (audio commentary). United States: 20th Century Fox. B000WMA6HI。
  124. ^ a b Steamboat Round the Bend”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  125. ^ The Prisoner of Shark Island”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  126. ^ The Last Outlaw”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  127. ^ Mary of Scotland”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  128. ^ The Plough and the Stars”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  129. ^ Wee Willie Winkie”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  130. ^ The Hurricane”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  131. ^ The Adventures of Marco Polo”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  132. ^ Four Men and a Prayer”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  133. ^ Submarine Patrol”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  134. ^ Sources:
  135. ^ Sources:
  136. ^ a b Drums Along the Mohawk”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  137. ^ a b Sources:
  138. ^ a b Sources:
  139. ^ Tobacco Road”. AFI. 2017年7月19日閲覧。
  140. ^ a b c d Bogdanovich, p. 132.
  141. ^ a b Sources:
  142. ^ The 16th Academy Awards:1944”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2017年7月20日閲覧。
  143. ^ Bogdanovich, pp. 132–133.
  144. ^ Axmaker, Sean (2017年). “How to Operate Behind Enemy Lines”. TCM. 2017年7月19日閲覧。
  145. ^ How to Operate Behind Enemy Lines”. Show Business at War. 2017年7月26日閲覧。
  146. ^ The 18th Academy Awards:1946”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2017年7月20日閲覧。
  147. ^ Sources:
  148. ^ The Fugitive”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  149. ^ Fort Apache”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  150. ^ 3 Godfathers”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  151. ^ Mighty Joe Young”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  152. ^ a b She Wore a Yellow Ribbon”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  153. ^ Pinky”. AFI. 2017年7月20日閲覧。
  154. ^ When Willie Comes Marching Home”. AFI. 2017年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月20日閲覧。
  155. ^ Wagon Master”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  156. ^ Rio Grande”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  157. ^ a b The Bullfighter and the Lady”. AFI. 2017年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月21日閲覧。
  158. ^ This is Korea!”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  159. ^ a b Sources:
  160. ^ What Price Glory”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  161. ^ The Sun Shines Bright”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  162. ^ a b Magambo”. AFI. 2017年7月21日閲覧。
  163. ^ Hondo”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  164. ^ The Long Gray Line”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  165. ^ Bogdanovich, p. 141.
  166. ^ Mister Roberts”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  167. ^ Sources:
  168. ^ The Wings of Eagles”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  169. ^ The Growler Story”. Internet Archive. 2017年7月22日閲覧。
  170. ^ The Rising of the Moon”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  171. ^ Bogdanovich, p. 139.
  172. ^ a b The Last Hurrah”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  173. ^ Gideon of Scotland Yard”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  174. ^ Bogdanovich, p. 140.
  175. ^ The Horse Soldiers”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  176. ^ Sergeant Rutledge”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  177. ^ The Alamo”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  178. ^ Two Rode Together”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  179. ^ Sources:
  180. ^ Sources:
  181. ^ Donovan's Reef”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  182. ^ Cheyenne Autumn”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  183. ^ Eyman, pp. 489–490.
  184. ^ 7 Women”. AFI. 2017年7月22日閲覧。
  185. ^ Eyman, p. 510.
  186. ^ Eyman, pp. 507–509.
  187. ^ Directed by John Ford”. TCM. 2017年7月22日閲覧。
  188. ^ Eyman, p. 515.
  189. ^ THE 5TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2020年2月7日閲覧。
  190. ^ THE 8TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年3月22日閲覧。
  191. ^ THE 12TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年3月22日閲覧。
  192. ^ THE 13TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年3月22日閲覧。
  193. ^ THE 14TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年3月22日閲覧。
  194. ^ THE 15TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2020年2月7日閲覧。
  195. ^ THE 16TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2020年2月7日閲覧。
  196. ^ THE 25TH ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年3月22日閲覧。
  197. ^ 1952 Awards - Venice Film Festival”. IMDb. 2020年2月7日閲覧。
  198. ^ 5th Annual DGA Awards”. Directors Guild of America. 2018年8月12日閲覧。
  199. ^ 8th Annual DGA Awards”. Directors Guild of America. 2018年8月12日閲覧。
  200. ^ 12th Annual DGA Awards”. Directors Guild of America. 2018年8月12日閲覧。
  201. ^ Winners & Nominees 1952”. goldenglobes. 2019年3月22日閲覧。
  202. ^ 1955 Awards - Golden Globes, USA”. IMDb. 2020年2月8日閲覧。

---

  1. ^ Ford's real name was John Martin Feeney. He was commonly known as Jack. His older brother, Francis Feeney, took the professional name of "Francis Ford" when he became an actor as it sounded more professional and less ethnic. When Jack entered films he took on the last name of Ford as well. With Cameo Kirby he altered his name to "John Ford" as it sounded more dignified.[10]
  2. ^ According to the rules of the Academy of Motion Picture Arts and Sciences, a feature-length motion picture has a running time of more than 40 minutes.[13]
  3. ^ Other screen adaptations of Kyne's story include a 1916 Bluebird film directed by Edward LeSaint and starring Harry Carey, Hell's Heroes (1930), directed by William Wyler and starring Charles Bickford, Three Godfathers (1936) directed by Richard Boleslawski and starring Chester Morris, and a TV movie, The Godchild (1974), directed by John Badham and starring Jack Palance.
  4. ^ Remade in 1930 with Will Rogers starring and David Butler directing.[90]
  5. ^ Remade in 1954 as King of the Khyber Rifles, directed by Henry King and starring Tyrone Power.[105]
  6. ^ The TCM website states that Up the River was Humphrey Bogart's second film.
  7. ^ Previously filmed as The Brat (1919), directed by Herbert Blaché and starring Alla Nazimova, remade as Girl from Avenue A (1940).[112]
  8. ^ Previously filmed in 1929 with Cyril McLaglen in the role played by his brother, Victor McLaglen, in the Ford version.[118]
  9. ^ The Informer also won Academy Awards for Best Actor (Victor McLaglen), Best Screenplay (Dudley Nichols), and Best Music Score (Max Steiner). The Informer had been previously filmed in 1929, directed by Arthur Robison and starring Lars Hanson[122]
  10. ^ During production of Steamboat Round the Bend Fox Films merged with Darryl F. Zanuck's Twentieth Century Pictures to form 20th Century Fox.[123]
  11. ^ Steamboat Round the Bend was released after Rogers' death in a airplane crash. Although it was the last film that Rogers made, a film he made prior to it, In Old Kentucky, was released later.[124]
  12. ^ Thomas Mitchell also received an Academy Awards
  13. ^ Edna May Oliver received an Academy Award nomination for Best Supporting Actress.[136]
  14. ^ Also nominated for Academy Awards: Best Actor (Henry Fonda), Editing (Robert Simpson), Sound (E. H. Hansen), Writing (Nunnally Johnson), and Outstanding Production[137]
  15. ^ The Long Voyage Home was nominated for the following Academy Awards: Black and White Cinematography (Gregg Toland), Film Editing (Sherman Todd), Original Score (Richard Hageman), Special Effects (R.T. Layton, R.O. Binger, Thomas T. Moulton), Best Screenplay (Dudley Nichols), and Outstanding Production.[138]
  16. ^ How Green Was My Valley also won Academy Awards for Best Supporting Actor (Donald Crisp), Art Direction (black and white) (Richard Day, Nathan H. Juran, Thomas Little), and Best Cinematography (Arthur Miller)[141]
  17. ^ Cinematographer Winton Hoch attempted to duplicate the style of Frederic Remington's western paintings in their screen images. Hoch won an Academy Award for Best Cinematography (Color).[152]
  18. ^ Ford edited about 40 minutes out of Boetticher's original cut. In 1986, Boetticher's cut was restored.[157]
  19. ^ The Quiet Man also received Academy Award nominations for Best Picture, Best Screenplay (Frank S. Nugent), Best Sound Recording (Daniel J. Bloomberg), Best Art Direction (Frank Hotaling; John McCarthy, Jr., Charles S. Thompson), and Best Supporting Actor (Victor McLaglen).[159]
  20. ^ Gable starred in Red Dust (1932), an earlier film version of Mogambo directed by Victor Fleming.[162]
  21. ^ Remade as a 1977 television film of the same name, starring Carroll O'Connor and directed by Vincent Sherman.[172]

関連文献[編集]

  • ピーター・ボグダノヴィッチ『ジョン・フォード インタビュー』 高橋千尋訳、文遊社(新版)、2011年。初版は1977年 - 同インタビューを元にしたボグダノヴィッチによるドキュメンタリー映画『映画の巨人 ジョン・フォード』(DIRECTED BY JOHN FORD、2006年)
  • ダン・フォード『ジョン・フォード伝 親父と呼ばれた映画監督』 高橋千尋訳、文藝春秋、1987年
  • ハリー・ケリー・ジュニア『ジョン・フォードの旗の下に』 高橋千尋訳、筑摩書房<リュミエール叢書>、1997年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]