激突!プロ野球12球団対抗日本シリーズ

激突!
プロ野球12球団対抗日本シリーズ
番組の収録が行われた日本青年館
ジャンル ゲームバラエティ番組
司会者 高島忠夫
ほか 進行役
出演者 プロ野球12球団の選手各球団3人
ゲスト歌手数名
オープニングライツ・アウト・マーチ」(第1 - 5回)
フジテレビ・スポーツテーマ」(第6回)
エンディング 同上
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
制作 フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1981年3月10日 - 1986年1月21日
放送時間火曜 19:30 - 20:54
(第1回のみ火曜 20:00 - 21:24)
放送枠火曜ワイドスペシャル
放送分84分
回数6回
番組年表
次作オールスタープロ野球12球団対抗歌合戦
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激突!プロ野球12球団対抗日本シリーズ』(げきとつ プロやきゅうじゅうにきゅうだんたいこうにっぽんシリーズ)は、1981年から1986年までフジテレビ系列の『火曜ワイドスペシャル』でプロ野球オフシーズン中の特別番組として放送されたゲームバラエティ番組である。

概要[編集]

プロ野球両リーグのスタープレーヤーが各チーム3人ずつ参加、両リーグに分かれてゲームやクイズに挑戦、得点の多い2チームにより日本シリーズを繰り広げる[1]

この時期各局で行われていたプロ野球オフシーズンのゲーム番組の1つだが、当番組の売りは、セ・パ両リーグに分かれてゲームやクイズを行った後、双方の高得点チームがプロ野球日本シリーズ形式で決勝ゲームを行うという趣向である。

収録は日本青年館ホールで行われていた。

放送日時[編集]

放送日 放送時間(JST
第1回 1981年3月10日 火曜20:00 - 21:24
第2回 1982年1月19日 火曜19:30 - 20:54
第3回 1983年1月18日
第4回 1984年1月24日
第5回 1985年2月19日
第6回 1986年1月21日

出演者[編集]

司会[編集]

進行役[編集]

ゲスト歌手[編集]

進行[編集]

出場選手は各チーム3人。席はステージ左がセ・リーグ、ステージ右がパ・リーグで、前列は前年のAクラス、後列は同じくBクラスとなる。

まず全12チームでのゲームやクイズを行い、全てが終わった所で各チームの点数を発表し、双方の最高得点チームが「日本シリーズ」進出と認定された。そして、「日本シリーズ」では1対1のゲームを行い、勝った方が優勝、優勝するとステージの上につる下げたくす玉が割れ、大量の紙吹雪風船紙テープが舞った。そして優勝チームには優勝旗が授与され、さらに賞品が贈られた。

最後は司会の高島の「ゲーム・セット!!」の掛け声とともに、観客席に出場選手からサインボール(ゴムボール)が投げられて番組終了となった。

ゲームのいろいろ[編集]

ボール・イン・ワン
第1のゲーム。毎回行われた。各チーム3名が出場、1人は上にボウルを付けたヘルメット、1人は樋を付けたヘルメットをそれぞれ被り、もう1人はゲスト歌手と肩を組む。合図と同時に、「ボウル」役の選手はピンポン玉をステージにバウンドさせてボウルに入れ、「樋」役の選手の樋に乗せ転がし、その玉を歌手ペアの選手は相手の頬と頬の間に入れ、籠に入れる。制限時間は1分。入れた玉数が点数となる。
イントロクイズ
第2コーナー。これも毎回行われた。同局放送中の『クイズ・ドレミファドン!』の同コーナーと同じで、流れたイントロを聞いて曲名を早押しで答える。正解すれば点数を獲得。ただし不正解でも、本家の「バッテンマスクを着けて解答権を失う」という事は無い。
ものまねクイズ(正式名不明)
1981年頃のコーナー。プロ野球選手のものまねが得意な人が現れ、ある選手のものまねをする。選手は誰のものまねをしているかを、早押しで答える。出場選手のものまねをした時には、その選手がステージに来てそのポーズをした。
(正式名不明)
1982年頃のゲーム。各チームの3名が、かつらを被って「父」「母」「おじいさん」に扮し、仕切り棒の下にしゃがむ。そして江口明の「○○上げて!××下げて!」(これは江口が所属していたナンセンストリオのギャグ「旗揚げ」より)の掛け声と共に、言われた選手は仕切り棒から上がったり下がったりする。引っかかったら終わり、成功した回数が点数となる。冒頭、デモンストレーションとしてB&Bらが担当した時、「おじいさん」に扮したB&Bの島田洋七は「大洋山下です!!」と本人の前でボケた。するとツービートのビートたけしは「じゃあ、ロッテ倉持はどうなんだよ!!」と言い返した。
バットで刺せ!
1985年のゲーム。「黒ひげ危機一発」をモチーフにしたゲームで、選手の1人が野球ボール状の差し場の上の椅子に座り(「危機一発」の海賊に相当)、他の2人は合図と共に、差し場にバット(「危機一発」の短剣に相当)を刺す。椅子の選手が上昇したら終わり、刺したバットの本数が点数になる。
モグラ叩き
1986年のゲーム。相手リーグの選手代表が台の下に隠れ、合図と共に台の穴から出たり引っ込んだりする。選手はその選手目掛けてピコピコハンマーで叩く。制限時間は1分。
(正式名不明)
全回行われた「日本シリーズ」ゲーム。合図と同時に、選手3名はゴムボールを投げて、相手選手の裏の障子の障子紙を破る(『ドバドバ大爆弾』の「猛烈ピッチング」と同じ)。相手選手はグローブを持って、破らせないように妨害する。制限時間は1分。交代で行い、破った数の多い方が優勝となる。使ったゴムボールは、EDのサインボールに使われた。

備考[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 1981年3月10日付の「毎日新聞」ラジオ・テレビ欄。

関連項目[編集]