鹿児島中央警察署

鹿児島県鹿児島中央警察署
都道府県警察 鹿児島県警察
管轄区域 鹿児島市の一部(管轄区域を参照)
十島村
三島村
課数 10
交番数 9
駐在所数 3
所在地 892-0838
鹿児島県鹿児島市新屋敷町17番26号
地図
位置 北緯31度35分01.2秒 東経130度33分18.3秒 / 北緯31.583667度 東経130.555083度 / 31.583667; 130.555083座標: 北緯31度35分01.2秒 東経130度33分18.3秒 / 北緯31.583667度 東経130.555083度 / 31.583667; 130.555083
外部リンク 鹿児島中央警察署
特記事項 連絡所として金生連絡所もある。
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鹿児島中央警察署(かごしまちゅうおうけいさつしょ)は、鹿児島県鹿児島市新屋敷町にある鹿児島県警察の管轄する警察署

鹿児島県の筆頭警察署。署長階級警視正[1]

概要[編集]

鹿児島県庁鹿児島市役所及び鹿児島市内の刑法犯のうち約20%もの発生率を占める南九州最大の繁華街歓楽街である「天文館」を管内に持つ市街地中心部を扱うことから、天文館対策課が設置されている。

管内にはほかにマルヤガーデンズ山形屋、鹿児島いづろ高速バスセンター、山形屋バスターミナル、鹿児島港(本港区、新港区、鴨池港区)、照国神社鶴丸城址、磯庭園鹿児島大学県立鴨池球場などの施設が点在するほか、桜島薩南諸島トカラ列島三島村も受け持つ。

沿革[編集]

  • 1954年(昭和29年) - 新警察法が施行されたのに伴い鹿児島市に置かれていた自治体警察である鹿児島市警察が廃止され、鹿児島県警察に統合し、鹿児島市の区域を管轄する警察署として鹿児島県鹿児島警察署が設置される[2]
  • 1967年(昭和42年) - 谷山市が鹿児島市に編入されたのに伴い、鹿児島警察署の管内の一部を谷山警察署(現在の鹿児島南警察署)に編入[3]
  • 1971年(昭和46年) - 管轄区域の一部を鹿児島西警察署の新設に伴い分割。同時に鹿児島県鹿児島中央警察署に改称[4]
  • 1978年(昭和53年)9月3日 - 交通取締りに反発した暴走族(乗用車、オートバイなど約100台)による襲撃を受ける。投石により本署や地蔵角派出所、御着屋派出所のガラスが割られた[5]

組織[編集]

副署長のほかに警視相当職として、会計官・刑事官・地域交通官及び天文館対策官を、課長の上に(又は兼課長事務取扱として)置く。

交番[編集]

交番 所在地
市町村名 町・字名
春日 鹿児島市 春日町
湾岸 本港新町
城南 甲突町
地蔵角 千日町
御着屋 中町
荒田 下荒田三丁目
吉野 吉野町
鴨池 鴨池二丁目

警察官駐在所[編集]

警察官駐在所 所在地
市町村名 町・字名
桜島 鹿児島市 桜島赤生原町
中之島 鹿児島郡十島村 大字中之島
硫黄島 鹿児島郡三島村 大字硫黄島

警備艇[編集]

  • さくらじま (21.00t)

管轄区域[編集]

鹿児島市のうち鹿児島西警察署、鹿児島南警察署及び南九州警察署の管轄区域を除く区域及び、鹿児島郡十島村及び三島村)の全域が当たる。

鹿児島市のうち鹿児島中央警察署の管轄区域にあたる町丁を以下に示す(ただし、桜島地域は全域であるため省略する)。

脚注[編集]

  1. ^ 南日本新聞 2015, p. 236.
  2. ^ 『鹿児島県警察史』p.459-461
  3. ^ 『鹿児島県警察史』 p.478
  4. ^ 『鹿児島県警察史』 p.479
  5. ^ 暴走族が警察襲う 検挙に反発して投石『朝日新聞』1978年(昭和53年)9月4日朝刊、13版、23面

参考文献[編集]

参照例規[編集]

  • 鹿児島県警察署設置条例(昭和29年鹿児島県条例第29号)
  • 交番、 駐在所等の名称、位置及び所管区に関する規則(昭和39年鹿児島県公安委員会規則第3号)

外部リンク[編集]