2012年アメリカ合衆国大統領選挙

2012年アメリカ合衆国大統領選挙
United States presidential election, 2012
アメリカ合衆国
2008年 ←
2012年11月6日
→ 2016年

投票率 54.87%[1] 減少 3.36%
 
候補者 バラク・オバマ ミット・ロムニー
政党 民主党 共和党
出身地域 イリノイ州 マサチューセッツ州
副大統領候補者
ジョー・バイデン

ポール・ライアン
獲得選挙人 332 206
勝利地域数 26 + DC 24
得票数 65,915,795 60,933,504
得票率 51.06% 47.20%

州別獲得選挙人分布図
  オバマ   ロムニー

選挙前大統領

バラク・オバマ
民主党

選出大統領

バラク・オバマ
民主党

2012年アメリカ合衆国大統領選挙(2012ねんアメリカがっしゅうこく だいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 2012)は、2012年11月6日アメリカ合衆国で実施された、大統領及び副大統領を選出する選挙(第57回)である。2012年11月6日に一般投票が行なわれ、民主党現職のバラク・オバマ大統領とジョー・バイデン副大統領の再選が大差で確定した。

主なスケジュール[編集]

  一般投票でオバマへの投票者が多かった郡
  一般投票でロムニーへの投票者が多かった郡
選挙人の数と面積を比例させたカルトグラム
  オバマの獲得した州   ロムニーの獲得した州。
一般投票での州ごとの得票率差(横軸)と獲得選挙人数(縦軸)

2012年[編集]

2013年[編集]

  • 1月4日:大統領選挙人による投票を開票。大統領および副大統領当選者が正式決定。
  • 1月20日:大統領就任式

選挙人擁立団体[編集]

選挙人集会での投票をもって大統領に当選するには、大統領選挙人538名のうちの過半数、すなわち270名を獲得する必要があるため、その前提として少なくとも270名の選挙人候補を立候補させる必要があるが、立候補には一定数の署名を要する州もあるため小政党には容易ではない。民主党共和党の二大政党のみが全ての州で選挙人候補(538名)を立候補させているが、それ以外の政治勢力で270名以上の選挙人候補擁立を達成している政党・団体にはリバタリアン党アメリカ緑の党立憲党アメリカンズ・エレクト公正党Justice Party)がある。このうちアメリカンズ・エレクトは指名候補者を選出しない方針を示している。また2012年10月16日現在の憲法党と公正党は、記号式投票の投票用紙の選択肢に載せられる選挙人候補数が270名に満たないが、選択肢以外への追記投票(Write in)が可能な州を含めると270名以上の選挙人候補を擁する。総計の擁立選挙人候補数が270名に満たない小政党は、選挙人集会による選挙での当選の道は絶たれている。

ただし、選挙人投票でいずれの候補者も過半数に達しなかった場合は、得票上位3位以内(かつ3名以内)の候補者から下院での投票により大統領を選出する。大統領選挙の投票日及び憲法修正第12条を参照して欲しい。

政党 候補者名記載[3]
投票可能州 選挙人候補 定数割合
民主党 50 + DC 538 100.0
共和党 50 + DC 538 100.0
リバタリアン党 48 + DC 515 95.1
アメリカ緑の党 36 + DC 436 83.1
立憲党 26 257 49.9
公正党 15 145 28.1
社会主義解放党 13 115 28.6

候補者[編集]

二大政党[編集]

民主党[編集]

指名候補[編集]
2012年アメリカ合衆国大統領選挙の民主党指名候補
バラク・オバマ ジョー・バイデン
大統領候補 副大統領候補
2009-2017 2009-2017
イリノイ州 デラウェア州
予備選挙における主要候補[編集]

共和党[編集]

指名候補[編集]
2012年アメリカ合衆国大統領選挙の共和党指名候補
ミット・ロムニー ポール・ライアン
大統領候補 副大統領候補
マサチューセッツ州知事 下院議員ウィスコンシン州選出
マサチューセッツ州 ウィスコンシン州
前回2008年共和党予備選での事実上の次点候補。5月29日に代議員数の過半数を獲得。
予備選挙における主要候補[編集]

その他の政党[編集]

リバタリアン党[編集]

指名候補[編集]
2012年アメリカ合衆国大統領選挙のリバタリアン党指名候補
ゲーリー・ジョンソン ジェイムズ・グレイ
大統領候補 副大統領候補
ニューメキシコ州知事 カリフォルニア州州裁判所判事
ニューメキシコ州 カリフォルニア州
2011年12月28日共和党予備選から撤退し、リバタリアン党へ転出。 麻薬戦争の中止と大麻解禁を主張する活動家。2004年カリフォルニア州選出上院議員選挙リバタリアン党指名候補。

2012年5月2日から6日までの党大会で指名候補者を選出した。

候補指名選挙得票者:

その他の候補指名争い参加者:

撤退:

  • R・J・ハリス 元陸軍州兵及び2010年のオクラホマ州第4選挙区の共和党下院議会候補者(オクラホマ州)※2012年4月11日オクラホマ州第4選挙区の共和党指名獲得の為、リバタリアン党指名のキャンペーンから撤退。

アメリカ緑の党[編集]

指名候補[編集]
2012年アメリカ合衆国大統領選挙のアメリカ緑の党指名候補
ジル・スタイン シェリ・ホンカラ
大統領候補 副大統領候補
医師 反貧困活動家
マサチューセッツ州 カリフォルニア州
緑と虹の党英語版指名知事候補(2002年)、指名州務長官候補(2006年)。他、2010年知事選にも出馬。州務長官選や州議会選では2割近くの得票。ノーム・チョムスキーの支持を得ている。

2012年7月12日から15日までの党大会で指名候補者を選出した。

候補指名選挙得票者:

立憲党[編集]

2012年アメリカ合衆国大統領選挙の立憲党指名候補
ヴァージル・グード ジム・クライマー
大統領候補 副大統領候補
元連邦下院議員 元党委員長
ヴァージニア州 ペンシルベニア州
当初は民主党候補として2期当選し、その後離党し無所属候補として3選。4期目より共和党から出馬し、2010年に民主党候補に敗れるまで務める。 リバタリアン党からの公職選挙出馬経験もある。

公正党[編集]

2012年アメリカ合衆国大統領選挙の公正党指名候補
ロッキー・アンダーソン ルイス・J・ロドリゲス
大統領候補 副大統領候補
ソルトレイクシティ市長 執筆家
ユタ州 カリフォルニア州

選挙戦[編集]

資金[編集]

アメリカ合衆国最高裁判所の判決により、候補者の直接関与しない第三者(スーパーPAC)による選挙運動への規制が違憲とされたため、スーパーPACが20億ドルに上る資金をCMに投下した。スーパーPACによる宣伝にはネガティブキャンペーンが多いことが指摘される[4]。規制下の資金を含めて、投下された金額は60億ドルを超えると見積もられている[5]

史上最大の中傷合戦」と呼ばれた[6]

討論会[編集]

大統領候補による討論会が3回、副大統領候補による討論会が1回、それぞれ開催される。全米メディアにより生中継され、有権者からの関心も高く、選挙戦の情勢に大きな影響を与える。

第1回討論会[編集]

2012年10月3日、コロラド州デンバーで行われた第1回目の討論会は、ロムニーが優勢との結果になった[7]。オバマには覇気がなく、顔もうつむきがちで、視聴者に対して指導者として不安な印象を与えた。一方のロムニーは、得意の経済分野で元経営者としての実績から堂々とした振る舞いを見せ、討論でオバマを圧倒した。

オバマは後日、「行儀が良すぎた」「ひどい夜だった」と振り返り、自身の敗北を認めた。この討論会を境に、支持率でもロムニーが急上昇し、数ヶ月ぶりにオバマを逆転するケースが目立つようになる。

副大統領候補討論会[編集]

2012年10月11日、副大統領候補の2人による討論会が開かれた。69歳の大ベテランの現職・バイデン副大統領に対して、42歳の若手ホープであるライアン候補が挑むという構図となった。特に民主党側としては、第1回討論会でオバマが惨敗を喫しただけに、形勢逆転を図る重要な場となった。

討論は外交や社会保障が主なテーマとなった。バイデンは時折ライアンの発言を遮るなど攻撃的な姿勢で臨み、オバマの失点を取り戻そうとした。ライアンも一歩も引かず、丁々発止のやり取りが続いた。放送後の世論調査では、ほぼ互角との結果が出た[8]

第2回討論会[編集]

2012年10月16日に開催された2回目となる討論会はタウンホール・ミーティング方式で行われた。場所はニューヨーク州ヘムステッドホフストラ大学。第1回討論会では攻撃的な姿勢を封印して惨敗を喫したオバマが、今回は一転して攻勢に出た。直後の世論調査では、ややオバマ優勢との結果となった[9]

第3回討論会[編集]

最後の討論会は2012年10月22日にフロリダ州で開催された。外交政策が中心テーマとなり、あまり国民から関心の高くない分野であり、選挙戦に与える影響もそれほど大きくはない。

ロムニーはオバマ政権の外交方針を「弱腰」と批判すれば、オバマは国際協調の重要性を訴えた。ただ、討論ではお互いに目立った違いは打ち出せず、世論調査でもややオバマ優位という結果となった[10]

結果[編集]

アメリカ東部標準時間の11月7日午前0時前の段階で、オバマ候補は選挙人団の過半数となる270以上を確保し、再選が確実となった。

オバマ=バイデン組は、1期目の大統領選一般投票で52.9%、2期目の大統領選一般投票で51.1%の票を獲得したが、結果的に1期目と2期目の大統領選一般投票でともに50%を超える票を得て当選したのは1980年大統領選1984年大統領選でともに勝利したレーガンブッシュ組以来のこと、また民主党指名候補に限って見れば1932年大統領選1936年大統領選でともに勝利したルーズベルトガーナー組以来の久々こととなった。

逆に共和党は、この時点までの直近6回の大統領選挙のうち一般投票で勝利したのは2004年大統領選のただ1度のみとなっており、大局的に見た共和党の凋落傾向が続いていることが分かる。

e • d  アメリカ合衆国の旗 2012年アメリカ合衆国大統領選挙 2012年11月6日施行)
候補者 選挙人投票 一般投票
大統領候補
出身州
副大統領候補
出身州
所属政党 獲得選挙人 獲得率 得票数 得票率
バラク・オバマ
イリノイ州
ジョー・バイデン
デラウェア州
民主党 332 61.71 65,915,795 51.06
ミット・ロムニー
マサチューセッツ州
ポール・ライアン
ウィスコンシン州
共和党 206 38.29 60,933,504 47.20
ゲーリー・ジョンソン
ニューメキシコ州
ジェイムズ・グレイ
カリフォルニア州
リバタリアン党 0 0.00 1,275,971 0.99
ジル・スタイン
マサチューセッツ州
シェリ・ホンカラ
カリフォルニア州
アメリカ緑の党 0 0.00 469,627 0.36
ヴァージル・グード
ヴァージニア州
ジム・クライマー
ペンシルベニア州
立憲党 0 0.00 122,389 0.09
ロザンヌ・バー
ハワイ州
シンディ・シーハン
カリフォルニア州
平和自由党 0 0.00 67,326 0.05
ロッキー・アンダーソン
ユタ州
ルイス・J・ロドリゲス
カリフォルニア州
公正党 0 0.00 43,018 0.03
トム・ホーフリング
アイオワ州
ジョナサン・D・エリス
テネシー州
アメリカ党 0 0.00 40,628 0.03
その他諸派・無所属候補総計 0 0.00 217,152 0.19
有効票 538 100.00 129,085,410 不明
無効票・白票 0 0.00 不明 不明
投票総数 538 100.00 不明 100.00
有権者(投票率) 538 100.00 235,248,000 54.87[11]
出典:official Federal Election Commission report

州ごとの結果[編集]

出典:official Federal Election Commission report.

オバマ/バイデンが勝利した州
ロムニー/ライアンが勝利した州

選挙人選出法

  • WTA – 勝者総取り方式
  • CD – 下院選挙区
バラク・オバマ
民主党
ミット・ロムニー
共和党
ゲーリー・ジョンソン
リバタリアン党
ジル・スタイン
アメリカ緑の党
その他 票差 州計
選挙人選出法 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % #
アラバマ州 WTA 795,696 38.36% 1,255,925 60.55% 9 12,328 0.59% 3,397 0.16% 6,992 0.34% −460,229 −22.19% 2,074,338 AL
アラスカ州 WTA 122,640 40.81% 164,676 54.80% 3 7,392 2.46% 2,917 0.97% 2,870 0.96% −42,036 −13.99% 300,495 AK
アリゾナ州 WTA 1,025,232 44.59% 1,233,654 53.65% 11 32,100 1.40% 7,816 0.34% 452 0.02% −208,422 −9.06% 2,299,254 AZ
アーカンソー州 WTA 394,409 36.88% 647,744 60.57% 6 16,276 1.52% 9,305 0.87% 1,734 0.16% −253,335 −23.69% 1,069,468 AR
カリフォルニア州 WTA 7,854,285 60.24% 55 4,839,958 37.12% 143,221 1.10% 85,638 0.66% 115,445 0.89% 3,014,327 23.12% 13,038,547 CA
コロラド州 WTA 1,323,102 51.49% 9 1,185,243 46.13% 35,545 1.38% 7,508 0.29% 18,123 0.71% 137,858 5.37% 2,569,520 CO
コネチカット州 WTA 905,083 58.06% 7 634,892 40.73% 12,580 0.81% 863 0.06% 5,542 0.36% 270,191 17.33% 1,558,960 CT
デラウェア州 WTA 242,584 58.61% 3 165,484 39.98% 3,882 0.94% 1,940 0.47% 31 0.01% 77,100 18.63% 413,921 DE
District of ColumbiaD.C. WTA 267,070 90.91% 3 21,381 7.28% 2,083 0.71% 2,458 0.84% 772 0.26% 245,689 83.63% 293,764 DC
フロリダ州 WTA 4,237,756 50.01% 29 4,163,447 49.13% 44,726 0.53% 8,947 0.11% 19,303 0.23% 74,309 0.88% 8,474,179 FL
ジョージア州 WTA 1,773,827 45.48% 2,078,688 53.30% 16 45,324 1.16% 1,516 0.04% 695 0.02% −304,861 −7.82% 3,900,050 GA
ハワイ州 WTA 306,658 70.55% 4 121,015 27.84% 3,840 0.88% 3,184 0.73% 0 0.00% 185,643 42.71% 434,697 HI
アイダホ州 WTA 212,787 32.62% 420,911 64.53% 4 9,453 1.45% 4,402 0.67% 4,721 0.72% −208,124 −31.91% 652,274 ID
イリノイ州 WTA 3,019,512 57.60% 20 2,135,216 40.73% 56,229 1.07% 30,222 0.58% 835 0.02% 884,296 16.87% 5,242,014 IL
インディアナ州 WTA 1,152,887 43.93% 1,420,543 54.13% 11 50,111 1.91% 625 0.02% 368 0.01% −267,656 −10.20% 2,624,534 IN
アイオワ州 WTA 822,544 51.99% 6 730,617 46.18% 12,926 0.82% 3,769 0.24% 12,324 0.78% 91,927 5.81% 1,582,180 IA
カンザス州 WTA 440,726 37.99% 692,634 59.71% 6 20,456 1.76% 714 0.06% 5,441 0.47% −251,908 −21.72% 1,159,971 KS
ケンタッキー州 WTA 679,370 37.80% 1,087,190 60.49% 8 17,063 0.95% 6,337 0.35% 7,252 0.40% −407,820 −22.69% 1,797,212 KY
ルイジアナ州 WTA 809,141 40.58% 1,152,262 57.78% 8 18,157 0.91% 6,978 0.35% 7,527 0.38% −343,121 −17.21% 1,994,065 LA
メイン州 (全州) WTA 401,306 56.27% 2 292,276 40.98% 9,352 1.31% 8,119 1.14% 2,127 0.30% 109,030 15.29% 713,180 ME–a/l
メイン州第1区 CD 223,035 59.57% 1 142,937 38.18% 4,501 1.20% 3,946 1.05% N/A N/A 80,098 21.39% 374,419 ME-1
メイン州第2区 CD 177,998 52.94% 1 149,215 44.38% 4,843 1.44% 4,170 1.24% N/A N/A 28,783 8.56% 336,226 ME-2
メリーランド州 WTA 1,677,844 61.97% 10 971,869 35.90% 30,195 1.12% 17,110 0.63% 10,309 0.38% 705,975 26.08% 2,707,327 MD
マサチューセッツ州 WTA 1,921,290 60.65% 11 1,188,314 37.51% 30,920 0.98% 20,691 0.65% 6,552 0.21% 732,976 23.14% 3,167,767 MA
ミシガン州 WTA 2,564,569 54.21% 16 2,115,256 44.71% 7,774 0.16% 21,897 0.46% 21,465 0.45% 449,313 9.50% 4,730,961 MI
ミネソタ州 WTA 1,546,167 52.65% 10 1,320,225 44.96% 35,098 1.20% 13,023 0.44% 22,048 0.75% 225,942 7.69% 2,936,561 MN
ミシシッピ州 WTA 562,949 43.79% 710,746 55.29% 6 6,676 0.52% 1,588 0.12% 3,625 0.28% −147,797 −11.50% 1,285,584 MS
ミズーリ州 WTA 1,223,796 44.38% 1,482,440 53.76% 10 43,151 1.56% 0 0.00% 7,936 0.29% −258,644 −9.38% 2,757,323 MO
モンタナ州 WTA 201,839 41.70% 267,928 55.35% 3 14,165 2.93% 0 0.00% 116 0.02% −66,089 −13.65% 484,048 MT
ネブラスカ州 (全州) WTA 302,081 38.03% 475,064 59.80% 2 11,109 1.40% 0 0.00% 6,125 0.77% −172,983 −21.78% 794,379 NE–a/l
ネブラスカ州第1区 CD 108,082 40.95% 152,021 57.59% 1 3,847 1.46% 0 0.00% N/A N/A −43,939 −16.65% 263,950 NE-1
ネブラスカ州第2区 CD 121,889 45.78% 140,976 52.95% 1 3,393 1.27% 0 0.00% N/A N/A −19,087 −7.17% 266,258 NE-2
ネブラスカ州第3区 CD 72,110 27.94% 182,067 70.56% 1 3,869 1.50% 0 0.00% N/A N/A −109,957 −42.61% 258,046 NE-3
ネバダ州 WTA 531,373 52.36% 6 463,567 45.68% 10,968 1.08% 0 0.00% 9,010 0.89% 67,806 6.68% 1,014,918 NV
ニューハンプシャー州 WTA 369,561 51.98% 4 329,918 46.40% 8,212 1.16% 324 0.05% 2,957 0.42% 39,643 5.58% 710,972 NH
ニュージャージー州[12] WTA 2,125,101 58.38% 14 1,477,568 40.59% 21,045 0.58% 9,888 0.27% 6,690 0.18% 647,533 17.81% 3,640,292 NJ
ニューメキシコ州 WTA 415,335 52.99% 5 335,788 42.84% 27,788 3.55% 2,691 0.34% 2,156 0.28% 79,547 10.15% 783,758 NM
ニューヨーク州[13] WTA 4,485,741 63.35% 29 2,490,431 35.17% 47,256 0.67% 39,982 0.56% 17,749 0.25% 1,995,310 28.18% 7,081,159 NY
ノースカロライナ州 WTA 2,178,391 48.35% 2,270,395 50.39% 15 44,515 0.99% 0 0.00% 12,071 0.27% −92,004 −2.04% 4,505,372 NC
ノースダコタ州 WTA 124,827 38.69% 188,163 58.32% 3 5,231 1.62% 1,361 0.42% 3,045 0.94% −63,336 −19.63% 322,627 ND
オハイオ州[14] WTA 2,827,709 50.67% 18 2,661,437 47.69% 49,493 0.89% 18,573 0.33% 23,635 0.42% 166,272 2.98% 5,580,847 OH
オクラホマ州 WTA 443,547 33.23% 891,325 66.77% 7 0 0.00% 0 0.00% 0 0.00% −447,778 −33.54% 1,334,872 OK
オレゴン州 WTA 970,488 54.24% 7 754,175 42.15% 24,089 1.35% 19,427 1.09% 21,091 1.18% 216,313 12.09% 1,789,270 OR
ペンシルベニア州 WTA 2,990,274 51.97% 20 2,680,434 46.59% 49,991 0.87% 21,341 0.37% 11,630 0.20% 309,840 5.39% 5,753,670 PA
ロードアイランド州 WTA 279,677 62.70% 4 157,204 35.24% 4,388 0.98% 2,421 0.54% 2,359 0.53% 122,473 27.46% 446,049 RI
サウスカロライナ州 WTA 865,941 44.09% 1,071,645 54.56% 9 16,321 0.83% 5,446 0.28% 4,765 0.24% −205,704 −10.47% 1,964,118 SC
サウスダコタ州 WTA 145,039 39.87% 210,610 57.89% 3 5,795 1.59% 0 0.00% 2,371 0.65% −65,571 −18.02% 363,815 SD
テネシー州 WTA 960,709 39.08% 1,462,330 59.48% 11 18,623 0.76% 6,515 0.26% 10,400 0.42% −501,621 −20.40% 2,458,577 TN
テキサス州 WTA 3,308,124 41.38% 4,569,843 57.17% 38 88,580 1.11% 24,657 0.31% 2,647 0.03% −1,261,719 −15.78% 7,993,851 TX
ユタ州 WTA 251,813 24.75% 740,600 72.79% 6 12,572 1.24% 3,817 0.38% 8,638 0.85% −488,787 −48.04% 1,017,440 UT
バーモント州 WTA 199,239 66.57% 3 92,698 30.97% 3,487 1.17% 594 0.20% 3,272 1.09% 106,541 35.60% 299,290 VT
バージニア州 WTA 1,971,820 51.16% 13 1,822,522 47.28% 31,216 0.81% 8,627 0.22% 20,304 0.53% 149,298 3.87% 3,854,489 VA
ワシントン州 WTA 1,755,396 56.16% 12 1,290,670 41.29% 42,202 1.35% 20,928 0.67% 16,320 0.52% 464,726 14.87% 3,125,516 WA
ウェストバージニア州 WTA 238,269 35.54% 417,655 62.30% 5 6,302 0.94% 4,406 0.66% 3,806 0.57% −179,386 −26.76% 670,438 WV
ウィスコンシン州[15] WTA 1,620,985 52.83% 10 1,407,966 45.89% 20,439 0.67% 7,665 0.25% 11,379 0.37% 213,019 6.94% 3,068,434 WI
ワイオミング州 WTA 69,286 27.82% 170,962 68.64% 3 5,326 2.14% 0 0.00% 3,487 1.40% −101,676 −40.82% 249,061 WY
U.S. 合計 65,915,795 51.06% 332 60,933,504 47.20% 206 1,275,971 0.99% 469,627 0.36% 490,512 0.38% 4,982,291 3.86% 129,085,409 US

メイン州とネブラスカ州では選挙人を候補者間で分けることができる。両州とも選挙人2人が全州での勝者に割り当てられる。またそれぞれの下院選挙区の勝者に選挙人1人がそれぞれ割り当てられる。[16][17]

接戦だった州[編集]

青字は民主党、赤字は共和党が勝利したことを示す。数字は得票率の差。

得票率差1%未満 (選挙人数29):

  1. フロリダ州, 0.88%

得票率差5%未満 (選挙人数46):

  1. ノースカロライナ州, 2.04%
  2. オハイオ州, 2.98%
  3. バージニア州, 3.87%

得票率差5%以上10%未満 (選挙人数119):

  1. コロラド州, 5.37%
  2. ペンシルベニア州, 5.39%
  3. ニューハンプシャー州, 5.58%
  4. アイオワ州, 5.81%
  5. ネバダ州, 6.68%
  6. ウィスコンシン州, 6.94%
  7. ネブラスカ州第2区, 7.16%
  8. ミネソタ州, 7.69%
  9. ジョージア州, 7.82%
  10. メイン州第2区, 8.56%
  11. アリゾナ州, 9.06%
  12. ミズーリ州, 9.38%
  13. ミシガン州, 9.50%

脚注[編集]

  1. ^ Voter Turnout in Presidential Elections
  2. ^ 現職のオバマ大統領は2011年アメリカAPEC英語版の議長を務めたが、2012年9月開催の2012年ロシアAPEC首脳会議については、直前の民主党全国大会を優先するため、欠席する(米大統領、APEC欠席へ 直前の民主党大会考慮 共同通信2012年5月15日)。
  3. ^ 2012 BALLOT STATUS FOR PRESIDENT”. Ballot-access.org (2012年10月27日). 2013年7月7日閲覧。
  4. ^ “オバマ米大統領再選 二大政党の選挙費最大 ロムニー氏に競り勝つ”. しんぶん赤旗. (2012年11月8日). https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-11-08/2012110801_02_1.html 2012年11月8日閲覧。 
  5. ^ “史上最高の「金権選挙」 激戦反映、疑問の声も”. 日本経済新聞. (2012年11月7日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO48155110X01C12A1EB1000/ 2012年11月9日閲覧。 
  6. ^ “http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201211084302.html”. (2012年11月8日). http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201211084302.html 2012年11月9日閲覧。 
  7. ^ “第1回テレビ討論会で劣勢のオバマ大統領が反撃”. (2012年10月5日). http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35022712.html 2012年10月13日閲覧。 
  8. ^ 米副大統領候補が討論会 外交・社会保障巡り論戦
  9. ^ 米大統領選第2回討論会、46%がオバマ氏の勝利 CNN調査
  10. ^ 米大統領選の最終討論会はオバマ氏に軍配、接戦継続か=ロイター調査
  11. ^ 有効投票に基づく投票率(有効投票数÷有権者数)。
  12. ^ 2012 Election Information”. 2013年2月25日閲覧。
  13. ^ NYS Board of Elections President and Vice-President Election Returns Nov. 6, 2012”. 2013年5月2日閲覧。
  14. ^ Final Results”. 2013年2月25日閲覧。
  15. ^ Wisconsin Fall 2012 General Election Results”. 2013年1月18日閲覧。
  16. ^ State of Maine Certificate of Ascertainment of Electors”. 2012年12月18日閲覧。
  17. ^ Official Results of Nebraska General Election – November 6, 2012”. 2012年12月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]