SB新書

SB新書(エスビーしんしょ)は、SBクリエイティブ株式会社が発行する新書レーベル

沿革と概要[編集]

2006年3月17日、ソフトバンク クリエイティブ株式会社がソフトバンク新書を創刊。 キーワードは、好奇心の扉を開け! [1]

非常に高い注目を集めており、ベストセラーがいくつも生み出されている新書というメディアの性格として、1つには、「話題になっているテーマについて、最新の情報や展望を解説する」といったものがあり、もう1つには、「それぞれのテーマについて、いち早く全体像をつかみたい」というダイジェスト性があるが、SB新書は「自分を広げていくための、好奇心の扉」をテーマとするということが、創刊時に発表された「創刊の意図」の中で述べられた。また、各分野で活躍している著名人や旬の人物の生き方や思考法に迫るものや、最新の情報やテーマ、知識などを専門家が新しい視点でわかりやすく解説したものなどを柱として、幅広いジャンルで展開していくとも述べられている[1]

2013年10月1日、ソフトバンク クリエイティブ株式会社が、社名をSBクリエイティブ株式会社に変更したのを伴い、ソフトバンク新書は、シリーズ名がSB新書に変更された[2]

装丁は株式会社ブックウォール(代表:松昭教)による[3]

2009年3月に通巻100点を、2012年7月に通巻200点を突破した。電子書籍版も出されている[4][5]

2015年12月、カバーがリニューアルされる[6]

2018年8月、「SBビジュアル新書」を創刊[7]

基本的には1色刷りであるが、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(荻窪圭)、『東京レスタウロ 歴史を活かす建築再生』(民岡順朗)はフルカラーである[8][9]

毎月18日頃に3点程度ずつ刊行されている。

創刊ラインナップ[編集]

創刊ラインナップは次のとおり[1]

  1. 人という動物と分かりあう(畑正憲
  2. 宗教としてのバブル(島田裕巳
  3. 機長が語るヒューマン・エラーの真実(杉江弘)
  4. 編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏(岡留安則
  5. なぜモチベーションが上がらないのか(児玉光雄
  6. 適当論(高田純次

関連事項[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 「ソフトバンク新書」創刊!』(プレスリリース)SBクリエイティブ株式会社、2006年3月16日https://www.softbankcr.co.jp/ja/news/press/2006/0316_002227/2020年6月8日閲覧 
  2. ^ 社名変更、および書籍のシリーズ名の変更について”. SBクリエイティブ株式会社 (2013年10月1日). 2013年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
  3. ^ シリーズものの装丁:さ行:”. ソウテイファン(装丁に関するあれこれブログ). 2014年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
  4. ^ SB新書 作品一覧│1ページ目│電子書籍ストア
  5. ^ ソフトバンク新書 電子版5か月連続半額キャンペーン第一弾 各電子書店にて実施中!”. SBクリエイティブ株式会社 (2013年8月23日). 2014年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
  6. ^ “「SB新書」新装刊!―池上彰・堀江貴文・竹中平蔵・仁志敏久らによる8タイトル同時刊行”. ダ・ヴィンチニュース. (2015年12月17日). https://ddnavi.com/news/275339/a/ 2020年6月8日閲覧。 
  7. ^ 一般教養、エンタメ雑学をビジュアルでひも解く新書の新レーベル「SBビジュアル新書」創刊”. SBクリエイティブ株式会社 (2018年8月8日). 2020年6月8日閲覧。
  8. ^ SBクリエイティブ:古地図とめぐる東京歴史探訪
  9. ^ SBクリエイティブ:東京レスタウロ 歴史を活かす建築再生

外部リンク[編集]