SAKAMOTO DAYS

SAKAMOTO DAYS

ジャンル バトルアクション
少年漫画
漫画
作者 鈴木祐斗
出版社 集英社
その他の出版社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ コミックス
発表号 2020年51号 -
発表期間 2020年11月21日 -
巻数 既刊16巻(2024年4月4日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

SAKAMOTO DAYS』(サカモト デイズ)は、鈴木祐斗による日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2020年51号より連載中[1]2021年、「次にくるマンガ大賞 2021」にてコミックス部門9位に入り特別賞U-NEXT賞を受賞[2]。2022年、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて、6位に選出[3]。2024年1月時点で累計部数は430万部を突破している[4]

ストーリー[編集]

かつて最強・伝説の殺し屋として裏社会では名を馳せ、恐怖と尊敬の目を向けられていた男・坂本太郎。しかし、ある女性に一目惚れしたことをきっかけにあっさりと殺し屋を引退する[5]。その後、坂本は彼女と結婚して一児の父親となり、個人商店「坂本商店」を営む[5]。今ではふくよかな体型の中年男性となったが、伝説の殺し屋としての腕は未だ健在でその腕前を生かして愛する家族や平凡な日常を守るため、様々な刺客と戦っていく[5]

登場人物[編集]

声はボイスコミックの担当声優。

坂本商店[編集]

坂本 太郎(さかもと たろう)
声 - 深澤純
本作の主人公。
1993年11月21日生まれ(DAYS45:扉絵)。かつて「最強の殺し屋」と呼ばれ、裏社会で名を馳せた男。妻と出会ったことで殺し屋を引退し、現在はふくよかな体型になり、のどかな町で個人商店「坂本商店」の店長をしている。寡黙で表情の変化に乏しく、大人しい性格。殺し屋としての腕前は現在も衰えておらず、「武器の性能に頼るのは三流の証」という信条から、周囲にある道具や状況を利用して巧みに戦う。妻と娘を何よりも大切に思っており、家族に危害を加える者には容赦しないが、妻との約束から不殺を貫いている。他の殺し屋たちとの戦闘でカロリーを多量に消費することにより一時的にスリムな体型になるが、すぐに元の体型に戻ってしまう。
朝倉 シン(あさくら シン)
声 - 伊藤節生
2000年6月7日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本の昔の部下で、他人の心を読む能力を持つエスパーの青年。DAYS1にて所属する組織からの命令で坂本の勧誘を試みるが拒否され、坂本が「何てことない日常」を守るために殺し屋を引退したことを悟る。その後組織に抹殺されかけるも、坂本に助けられ坂本商店の一員になる。
幼い頃に政府非公認の科学研究施設「ラボ」に預けられ、所長である朝倉の元で育った。そこで朝倉の実験薬を間違って飲んだことで、超能力に目覚めた過去を持つ。死刑囚・ソウとの戦いでは他人の運動準備電位を見ることによって、コンマ数秒先の未来を先読みする能力を開花させる。殺連の免許証には「朝倉 シン」と書いている。(DAYS 9)
陸 少糖(ルー シャオタン)
2002年4月8日生まれ(DAYS45:扉絵)。中国マフィアの当主の娘。敵組織に両親を殺害され追われていたところを坂本に助けられ、坂本商店の一員になる。
酔拳の使い手で、酔うと感情の振り幅が激しくなる。
眞霜 平助(ましも へいすけ)
声 - 峯田大夢
2001年12月17日生まれ(DAYS45:扉絵)。身長180cm。跳弾を駆使する変則狙撃手の青年。「ピースケ」という名前のオウムを相棒にしている。直情的な性格で、情に厚く涙脆い。
射撃以外の能力は人並み以下であるため他の殺し屋からは見下されており、自身を解雇した組織を見返すために坂本の懸賞金を狙ったことがきっかけで店の常連となる。
坂本 葵(さかもと あおい)
声 - 齋田華帆
坂本の妻。美人で明るく優しい性格の女性。但し怒ると坂本だけでなく、シンやボイルですら畏怖する。
坂本 花(さかもと はな)
声 - 琴石ゆうひ
坂本の娘。葵似の優しい性格の快活な女の子で、坂本を殺しに来て返り討ちにあった殺し屋達に絆創膏を持っていく。

日本殺し屋連盟(殺連)[編集]

プロの殺し屋400名弱を擁する構成員1000名以上の日本最大の殺し屋組織。通称「殺連(サツレン)」。 本部と関東支部と関西支部が存在する。殺連は、殺し屋の任務の管理・斡旋・その他諸々のサポート、任務で損壊した一般区域の修繕、新武器の製造・開発にいたり、多岐にわたる。

ORDER(オーダー)[編集]

殺連直属の特務機関/部隊であり、殺し屋界の最高戦力。殺連が選定した危険性の高い殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ存在。後述する四ツ村暁とキンダカによってORDERが発足した。現在(第14話時点)の構成員は8名である。坂本は過去にORDERに所属していた。

南雲(なぐも)
声 - 汐谷文康
現ORDER。1993年7月9日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本とはJCC〜殺し屋時代の同期。武器は巨大な六徳ナイフ。
変装が得意で、細身の体躯ながらかなりの腕力と俊敏性で敵を仕留めるほか、心理的側面でもシンが心を読むことが出来なかった人物。
JCC時代から坂本や赤尾リオンと並ぶほどの高い実力の持ち主で、緊張感は無いが謎の多い人物。
JCC時代は元々諜報活動科にいたが、坂本や赤尾リオンがいた暗殺科に転科した。
豹(ひょう)
現ORDER。ORDERメンバー内でも大柄で屈強な体格を持っている男性。坂本や南雲と同じJCC出身で豹は先輩にあたる。武器はナックルダスター。
抹殺対象には情け容赦なく任務を遂行する。また言葉遣いが荒々しく後輩である坂本や南雲などと喧嘩することもある。だが、実際は不器用なりにも優しい性格で、倒れた花瓶を立て直したり、初対面の人物に対して手助けしたりなど優しさが垣間見えることがある。
神々廻(ししば)
現ORDER。年齢26歳。身長180cm。長髪に関西弁の男性。大佛と一緒に行動することが多い。武器は金槌。
坂本や南雲とは違いJCC出身ではなく、関西にある関西殺仁学院出身で中退している。
大佛や南雲の発言にツッコミを入れることがある。
ORDERの中でも比較的常識人であり、元ORDERの坂本と再会した際には「坂さん」と呼んでいた。
南雲と同様に俊敏性が高く、複数の相手にも怯む事なく敵を仕留めるなど高い実力の持ち主。
嫌いな食べ物はタマネギで、自身の料理にタマネギが入っていると途端に凶暴になる。
ORDER創設者の四ツ村暁とは師弟関係にあたる。
大佛(おさらぎ)
声 - 古賀葵
現ORDER。ゴスロリ調の衣装を着たミステリアスな雰囲気の女性。神々廻と一緒に行動することが多い。見た目にそぐわぬ怪力で、武器は電動丸ノコ。
坂本が抜けた後にORDERに入った新入りで、他のORDERメンバーとは違い、農家生まれの田舎育ちで殺し屋育成機関に入った経歴が無い稀有な人物。
ミステリアスな雰囲気だが、実際はマイペースで食べることが大好き。任務前後に神々廻に対し「トンカツ食べに行こ」「お豆腐食べたい」といった場違いな発言をしたり、サービスエリアに寄った際にお菓子を両手一杯に抱えるほど買っている間に南雲たちに置いていかれたことがある。また負けず嫌いで、南雲に任務の標的を取られそうになった際には、食べていたカツ丼を神々廻に押し付け任務に向かった。
篁(たかむら)
現ORDER。常に聞き取り難い何かを呟きながら徘徊している老人。一見すると呆けているようだが居合の達人で、持ち歩く日本刀を一閃してあらゆる物を切断する。
ORDERにいつから所属しているのか不明で、殺連にとってもどういう存在なのか、何を考えているのか誰も知らない謎に包まれた人物。通称「殺連の亡霊」。
京(かなぐり)
元ORDER。表向きは映画監督、裏では殺し屋という2つの顔を持つ男。フィルム柄のマフラーを首に纏っている。武器はカチンコ型の刃物。シンの能力をもってしても未来の行動を予測することができない。価値観や行動原理は全て「映画として面白いか否か」が中心になっており、映画を馬鹿にされると怒る。
後に×(スラー)の協力者と判明し、ORDERから除隊され殺連より抹殺対象者となる。
上終(かみはて)
現ORDER。人前に出るのが苦手な極度の引きこもりスナイパー。顔を見たことがあるものは少ない。

殺連関係者[編集]

殺連に所属している或いは関係している人物。

四ツ村 暁 (ヨツムラ サトル)
黒髪の猫背気味な男性。武器は三節棍。
殺連の元ナンバー2でORDER創設者・元メンバー。
8年前の幹部暗殺未遂事件で殺連を追放され抹殺対象になっている。JCCに周という息子がいる。
慈乃 (しの)
四ツ村暁の妻。気怠げな雰囲気を纏っている人物。
周の母親であり、廟堂/爺ちゃんの娘でもある。
猪田 (いのだ)
殺連関東支部の職員で大柄な体格でマスクと眼鏡をかけた男性。殺連に侵入してきた楽を吹き飛ばすが、反撃に遭い倒れる。
武部 (たけべ)
殺連関東支部の職員でウイスキーボトルを片手に持った男性。殺連に侵入してきた楽を迎え撃つ。
福光 (ふくみつ)
殺連関西支部の支部長。
キンダカ
髪型がオールバックで眼鏡をかけている男性。
殺気を消すのが上手で、動きが異常な位に速い。本人いわく「全殺し屋の中で一番速い男」。
四ツ村暁と同じORDER創設者でORDERのまとめ役。
近藤 (こんどう)
キンダカの部下。
天羽 宗一 (あもう そういち)
殺連会長。ナガンM1895を組み立てることが趣味。
天羽 藍 (あもう あい)
殺連会長の妻。
天羽 このみ (あもう このみ)
殺連会長の娘。

× (スラー)とその関係者[編集]

× (スラー)
本名は有月憬。白髪に白い衣服を身に纏った人物。JCC時代の坂本や南雲らと同期。殺連に関わる100人以上のプロの殺し屋を惨殺した謎の男。
鹿島(かしま)
×に忠実なトナカイの頭部を常に被る殺し屋。人工骨格を持ち、体を切り刻まれても何故か死なない。全身の70%が武器である。
革新的な殺しの道具を求め、ラボを襲撃・占拠するが、坂本との戦闘に敗れる。
楽(がく)
×をボスと呼ぶ凄腕の殺し屋。殺連の関東支部で圧倒的な実力を見せるも、篁との戦いでは圧倒的な実力差で敗退する
宇田(うだ)
殺連にスパイとして約1年ほど潜入していた殺し屋。最終的にはボスの×を助ける為に躊躇なく篁へ自爆攻撃を行い死亡。
キャロライナ・リーパー
頭上部を包帯でぐるぐる巻きにしている謎の人物。
クラブジャム
両目の上に「sweet tooth」と文字があるのが特徴的で身体を縄のような者で縛っている人物。極度のマゾヒズムで常に自身への痛みを求めている。
催眠術師で手を叩くことで催眠をかけたり切ったりすることができる。
熊埜御
×一派で唯一の女性。露出の多い格好をしている。腕に装着している機械で磁力を操り戦う。仲間想いな性格だが、極端であり仲間に危害を加える者には一切の容赦がない。
ハルマ
顔に渦巻き状のマークがあり、いつも目を瞑っている。

死刑囚[編集]

スラーたちが殺連襲撃の為にOREDERを引きつける駒となった4人の死刑囚。

アパート
声 - 比上孝浩
死刑囚。ピアノ線の様な武器で相手の体を切り裂く殺人鬼。坂本との戦いに負け、知っている×の情報を話す。
異様な程の几帳面なところがある。
ソウ
死刑囚。元軍人で斧を武器にする快楽殺人鬼。ホームセンターを訪れていたシンとルーを狙うが、覚醒したシンとルーに返り討ちにされ、逃亡途中に豹によって抹殺される。
ミニマリスト
声 - 村上裕哉
死刑囚。ドレットヘアーの体格の良い黒人。異様なまでの怪力自慢で様々な物を圧縮出来る。
坂本商店での南雲との戦いで、圧倒的な力量差で抹殺される。
ダンプ
声 - 前田玲奈
死刑囚。独占欲で捻じ曲がった恋愛脳の女性殺人鬼。手に2本、体に6本の収納型ランサーを持つ。最終的に大佛によって抹殺される。

JCC編入試験受験生[編集]

赤尾 晶(あかお あきら)
赤尾リオンに容姿が似た、気弱で優しい少女。家事が得意で、即席でパラシュートを素早く正確に縫う技量を持つ。
勢羽 真冬(せば まふゆ)
マスクを常に装着した14歳の少年。勢羽夏生の弟。殺しのセンスは高いが、潔癖症で弱音を吐くことが多い。
ヤナヤ・ツー
JCC編入試験5浪中で、新人イビリが趣味な小物。28歳。
通称「キルベイビー」。

推薦組[編集]

虎丸 尚(とらまる なお)
三次試験が始まる前に紹介された推薦組の一人。女子高生の様な風貌で坂本が推し。推し活を馬鹿にされたり、推しへの解釈違いをされると表情が豹変する。サカモトキーホルダーも自作でリュックに付け愛用している。斧を取り付けた散弾銃を所持している。他にも斧で木を切ったり、岩石を砕いたりなど見た目にそぐわない実力の持ち主。
加耳 丈一郎(かじ じょういちろう)
虎丸と同じく推薦組の一人。極度の人見知り。並外れた聴力を持ち、「ゴーグルのインカムから向こうの声が漏れている」という理由で軟柔が遠隔操作されていることにも気づいた。更に攻撃の音を聞いただけで他人の攻撃を正確に再現できる。
軟柔(しなや)
推薦組の一人として三次試験から参加した。だが軟柔本人は寝ており、実際はJCC編入試験のメンバーから新たな駒を探す為に、楽によって身体を遠隔操作されていた。

JCC/日本殺し屋養成機関[編集]

生徒数は約1000人弱で全寮制4年制。訓練は熾烈を極め命を落とす生徒も少なくない。しかし優秀な生徒は在学中にライセンスを取得することもある。JCCは国内の殺し屋養成機関の中では最高峰に位置する。

教員[編集]

佐藤田 悦子 (さとうだ えつこ)
JCC教員。黒髪で物腰が落ち着いて穏やかに見えるが、若い時は超武闘派の殺し屋で合気道の達人。任務で一度も傷を負ったことがないという逸話がある。
生徒からは佐藤田先生と呼ばれており、彼女の登場以来殺し屋教育に合気道が必須科目になるなど影響は非常に大きい。坂本や南雲たちもJCCの頃から佐藤田先生にお世話になっている。
実力はORDERに勧誘される程だが、彼女自身の方針が教育にあると考えていた為、教職に就いている。
廟堂 (びょうどう)
JCC用務員。佐藤田先生とは同期で顔馴染み。
超記憶能力を持っている。
四ツ村周の祖父で、周からは爺ちゃんと呼ばれている。
井上 (いのうえ)
JCC教員。黒髪で顔に2線の大きな傷がある。
山田 (やまだ)
JCC教員。JCCの教頭を務めている。
宇佐美 (うさみ)
JCC編入試験の試験官を束ねる試験官長。
阿藤 (あとう)
JCC編入試験の女性試験官。
野呂 (のろ)
JCC編入試験の男性試験官。

生徒[編集]

勢羽 夏生 (せば なつき)
JCCの武器製造科研究室1年。学部の卒業制作で首席のうえ、武器製造科で15年ぶりにヨツムラ賞を受賞した天才と呼ばれる。透明スーツが代表作。かつて鹿島のラボ占拠にバイトとして参加していた。その為、シンや平助と戦った経緯がある。
四ツ村 周 (よつむら あまね)
四ツ村暁の息子
ジャンボ田西 (ジャンボたにし)
暗殺科1年。授業で晶と近接格闘演習を行う。
堀田 (ほった)
JCCの生徒。
岩本 (いわもと)
JCCの生徒。
薮内 (やぶうち)
JCCの生徒。

その他の人物[編集]

サカモトデイズの世界における一般人やその他人物。

陸 無糖(ルー ウータン)
中国マフィアの幹部で陸 少糖(ルー シャオタン)のコンシリエーリ(相談役)。戦闘能力は一般人並だが途轍も無い頭脳で幹部にまで上り詰めた男。
陸 少糖(ルー シャオタン)に対して異常なまでの過保護な行動と常軌を逸した尊敬と愛情の念を抱く。陸 少糖(ルー シャオタン)には、「ウータン」「変態おせっかいコンシリエーリ」と言われている。
×(スラー)に関する情報を交換条件に坂本にマフィア流(?)のギャンブル勝負を挑むも、部下の裏切りなど紆余曲折をえて敗北する。
坂本商店で臨時バイトをする傍ら×(スラー)に関する知りえた情報を伝え、中国で情報収集継続を行う。
尚日本通であったのか、坂本商店でアルバイト店員としての働きは至極真面目且つ理想的な店員行動であった。
朝倉 (あさくら)
「ラボ」と呼ばれる政府非公認の科学研究施設の所長。子どもが苦手と言いつつも面倒見がよく、小さい頃のシンを育て、シンが超能力を持つきっかけとなる実験と研究をしていた。
多田 (ただ)
「ラボ」の所員。
並木 (なみき)
「ラボ」の女性所員。
ナカセ
坂本たちが住んでいる街の憩来坂警察署に所属している女性巡査。シンの僅かな発言からバスジャック事件を解決した謎の覆面男と坂本には繋がりがあるのではないかと瞬時に見抜くなどと洞察力が高い。
金平 力(かねひら りき)
暴走族頭都藻(ずっとも)連合総長。若い女性を無理やり連れ去ろうとした現場でナカセに止められ、クスリを見られた為にナカセらを拉致する。
多数の部下と共に廃工場に居る所を、助けに来た坂本とシンにより壊滅させられる。
宮バァ
整体師。坂本のおすすめの整体師で、坂本によれば「殺し屋界隈では有名な凄腕整体師」、「ゴッドハンド」と呼ばれている。98歳とご高齢だが、煙草を吸いながら坂本らを治療してしまう元気な女性。

その他の殺し屋[編集]

王(ワン)
弾商会の会長。ルーが持っている謎の鍵を狙う。
ソンヒとバチョウ
王が呼んだ双子の殺し屋。殺した相手の首を持ち帰り、スケッチするのが趣味。
タツ
どんでん会に雇われた殺し屋。毒使い。考えるより先に身体が動く派で、シンも思考が読めなかった。
ボイル
どんでん会所属の殺し屋。2年前のロンリコ抗争では帯黒と2人で100人以上を殺した武闘派。
JCC時代に坂本と因縁がある。爆風の推進力を利用した「ロケットダイナマイトパンチ(RDB)」と「スーパーボール爆弾(SBB)」の使い手。
帯黒(おびぐろ)
どんでん会所属の殺し屋。ボイルとコンビを組む女性。皇殺流空手の使い手。
ピッツァ中島(ピッツァなかじま)
ピザ屋兼 殺し屋。
栗井 ニング(くりい ニング)
清掃員兼 殺し屋。
マッド堀口 (マッド ほりぐち)
ラボを占拠した殺し屋集団のB1階の敵幹部。
科学者で脳の電気信号を誤認させる薬などを使う。
高御堂 (たかみどう)
ラボを占拠した殺し屋集団のB3階の敵幹部。
鬼ヶ原 (おにがはら)
ラボを占拠した殺し屋集団のB4階の敵幹部。
田中 (たなか)
ラボを占拠した殺し屋集団の下っ端。
湯太郎 (ゆたろう)
アマチュアの殺し屋で風呂屋(銭湯)の息子。
実家の手伝い中に坂本たちと遭遇し、風呂屋の施設を使い、命を狙うが失敗する。また、41話の回想シーンで何故か殴られているなど可哀想な点が目立つ。
芸妓
芸妓の姿をした殺し屋。武器は改造した唐傘。
鉢亜 多理男 (ばちあ たりお)
罰当たり殺し屋。甘酒に細工をする。
樋口 (ひぐち)
スキンヘッドに丸眼鏡と頭部側面に「殺」と彫っているのが特徴的な殺し屋。本人にとって良いことをすることで「徳ポイント」を貯めている。113話時点では5万徳ポイントあり、ナイアガラの滝にダイブしても死なないらしい。
小林 (こばやし)
帽子を被り、黒服を着ている殺し屋。体内で有毒ガスを生成できる。

書誌情報[編集]

  • 鈴木祐斗 『SAKAMOTO DAYS』 集英社ジャンプ コミックス〉、既刊16巻(2024年4月4日現在)
    1. 「伝説の殺し屋」2021年4月7日発行(4月2日発売[集 1][5])、ISBN 978-4-08-882657-8
    2. 「ハードボイルド」2021年6月9日発行(6月4日発売[集 2])、ISBN 978-4-08-882685-1
    3. 「マシモ ヘイスケ」2021年9月8日発行(9月3日発売[集 3])、ISBN 978-4-08-882763-6
    4. 「車内ではお静かに」2021年11月9日発行(11月4日発売[集 4])、ISBN 978-4-08-882819-0
    5. 「死刑囚」2022年1月9日発行(1月4日発売[集 5])、ISBN 978-4-08-882879-4
    6. 「ツいてないね」2022年3月9日発行(3月4日発売[集 6])、ISBN 978-4-08-883072-8
    7. 「お安い御用」2022年6月8日発行(6月3日発売[集 7])、ISBN 978-4-08-883147-3
    8. 「三次試験」2022年8月9日発行(8月4日発売[集 8])、ISBN 978-4-08-883191-6
    9. 「ハードモード」2022年11月9日発行(11月4日発売[集 9])、ISBN 978-4-08-883292-0
    10. 「再会」2023年2月8日発行(2月3日発売[集 10])、ISBN 978-4-08-883429-0
    11. 「一本」2023年4月9日発行(4月4日発売[集 11])、ISBN 978-4-08-883449-8
    12. 「クランクイン」2023年6月7日発行(6月2日発売[集 12])、ISBN 978-4-08-883555-6
    13. 「追憶」2023年9月9日発行(9月4日発売[集 13])、ISBN 978-4-08-883633-1
    14. 「奇妙な痕跡」2023年11月7日発行(11月2日発売[集 14])、ISBN 978-4-08-883692-8
    15. 「世紀の殺し屋展」2024年1月9日発行(1月4日発売[集 15])、ISBN 978-4-08-883793-2
    16. 「邂逅」2024年4月9日発行(4月4日発売[集 16])、ISBN 978-4-08-883878-6

脚注[編集]

出典[編集]

以下の出典は『集英社の本』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ SAKAMOTO DAYS 1|鈴木祐斗”. 2021年6月5日閲覧。
  2. ^ SAKAMOTO DAYS 2|鈴木祐斗”. 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ SAKAMOTO DAYS 3|鈴木祐斗”. 2021年9月3日閲覧。
  4. ^ SAKAMOTO DAYS 4|鈴木祐斗”. 2021年11月4日閲覧。
  5. ^ SAKAMOTO DAYS 5|鈴木祐斗”. 2022年1月4日閲覧。
  6. ^ SAKAMOTO DAYS 6|鈴木祐斗”. 2022年3月4日閲覧。
  7. ^ SAKAMOTO DAYS 7|鈴木祐斗”. 2022年6月3日閲覧。
  8. ^ SAKAMOTO DAYS 8|鈴木祐斗”. 2022年8月4日閲覧。
  9. ^ SAKAMOTO DAYS 9|鈴木祐斗”. 2022年11月4日閲覧。
  10. ^ SAKAMOTO DAYS 10|鈴木祐斗”. 2023年2月3日閲覧。
  11. ^ SAKAMOTO DAYS 11|鈴木祐斗”. 2023年4月4日閲覧。
  12. ^ SAKAMOTO DAYS 12|鈴木祐斗”. 2023年6月2日閲覧。
  13. ^ SAKAMOTO DAYS 13|鈴木祐斗”. 2023年9月4日閲覧。
  14. ^ SAKAMOTO DAYS 14|鈴木祐斗”. 2023年11月2日閲覧。
  15. ^ SAKAMOTO DAYS 15|鈴木祐斗”. 2024年1月4日閲覧。
  16. ^ SAKAMOTO DAYS 16|鈴木祐斗”. 2024年4月4日閲覧。

外部リンク[編集]