MIS CAST

MIS CAST
沢田研二スタジオ・アルバム
リリース
録音 Sound City Studio
Take One Studio
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドールLP
アポロンカセット・テープ
東芝EMI(CD)
プロデュース 木崎賢治
チャート最高順位
沢田研二 アルバム 年表
A WONDERFUL TIME
1982年
MIS CAST
(1982年)
JULIE SONG CALENDAR
1983年
『MIS CAST』収録のシングル
  1. 背中まで45分
    リリース: 1983年1月1日
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MIS CAST』(ミス・キャスト)は、沢田研二の18作目となるオリジナル・アルバム

1982年12月10日ポリドール (現ユニバーサルミュージック)からLP盤でリリースされた。

その後CD化され、1991年1996年東芝EMI、また2005年にはユニバーサルミュージックから再リリースされている。

解説[編集]

全曲を井上陽水が手がけたことが話題となった。当時、井上が語ったところによると、最初はメロディーだけ1、2曲提供してほしいとの依頼だったものを「ジュリーに提供するんだったら詞も書きたい」と井上が逆提案、「そのための曲作りを始めたら10曲程すぐ出来上がった。何が作り易かったって、自分の曲を書く時と違い『いやぁ、今日もモテてモテて』という歌詞が書けるから」という理由で曲が揃い、アルバム全曲が井上の手によるものとなった。

演奏はEXOTICS、編曲はムーンライダーズ白井良明(「ミスキャスト」のみ、同じムーンライダーズの岡田徹)が手掛けた。

本作から翌年1月1日にシングルカットされた「背中まで45分」がシングルになった経緯は「歌って気持ち良い」という理由で沢田が推したためだがセールスは振るわず、自身のラジオ番組内で「僕が推す曲は売れない」と語っていた(シングル・ヴァージョンの編曲は吉田建)。

「背中まで45分」「チャイニーズフード」はデモテープ音源のままアルバム『LION & PELICAN』、「A.B.C.D」はアルバム『9.5カラット』、「ジャスト フィット」「ミスキャスト」はライブ・アルバム『クラムチャウダー』で井上がセルフカバー。

収録曲[編集]

  • 全作詞・作曲:井上陽水/編曲:白井良明(特記以外)
  1. News
  2. デモンストレーションAir Line
  3. 背中まで45分
  4. Darling
  5. A.B.C.D.
  6. チャイニーズフード
  7. How Many "Good Bye"
  8. 次のデイト
  9. ジャスト フィット
  10. ミスキャスト

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]