1958年の広島カープ

1958年の広島カープ
成績
セントラル・リーグ5位
54勝68敗8分 勝率.443[1]
本拠地
都市 広島県広島市
球場 広島市民球場
球団組織
監督 白石勝巳
« 1957
1959 »

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1958年の広島カープでは、1958年シーズンについての広島カープの動向についてまとめる。

この年の広島カープは、白石勝巳監督の6年目のシーズンである。

概要[編集]

1957年7月に待望の新本拠地である広島市民球場が完成し、本拠地を新球場に移転したチームはオフに社会人野球から古葉竹識(当初は毅)、森永勝也(当初は勝治)などの新戦力を投入。チームは古葉・森永などの新戦力投入や田中尊1957年南海から移籍)のレギュラー定着など明るい話題があったものの、一方で前年の金山次郎引退に続き、1952年に移籍した小鶴誠も引退するなど世代交代の兆しが見え始めた。成績面では開幕後に最下位に転落すると8月まで浮上できず、最下位になるだろうと予想された。最後は息切れの大洋を抜いて5位へ上がり、辛うじて最下位を逃れたが優勝の巨人とのゲーム差が年々縮まり、2年後の勝率5割入りにつながった。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 平山智
2 古葉竹識
3 藤井弘
4 小鶴誠
5 緋本祥好
6 森永勝也
7 小坂佳隆
8 川原政数
9 長谷川良平
1958年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 大阪 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 --
2位 国鉄 2.5 国鉄 1.0 国鉄 5.0 大阪 4.5 大阪 5.5 大阪 5.5
3位 中日 4.5 大阪 2.5 大阪 5.0 国鉄 12.0 中日 15.0 中日 9.0
4位 巨人 5.0 中日 8.0 大洋 12.0 中日 12.5 国鉄 16.5 国鉄 17.5
5位 大洋 5.0 大洋 9.0 中日 12.5 大洋 16.5 大洋 22.0 広島 19.5
6位 広島 7.0 広島 9.5 広島 16.5 広島 20.5 広島 25.0 大洋 23.5
1958年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 読売ジャイアンツ 77 52 1 .597 優勝
2位 大阪タイガース 72 58 0 .554 5.5
3位 中日ドラゴンズ 66 59 5 .528 9.0
4位 国鉄スワローズ 58 68 4 .460 17.5
5位 広島カープ 54 68 8 .443 19.5
6位 大洋ホエールズ 51 73 6 .411 23.5

[1]

選手・スタッフ[編集]

オールスターゲーム1958[編集]

コーチ 白石勝巳
ファン投票 選出なし
監督推薦 長谷川良平 藤井弘 平山智

表彰選手[編集]

リーグ・リーダー
受賞者なし
ベストナイン
選出なし

脚注[編集]

出典[編集]