志摩市

しまし ウィキデータを編集
志摩市
志摩市旗 志摩市章
志摩市旗
2005年2月10日制定
志摩市章
2005年2月10日制定
日本の旗 日本
地方 東海地方近畿地方
都道府県 三重県
市町村コード 24215-2
法人番号 7000020242152 ウィキデータを編集
面積 178.93km2
総人口 42,470[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 237人/km2
隣接自治体 伊勢市鳥羽市度会郡南伊勢町
市の木 ねむの木[1]
市の花 はまゆう[1]
他のシンボル 市の鳥:白千鳥[1]
市の魚:伊勢えび[1]
志摩市役所
市長 橋爪政吉
所在地 517-0592
三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
北緯34度19分41秒 東経136度49分47秒 / 北緯34.32819度 東経136.82967度 / 34.32819; 136.82967座標: 北緯34度19分41秒 東経136度49分47秒 / 北緯34.32819度 東経136.82967度 / 34.32819; 136.82967
外部リンク 公式ウェブサイト

志摩市位置図

― 市 / ― 町・村

地図
市庁舎位置
ウィキプロジェクト

志摩市(しまし)は、三重県志摩半島南部にある

2016年第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)が市内の賢島で開催されたことでも知られる[2]

地理[編集]

位置[編集]

市役所のある鵜方地区周辺の空中写真。1975年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

本土部は志摩半島に属し、北から西にかけては、鳥羽市伊勢市南伊勢町に接し、東から南にかけては太平洋に面する。

海岸は入り組んだリアス海岸で、中央に英虞湾、北東は鳥羽市とともに囲む的矢湾がある。英虞湾内に賢島間崎島、的矢湾内に渡鹿野島の合計3つの有人島がある。波の穏やかな内海と日本海流侵食された外洋の海蝕崖の光景は対照的である。志摩市は全域が伊勢志摩国立公園に含まれるが、ほかの国立公園と異なり大部分が民有地である。 なお、将来、発生が見込まれる南海トラフ巨大地震時には、最大8mの津波が到達することが予想されている[3]

市の可住地面積は75.15km2であり、市域面積の約42%に相当する[4]

地形[編集]

気候[編集]

阿児(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
降水量 mm (inch) 64.5
(2.539)
74.6
(2.937)
147.6
(5.811)
172.7
(6.799)
203.0
(7.992)
240.1
(9.453)
184.0
(7.244)
143.7
(5.657)
300.7
(11.839)
293.9
(11.571)
116.3
(4.579)
67.8
(2.669)
2,008.6
(79.079)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 5.5 6.1 9.3 9.9 10.7 12.9 10.9 8.3 12.0 10.9 7.3 6.0 109.9
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[5]

地区[編集]

磯部地域(旧磯部町
阿児地域(旧阿児町
浜島地域(旧浜島町
大王地域(旧大王町
  • 大王町畔名、大王町名田、大王町波切、大王町船越
志摩地域(旧志摩町

歴史[編集]

市域は、旧来の令制国による区分においては鳥羽市域とともに志摩国にあり[注釈 2] 明治以降も長い間、志摩郡として続いてきた。

志摩市は平成の大合併の一つとして2004年(平成16年)10月1日、同郡に属する浜島町大王町志摩町阿児町磯部町の5つの町が合併して生まれた。

※それぞれの時代の歴史については、志摩国志摩郡および各町記事(浜島町大王町志摩町阿児町磯部町)などを参照。

市名決定の経緯と由来[編集]

2004年(平成16年)1月28日、志摩地域合併協議会(当時)は合併後の市名を「志摩市」とすることを全会一致で決定した[6]。これは先に行われた市名公募において次点の6倍あまりの最多得票を得た名称でもあった[7]

由来としては「志摩郡」の志摩であり、伝統・文化を継承する必要があることや「伊勢志摩国立公園」などの名称で全国的な知名度があることなどが挙げられる[8]

市名候補として合併協議会で検討されたものには、英虞市(あごし、英虞湾に由来)・伊勢志摩市(いせしまし)・しま市・志摩市・美志摩市(みしまし)があった[6]

なお、今回の合併に先立つ昭和の大合併において、志摩半島南端の地域が新町名を「志摩町」にするかどうかで紛糾。後に阿児町となる地域も「志摩町」を採用しようとしたことから、先に志摩町を名乗るために合併を急いだ経緯がある(志摩町#町名決定の経緯の項参照)。半世紀後、結局は両地域とも同じ自治体となり、「志摩」を名乗ることとなった。

人口[編集]

志摩市に相当する地域の人口は1955年(昭和30年)の66,600人を頂点に一時的な増加もあるものの減少傾向にあり、特に2000年代以降の落ち込みが激しく日本創成会議から「消滅可能性都市」として名指しされている[9]。市では行政機能を維持するのに必要な人口を3万人としているが、2060年には2万人を下回ると推計されており、奨学金を得て大学に進んだ者が志摩市へ移住する場合、返還補助を行う制度を2017年(平成29年)度から開始する[9]

志摩市と全国の年齢別人口分布(2005年) 志摩市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 志摩市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

志摩市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政[編集]

市長[編集]

市議会[編集]

任期:2017年(平成29年)11月1日 - 2021年(令和3年)10月31日

議員定数
20人[10]選挙区制は導入されていない)
会派別:自民党志摩市議団(7)、フォーラム未来(3)、自由クラブ志摩(3)、新風(2)、日本共産党志摩市議員団(2)、しんせい日本(1)、公明(1)、正流会(1)
  • 議長 :浜口 三代和
  • 副議長:大西 美幸

志摩市議会議員名簿※令和元年11月1日現在

※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第4区[11]、三重県議会議員選挙の選挙区は「志摩市選挙区」(定数:2)[12]となっている。

住所表記[編集]

新市の住所は「(旧)阿児町鵜方」は「志摩市阿児町鵜方」のような「(旧町名)+(大字名)」で統一された。合併により旧浜島町では正式住所から「大字」表記がなくなった。

市役所[編集]

合併後4年ほどは旧5町の役場機能をそのまま流用し市役所の本庁は三重県の志摩庁舎を1フロア間借りした簡易的な機能のみの状態となっていたが、2008年(平成20年)9月に新市庁舎が完成し、行政機能が1か所に集約された。これに伴って阿児支所(旧阿児町役場)は廃止された[注釈 3]

本支所 郵便番号 所在地 備考
本庁舎 〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098-22 新設(2008年(平成20年)9月)
浜島支所 〒517-0404 志摩市浜島町浜島755番地
(志摩市浜島生涯学習センター内)
旧浜島町役場から移転
大王支所 〒517-0603 志摩市大王町波切3234番地2 旧大王町役場
志摩支所 〒517-0703 志摩市志摩町和具535番地
(志摩市志摩文化会館内)
旧志摩町役場から移転
磯部支所 〒517-0214 志摩市磯部町迫間878番地9
(志摩市磯部生涯学習センター内)
新設(2005年(平成17年)3月)※計画:旧磯部町

長期政策[編集]

志摩市あおさプロジェクト
全国の生産量の3割を占め、日本一を誇るヒトエグサ(あおさ)に焦点を当てた、環境問題地域活性化を絡めた複合的なプロジェクト。「あおサ〜」というゆるキャラがいる。

経済[編集]

2005年(平成17年)の統計によると、志摩市の就業者の83.4%が市内で従業しており、三重県全体の65.6%を上回っている[13]

第1次産業[編集]

水産業[編集]

沿岸・養殖漁業を主とし、一部遠洋漁業も行っている。近年は周辺漁港の整備が進んでおり、水揚げされる魚も各漁港毎に若干の特色を持っている。漁協は三重外湾鳥羽磯部の2つである[14]。産地を強調するため三重ブランドで流通させる場合がある。三重県水産研究所が浜島町浜島に設置され、伊勢えび等の研究を行っている。海女の多い地域であり、海女をモチーフとした碧志摩メグが2014年に登場した[15][16][17][18]

沿岸漁業
淡水漁業
海藻類
養殖漁業

市内主要漁港の特色(2007年、三重県『漁港の港勢調査』による[19]

漁港名 港湾種別 漁獲金額(百万円) 主な漁獲物
和具漁港 第4種 1,427 カツオ、ブリ類、スルメイカ
安乗漁港 第3種 1,156 サバ類、マアジムロアジ
神明漁港 第1種 773 ノリ類、真珠、貝類
波切漁港 第3種 598 ノリ類、イワシ類、マアジ
片田漁港 第1種 23 海藻類、イカ類、サザエ

上記5港のほか、国府(第1種)・甲賀(第1種)・御座(第2種)・越賀(第1種)・名田(第1種)・深谷(第1種)・間崎(第1種)の合計12の漁港が市内にある。また、的矢賢島浜島の3港が地方港湾の指定を受けている。

農業[編集]

マスクメロン南張メロン)、サツマイモユリナスイチゴ

第2次産業[編集]

第3次産業[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

日本国内[編集]

提携都市

木曽町(長野県)

御食国サミット[21]

地域[編集]

医療[編集]

医療関係は、下記の病院以外に個人診療所などが連携し休日、夜間診療などを行っている。2003年(平成15年)にはインターネットを使った在宅診療の実験も行われた。施設などの問題で対応できない場合は伊勢市内の病院へ搬送されることが多いが40-60分ほどかかるため、有人離島の医療も含めドクターヘリの導入が望まれている。

公共施設[編集]

阿児アリーナ

環境省のビジターセンターがともやま公園内と横山の麓に設置されている。

日本郵政グループ[編集]

(2012年12月現在)

日本郵便株式会社
  • 阿児郵便局(阿児町鵜方) - 集配局★
  • 阿児安乗(あのり)郵便局(阿児町安乗
  • 立神(たてがみ)郵便局(阿児町立神)
  • 阿児国府(こう)郵便局(阿児町国府)
  • 甲賀郵便局(阿児町甲賀)
  • 阿児賢島郵便局(阿児町神明
  • 磯部郵便局(磯部町迫間) - 集配局★
  • 的矢郵便局(磯部町的矢)
  • 志摩郵便局(志摩町和具) - 集配局★
  • 志摩片田郵便局(志摩町片田
  • 布施田(ふせだ)郵便局(志摩町布施田
  • 御座(ござ)郵便局(志摩町御座
  • 志摩越賀(こしか)郵便局(志摩町越賀)
  • 大王郵便局(大王町波切) - 集配局。
  • 船越郵便局(大王町船越)
  • 浜島郵便局(浜島町浜島)★
  • 坂崎簡易郵便局(磯部町坂崎)
  • 磯部飯浜簡易郵便局(磯部町飯浜)
  • 渡鹿野(わたかの)簡易郵便局(磯部町渡鹿野 ※渡鹿野島)
  • 間崎(まさき)簡易郵便局(志摩町和具 ※間崎島)
  • 大王畔名(あぜな)簡易郵便局(大王町畔名)
  • 浜島迫子(はざこ)簡易郵便局(浜島町迫子

簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置されており、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。

志摩市内の郵便番号は以下の通り。

  • 517-02xx」=旧磯部町域。磯部局の集配担当。
  • 517-04xx」=旧浜島町域。阿児局の集配担当。
  • 517-05xx」=旧阿児町域。阿児局の集配担当。
  • 517-06xx」=旧大王町域。大王局の集配担当。
  • 517-07xx」=旧志摩町域。志摩局の集配担当。

教育[編集]

大学[編集]

国立
  • 三重大学 生物資源学研究科附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター

高等学校[編集]

県立
私立

中学校[編集]

すべて市立

小学校[編集]

すべて市立
  • 鵜方小学校
  • 神明小学校
  • 東海小学校
  • 大王小学校
  • 志摩小学校
  • 磯部小学校
  • 浜島小学校

その他[編集]

休校・廃校

交通[編集]

鉄道網は近畿日本鉄道(近鉄)志摩線のみが敷設されている。地理的には市のほぼ中心にある賢島駅から北へ延びており、同線として東海旅客鉄道(JR東海)との乗り換えが可能な鳥羽駅(鳥羽市)まで通じているほか、大阪・京都・名古屋方面など近鉄の主要な路線網を介して各地からの特急列車も運行されている。

道路網は、国道は167号260号の2本が市域を縦貫している。前者はおおむね近鉄志摩線に並行しているほか、後者は賢島駅付近から英虞湾を時計回りに周回する形で志摩半島南端まで続き、さらに英虞湾を渡り(海上区間)浜島を抜け南伊勢町へと続いている。なお、海上区間には航路があるもののフェリーではなく車両航送はできないが、市内の商工業者や有志により架橋(英虞湾架橋)のための活動がなされている[25]。その他の主な道路は県道16号県道17号が市の西側に延びており、前者は的矢と五ヶ所浦(南伊勢町)を、後者は鵜方と浜島をそれぞれ接続している。このほか、伊勢市と繋がる県道32号(伊勢道路)および、的矢湾付近を経由し鳥羽市の生浦湾までを結ぶ観光道路の県道128号(パールロード)がそれぞれ放射状に延びている。

鉄道[編集]

市および県では、鵜方駅を市の中核的な拠点(「まちの顔」)と位置づけている[26]。また、同駅のほか志摩磯部駅と終着駅となる賢島駅には近鉄の特急が停車しており、最大で毎時2本ずつ大阪・名古屋方面に直通している。

近畿日本鉄道 近畿日本鉄道(近鉄)

路線バス[編集]

道路[編集]

航路[編集]

間崎島と渡鹿野島には本州と架橋されていないため志摩マリンレジャーによる定期船と志摩市運用の県道船などが運行されているほか、英虞湾遊覧船などが運行されている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

伊勢志摩国立公園内の自然、祭りなどの民俗・風習、近年開発のレジャー施設、魚介類を中心とした食材などを観光資源としている。

観光都市を標榜し、観光客誘致戦略として地元の食材を全面に押し出した「おいしい旅・志摩市ょう」を毎年実施し、一部地域のみを対象に観光協会が「観光ボランティアガイド」を手配する事業も試みられている。

市の観光キャッチフレーズは「御食つ国志摩(みけつくにしま)」。

自然景観[編集]

西山慕情ヶ丘からみる夕日
大王埼灯台
安乗埼灯台
御座白浜海水浴場

志摩市は全般に風光明媚といわれるが、なかでも大王町は絵を描きに訪れる人が多いことから、絵かきの町をキャッチフレーズにしている。

旧跡・文化[編集]

史跡[編集]

社寺[編集]

  • 浜島町:八柱神社・宇気比神社
  • 大王町:仙遊寺(九鬼氏五輪塔がある)・堂の山薬師堂(汗かき地蔵堂)・波切神社船越神社・天真名井神社
  • 志摩町:御座不動尊・八雲神社・天真名井神社・越賀神社
  • 阿児町:志摩国分寺・安乗神社・国府神社・神明神社
  • 磯部町:伊雑宮・磯部神社・佐美長神社福寿寺

神事・祭事[編集]

名称 開催日 開催場所
新しきの・ととつりあい 元旦深夜早朝 大王町船越
名のり・注連縄切り・火祭り 大晦日-元旦早朝 大王町波切
ひっぽろ神事 元旦、1月3日 阿児町立神
三番叟 1月3日 阿児町安乗
盤の魚神事[27] 1月中旬 浜島町浜島・迫子
弓引き神事 1月中旬 浜島町南張志摩町越賀
しめ縄切り神事 1月10日 阿児町安乗
御座爪切り不動尊縁日 1月16日 志摩町御座
初えびす大祭 1月 浜島町浜島
汗かき地蔵祭り 2月24日 大王町波切
国分寺花祭り 5月 阿児町国府
伊雑宮御田植祭[* 1] 6月中旬 磯部町上之郷
あじさい祭り 6月中旬 大王町波切、阿児町横山
伊勢えび祭 6月第1土曜日 浜島町浜島
船越天王祭 7月中旬 大王町船越
潮かけ祭り 旧暦6月1日 志摩町和具
渡鹿野天王祭 7月 磯部町渡鹿野
大念仏 8月14日 大王町波切
ささら踊り  
つつみ踊り
安乗の人形芝居[* 2] 9月中旬 阿児町安乗
わらじ祭り[* 3] 9月中旬申の日 大王町波切
大祭 10月15日 浜島町浜島[* 4]
注釈
  1. ^ 日本三大御田植え祭 「磯部の御神田」の名称で国の重要無形民俗文化財に指定
  2. ^ 国の重要無形民俗文化財
  3. ^ 県指定無形文化財
  4. ^ 八柱神社など

名勝・名所[編集]

  • 国府の垣根(阿児町国府)
  • 恵利原の水穴(天の岩戸)磯部町恵利原
  • おうむ岩(磯部町恵利原):音を反射する奇岩
  • 堂の山汗かき地蔵(大王町波切)
  • 波切の町並み(大王町波切)
  • 波切港の石積み(大王町波切):全国漁村歴史文化財100選
  • 深谷水道(大王町船越・志摩町片田):全国漁村歴史文化財100選
  • 潮仏(志摩町御座):御座港の西に所在する海中に祀られた地蔵尊石仏
  • 矢取島(浜島町浜島)

レジャー[編集]

志摩市内観光用チケット「あそばんせ」が利用できる施設には☆を付している。

レジャー施設[編集]

志摩スペイン村

文化行事[編集]

  • 催事
    • 浜島町
      伊勢えびガブリングフェスタ、100万人のキャンドルナイトin浜島海浜公園
    • 大王町
      ふれあい祭、絵かきの町事業(大王大賞展、写真コンテスト、スケッチ会、写真撮影会、海と灯台のある風景画コンクール)、灯台記念日
    • 志摩町
      あわび王国祭、「志摩の海女」大撮影会、海女のふるさと四季写真コンテスト、てんぽな祭り
    • 阿児町
      ええじゃんか祭、真珠祭、安乗文楽人形芝居、賢島真珠王国自然体験、花菖蒲まつり、灯台記念日
    • 磯部町
      いそべ祭、パエリヤコンクール、天の岩戸茶屋開き、恵利原早餅つき
  • スポーツイベント
  • 音楽イベント
  • 志摩の踊り
    • 旧浜島町:じゃこっぺ踊り
    • 旧大王町:新大漁音頭
    • 旧志摩町:ドリームダンス
    • 旧阿児町:ええじゃんか踊り
    • 旧磯部町:樂の舞
      • 合併後、年に一度上記5つの踊りを集めた「〜踊りでつなぐ市民の輪〜パルケで総踊り」を志摩市主催行事として行っている。
  • 宣言
    • 旧浜島町:伊勢えびの町宣言
    • 旧大王町:絵かきの町宣言
    • 旧志摩町:あわび王国宣言
    • 旧阿児町:真珠の町宣言
    • 旧磯部町:海と緑と太陽のまち宣言
組織
  • 志摩市社会福祉協議会
  • 志摩市文化芸能推進協議会
  • 志摩市国際交流協会
  • 志摩市離島振興協議会
  • 志摩市応援倶楽部「志摩びとの会」

名産品・郷土料理[編集]

志摩市産きんこ

文学・映画・テレビドラマの舞台[編集]

映画・ドラマ

1950年代から1970年代にかけての邦画黄金期は20本ほどの映画が撮影された。全国で相次いだフィルム・コミッション設立の動きに合わせ、かつての活況を取り戻そうと2002年より「社団法人 伊勢志摩観光コンベンション機構」内に「伊勢志摩フィルムコミッション」(本拠は伊勢市二見町)が設置され、伊勢志摩地域全体を管轄した活動を行っている。名古屋、大阪からの日帰りロケが可能であること、観光地なので宿泊施設や大勢の人が集まる拠点の手配が容易なことなどを売りにしている。また、これらの地点にFREESPOTを設置し通信面でサポートする試みも行われつつある。

志摩市内での手配はフィルムコミッションの下で主に「志摩市観光戦略室」が担当し、宿泊施設の手配やエキストラ募集の告知など必要に応じて「志摩市観光協会」がサポートし、主に自然景観を中心としたロケーションを提供する役割を担っている。

文学
『伊勢志摩殺人事件』などの推理小説と、九鬼嘉隆や女人武蔵などの歴史小説の舞台とされる場合が多い。
『戦鬼達の海』(白石一郎)、『伊勢志摩殺人事件』(山村 美紗)、『伊勢・志摩殺人事件』(鳥井加南子)、『満月の長い夜』(吉田縁)、『怨霊島』(草野唯雄)、『女人武蔵』(川口松太郎)、『朱の丸御用船』(吉村昭)など。

著名な出身者[編集]

歴史上の人物[編集]

文化[編集]

政治[編集]

芸能・スポーツ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 磯部町山原、磯部町栗木広、磯部町桧山は旧伊勢国に当たる。
  2. ^ 一部、旧伊勢国に属した地域がある。
  3. ^ 現在は市役所の職員駐車場に利用されている。建物は2009年(平成21年)5月の時点で、残っている。
  4. ^ 地元呼称はアオサ

出典[編集]

  1. ^ a b c d 志摩市市勢要覧統計資料編2014”. 三重県志摩市 (2014年10月). 2014年12月4日閲覧。
  2. ^ 2016年は「伊勢志摩サミット」に 首相表明”. 日本経済新聞 (2015年6月5日). 2015年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月7日閲覧。
  3. ^ 資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
  4. ^ 志摩市(2010):7ページ
  5. ^ 阿児 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年10月6日閲覧。
  6. ^ a b 協議会だより 号外 (PDF) p.2(協議第53号) - 志摩地域合併協議会(2004年2月発行)
  7. ^ 協議会だより 第5号 (PDF) p.4(報告第24号) - 志摩地域合併協議会(2003年9月発行)
  8. ^ 新市名候補選定に関する報告書”. 志摩地域合併協議会幹事会 (2003年8月22日). 2011年10月31日閲覧。
  9. ^ a b 「若者の流出防止 急務 明日への選択 志摩市長選挙を前に 上 人口減少」中日新聞2016年10月13日付朝刊、三重版18ページ
  10. ^ 議会のしくみ
  11. ^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
  12. ^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
  13. ^ 志摩市(2010):9ページ
  14. ^ 漁協合併の経過(県内の沿海地区漁協) 平成30年9月3日現在”. 三重県農林水産部漁業環境課 (2018年9月3日). 2020年1月2日閲覧。
  15. ^ 丸山崇志 (2014年10月31日). “海女文化発信へ萌えキャラ 志摩に登場、名前付けてね”. 中部ご当地キャラニュース. 中日新聞. 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月21日閲覧。
  16. ^ 丸山崇志 (2014年12月10日). “志摩・海女萌えキャラ 「碧志摩(あおしま)メグ」に名前決定”. 中日新聞. 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月21日閲覧。
  17. ^ 市公認の萌えキャラ、名前は「碧志摩メグ」 三重・志摩”. 朝日新聞 (2014年12月10日). 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月21日閲覧。
  18. ^ 林一茂 (2014年12月10日). “萌えキャラ名前公募:「碧志摩メグ」に決定 17歳の海女”. 毎日新聞. 2014年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月21日閲覧。
  19. ^ 三重県農水商工部水産基盤室/統計資料”. 三重県農水商工部水産基盤室. 2010年10月10日閲覧。
  20. ^ 「伊勢志摩のグルメ、ネット検索どうぞ 12月開設へ準備」朝日新聞2004年10月29日付朝刊、三重版24ページ
  21. ^ 福井新聞2006年10月7日付
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参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]