田野駅 (高知県)

田野駅
駅舎(2023年7月6日撮影)
たの
Tano
GN23 安田 (2.8 km)
(1.2 km) 奈半利 GN21
地図
所在地 高知県安芸郡田野町
北緯33度25分49.20秒 東経134度0分29.40秒 / 北緯33.4303333度 東経134.0081667度 / 33.4303333; 134.0081667座標: 北緯33度25分49.20秒 東経134度0分29.40秒 / 北緯33.4303333度 東経134.0081667度 / 33.4303333; 134.0081667
駅番号 GN22
所属事業者 土佐くろしお鉄道(TKT)
所属路線 ごめん・なはり線
キロ程 41.5 km(後免起点)
電報略号 タノ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
88[1]人/日
-2021年-
開業年月日 2002年平成14年)7月1日
備考 無人駅
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田野駅(たのえき)は、高知県安芸郡田野町にある、土佐くろしお鉄道(TKT)ごめん・なはり線である。駅番号GN22

歴史[編集]

仮称は「土佐田野駅」で200m奈半利寄りに新設する予定であった[2]

駅構造[編集]

ホーム(2010年5月26日)

相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な高架駅

長らくホームへのアプローチは階段のみであったが、2019年3月16日、安芸方面行ホームにエレベーターが新設、同日から稼働を始めた。

安芸駅を除く当路線の交換可能駅の中で、唯一1線スルー構造となっていない。他駅が10番ポイントを使用するのに対し、当駅に限り8番ポイントを使用し、40キロ制限を受ける[2]。その一方、信号設備上では1番線を上下主本線、2番線を上下副本線としており、設備も両方向からの入線・発車が想定されているが、全定期列車が停車するため、2019年3月15日まではホームは方向別に使い分けられていた。

上記のエレベーター完成後の2019年3月16日からは奈半利方面行車両も早の2本を除き、元々の安芸方面行ホーム(1番のりば)に停車するようになった。

また、当駅北側ホームに設置されている待合室は、当路線の相対式ホーム2面2線を有する駅の中では唯一、扉等の囲いが無い。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 ごめん・なはり線 下り 安芸後免高知方面  
上り 奈半利行き 通常はこのホーム
2 早朝の一部列車のみ

駅周辺[編集]

駅前を国道55号が走っている。駅の直ぐ前には道の駅田野駅屋がある他、コンビニもある。また徒歩5分程の範囲に比較的大きなスーパーやホームセンター総合病院公共施設等が位置する。

バス路線[編集]

高知東部交通
田野町コミュニティーバス「たのくるバス」
  • 大野線 ※火・金運行
  • 北張線 ※火・金運行
  • 土生岡線 ※水・土運行
  • 開循環線 ※水・土運行

駅前に発着する。

イメージキャラクター[編集]

田野 いしん君
画像外部リンク
お蔵入りとなった「たのスギオ君」の画像

名称は「田野 いしん君」。土佐勤王党二十三士にちなんだ志士風のキャラクターである。

このキャラクターのモニュメント物産展(田野駅屋)手前に設置されている。

当初の原案ではスギをモチーフにした「たのスギオ君」であったが、「ややイメージが異なる」と沿線首長らの声を受けて現在のキャラクターに変更された[5]

隣の駅[編集]

土佐くろしお鉄道
ごめん・なはり線
安田駅 (GN23) - 田野駅 (GN22) - 奈半利駅 (GN21)

脚注[編集]

  1. ^ 高知県 駅乗降客数 商圏、鉄道、JR - 地図 | オープンポータル”. オープンポータル. 2023年7月7日閲覧。
  2. ^ a b 『全国鉄道事情大研究 四国篇』307頁。
  3. ^ 土佐くろしお鉄道・田野駅にエレベーター完成|高知新聞”. www.kochinews.co.jp. 2019年7月26日閲覧。
  4. ^ たのたの温泉-温泉利用プログラム型健康増進施設”. たのたの温泉. 2022年8月20日閲覧。
  5. ^ 柴田悠貴; 菅沢百恵 (2018年12月11日). “やなせ先生どうしましょう 新駅構想、高知の鉄道の悩み”. 朝日新聞DIGITAL (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASLCY63HMLCYPLPB00D.html 

参考文献[編集]

  • 川島令三全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、300-312頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]