ノーマン・パウエル

ノーマン・パウエル
Norman Powell
2017年のパウエル
ロサンゼルス・クリッパーズ  No.24
ポジション SG / SF
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 W.C.
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1993-05-25) 1993年5月25日(30歳)
出身地 カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州サンディエゴ
身長 191cm (6 ft 3 in)
体重 98kg (216 lb)
ウィングスパン 203cm  (6 ft 8 in)
キャリア情報
高校 リンカーン高等学校英語版
大学 UCLA
NBAドラフト 2015年 / 2巡目 / 全体46位[1]
プロ選手期間 2015年–現在
経歴
20152021トロント・ラプターズ
2015–2016ラプターズ・905
20212022ポートランド・トレイルブレイザーズ
2022ロサンゼルス・クリッパーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ノーマン・ウィルマン=カルバート・パウエル (Norman Wilman-Calbert Powell 1993年5月25日 - ) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロバスケットボール選手。NBAロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはシューティングガードまたはスモールフォワード

経歴[編集]

カレッジ[編集]

UCLAで4年間タフなディフェンスを武器に活躍した。

トロント・ラプターズ[編集]

2015年のNBAドラフトで2巡目全体46位でミルウォーキー・バックスから指名された後、トロント・ラプターズとの間でトレードが行われ、将来の1巡目ドラフト指名権にグレイビス・バスケスとの交換で、交渉権がラプターズに移動[1]NBAサマーリーグを経て7月に正式にラプターズと契約した[2]

1年目の開幕当初は傘下のラプターズ・905に配属されたが、デマール・キャロルが負傷で離脱した2016年1月以降出場機会が増え、シーズン終盤は先発に定着。4月は平均15.3得点を記録し、同月のイースタンカンファレンスの最優秀新人選手に選出された[3]

2017年4月24日、プレーオフ1回戦のミルウォーキー・バックス戦の第5戦では、25得点に加え4本の3ポイントシュートを決める活躍だった[4]

2017年10月5日、ラプターズと4年4200万ドルで契約を延長した[5]

2018-19シーズン、このシーズンは60試合(3先発)に平均18.8分の出場で、8.6得点・2.3リバウンド・1.5アシスト・0.7スティールなどを記録した。2019年のNBAファイナル英語版優勝に貢献した。

2019-20シーズンの2019年11月29日のオーランド・マジック戦で自身初の30得点以上となる33得点を記録した[6]。このシーズンは52試合(26先発)に平均28.4分の出場で、16.0得点・3.7リバウンド・1.8アシスト・1.2スティールなどを記録した。

ポートランド・トレイルブレイザーズ[編集]

2020-21シーズンの2021年3月17日のデトロイト・ピストンズ戦で自身初の40得点以上となる43得点を記録した[7]。トレード期限当日の3月25日、ゲイリー・トレント・ジュニアロドニー・フッドとのトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。[8]。このシーズンは2球団合計で69試合(58先発)に平均32.0分の出場で、18.6得点・3.1リバウンド・1.9アシスト・1.2スティールなどを記録した。ブレイザーズへ移籍後は先発に定着し、プレーオフでも全6試合に先発出場し、平均36.0分で17.0得点・2.2リバウンド・2.0アシストなどを記録した。オフにプレイヤーオプションを破棄してFAとなったが、ブレイザーズと5年9000万ドルで再契約した[9]

ロサンゼルス・クリッパーズ[編集]

2022年2月4日にエリック・ブレッドソージャスティス・ウィンズローキーオン・ジョンソン、ドラフト2巡目指名権とのトレードで、ロサンゼルス・クリッパーズに移籍した[10]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2015–16 TOR 49 24 14.8 .424 .404 .811 2.3 1.0 .6 .2 .7 5.6
2016–17 76 18 18.0 .449 .324 .792 2.2 1.1 .7 .2 .9 8.4
2017–18 70 18 15.2 .401 .285 .821 1.7 1.3 .5 .2 .9 5.5
2018–19 60 3 18.8 .483 .400 .827 2.3 1.5 .7 .2 1.1 8.6
2019–20 52 26 28.4 .495 .399 .843 3.7 1.8 1.2 .4 1.5 16.0
2020–21 42 31 30.4 .498 .439 .865 3.0 1.8 1.1 .2 1.8 19.6
POR 27 27 34.4 .443 .361 .880 3.3 1.9 1.3 .4 1.6 17.0
2020-21計 69 58 32.0 .477 .411 .871 3.1 1.9 1.2 .3 1.7 18.6
2021–22 40 39 33.3 .456 .406 .803 3.3 2.1 1.0 .4 1.6 18.7
通算 416 186 22.4 .462 .382 .830 2.6 1.5 .8 .3 1.2 11.2

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2016 TOR 18 3 11.4 .386 .269 .875 1.5 .3 .7 .1 .3 3.8
2017 9 5 25.2 .427 .441 .833 3.1 1.6 1.1 .3 1.7 11.7
2018 6 0 6.7 .286 .143 .750 .3 .3 .0 .0 .2 2.0
2019 23 0 15.9 .444 .387 .737 2.2 1.1 .4 .0 .5 6.5
2020 11 0 24.8 .490 .423 .793 2.4 1.0 .5 .3 1.0 13.4
2021 POR 6 6 36.0 .500 .385 .889 2.2 2.0 .8 1.0 1.2 17.0
通算 73 14 18.2 .447 .382 .814 2.0 1.0 .6 .2 .7 8.0

カレッジ[編集]

2014年のパウエル
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011–12 UCLA 33 1 17.8 .377 .347 .600 2.2 1.2 .5 .3 4.6
2012–13 35 9 22.1 .434 .293 .675 2.2 1.1 .7 .5 6.1
2013–14 37 37 25.7 .533 .294 .780 2.8 1.7 1.4 .4 11.4
2014–15 36 36 34.6 .456 .319 .751 4.7 2.1 1.8 .4 16.4
通算 141 83 25.2 .461 .314 .746 3.0 1.5 1.1 .4 9.8

参照:[11]

脚注[編集]

外部リンク[編集]