2015年の東京ヤクルトスワローズ

2015年の東京ヤクルトスワローズ
成績
日本シリーズ敗退
日本S 1勝4敗(対ソフトバンク
CSFinal 4勝1敗(対巨人
セントラル・リーグ優勝
76勝65敗2分 勝率.539[1]
本拠地
都市 東京都新宿区
球場 明治神宮野球場
球団組織
オーナー 堀澄也
経営母体 ヤクルト本社
監督 真中満
選手会長 森岡良介
スローガン
つばめ改革
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2015年の東京ヤクルトスワローズでは、2015年シーズンの東京ヤクルトスワローズにおける動向をまとめる。

このシーズンの東京ヤクルトスワローズは、真中満監督の1年目のシーズンであり、2001年以来、14年ぶり7度目のリーグ優勝を果たしたシーズンである。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー[2]
1 山田哲人
2 川端慎吾
3 ミレッジ
4 雄平
5 畠山和洋
6 ユウイチ
7 大引啓次
8 中村悠平
9 小川泰弘
2015年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 巨人 -- DeNA -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- ヤクルト --
2位 ヤクルト 1.0 巨人 1.0 巨人 1.0 巨人 0.5 ヤクルト 1.0 巨人 1.5
3位 DeNA 1.0 阪神 5.0 ヤクルト 2.0 ヤクルト 1.5 巨人 1.0 阪神 6.0
4位 中日 2.0 中日 6.0 DeNA 2.0 広島 4.5 広島 4.5 広島 6.5
5位 阪神 2.5 ヤクルト 6.0 広島 3.5 DeNA 5.0 DeNA 8.5 中日 13.0
6位 広島 5.5 広島 6.5 中日 6.0 中日 9.0 中日 8.5 DeNA 14.5
期間
成績
15勝13敗
勝率.536
9勝15敗1分
勝率.375
11勝9敗
勝率.550
12勝9敗
勝率.571
14勝12敗
勝率.538
15勝7敗1分
勝率.682

[注 1]


2015年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 東京ヤクルトスワローズ 76 65 2 .539 優勝
2位 読売ジャイアンツ 75 67 1 .528 1.5
3位 阪神タイガース 70 71 2 .496 6.0
4位 広島東洋カープ 69 71 3 .493 6.5
5位 中日ドラゴンズ 62 77 4 .446 13.0
6位 横浜DeNAベイスターズ 62 80 1 .437 14.5

[1]

対戦成績[編集]

セントラル・リーグ
チーム ヤクルト 巨人 阪神 広島 中日 DeNA
ヤクルト - 12-13-0 12-13-0 14-11-0 13-11-1 17-8-0
巨人 13-12-0 - 16-9-0 10-15-0 14-10-1 15-10-0
阪神 13-12-0 9-16-0 - 8-15-2 16-9-0 14-11-0
広島 11-14-0 15-10-0 15-8-2 - 9-15-1 10-15-0
中日 11-13-1 10-14-1 9-16-0 15-9-1 - 10-15-0
DeNA 8-17-0 10-15-0 11-14-0 15-10-0 15-10-0 -

セ・パ交流戦[編集]

日本生命セ・パ交流戦2015 最終成績
順位 球団 勝率
優勝 福岡ソフトバンクホークス 12 6 0 .667 ---
2位 北海道日本ハムファイターズ 11 6 1 .647 0.5
3位 埼玉西武ライオンズ 10 6 2 .625 1.0
4位 東北楽天ゴールデンイーグルス 10 8 0 .556 2.0
5位 千葉ロッテマリーンズ 10 8 0 .556 2.0
6位 阪神タイガース 10 8 0 .556 2.0
7位 広島東洋カープ 9 9 0 .500 3.0
8位 東京ヤクルトスワローズ 8 9 1 .471 3.5
9位 オリックス・バファローズ 8 10 0 .444 4.0
10位 中日ドラゴンズ 7 10 1 .412 4.5
11位 読売ジャイアンツ 7 11 0 .389 5.0
12位 横浜DeNAベイスターズ 3 14 1 .176 8.5

[注 2]

クライマックスシリーズ[編集]

2015 マイナビ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
アドバンテージ 読売ジャイアンツ 東京ヤクルトスワローズ
10月14日(水) 第1戦 読売ジャイアンツ 4 - 1 東京ヤクルトスワローズ 明治神宮野球場
10月15日(木) 第2戦 読売ジャイアンツ 0 - 4 東京ヤクルトスワローズ
10月16日(金) 第3戦 読売ジャイアンツ 0 - 2 東京ヤクルトスワローズ
10月17日(土) 第4戦 読売ジャイアンツ 2 - 3 東京ヤクルトスワローズ
勝者:東京ヤクルトスワローズ

日本シリーズ[編集]

SMBC日本シリーズ2015
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月24日(土) 第1戦 東京ヤクルトスワローズ 2 - 4 福岡ソフトバンクホークス 福岡ヤフオク!ドーム
10月25日(日) 第2戦 東京ヤクルトスワローズ 0 - 4 福岡ソフトバンクホークス
10月26日(月) 移動日
10月27日(火) 第3戦 福岡ソフトバンクホークス 4 - 8 東京ヤクルトスワローズ 明治神宮野球場
10月28日(水) 第4戦 福岡ソフトバンクホークス 6 - 4 東京ヤクルトスワローズ
10月29日(木) 第5戦 福岡ソフトバンクホークス 5 - 0 東京ヤクルトスワローズ
優勝:福岡ソフトバンクホークス(2年連続7回目)

[1]

入団・退団[編集]

シーズン開幕前[編集]

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの支配下選手・育成選手の登録・抹消について記述する。なお、抹消の去就は、球団職員又はスポーツ関係・芸能関係の職業に転身した場合等、去就が公のものとして扱われるもののみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。また、退団区分は自由契約・任意引退・詳細不明である場合については、記載しない。

支配下選手
登録 抹消
No 選手名 前所属 区分 No 選手名 去就 区分
投手
17 成瀬善久 千葉ロッテマリーンズ FA移籍 38 ナーブソン アメリカ合衆国の旗 マーリンズ傘下
22 竹下真吾 ヤマハ ドラフト1位 56 カーペンター アメリカ合衆国の旗 レッズ傘下
32 風張蓮 東京農業大学北海道オホーツク ドラフト2位 58 阿部健太 スコアラー兼打撃投手
38 寺田哲也 四国IL・香川 ドラフト4位 63 山本斉 東京神宮シニア投手コーチ
39 中元勇作 伯和ビクトリーズ ドラフト5位 65 押本健彦 北海道日本ハムファイターズ打撃投手
45 土肥寛昌 Honda鈴鹿 ドラフト6位 66 真田裕貴 BCリーグ・福島兼任コーチ
58 オンドルセク アメリカ合衆国の旗 レッズ 新外国人
捕手
55 山川晃司 福岡工業大学附属城東高 ドラフト3位 2 相川亮二 読売ジャイアンツ FA移籍
63 井野卓 読売ジャイアンツ 自由契約 32 新田玄気 打撃投手
内野手
2 大引啓次 北海道日本ハムファイターズ FA移籍 39 又野知弥
56 奥村展征 読売ジャイアンツ FA人的補償 48 岩村明憲 BCリーグ・福島兼任監督
55 野口祥順 球団職員
外野手
65 原泉 第一工業大学 ドラフト7位
育成選手
登録 抹消
No 選手名 前所属 区分 No 選手名 去就 区分
投手
111 中島彰吾 福岡大学 育成ドラフト1位 138 中根佑二 再契約
外野手
111 佐藤貴規 BCリーグ・福島

[3][4]

シーズン開幕後[編集]

本節では、本シーズン開幕から終了までの入退団について記述する。

支配下選手
入団
No. 選手名 守備 区分 前所属
5月 71 デニング 外野手 新外国人 BCリーグ・新潟
育成選手
登録
No. 選手名 守備 区分 前所属
7月 107 阿部健太 投手 現役復帰[注 3] 打撃投手

[6]

選手・スタッフ[編集]

2015 WBSCプレミア12選出選手[編集]

日本代表 オランダ代表
小川泰弘 バレンティン
中村悠平
川端慎吾
山田哲人

オールスターゲーム2015[編集]

  • 選出選手
ポジション 名前 選出回数
投手 バーネット 2
捕手 中村悠平 2
三塁手 川端慎吾
内野手 山田哲人 2
外野手 雄平 2
  • 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による出場、他は監督推薦による出場。

個人成績[編集]

投手成績[編集]

  • 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手




































小川泰弘 27 1 1 11 8 0 0 .579 168.0 152 18 48 128 66 58 3.11
石川雅規 25 1 1 13 9 0 0 591 146.2 150 16 28 90 59 50 3.39
石山泰稚 21 0 0 5 5 0 0 .500 111.1 118 7 38 78 50 45 3.64
成瀬善久 14 0 0 3 8 0 0 .273 79.1 83 16 21 46 46 42 4.76
新垣渚 15 0 0 3 10 0 0 .231 83.1 89 13 36 48 43 4.64

野手成績[編集]

  • 色付きは規定打席(447打席)以上の選手


































川端慎吾 143 632 581 87 195 34 1 8 57 4 2 2 43 72 .336 .383
山田哲人 143 646 557 119 183 39 2 38 100 34 0 3 81 111 .329 .416
雄平 141 585 551 57 149 33 4 8 60 7 1 3 27 82 .270 .307
畠山和洋 137 584 512 64 137 26 0 26 105 0 0 8 62 92 .268 .344
中村悠平 136 502 442 36 102 14 0 2 33 3 14 2 40 80 .231 .299

タイトル・表彰[編集]

  • 中村悠平
    • ゴールデングラブ賞(捕手)
    • ベストナイン

その他の記録[編集]

  • 山田哲人
    • トリプルスリー[7](史上9人目)
    • 盗塁王と本塁打王の同時獲得(史上初)
    • 日本シリーズでの三打席連続本塁打(1試合3本塁打は史上初)

ドラフト[編集]

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 原樹理 投手 東洋大学 入団
2位 廣岡大志 内野手 智辯学園高 入団
3位 高橋奎二 投手 龍谷大学付属平安高 入団
4位 日隈ジュリアス 投手 高知中央高 入団
5位 山崎晃大朗 外野手 日本大学 入団
6位 渡邉大樹 内野手 専修大学松戸高 入団

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該球団間の対戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される
  2. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。
  3. ^ 二軍の出場野手不足に伴う措置[5]

出典[編集]

  1. ^ a b c 年度別成績 2015年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年6月15日閲覧。
  2. ^ スタメン2015年3月27日(金) vs. 広島 セ・リーグ 公式戦 マツダスタジアム”. 東京ヤクルトスワローズ. 2018年10月15日閲覧。
  3. ^ 2014年度NPB公示”. 日本野球機構. 2020年8月30日閲覧。
  4. ^ すべてのニュース”. 東京ヤクルトスワローズ. 2020年8月30日閲覧。
  5. ^ 元打撃投手の「二刀流」ヤクルト阿部、“デビュー戦”で巨人・内海から初安打&初打点!”. Yahoo!ニュース (2015年7月15日). 2020年8月30日閲覧。
  6. ^ 2015年度NPB公示”. 日本野球機構. 2020年8月30日閲覧。
  7. ^ 山田哲人、史上9人目のトリプルスリー! 100打点同時達成は65年ぶり3人目”. Full-Count (2015年10月4日). 2021年10月3日閲覧。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]