FM COCOLO

FM802 > FM COCOLO
FM COCOLO
FM COCOLO
大和南森町ビル
FM COCOLOが入居する大和南森町ビル
(大阪市北区)
種別 FMラジオ放送
放送対象地域 関西圏(2,000万人)
系列 MegaNet
略称 COCOLO
愛称 FM COCOLO
コールサイン JOAW-FM
開局日 1995年10月16日
運営会社 株式会社FM802[注釈 1]
本社 530-8560[1]
大阪府大阪市北区天神橋
2丁目北2番6号
大和南森町ビル内[1]
北緯34度41分52.13秒 東経135度30分40.78秒 / 北緯34.6978139度 東経135.5113278度 / 34.6978139; 135.5113278座標: 北緯34度41分52.13秒 東経135度30分40.78秒 / 北緯34.6978139度 東経135.5113278度 / 34.6978139; 135.5113278
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 大阪 76.5MHz / 10kW
主な中継局 なし
公式サイト https://cocolo.jp/
特記事項:日本初の外国語FM局。
テンプレートを表示

FM COCOLO(エフエムココロ)は、1995年10月16日に開局したFM放送超短波放送)の放送局であり、FMラジオ局としては全国で46番目、大阪で3番目の開局であり、外国語放送としては日本初の局である。開設当初は大阪府大阪市住之江区に本社を置く関西インターメディア株式会社(かんさいインターメディア、Kansai Intermedia Co., Ltd.)が特定地上基幹放送事業者として放送を行っていたが、2012年4月1日からは、同じ大阪市内の特定地上基幹放送事業者FM802が同社の免許を引き継いで放送している[注釈 1]コールサインJOAW-FM[注釈 2](大阪 76.5MHz / 10kW)。

本項では、関西インターメディア時代を含めた外国語放送全般の概要について記す。

関西インターメディア時代の愛称で現在の局名であるFM COCOLOのCOCOLOは、『COMMUNICATION』(通信)・『COOPERATION』(協力)・ 『LOVE』(愛)の各単語の頭2文字を組み合わせた合成語で、発音どおり「心」をイメージしている。

キャッチフレーズは「Whole Earth Station」(ホール・アース・ステーション)。キャッチコピーは「日本初、OVER 45のためのMUSIC STATION」。40代後半 - 60代のリスナーを対象とした番組編成が中心である。

放送局概要[編集]

上層階

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)の際にとりわけ英語圏以外の外国人への情報提供メディアが乏しい現状が浮き彫りとなり、外国語放送局の設立が早急に進められた。

このことは放送事業を管轄する郵政省(現在の総務省)も積極的で、1995年までに大阪と東京で外国語放送局用の周波数割り当てと免許交付を行っている。

大阪では主要株主となる関西電力など企業連合が関西インターメディアを設立し、開局に至った。

現在は外国語放送局が形成するネットワークMegaNet参加局のひとつ。

2008年1月には同社初のラジオカートヨタ・イプサム)1台が導入された。

放送史上に残る出来事[編集]

1社2系統体制

2010年4月、番組制作を802メディアワークス(FM802が2010年3月2日に設立した番組制作会社)に委託する新体制が発足した。これに伴う改編で、外国人向け放送と自治体提供番組、『Han-Style』・『World Jazz Warehouse』を除く全ての番組が刷新されたほか、FM802と関係のあるDJの出演も行われるようになった[2]。802メディアワークスが制作を担当する番組はFM COCOLOの放送枠全体の85%にも及んでおり[3]、実質的にFM802の第2放送(いわゆる「1社2系統」)の格好となっていた。

さらに2011年3月にマスメディア集中排除原則が改められ、企業が同一エリア内で複数のラジオ局を持つことが可能になったことを受け、2012年4月1日、放送事業の全てが、関西インターメディアからFM802に譲渡され、改正放送法下で初めての「1社2系統」運営となる[4]。これを受けて、旧運営会社の関西インターメディアは事業譲渡後に清算された。

それ以降もFM802で長らく活動したDJがFM COCOLOへ移籍したり、中には『SUPER J-HITS RADIO』のように番組ごと移籍する例もある。

AM番組のネット

2013年10月から、ニッポン放送の制作による『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』のネット受けを開始した。日本において、AMラジオ局が自局(およびAMの系列局)向けに制作するレギュラー番組を、FM局で放送するのはまれである[注釈 3][注釈 4]

2014年3月31日から、サービスエリアの重なるAMラジオ局・ABCラジオが『オールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送制作)月 - 木曜分の同時ネットを終了させることを機に、当該曜日分のネット受けを開始した[注釈 5]。2015年9月28日からの『オールナイトニッポン MUSIC10』も引き続きネットしている[注釈 6]。また、2024年4月5日からは再び『オールナイトニッポンGOLD』の同時ネットを再開(放送枠移動以来初)し、ネット受けを拡大する。当該時間帯のパーソナリティがスケジュールの都合で大阪から放送する場合はFM COCOLOのスタジオを使用して放送している。

2015年10月3日から半年間、ニッポン放送との共同制作番組として『RADIO SHANGRI-LA』を開始。全国ラジオネットワーク(NRN)向けネット番組の制作に非加盟局でありながら参加することになった。当該番組は半年後からはFM COCOLO単独制作番組となり継続している。

2023年5月4日からは、同じNRN単独加盟の東海ラジオ放送愛知県)が制作した『1時の鬼の魔酔い』のネット受け(SFから原則3日遅れ)を木曜日21時台に、2024年4月7日(6日深夜)からは同様にNRN単独加盟のラジオ沖縄が制作した『宮沢和史の琉球ソングブック』のネット受け(ROKから原則3日遅れ)を日曜0時台(土曜日24時台)にそれぞれ放送している。

MegaNet・JFL・JFNとの関わり

2014年2月11日、JFL HOLIDAY SPECIAL『Cafe NESCAFE presents MEET AT BOOK CAFE』をネット。他地区はJFL加盟局での放送だったが、関西では加盟局であるFM802ではなく同一の法人が運営するFM COCOLOでの放送となった[注釈 7]。その後もJFL特番をネットするケースもあるほか、J-WAVEとの2局ネットを行うこともある[注釈 8]

また、MegaNetのキー局であるInterFM897(interfm)が2020年9月からエフエム東京をキー局とする全国FM放送協議会(JFN)の特別加盟局となった[注釈 9]ことから、MegaNetでは関東と近畿がそれぞれ違う系列局の関連局となる現象が発生した。民放連のホームページでは2021年11月現在FM COCOLOとLOVE FMのみがMegaNetの加盟局として扱われているが、2020年以降MegaNetは自然消滅状態であり、目立った活動は行われていない。interfmのJFN加盟後は同系列のエフエム大阪との相互ネット番組が多く編成されている。

局データ[編集]

  • 運営会社

送信所[編集]

親局 周波数 空中線電力 所在地 備考
大阪[注釈 10][5][6] 76.5MHz 10kW 〒630-0271
大阪府東大阪市上石切町2丁目1451番23号
生駒山[1]
  • 放送時間
    • 日曜深夜(月曜3:00 - 5:00)を除く24時間放送(2003年4月以降)。開局当初は6:00 - 24:00、その後2002年度までは6:00 - 翌2:00の放送、2003年4月から少なくともFM802に事業譲渡するまでは月曜 2:00 - 5:30を除く24時間放送だった。但し、月曜1:00以後の番組は週によって放送休止を繰り上げたり、「中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ」がある週は放送休止を設けない日、または、1:00 - 3:00まで休止したうえで、3:00から再開(実質月曜付繰り上げ開始)となる日もある。

2012年3月まで[編集]

コスモタワーのアトリウム「フェスパ」に面したFM COCOLOのオフィス(3階部分)
  • 運営会社
    • 関西インターメディア株式会社
  • 本社・スタジオ
資本構成
2003年3月31日時点。出典:[7]
  • 資本金:4億7000万円
  • 発行済株式総数:9,400株
主要株主
株主 株式数 比率
関西電力 600株 6.38%
三井住友銀行 400株 4.25%
大阪瓦斯 300株 3.19%
松下電器産業 300株 3.19%
日本電気 300株 3.19%
住友電気工業 300株 3.19%

沿革[編集]

  • 1995年平成7年)
    • 7月17日 - 設立
    • 10月16日 - 開局
  • 2003年(平成15年)4月 - 24時間放送開始。BBCワールドサービス(国際放送)の同時放送開始。
  • 2005年(平成17年)4月 - 開局10周年
  • 2007年(平成19年)10月 - 局スローガンを「LISTEN TO THE WORLD」から「LOVE TODAY, LOVE TOMORROW」へ変更。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月15日 - ほかの在阪ラジオ5局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」を試験的に開始(大阪京都兵庫奈良の2府2県限定)。放送局記号は「CCL」。
    • 4月 - FM802との業務提携により局スローガンを「Whole Earth Station」へ再変更。広域免許の絶対条件である外国語放送の『FROM OVERSEAS』・『COCOLO EARTH COLORS』と早朝や週末夜の一部の番組を除いて終了、『COCOLO EARTH COLORS』と土日の夜の『Han-Style』[注釈 11]・『World Jazz Warehouse』を除き番組編成を一新する。ジーン長尾が11年ぶりに関西のラジオに復帰、番組タイトルが似ているなど、開局当初のFM802に近い編成になっている。
    • 10月 - 開局15周年
    • 12月 - radikoの本放送が開始され、対象エリアも近畿2府4県に拡大された。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - 放送事業者が関西インターメディアからFM802に譲渡し、免許継承する。
  • 2022年令和4年)3月9日 - この日の13時50分頃に放送システムに不具合が発生し放送が一時中断した。15時00分にradikoが、地上波は15時15分頃に復旧[8]にそれぞれ復旧し放送を再開している。詳しい原因については調査中としている[9][10]

番組[編集]

タイムテーブル[編集]

April 2024 FM COCOLO 76.5MHz
Monday Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday Sunday
5 5:00 FROM OVERSEAS 5
-SRI LANKA-
シリナンダ、サンディア・マキシ
-PHILIPPINE-
シンディ、ミナ
-THAILAND-
松尾カニタ
-INDONESIA-
アヌン、アニン
-VIETNAM-
ミラン、フイ
-MALAYSIA-
ラーマン
-INDIA-
サニー・フランシス
6 6:00

CIAO 765 野村雅夫

6:00

Hitsville 765 尾上さとこ

6:00

BRAND-NEW SHINe
西田新

6
7 7
8 8
9 9
10 10:00

PRIME STYLE FRIDAY
山添まり

10:00

MOVE ON SATURDAY
光永亮太

10:00

SUNDAY IN THE PARK
吉村昌広

10
11 11:00

M's Groove meme

11
12 12
13 13
14 14:00

Wonder Garden 池田なみ子

14:00

THE MAGNIFICENT FRIDAY
加美幸伸

14:00 SATURDAY MAGNIFICENT CAMP
加美幸伸
14:00

Got You OSAKA
トータス松本

14
15 15
16 16:00

Sunday Music Passage
山添まり

16
17 17:00

MARK'E MUSIC MODE マーキー

17:00

ROMAN LIFE Heartstrings
K

17
18 18:00

FRIDAY NIGHT JUNCTION
光永亮太

18:00 Wabi-Sabi レディオ・ショー
根本要馬場俊英
18
19 19:00

槇原敬之・Sweet Inspiration

槇原敬之

19:00

SUPER J-HITS RADIO
加藤美樹

19
20 20:00 COCOLO Earth Colors 20:00

Whole Earth RADIO

20
-KOREAN-
ユニ、キムヒテ
-CHINESE-
シャオチェン、李佳
-ENGLISH-
クリス
-SPANISH-
ロクサナ、エリック
-PORTUGUESE-
モニカ、ロジェリオ
21 21:00

J-POP LEGEND CAFÉ
田家秀樹

21:00

おとといラジオ
森田恭子

21:00

NIGHT AND DAY
南佳孝

21:00

1時の鬼の魔酔い
さだまさし
東海ラジオ制作)

21:00

THE MUSIC OF NOTE
(1か月毎DJ)

21:00

THE MAJESTIC SATURDAY NIGHT
ちわきまゆみ

21
22 22:00

オールナイトニッポン MUSIC10ニッポン放送制作) 月=森山良子 火=鈴木杏樹 水=名取裕子森高千里岸谷香、 木=渡辺満里奈

22:00

オールナイトニッポンGOLD (ニッポン放送制作)

22:00

RADIO SHANGRI-LA
立川直樹杉山恒太郎

22
23 23:00

Billboard PREMIUM PLUS
八木早希

23:00

World Jazz Warehouse
クリス

23
0 0:00

MIDNIGHT ALLEY

0:00

WEEKEND LOVE
OTO!!!

0:00

物見遊山
門上武司

0:00

KAMASAMI KONG SHOW
カマサミ・コング

0
0:30

宮沢和史の琉球ソングブック
宮沢和史ラジオ沖縄制作)

1 1:00

WEEKEND ALLEY トミー(AI)

1:00

MIDNIGHT ALLEY
or
TECHNICAL MAINTENANCE

1
2 2
3 3:00 MIDNIGHT ALLEY 3
4 4

外国人向け放送[編集]

開局以来、アジア・太平洋地域の言語での放送を行っている。外国人向け番組の中では日本語と母国語を織り交ぜた放送や母国語のみ、または日本語のみで放送する番組もある。

放送時間は平日・30分の帯番組を15言語分放送する形をとったが、週1回・2時間の放送に改められた。2003年に午後8時以降に集約されたが、2004年から放送時間が縮小傾向にある。2010年4月現在、COCOLO Earth Colors(月 - 金20:00 - 21:00)としてKOREAN edition(月)CHINESE edition(火)ENGLISH edition(水)SPANISH edition(木)PORTUGUESE edition(金)の曜日別に韓国語・中国語・英語・スペイン語・ポルトガル語の5言語と日本語を織り交ぜた放送とFROM OVERSEAS(毎日5:00 - 6:00)としてSRI LANKA(月)PHILIPPINE(火)THAILAND(水)INDONESIA(木)VIETNAM(金)MALAYSIA(土)INDIA(日)の曜日別に7カ国のアジア地域の言語での放送が行われている。FROM OVERSEAS・詩境遊人は放送日翌日からポッドキャストにて楽曲を除いた内容で約4週間パソコンでの聴取・ダウンロードができる。

自治体提供番組[編集]

LGI(Local Government Information、地方自治体情報)と呼び、PSAと同じである。放送エリアにある2府4県と4つの政令指定都市が提供する広報番組を放送している。週末の放送が主であったが、平日に「Kansai Scope」として再編成。2009年4月から「COCOLO Earth Colors」内にて(月)韓国語(火)中国語(水)英語(木)スペイン語(金)ポルトガル語にて放送されている。また、2010年4月より、「COCOLO Earth Colors」が1時間番組になったため、平日(月~木)のワイド番組「AMUSIC MORNING 765」、「PACIFIC OASIS」、「AFTERNOON DELIGHT」、「MARK'E MUSIC MODE」の各番組内でも各自治体の情報を提供している。

2005年4月に平日夜に移行、奈良県と滋賀県が提供から外れた。また、大阪府も広報関係予算削減の影響で提供を取りやめている。2010年5月より兵庫県・京都府・京都市のLGIがポッドキャストにてパソコンでの聴取・ダウンロードが可能になった。(updateは放送日の翌日以降で、パソコンでの聴取・ダウンロードができる期間はupdateから約4週間)

自治体 日本語 英語 中国語 韓国語 ポルトガル語 スペイン語 ベトナム語
大阪府
大阪市
堺市 第2・4月曜19:15[l 1] 第2・4水曜20:40[l 2] 第2・4火曜20:40[l 2] 第2・4月曜20:40[l 2] 第2・4金曜20:40[l 2] 第2・4木曜20:40[l 2] 第2・4金曜5:28[l 3]
兵庫県
神戸市 第1・3水曜20:40[l 2] 第1・3火曜20:40[l 2] 第1・3月曜20:40[l 2] 第1・3木曜20:40[l 2]
京都府
京都市 月曜16:15[l 4] 木曜16:15[l 4]

国際交流・日本語学習[編集]

意欲的なのが国際交流に関する番組。加美幸伸らが出演する。長寿番組は少ないが、2010年4月現在も『ON THE MOVE』・『WEEKEND PASSPORT』の2番組がワイド番組のコーナーとして放送されている。

一方で、英語と中国語で日本語講座番組を放送、外国人の日本語学習に役に立とうと企画された。

2007年7月から2008年12月まで日曜日22:00 - 22:55にJFL系列局であるJ-WAVE製作の「L'AIR DE PARIS」が同時ネットで放送されていた。MegaNet系列局ネットワーク番組に関しては、2007年4月改編にて日曜21:00~23:00のInterFM897からのMegaNet系列局同時ネット番組、2010年4月改編にて「WIKIWIKI HAWAII ~ON THE TRADE WIND~」の放送がそれぞれ打ち切りになったため、長年MegaNet系列局ながらMegaNet系列局ネットワーク番組が存在しなかった。だが、2014年4月~2017年9月まではInterFM897制作の「NO-FO-FON TIME」を時差ネット、2016年10月~2017年3月まで「RADIO EUTOPIA」がInterFM897とRadio NEOで同時ネットされるなど一部的にネットワーク番組が復活している。また、2017年10月からは同じくInterFM897制作の「BEAMS TOKYO CULTURE STORY」の時差ネットを行っている。

過去の番組[編集]

WEEKDAY

  • Kansai Today 765( - 2010年3月30日、7:00 - 10:00)
  • AMUSIC MORNING 765(2010年4月5日 - 2013年3月28日、7:00 - 10:00)
  • HIRO T'S AMUSIC MORNING(2013年4月1日 - 2019年9月30日)
  • Tea & Biscuits( - 2010年3月30日、10:00 - 13:00)
  • PACIFIC OASIS(2010年4月5日 - 2021年3月31日、10:00 - 13:00→11:00 - 14:00)
  • BAYSIDE WINDS( - 2010年3月30日、13:00 - 16:00)
  • AFTERNOON DELIGHT(2010年4月5日 - 2021年3月31日、13:00 - 17:00→14:00 - 17:00)
  • Radio City( - 2010年3月30日、16:00 - 19:00)

FRIDAY

  • FRIDAY MUSIC WOW!( - 2010年3月26日、10:00 - 16:00)

Information[編集]

FM COCOLOで放送されている生活情報のコーナー。番組の合間に入れられる。

担当アナウンサーは『FM802 INFORMATION』と同じくセイ・タレントプロダクション所属タレントが担当している。

Headline News
『FM COCOLO HEADLINE NEWS』のサウンドロゴで開始。アナウンサーによって読まれる。2018年3月までBGMはFM802で以前用いられていたDavid Fosterの「Winter Games」を使用していた。おおむねワイド番組で1時間に1回、20分ごろに放送。
Weather Information
『FM COCOLO WEATHER INFORMATION』のサウンドロゴで開始。関西の天気を伝える。Headline Newsと同様、アナウンサーによって読まれる。2018年3月までBGMはStuffの「My Sweetness」(毎年12月1日から12月25日のクリスマスまではBGMは「ジングルベル」のインストバージョンに変更される)を使用していた。おおむねワイド番組で1時間に1回、『HEADLINE NEWS』の次に放送。
Traffic Information
『FM COCOLO TRAFFIC INFORMATION』のサウンドロゴで開始。近畿の高速道路の状況、阪神高速道路の状況を、JARTICの担当者が伝える。2008年3月まではJARTIC提供の情報をもとにアナウンサーが伝えていた。おおむねワイド番組で1時間に1回、40分ごろに放送。2018年3月までBGMはオールマン・ブラザーズ・バンドの「ジェシカ」(毎年12月1日から12月25日のクリスマスまではBGMは「Winter Wonderland」のインストバージョンに変更される)を使用していた。
Whole Earth Information
『FM COCOLO WHOLE EARTH INFORMATION』のサウンドロゴで開始。このコーナーではさまざまな話題・情報を番組担当のDJが紹介する。各ワイド番組に1回設けられている。
  • Informationに提供がある場合、各サウンドロゴの後、「By (企業名)」のアナウンスが入る。
  • 2018年4月からBGMが変更された。かつて2007年10月、2010年4月にBGMを変更したことがある。

主な受賞歴[編集]

2021年に『岡林信康・復活の朝スペシャル』[11]、2022年に『Whole Earth RADIO 松本隆×最果タヒ~作詞家と詩人の対談』[12]、2023年に『FM SUNDAY MARK’E 765「EIKICHI YAZAWA 50th Anniversary Special ~ My Way, Your Songs」[13]でいずれも日本民間放送連盟賞番組部門ラジオエンターテインメント番組優秀賞を同局は3年連続受賞した。同賞は前年にも『802BINTANG GARDEN-太陽の破片』[14]がFM802の番組として受賞したため会社としては4年連続同賞を受賞した。ラジオエンターテインメントで3年以上連続して受賞するのは近畿地方では初めてだった。

関西インターメディア時代には『Kansai Today 765』で2009年日本民間放送連盟賞番組部門ラジオ生ワイド番組優秀賞を外国語放送局では初めて同賞を受賞した[15]

脚注・出典[編集]

注釈
  1. ^ a b 番組編成・制作は子会社の802メディアワークスが行っている。
  2. ^ かつてCBCラジオ尾鷲局が使用していた。
  3. ^ これまでTBSラジオ『ハニー・サウンド・オン・ライブ』がFM大阪にネットされたことがある。
  4. ^ その逆については、全国FM放送協議会(JFN)の系列局が整備されていなかった1990年代前半頃まではエフエム東京の番組を番組販売扱いで系列局のないAM局にネットしていた事例や、エフエムナックファイブ制作番組で事例がある。
  5. ^ 関西地区での『オールナイトニッポン』はラジオ大阪KBS京都ラジオ、『オールナイトニッポン0(ZERO)』はKBSラジオとラジオ関西にそれぞれネットされている。
  6. ^ なお、同番組該当日に『オールナイトニッポンGOLD』のスペシャルパーソナリティ枠となった場合は放送あり。
  7. ^ 802がACCESSキャンペーン特別番組を放送するための措置。
  8. ^ 2024年1月8日『J-WAVE + FM COCOLO HOLIDAY SPECIAL KYOTO GEIJUTSU DAIGAKU presents WHAT’S ART 2024』などが該当。
  9. ^ InterFM897がJFN各局に番組配信を行うジャパンエフエムネットワーク(JFNC)の資本参加を受けて完全子会社になったため。
  10. ^ 飯盛山から送信している他の在阪FM局とは異なり、大阪府大阪市、堺市及び東大阪市、京都府京都市、兵庫県神戸市及び尼崎市並びに奈良県奈良市並びに関西国際空港を放送対象地域としている。
  11. ^ 2012年9月終了
編成に関する注釈
  1. ^ 『MARK'E MUSIC MODE』内
  2. ^ a b c d e f g h i 『COCOLO Earth Colors』内
  3. ^ 『FROM OVERSEAS』内
  4. ^ a b 『AFTERNOON DELIGHT』内
出典
  1. ^ a b c 会社概要 - FM802
  2. ^ 「新しいステーションキャッチは「Whole Earth Station」~40代半ば以上をコアリスナーとした本格的な大人のFMステーションへ~FM COCOLO、平成22年度の番組を大幅改編」 - FM COCOLO Information プレスリリース(2010年1月14日
  3. ^ 放送ジャーナル 2010年3月3日(水) 13981号
  4. ^ FMココロ、FM802に事業譲渡 ラジオ再編、本格化も:日本経済新聞 2011年12月15日掲載記事を当日閲覧。全国版では事業統合で報道されている。
  5. ^ 株式会社FM802の超短波放送局の免許承継”. 総務省 (2012年3月23日). 2016年1月25日閲覧。
  6. ^ FM802・FM COCOLO無線局免許状 - 総務省
  7. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、380頁。 
  8. ^ FM COCOLOは放送システムのトラブルによりオンエアが一時中断しておりましたが、現在復旧しております。,FM COCOLO,2022年3月9日
  9. ^ FM802、FM COCOLOで放送が一時中断,デイリースポーツ,2022年3月9日
  10. ^ FM802で放送中断、FM COCOLOも システムトラブルが原因,サンケイスポーツ,2022年3月9日
  11. ^ 2021年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月4日閲覧。
  12. ^ 2022年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月4日閲覧。
  13. ^ 2023年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月4日閲覧。
  14. ^ 表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月4日閲覧。
  15. ^ 表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. j-ba.or.jp. 2023年10月4日閲覧。

外部リンク[編集]