202型潜水艦

202型潜水艦
画像をアップロード
基本情報
艦種	潜水艦
就役期間	1965年 - 1966年
前級	240型
要目
排水量	水上: 100 t 水中: 137 t
全長	23.1 m
最大幅	3.4 m
吃水	2.7 m
機関方式	ディーゼル・エレクトリック方式
主機	・ディーゼルエンジン×2基 ・電動機×1基 ・低速電動機×1基
推進器	スクリュープロペラ×1軸
出力	ディーゼル: 330 hp 電動機: 350 hp
速力	水上: 6ノット 水中: 13ノット
航続距離	水中: 400海里 (4kt巡航時)
乗員	6名
兵装	533mm魚雷発射管×2門
テンプレートを表示

202型潜水艦（202がたせんすいかん、ドイツ語: U-Boot-Klasse 202）は、ドイツ連邦海軍（西ドイツ海軍）が運用していた通常動力型潜水艦の艦級。

インジェニエーアコント・リューベック (IKL) によって1957年から設計が開始された。この6人乗りの小型潜水艦は40隻の建造が目指されていたが、技術的な困難と有用性に対する疑問から、最終的に、建造計画は試験的に2隻を建造するのみに削減された^[1]。

上記の経緯より、本型は小型ハンターキラー・サブの試作艦と位置付けられており、船体素材としては非磁性鋼が採用されている^[2]。兵装は533mm魚雷発射管2門のみで、再装填用の魚雷は搭載されなかった。推進器としては、1番艦の「ハンス・テッヘル」は (205型と同様の) 在来型のスクリューと舵を備えていたが、2番艦の「フリードリヒ・シュラー」はダクテッド・プロペラの一種であるコルトノズルを備えていた^[3]。

これら2隻も就役はしたものの短命であり、在役期間は1年に満たず、間もなくして解体処分された。なお本型は試作実験を目的としていたことから、ドイツ潜水艦（Uボート）で一般的なUで始まる艦名ではなく、ドイツ潜水艦建造において重要であった技術者に由来する艦名が与えられている^[4]。

同型艦[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

• コスモス型潜水艦 - イタリア製の小型潜水艦

表 話 編 歴 ドイツ連邦海軍の艦艇
×は退役艦型・｛ ｝は将来艦型・国旗は建造国
駆逐艦	×Z1級 (119型) ×ハンブルク級 (101型) ×リュッチェンス級 (103型)
フリゲート	×138型（ドイツ語版） ×ケルン級 (120型) ブレーメン級 (122型) ブランデンブルク級 (123型) ザクセン級 (124型) バーデン・ヴュルテンベルク級 (125型) {MKS180}
潜水艦	×240型 ×241型 ×201型 ×202型 ×205型 ×206型 212A型
機雷戦艦艇	×リンダウ級 (320型)（ドイツ語版） ハーメルン級 (343型)（ドイツ語版） クルムバッハ級 (333型)（英語版） フランケンタール級 (332型)（英語版） エンスドルフ級 (352型)（英語版）
補給艦・母艦	×ライン級 (401/402/403型) ×リューネブルク級 (701型) ×ヴェスターヴァルト級 (760型) レーン級 (704型) | エルベ級 (404型) ベルリン級 (702型)
高速戦闘艇 (Sボート)	×ジルバーメーヴェ級 (149型) ×ヤグアル級 (140型) ×ツォーベル級 (142型) ×ティーガー級 (148型) ×アルバトロス級 (143型) ゲパルト級 (143A型) ×ザスニッツ級 (151号計画型) ブラウンシュヴァイク級 (130型)
その他	×テティス級駆潜艇 (420型)（ドイツ語版） ×ドイッチュラント (練習艦) オステ級情報収集艦 (423型)（ドイツ語版）
ドイツ海軍艦艇一覧

この項目は、軍艦に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:軍事・PJ軍事・PJ船）。

• 表示
• 編集