MY LONELY TOWN

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MY LONELY TOWN
B'zシングル
初出アルバム『MAGIC
B面
リリース
規格 マキシシングル
録音 2009年
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位オリコン[2][3]
  • 週間1位Billboard Japan Hot 100[4]
  • 週間1位Top Singles Sales[5]
  • 2009年10月度月間1位(オリコン)
  • 2009年度年間18位(Top Singles Sales)[6]
  • 2009年度年間20位(オリコン)
  • 2009年度年間21位(Billboard Japan Hot 100)[7]
  • B'z シングル 年表
    • MY LONELY TOWN
    • (2009年)
    MAGIC 収録曲
    Time Files
    (3)
    MY LONELY TOWN
    (4)
    long time no see
    (5)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「MY LONELY TOWN」 - YouTube
    テンプレートを表示

    MY LONELY TOWN」(マイ・ロンリー・タウン)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。2009年10月14日にVERMILLION RECORDSより47作目のシングルとして発売された。

    概要[編集]

    17thアルバム『MAGIC』の先行シングル。

    表題曲がノンタイアップなのは、44thシングル『SUPER LOVE SONG』以来である。

    初回限定盤と通常盤の2種リリースで、初回限定盤は『SUPER LOVE SONG』以来となるDVD付属である。DVDにはMVが収録されており、B'zのMVが公式作品として発売されるのは、1990年発売のVHS作品『FILM RISKY』以来19年ぶりで、シングル作品でのMV発売は初めてとなる。ジャケットは、MVの撮影舞台にもなった長崎県端島(通称・軍艦島)の風景。

    発売日前後のメンバーのTV出演によるプロモーション活動は行われておらず、テレビでの披露も現在まで行われていない。

    MVおよびジャケット撮影のロケ地となった端島(長崎県長崎市)の風景(2009年撮影)

    収録曲[編集]

    12cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「MY LONELY TOWN」稲葉浩志松本孝弘
    2.「綺麗な涙」稲葉浩志松本孝弘
    3.「イチブトゼンブ -Ballad Version-」稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:
    DVD(初回限定盤のみ)
    #タイトル作詞作曲・編曲ディレクター
    1.「MY LONELY TOWN」(MUSIC VIDEO)  高木聡[8]

    楽曲解説[編集]

    CD[編集]

    1. MY LONELY TOWN
      ドラムエレクトリック・ギターのイントロで始まり、間奏はレゲエ調になっている。
      前作「イチブトゼンブ」「DIVE」以前に制作されていた。
      曲の一部は東京で用意され、プリプロが行われたハワイで制作された。松本は「メロディーができた段階で『この曲は絶対によくなる』と確信し、完成したときも満足度が高かった」と語っている。
      MVは、1974年に封鎖されて以来35年ぶりに解禁された長崎県長崎市端島(通称・軍艦島)で撮影された[9][10]。軍艦島で大規模なMVの撮影が行なわれたのはこれが初である。長崎市の許可のもと、2009年7月上旬に島全体を使用した撮影が行われた[9]。撮影を通して、松本と稲葉は軍艦島と本曲の世界観に共鳴を感じたという[9]
      同年夏に開催された『B'z SHOWCASE 2009 -B'z In Your Town-』及び『SUMMER SONIC 2009』で、未発表曲として先行披露された[11]
      2013年にエアロスミスと共演した『AEROSONIC』でも演奏された。『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』を敢行していたが、この年に演奏したのはこの公演のみである。
      2018年2月に行われた『B'z Loud-Gym 〜TAK NIGHT〜』では、ギターソロが異なるバージョンが披露された[12]
    2. 綺麗な涙
      バラードナンバー。「MY LONELY TOWN」と同じく、ハワイで制作された。
      本作唯一のライブ未演奏曲。
    3. イチブトゼンブ -Ballad Version-
      前作『イチブトゼンブ/DIVE』の1st beatの別アレンジバージョン。
      シングル曲がバージョン違いで収録されるのは32ndシングル『GOLD』に収録された「ultra soul 〜Splash Style〜」以来8年ぶりである。
      「イチブトゼンブ」がドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』の主題歌に決定した後、ドラマサイドからのリクエストによって制作された。またメンバーによると、ドラマの制作側からメロウなパターンもお願いされたとのこと。
      当初は一部分だけの制作だったが、その後一部分だけでなく1曲しっかりと制作することになり、新たに全部取り直した。また、ドラマだけの使用で当初リリースの予定はなかったが、好評だったため収録された。
      ドラムの音をなくし、打ち込みピアノストリングスがメインのアレンジにされている。原曲よりもキーが低く、ラストサビのみ原曲キーで歌われる。曲構成も変更され、サビから始まり、2番がなくなっているため、原曲より演奏時間が短い。
      翌年に行われたアルバムツアー『B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic"』では1番まで演奏され、その後原曲に続く形で披露された。

    DVD(初回限定盤のみ)[編集]

    • MY LONELY TOWN」 MUSIC VIDEO

    タイアップ[編集]

    参加ミュージシャン[編集]

    収録アルバム[編集]

    MY LONELY TOWN

    ライブ映像作品[編集]

    MY LONELY TOWN

    イチブトゼンブ -Ballad Version-

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ 「TAMA MUSIC strings」名義で参加した最後の作品であり、17thアルバム『MAGIC』以降はソロ作品含め「Lime Ladies Orchestra」名義(『MAGIC』に収録された「MY LONELY TOWN」も同様)での参加。

    出典[編集]

    1. ^ GOLD DISC 2009年11月度」『The Record』第602巻、日本レコード協会、2010年1月、14頁。 
    2. ^ MY LONELY TOWN | B'z”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年8月30日閲覧。
    3. ^ “B’z最新シングルで43作連続首位、TOP10入りは44作で歴代1位タイ”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2009年10月20日). https://www.oricon.co.jp/news/69906/ 2021年12月15日閲覧。 
    4. ^ Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2009年10月26日). 2020年8月30日閲覧。
    5. ^ Billboard Japan Top Singles Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2009年10月26日). 2020年8月30日閲覧。
    6. ^ Billboard Japan Top Singles Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2009年). 2020年8月30日閲覧。
    7. ^ Billboard Japan Hot 100 Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2009年). 2020年8月30日閲覧。
    8. ^ WORKS(高木 聡)”. SEP. 2020年8月30日閲覧。
    9. ^ a b c “B'z、ニューシングル「MY LONELY TOWN」は軍艦島で撮影”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2009年9月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000052580 2020年8月30日閲覧。 
    10. ^ “B'z、早くも次のシングル“MY LONELY TOWN”を10月14日にリリース! PVは35年ぶりに上陸が解禁された長崎の軍艦島で撮影!”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2009年9月1日). https://tower.jp/article/news/2009/09/01/100019787 2020年8月30日閲覧。 
    11. ^ “B'z、新曲クリップは軍艦島撮影の壮大スケール作”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2009年9月1日). https://natalie.mu/music/news/20616 2020年8月30日閲覧。 
    12. ^ 『be with!』第117巻、B'z Party、2018年3月。