牧歌の里

牧歌の里
牧歌の里 花畑
牧歌の里の位置(岐阜県内)
牧歌の里
分類 農業公園
所在地
岐阜県郡上市高鷲町鷲見2756-2
座標 北緯35度58分58.6秒 東経136度55分27.2秒 / 北緯35.982944度 東経136.924222度 / 35.982944; 136.924222座標: 北緯35度58分58.6秒 東経136度55分27.2秒 / 北緯35.982944度 東経136.924222度 / 35.982944; 136.924222
開園 1996年平成8年)4月20日
運営者 株式会社牧歌コーポレーション
設備・遊具 #園内施設参照
駐車場 あり(2,000台)
アクセス #交通アクセス参照
公式サイト ひるがの高原 牧歌の里
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牧歌の里(ぼっかのさと)は、岐阜県郡上市ひるがの高原にある農業公園。温泉施設を併設する。標高1000メートルに位置。

概要[編集]

季節によって変わる花畑や工作体験などが楽しめる。レストランでは白山連峰を眺望しながら、飛騨牛を味わえる。

主に花を見られる春から秋を「グリーンシーズン」、雪の降る冬を「ウインターシーズン」としてそれぞれ営業している[1]

飼育しているジャージー牛のミルクを使ったスイーツの生産を行い、売店でお土産として販売している[2]。中でもプリンの人気が高い[2]。2013年5月に発売された「郡上の美味しくて濃いプリン」は郡上市商工課などの打診をきっかけに開発したオリジナルスイーツで、6次産業化の取り組みの足掛かりにもなった[3]

沿革[編集]

1996年平成8年)4月20日に開業した[4]高鷲村、農業生産法人、第三セクター「ヒルトップ」の3者が共同で整備し[5]、整備費は37億8700万円であった[6]

降雪のため春から秋までの営業としていたが、2001年(平成13年)5月25日に温泉「牧華」を開業して同年から通年営業に変更した[7]。この温泉は1997年に掘削を開始し、1999年夏に湧出を確認したものである[7]

「ヒルトップ」と農業生産法人「ひるがのフラワーファーム」は2013年2月期決算で債務超過に陥り、2013年12月に新設された農業生産法人「牧歌コーポレーション」に事業を譲渡した[6][8]。年間約25万人の入園者があったものの、開園以来借入金の金利などが負担となっていた[6]

園内施設[編集]

  • 花畑 - オーロラの花畑、高原の花畑、虹色の花畑、教会の花畑、秘密の花畑などのエリアに分けられており、4.5 haの面積を誇る。

動物ふれあいエリア[編集]

手作り体験[編集]

  • 手作り体験工房
  • 木ぼっくりミュージアム
  • フローラルハウスポプリ

飲食店・ショップ[編集]

※はレストラン。それ以外はショップカフェ

  • メインハウス売店
  • ミルクショップ(メインハウス 1F)
  • レストラン ヒルトップ(メインハウス 2F) ※
  • バーベキューハウス味広場 ※
  • フードテラス ローゼス ※
  • ファストフード ぱっくん ※
  • 高原のパン屋さん
    • かつての名称は、「パン工房」だった。
  • ミルクハウス ムー
    • かつての名称は、「ミルクハウス あんこ」だった。

その他のスポット[編集]

  • 親水広場 せせらぎオアシス
    • 2023年7月22日に憩いの場所としてリニューアルされる前は、魚つかみ体験の会場で釣り堀だった。
  • クラウンのおうち(休憩所)
    • 2015年のグリーンシーズンまでは、「ティールーム 木かげ」だった。
  • ロードトレイン - 1997年に初めて導入。ワインレッドの列車はイタリア製で、2,200ccのディーゼルエンジンを搭載した機関車と25人乗りの客車3両で構成される[9]
  • じゃぶジャブ池・キッズパーク
  • グリーンドア(休憩所)
  • 朝市
  • 芝生広場(スリッパ飛ばし大会の会場)
  • 高原のステージ

温泉[編集]

敷地東側に日帰り温泉施設「牧華」(ぼっか)がある[7]カフェテリア方式のレストランを併設する[7]

2019年からウインターシーズン(12月中旬から3月下旬まで)のみの営業に変更された[10]

イメージソング[編集]

タケカワユキヒデ & T's COMPANY「風を感じて」
2003年のグリーンシーズンより使用されている。
営業開始と営業終了時の2回フルコーラスで流れるほか、CMでも使用されている。シングル盤は売店で購入できる。

シングル盤[編集]

風を感じて
タケカワユキヒデ & T's COMPANYシングル
初出アルバム『DOUBLE STANDARDS〜BE WITH YOU
A面 風を感じて
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
レーベル 株式会社ヒルトップ
作詞・作曲 タケカワユキヒデ
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ボーナストラックとして収録されている表題曲のカラオケ音源は、サビと一番のBメロにT's COMPANYの歌声が入っている。 表題曲は、コンピレーション盤「CMの達人〜傑作CM音楽集〜」にも収録されている。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: タケカワユキヒデ。
#タイトル作詞作曲・編曲
1.風を感じてタケカワユキヒデタケカワユキヒデ
2.風を感じて(カラオケ)タケカワユキヒデタケカワユキヒデ

交通アクセス[編集]

自家用車[編集]

公共交通機関[編集]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 営業案内”. 牧歌の里. 2022年10月27日閲覧。
  2. ^ a b 「ぎふ経済 うちのイチおし ジャージーミルクのスイーツ ひるがの高原牧歌の里=郡上市 売れ筋 食べ過ぎ注意」『中日新聞 朝刊 広域岐阜版』、2022年9月28日、15面。
  3. ^ 「全国コンクールで農水省局長賞 牧歌の里が3万個売る 「美味しくて濃い~」 郡上のプリン 手掛けた3人 「6次産業化のワンステップに」」『中日新聞 朝刊 中濃版』、2013年3月16日、22面。
  4. ^ 「高原に響くカリヨンの鐘 高鷲村に完成「BOKKAの里」 ハーブの香楽し 6ゾーン 文化、フラワーや集落」『中日新聞 朝刊 岐阜県版』、1996年4月18日、岐阜。
  5. ^ 「森の妖精たちが勢ぞろい 高鷲のBOKKAの里「木ぼっくりの森」 “住人”お目見え」『中日新聞 朝刊 岐阜総合』、1996年3月14日、17面。
  6. ^ a b c 「「牧歌の里」債務超過 2社整理 バロー新法人が継承」『中日新聞 朝刊』、2013年11月8日、13面。
  7. ^ a b c d 「高鷲村 ローズ湯やフィンランドサウナ 「牧歌の里」に天然温泉 25日にオープン 通年営業へ高まる期待」『中日新聞 朝刊 岐阜総合』、2001年5月23日、21面。
  8. ^ 「ヒルトップ特別清算開始」『中日新聞 朝刊』、2014年4月26日、9面。
  9. ^ 「ロードトレインお目見え 高鷲のひるがの高原 「牧歌の里」あす開園」『中日新聞 朝刊 岐阜県版』、1997年4月18日、岐阜。
  10. ^ またまた、白い”. 牧歌の里 (2019年3月24日). 2022年10月27日閲覧。
  11. ^ a b 【名古屋郡上八幡線】8/6より「牧歌の里」「ひるがのピクニックガーデン」へ乗り入れを開始します”. 岐阜乗合自動車 (2022年7月22日). 2022年10月25日閲覧。

外部リンク[編集]