ノイズコア

ノイズコア (Noisecore) は音楽のジャンルの一つである。80年代初頭の初期UKハードコア・パンク・シーンの中でも特にディスオーダー英語版のようなノイジーなスタイルが日本でノイズ・コア (NOISE CORE) と呼ばれた。シャーシャーとした蝉の鳴くようなギターサウンドが特徴と言われる[1]

日本でノイズ・コア (Noise-Core) と呼ばれていた、過度にディストーションがかかったギターを特徴とするノイジーなハードコア・パンク・サウンドは、カオスUKとディスオーダーが代表的なバンドとされ[2]、これらのバンドはノイズコアの先駆者[3]とも立役者[4]とも言われている(両バンドとも80年代後半にはハードコア・パンクというよりもパンク・ロックのスタイルに音楽性が変化している)。日本のハードコア・パンク・バンドのコンフューズ (CONFUSE) は米国のノイズコア・シーンでも支持されている[3]

バンド一覧[編集]

脚註[編集]

  1. ^ DOLL MAGAZINE」2006年5月号、83頁。
  2. ^ 『PUNK ROCK STANDARDS - The Greatest Discs for 30 Years』 TOKYO FM出版、2006年、104頁。
  3. ^ a b 行川和彦 『パンク・ロック/ハードコア史』 リットーミュージック、2007年、170頁。
  4. ^ 行川和彦監修 『パンク・ロック/ハードコア・ディスク・ガイド1975-2003』 リットーミュージック、2004年、50頁。