錦鯉の泳いでいくゼ!

錦鯉の泳いでいくゼ!
ジャンル バラエティ番組
出演者 錦鯉 ほか
製作
制作 朝日放送テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年1月16日 - 2022年3月20日
放送時間日曜 0:05 - 0:35
回数全10回
番組公式サイト
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錦鯉の泳いでいくゼ!』(にしきごいのおよいでいくゼ!)は、朝日放送テレビ(ABCテレビ)の制作で2022年1月16日(15日深夜)から3月20日(19日深夜)まで放送されていたバラエティ番組

ABCテレビ主催のM-1グランプリ2021で優勝した錦鯉が初めてレギュラーで出演した冠番組で、同局に加えて、テレビ朝日の一部系列局でも遅れネット方式で放送されていた。

概要[編集]

「錦鯉」の長谷川雅紀と渡辺隆が、漫才以外の才能を開花させるべく、初体験の企画に次々と挑んだ期間限定番組[1]。ABC以外でのテレビ朝日系列局では、北海道テレビ(長谷川の出身地である北海道内の加盟局)を含む4局が遅れネット方式で放送している。

番組開始直前から第1回放送までの仮タイトルは『錦鯉のバカみたいに何も決まっていない新番組(仮)[2]で、基本として事前に収録された内容を放送していた。ただし、ABCにおける初回(2022年1月16日)には、「とりあえず生放送やってみます」と銘打って朝日放送ラジオ(ABCラジオ)本社スタジオ(大阪市福島区)からの生放送パートを挿入。当初の予定では、このパートで番組のタイトルや方向性を決めることになっていたため、錦鯉はオープニングからタイトルや次週以降の企画を話し合っていた。しかし、生放送の開始からおよそ17分が経った0時22分頃に、気象庁フンガ・トンガ噴火に伴う津波警報を発令。ABCではこの発令を受けてテレビ朝日発の報道特別番組に切り替えたため、当番組ではタイトルが決まらないまま放送の途中で打ち切りを余儀なくされた[1][3]。このため、初回については、未放送映像を編集で追加した「完全版」を制作。番組の正式なタイトルが『錦鯉の泳いで行くゼ!』に決まったことを1月21日に発表したうえで、翌22日の深夜(1時34分 - 2時4分)に「完全版」を関西ローカルで放送した[4]。ちなみに、長谷川は『錦鯉の泳いで行くゼ!』という番組タイトルの発表に際して、「これから芸能界を泳いでいくので、ストレートないいタイトルだと思います」とのコメントを寄せた[4]

第2回(ABCでは1月23日に放送)については、「錦鯉が架空のラジオ番組でパーソナリティを務める」という設定で、第1回に続いてABCラジオのスタジオで収録。その結果、『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』『サニー・フランシスのマサララジオ』(長谷川・渡辺とも存在すら知らなかった同局の関西ローカル向け生ワイド番組)を宣伝するラジオCMを収録した映像や、収録中に即興で1本の漫才ネタを練り上げた映像が放送された。この時に収録された2本のCMは、第2回の放送前後からABCラジオのスポットCM枠で実際に流れている。

第3回以降は、番組のTwitter公式アカウントへのツイートに端を発した「ピン芸最強トーナメント」や、錦鯉のプロデュース・『週刊プレイボーイ』(集英社)とのコラボレーションによる橋本梨菜のグラビア撮影企画などを実施。最終回では、錦鯉が吉本新喜劇の公演(なんばグランド花月)に初めて出演した際の映像を放送した。

出演[編集]

  • 錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)

放送局[編集]

放送地域 放送局 系列 放送期間 放送時間 備考
近畿広域圏 朝日放送テレビ(ABC) テレビ朝日系 2022年1月16日 - 3月20日 日曜 0:05 - 0:35(土曜深夜) 制作局
北海道 北海道テレビ放送(HTB) 2022年1月29日 - 4月23日 土曜 13:26 - 13:56[注釈 1] [注釈 2]
宮城県 東日本放送(KHB) 2022年3月7日 - 5月2日 月曜 1:35 - 2:05(日曜深夜)[注釈 3]
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV) 2022年1月26日 - 3月30日 水曜 0:45 - 1:15(火曜深夜)[注釈 4]
大分県 大分朝日放送(OAB) 2022年2月8日 - 4月12日 火曜 0:45 - 1:15(月曜深夜)[注釈 5]
福島県 福島放送(KFB) 2022年4月4日 - 6月6日 月曜 0:55 - 1:25(日曜深夜)
愛媛県 愛媛朝日テレビ(eat) 2022年4月22日 - 6月17日 金曜 1:20 - 1:50(木曜深夜)[注釈 6]
  • TVerGYAO!ではABCでの放送後、2週間の無料で見逃し配信を実施。

スタッフ[編集]

  • ナレーション:畑中ふう
  • 構成:岸本尚久
  • ENG:池田鉄平、高田正幸、加島祥太朗、藤原圭【週替り】
  • 協力:チョコフィルム、アイネックス関西東通京阪商会、Studio Nest、つむら工芸、東京衣裳【毎週】、よしもとブロードエンタテインメント戯音工房、EYEZEN【週替り】
  • 番組宣伝:衣川淳子(朝日放送テレビ)
  • デスク:服部八壽子(朝日放送テレビ)、中西由紀
  • 編成:鈴鹿相哉・松田えみり(朝日放送テレビ)
  • 美術:山下創平(朝日放送テレビ)
  • EED:渡辺裕也【毎週】、黒川礼央奈、中家優【週替り】
  • 音響効果:黒澤秀一、上薗茜
  • ディレクター:大迫浩幹・松井彰吾(朝日放送テレビ)
  • 演出:前田健太(朝日放送テレビ)
  • プロデューサー:髙木伸也・森田純平(朝日放送テレビ)、亀井俊徳(吉本興業)
  • 制作協力:吉本興業
  • 制作著作:朝日放送テレビ

過去のスタッフ[編集]

  • SW・MIX:宇佐美貴士
  • S.MIX:西森大記
  • VE:瀧晃一
  • LD:重園裕治
  • CAM:知花裕樹、片桐遊太、川崎拓真、菊池美帆
  • VTRオペレーター:荒木佳恵
  • スーパーオペレーター:内藤由佳

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 初回と最終回は土曜13:30 - 14:00、2月5日 - 2月19日は土曜15:25 - 15:55、3月2日 - 3月16日は水曜 0:50 - 1:20(火曜深夜)、4月9日と4月16日よりこの時間。
  2. ^ 当番組終了後は同時間帯に『錦鯉が行く!のりのり散歩』(北海道テレビ制作)となり、制作局が異なりながらも錦鯉の冠番組が引き続き放送される形となる。
  3. ^ 3月7日 - 4月18日は月曜1:30 - 2:00
  4. ^ 2月2日 - 2月16日は水曜0:55 - 1:25
  5. ^ 初回と第2回は火曜0:55 - 1:25
  6. ^ 初回は金曜1:30 - 2:00

出典[編集]

  1. ^ a b 錦鯉 初の冠番組だが…「錦鯉のバカみたいに何も決まっていない新番組(仮)」”. SANSPO.COM(サンスポ). 産経デジタル (2021年12月27日). 2022年3月15日閲覧。
  2. ^ 錦鯉の冠レギュラー番組が明日スタート、一部生放送の初回でタイトル決める”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年1月14日). 2022年3月15日閲覧。
  3. ^ 錦鯉が「津波警報」に敗北!? 初の冠番組初回はニュース速報でまさかの打ち切りに…”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2022年1月16日). 2022年3月15日閲覧。
  4. ^ a b 錦鯉 初の冠番組は「錦鯉の泳いで行くゼ!」に決定 初回は「仮」でスタートも津波注意報で途中打ち切り”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2022年1月21日). 2022年3月26日閲覧。

関連項目[編集]

  • VSウエストランド - 本番組同様に翌年M-1王者となったウエストランドが優勝直後に始まった冠番組。

外部リンク[編集]

朝日放送テレビ 日曜日(土曜日深夜)0:05 - 0:35
前番組 番組名 次番組
-
錦鯉の泳いでいくゼ!
(2022年1月16日 - 3月20日)
キョコロヒー
テレビ朝日制作】
(2022年4月3日・4月10日)
※遅れネット