今崎幸彦

今崎 幸彦(いまさき ゆきひこ、1957年11月10日 - )は、日本裁判官司法研修所教官、最高裁判所事務総局刑事局長・図書館長、水戸地方裁判所長、最高裁判所事務総長等を経て、東京高等裁判所長官を歴任。最高裁判所判事

人物[編集]

  • 2008年6月2日、最高裁判所事務総局秘書課長・広報課長として、裁判員制度の開始を前に、NHKクローズアップ現代に出演した[1]

主な判決[編集]

東京地裁部総括判事として
  • 2012年2月24日、検察当局が初めて取り調べの全過程を録音・録画した特別背任事件で、特別背任罪などに問われた不動産ファンド運営会社の元役員に、懲役4年6月の実刑判決を言い渡した[2]
  • 2013年1月25日、元横綱朝青龍からモンゴル開発の名目で約1億円をだまし取った会社役員の男に懲役5年6ヶ月の実刑判決を言い渡した[3]
最高裁判所判事として
  • 2023年7月11日、戸籍上は男性で、女性として社会生活を送るトランスジェンダー経済産業省の職員が、省内における女性トイレの使用を不当に制限されたのは違法だとして国を訴えた訴訟で、制限撤廃の要求に応じなかった人事院の判定を「違法」とする判決を言い渡した[4]

経歴[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]


先代
植村稔
最高裁判所刑事局長
2013年 - 2015年
次代
平木正洋