1956年の広島カープでは、1956年シーズンについての広島カープの動向についてまとめる。
この年の広島カープは、白石勝巳選手兼任監督の4年目のシーズンである。
4年連続のシーズン4位だったこともあり、チームは「今年こそAクラス」を目標としてシーズンが開幕。チームは3月終了時点で首位の阪神から3ゲーム差の4位と健闘するが、白石監督の決意とは裏腹に5月以降チームは開幕から借金を重ねて最下位に転落し、球団創設2年目の1951年以来となる最下位に入るのではないかと予想された。それでも6月以降は盛り返すものの、大洋が2.5ゲーム差で肉薄するなど苦しい戦いが続いた。最後は大洋との最下位争いに勝ったものの優勝の巨人に37ゲームも離され、4位の国鉄には21ゲームも離されて終始低迷した。結局、借金が前年から大幅に増えて37となり5位に転落した。
チーム成績[編集]
レギュラーシーズン[編集]
1956年セントラル・リーグ順位変動 順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 9月終了時 | 最終成績 |
1位 | 大阪 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 大阪 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- |
2位 | 中日 | 1.0 | 大阪 | 1.0 | 中日 | 1.5 | 大阪 | 2.0 | 巨人 | 2.0 | 大阪 | 1.5 | 大阪 | 4.5 |
3位 | 巨人 | 2.0 | 中日 | 1.0 | 大阪 | 4.0 | 中日 | 5.5 | 中日 | 5.5 | 中日 | 4.0 | 中日 | 10.0 |
4位 | 広島 | 3.0 | 国鉄 | 7.5 | 国鉄 | 9.0 | 国鉄 | 11.5 | 国鉄 | 13.0 | 国鉄 | 15.5 | 国鉄 | 21.0 |
5位 | 国鉄 | 4.0 | 広島 | 9.0 | 大洋 | 13.0 | 広島 | 16.5 | 広島 | 21.5 | 広島 | 28.0 | 広島 | 37.5 |
6位 | 大洋 | 5.0 | 大洋 | 11.5 | 広島 | 14.5 | 大洋 | 18.5 | 大洋 | 24.0 | 大洋 | 32.0 | 大洋 | 41.0 |
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選手・スタッフ[編集]
オールスターゲーム1956[編集]
表彰選手[編集]
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