2012年の読売ジャイアンツ

2012年の読売ジャイアンツ
成績
アジアシリーズ優勝 日本一
日本S	4勝2敗（対日本ハム）
CSFinal	4勝3敗（対中日）
セントラル・リーグ優勝
86勝43敗15分 勝率.667
本拠地
都市	東京都文京区
球場	東京ドーム
球団組織
オーナー	白石興二郎
経営母体	読売新聞グループ本社
監督	原辰徳
選手会長	内海哲也
キャプテン	阿部慎之助
スローガン
躍動
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2012年の読売ジャイアンツ（2012ねんのよみうりジャイアンツ）では、2012年シーズンの読売ジャイアンツの動向をまとめる。

このシーズンの読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督体制の7年目（通算9年目）のシーズンである。

概要[編集]

村田修一、杉内俊哉、デニス・ホールトン、ジョン・バウカーを大型補強した。前年に導入された低反発の統一球により、各球団が得点力不足に苦しむ中、巨人は他球団以上に投打が噛み合わず、4月に2回の5連敗を喫し^[1][2]、スタートダッシュに失敗した。しかし、5月に入ると打線が統一球に対応し始めて、投打が噛み合いだし、5月・6月で貯金17を重ねて、開幕から首位を走っていた中日に追い付いた^[3]。7月以降も各月で貯金10を重ねて、2位以下を一気に突き放して、セ・リーグ優勝を果たした^[4]。最大借金7からの優勝は球団史上初だった^[5]。また、チーム防御率は2.16を達成し、1966年の西鉄ライオンズ（2.13）以来、46年ぶりの好成績であった。クライマックスシリーズファイナルステージでは中日に3連敗のあと、ミラクル大逆転の3連勝で3年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。日本シリーズでは日本ハムを4勝2敗で破り、3年ぶりの日本一に輝いた。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

9月・10月[編集]

マジック1で迎えた9月21日の東京ドームでの対東京ヤクルト21回戦、2回裏に阿部慎之助が先制のソロ本塁打、3回裏にも阿部の適時打、村田修一の犠飛で加点し、一時3点のリードを奪った。4-1で迎えた5回表、先発内海哲也が宮出隆自に3ラン本塁打を打たれ同点とされるが、6回裏一死満塁から長野久義の2点適時打にて再び勝ち越す。その後は7回を福田聡志、8回を山口鉄也が抑え、9回は西村健太朗が登板。二死の後、打者田中浩康の空振りの際に一塁走者雄平がカウントを間違え飛び出してしまい^[6]、タッチアウトとなり試合終了。3年ぶり34回目の優勝を決めた^[7]。

日本生命 セ・パ交流戦2012[編集]

クライマックスシリーズ[編集]

日本シリーズ[編集]

アジアシリーズ[編集]

マグ・マネージャー アジアシリーズ2012

日付	試合	先攻球団	スコア	後攻球団	開催球場
予選リーグ（グループB）
11月9日（金）	第1戦	パース・ヒート	1－7	読売ジャイアンツ	釜山サジク運動場
11月10日（土）	第2戦	読売ジャイアンツ	5－0	ロッテ・ジャイアンツ
決勝戦
11月11日（日）		読売ジャイアンツ	6－3	Lamigoモンキーズ	釜山サジク運動場

個人成績[編集]

投手成績[編集]

• 色付きは規定投球回数（146イニング）以上の選手
• 太字はリーグ最高

打撃成績[編集]

• 色付きは規定打席（452打席）以上の選手
• 太字はリーグ最高

できごと[編集]

• 4月12日 - 対中日戦（東京ドーム）、内海哲也が8回表にトニ・ブランコから空振り三振を奪い、130人目となる1000奪三振を達成^[8]
• 5月25日 - 対ロッテ戦（QVCマリン）、4-2で勝利し3年ぶりの10連勝を達成^[9]
• 5月30日 - 対楽天戦（東京ドーム）、杉内俊哉が1四球のみのノーヒットノーラン、準完全試合を達成^[10]
• 6月3日 - 対オリックス戦（京セラD大阪）、山口鉄也が開幕から24試合連続無失点としセリーグタイ記録に並ぶ^[11]
• 6月13日 - レビ・ロメロ・福元淳史とソフトバンクの久米勇紀・立岡宗一郎のトレードが成立^[12]
• 6月16日 - 対楽天戦（Kスタ宮城）、10-1で勝利し初のセ・パ交流戦優勝^[13]
• 8月17日 - 対広島戦（東京ドーム）、高橋由伸が通算300本塁打達成^[14]
• 8月30日 - 対中日戦（郡山）、山口鉄也が史上初の5年連続60試合登板達成^[15]
• 9月21日 - 対ヤクルト戦（東京ドーム）、6-4で勝利し3年ぶり34回目の優勝決定^[7]
• 10月2日 - 朝井秀樹、久米勇紀、育成の土本恭平、古川祐樹、宮本武文、斎藤圭祐、円谷英俊、財前貴男、伊集院峰弘、小林高也、以上10選手に戦力外通告したことを発表^[16]
• 10月22日 - セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第6戦対中日戦（東京ドーム）、4-2で勝利し4勝3敗（アドバンテージ含）とし3年ぶり33回目の日本シリーズ出場が決定^[17]
• 11月3日 - 日本シリーズ第6戦対日本ハム戦（東京ドーム）、4-3で勝利し4勝2敗とし3年ぶり22回目の日本一決定^[18]
• 11月5日 - 東野峻・山本和作とオリックスの香月良太・阿南徹のトレードが成立^[19]
• 11月13日 - 金刃憲人・仲澤広基と楽天の井野卓・横川史学のトレードが成立^[20]

入団・退団[編集]

シーズン開幕前[編集]

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

支配下選手
入団				退団
No.	選手名	入団区分	前所属	No.	選手名	退団区分	去就
投手
18	杉内俊哉	FA移籍	福岡ソフトバンクホークス	29	グライシンガー		千葉ロッテマリーンズ
20	マシソン	新外国人	フィリーズ	36	MICHAEL		埼玉西武ライオンズ
29	真田裕貴	自由契約	横浜DeNAベイスターズ	41	アルバラデホ		ダイヤモンドバックス傘下
41	松本竜也	ドラフト1位	英明高	42	トーレス		ロッキーズ傘下
46	一岡竜司	ドラフト3位	沖データコンピュータ教育学院	62	上野貴久		社会人・NTT東日本
54	ホールトン	自由契約	福岡ソフトバンクホークス	63	中里篤史		スコアラー
57	高木京介	ドラフト4位	國學院大學	97	黄志龍		統一セブンイレブン
62	江柄子裕樹	ドラフト6位	東芝	99	藤井秀悟	FA人的補償	横浜DeNAベイスターズ
63	田原誠次	ドラフト7位	三菱自動車倉敷オーシャンズ
65	今村信貴	ドラフト2位	太成学院大学高
捕手
44	中谷仁	自由契約	東北楽天ゴールデンイーグルス	43	鶴岡一成	FA移籍	横浜DeNAベイスターズ
内野手
25	村田修一	FA移籍	横浜DeNAベイスターズ	25	フィールズ		ドジャース傘下
33	石井義人	自由契約	埼玉西武ライオンズ	31	髙橋信二		オリックス・バファローズ
42	エドガー	日本球界復帰	カブス傘下
53	高口隆行	FA人的補償	千葉ロッテマリーンズ
67	髙橋洸	ドラフト5位	日本文理高
外野手
36	ボウカー	新外国人	フィリーズ	0	大村三郎	FA移籍	千葉ロッテマリーンズ
				5	ラミレス	自由契約	横浜DeNAベイスターズ
				44	紺田敏正	自由契約	北海道日本ハムファイターズ

育成選手[注 1]
入団				退団
No.	選手名	入団区分	前所属	No.	選手名	去就
投手
015	森和樹	育成ドラフト1位	市立柏高	011	木村正太	打撃投手
018	土田瑞起	育成ドラフト2位	愛媛マンダリンパイレーツ	013	神田直輝
019	柴田章吾	育成ドラフト3位	明治大学	014	杉山晃紀	プロダーツプレイヤー
021	雨宮敬	育成ドラフト5位	新潟アルビレックスBC	015	尾藤竜一	中日ドラゴンズ打撃投手
022	渡辺貴洋	育成ドラフト6位	新潟アルビレックスBC	018	李昱鴻	社会人・崇越科技棒球隊
				019	福泉敬大	BC・福井
				022	ブライト	オーストラリアリーグ
捕手
006	芳川庸	育成ドラフト4位	洛北高	021	谷内田敦士
内野手
				001	籾山幸徳	ジャイアンツアカデミーコーチ
				006	川口寛人
				023	土井健大	ブルペン捕手

シーズン開幕後[編集]

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

選手・スタッフ[編集]

^[21]

ドラフト[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

この項目は、野球に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球/P野球）。

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