島津国造

島津国造(しまづのくにのみやつこ・しまづこくぞう)は、志摩国を支配した国造

概要[編集]

祖先[編集]

氏族[編集]

島氏(しまうじ、)で、二方国造と同族。国造制の終焉後も中世まで答志郡郡領を務めた[1]。系図や「国造本紀」の記事から一般に出雲臣と同族とされる。

本拠[編集]

支配領域[編集]

国造の支配領域は当時島(津)国と呼ばれた地域、後の志摩国、現在の三重県志摩地方に当たる。

氏神[編集]

答志郡に鎮座する志摩国一宮である伊雑宮

関連神社[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 太田亮「島」『姓氏家系大辞典』、1936年、2846頁。
  2. ^ 宝賀寿男「五 崇神前代の出雲国の動向」『古代氏族の研究⑯ 出雲氏・土師氏 原出雲王国の盛衰』青垣出版、2020年、193、194頁。

参考文献[編集]

  • 『國史大辭典』(吉川弘文館)
  • 坂本太郎・平野邦雄『日本古代氏族人名辞典』(吉川弘文館)
  • 『日本古代人名辭典』(吉川弘文館)
  • 『日本史広辞典』(山川出版社)
  • 『神道大辞典』(臨川書店)
  • 宝賀寿男『出雲氏・土師氏 原出雲王国の盛衰』(法令出版)
  • 太田亮『姓氏家系大辞典』第三巻(国民社)

関連項目[編集]