NYK アルテア

基本情報
経歴
起工 1994年3月1日
進水 1994年7月22日
竣工 1994年12月16日
要目
総トン数 60,117 トン
載貨重量 63,163 トン
全長 299.95 m
垂線間長 283.0 m
型幅 37.1 m
型深さ 21.8 m
喫水 13.0 m
主機関 DU-スルザー 12RTA84C型ディーゼル 1基
出力 59,306馬力
航海速力 23.5ノット
乗組員 30名
積載能力 4,743 TEU
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NYK アルテア(えぬわいけい あるてあ、NYK Altair)は、かつて日本郵船が運航していたコンテナ船(船主はパナマの現地子会社で船籍もパナマ)。なお2010年に2代目の「NYK アルテア」が建造されているが、本項では1代目について解説する。

概要[編集]

NYK アルテア級3隻の1番船として、1994年石川島播磨重工呉工場(現:ジャパン マリンユナイテッド呉事業所)で竣工。日本船社の運航船では初のオーバー・パナマックス型(ポスト・パナマックス型)コンテナ船であった。

2001年「Sandra Azul」と改名。2007年にはMSCの運航となり「MSC Catania」と改名された。

同型船[編集]

  • 2番船 「NYK ヴェガ(NYK Vega)」
1995年2月24日、三菱重工業長崎造船所で竣工。
  • 3番船 「NYK プロシオン(NYK Procyon)」
1995年3月24日、石川島播磨重工呉工場で竣工。

※この他、ほぼ同型の大阪商船三井船舶(現:商船三井)のマース級3隻がある。

参考文献[編集]

  • 船舶技術協会『船の科学』1995年4月号 第48巻第4号
  • 海人社『世界の艦船』1995年3月号 No.493
  • 海人社『世界の艦船』1998年4月号 No.537
  • 渡辺逸郎『コンテナ船の話』成山堂書店 2006年 ISBN 978-4-425-71371-4