CSDコロコロ

コロコロ
原語表記 Club Social y Deportivo Colo-Colo
愛称 Los Albos (The White ones)
Eterno Campeón (The Eternal Champion)
El Cacique
クラブカラー
創設年 1925年
所属リーグ チリリーグ
所属ディビジョン プリメーラ・ディビシオン
ホームタウン サンティアゴ
ホームスタジアム エスタディオ・モヌメンタル・ダビド・アレジャーノ
収容人数 47,347[1]
代表者 チリの旗 アニバル・モサ
監督 アルゼンチンの旗 グスタボ・キンテロス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

クルブ・ソシアル・イ・デポルティーボ・コロコロClub Social y Deportivo Colo-Colo (スペイン語発音: [ˌkolo ˈkolo]))は、チリの首都サンティアゴを本拠地とするサッカークラブである。国内リーグでは通算32回の優勝を誇り、チリのクラブでは唯一コパ・リベルタドーレスを制するなど、チリ屈指の強豪であり最も人気のあるクラブである[2]

クラブ名のコロコロは、スペインによる侵略に対して最後まで降伏せず戦い続けたマプチェ族の首長コロコロに由来する。

歴史[編集]

1925年4月19日に創設。

1991年6月5日にエスダディオ・モヌメンタルでおこなわれたコパ・リベルタドーレス決勝戦(第2戦)でオリンピアに3対0で勝利し、南米サッカー界の頂点に立った。

1991年の12月8日に国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で行われたトヨタカップではユーゴスラビア(当時)のレッドスター・ベオグラードと対戦。初出場同士の戦いであった。コロコロはピサロ、マルティネス、バルティチオットを中心に優勢に試合を進めた。また相手のキャプテン・サビチェビッチが前半終了直前に退場処分になり数的有利な状態になったが、カウンターからの攻撃で3失点を喫し敗北、クラブ世界一になることはできなかった。

1980年代から1990年代は圧倒的な強さを誇るも、2000年代に入るとクラブの経営危機などもあり一旦弱体化。しかし2006年以降は古豪復活を印象づける成績を残している。

ライバル[編集]

コロコロの最大のライバルはウニベルシダ・デ・チレである。この両者の対戦はクラシコ・デル・フトボル・チレーノ(スーペルクラシコ)と呼ばれ、チリで最も関心を集め、権威のあるダービーマッチである。

タイトル[編集]

国内タイトル[編集]

リーグ:32回[編集]

1937(シーズン無敗), 1939, 1941(シーズン無敗), 1944, 1947, 1953, 1956, 1960, 1963, 1970, 1972, 1979, 1981, 1983, 1986, 1989, 1990, 1991, 1993, 1996, 1997後期, 1998, 2002全国, 2006前期, 2006後期, 2007前期, 2007後期, 2008後期, 2009後期, 2014後期, 2015前期, 2017

カップ:18回[編集]

カンペオナート・デ・アペルトゥーラ英語版
1933, 1938, 1940, 1945
コパ・チレ英語版
1958, 1974, 1981, 1982, 1985, 1988, 1989, 1990, 1994, 1996, 2016, 2019, 2021
スーペルコパ・デ・チレ英語版
2017, 2018

国際タイトル[編集]

1991
1991
1992

過去の成績[編集]

2012年までは暦年(1月-12月)を1シーズンとし、暦年前半にアペルトゥーラ、暦年後半にクラウスーラを行なっていた。2013-14シーズンからはシーズン開始時期を半年ずらし、7月-翌年6月を1シーズンとし、暦年後半にアペルトゥーラ、暦年前半にクラウスーラを行なっている。移行期間となった2013年は半年を1シーズンとし、トランシシオン(移行)という名称のシーズンを行なった。

シーズン ディビジョン レギュラーシーズン プレーオフ 備考
順位 試合数 得点 失点 勝ち点
2007 アペルトゥーラ プリメーラ 1位 20 14 5 1 47 16 47 なし
クラウスーラ グループ1位 20 11 6 3 40 21 39 優勝
2008 アペルトゥーラ プリメーラ グループ1位 19 7 6 6 35 29 27 決勝敗退
クラウスーラ グループ2位 18 10 3 5 32 19 33 優勝
2009 アペルトゥーラ プリメーラ 13位 17 5 4 8 28 28 19 出場せず
クラウスーラ 4位 17 8 4 5 28 19 28 優勝
2010 通年[3] プリメーラ 2位 34 22 5 7 67 34 71 なし
2011 アペルトゥーラ プリメーラ 8位 17 7 3 7 28 26 24 準々決勝敗退
クラウスーラ 3位 17 9 3 5 27 28 30 準決勝敗退
2012 アペルトゥーラ プリメーラ 6位 17 7 5 5 22 21 26 準決勝敗退
クラウスーラ 1位 17 9 6 2 32 14 33 準決勝敗退
2013 トランシシオン プリメーラ 10位 17 6 3 8 26 27 21 なし
2013-2014 アペルトゥーラ プリメーラ 8位 17 7 3 7 22 23 24 なし
クラウスーラ なし

現所属メンバー[編集]

2022年7月17日現在[4]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK チリ ブライアン・コルテス
2 DF チリ ヘイソン・ロハス
3 DF チリ ダニエル・グティエレス
4 DF ウルグアイ アラン・サルディビア
5 MF チリ レオナルド・ヒル
6 MF チリ セサル・フエンテス
7 MF チリ カルロス・パラシオス
8 MF チリ エステバン・パベス (キャプテン)
9 FW チリ ダミアン・ピサーロ
10 FW ニュージーランド マルコ・ロハス
11 FW チリ マルコス・ボラドス
12 GK チリ エドゥアルド・ビジャヌエバ
13 DF チリ ブルーノ・グティエレス
15 DF アルゼンチン エミリアーノ・アモル
16 FW パラグアイ ダリオ・レスカーノ
17 FW コロンビア ファビアン・カスティージョ
No. Pos. 選手名
18 FW アルゼンチン アグスティン・ボウサト
20 FW チリ アレクサンデル・オロス
21 DF チリ エリック・ウィエムベルグ
22 FW チリ レアンドロ・ベネガス
23 DF アルゼンチン ラミロ・ゴンサレス
24 FW チリ ホルディ・トンプソン
25 GK チリ ベンハミン・モラレス
26 FW アルゼンチン マティアス・モヤ
27 DF チリ ペドロ・ナバーロ
28 MF チリ ルーカス・ソト
30 GK チリ フェルナンド・デ・パウル
31 DF ウルグアイ マティアス・デ・ロス・サントス
34 MF チリ ビセンテ・ピサーロ
37 DF ウルグアイ マクシミリアーノ・ファルコン
38 MF チリ ディラン・ポルティージャ
40 GK チリ マルティン・バジェステロス
監督

歴代監督[編集]

歴代所属選手[編集]

GK

DF

MF

FW

脚注[編集]

  1. ^ Copa América 2015”. conmebol.com. 2023年4月5日閲覧。
  2. ^ http://www.lanacion.cl/prontus_noticias_v2/site/artic/20090130/pags/20090130201049.html
  3. ^ 2月27日にチリ地震が発生し、日程の消化に支障が出たため、2001年以来となる通年制が採用された。
  4. ^ Official Web Site

外部リンク[編集]