雄大 (キックボクサー)

雄大
基本情報
本名 晴山 雄大
通称 リトル超合金
身長 168cm
体重 58kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1991-01-24) 1991年1月24日(33歳)
出身地 埼玉県
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雄大(ゆうだい、1991年1月24日 - )は、日本男性キックボクサー埼玉県出身。治政館所属。K-1甲子園初代王者。新日本キックボクシング協会 日本フェザー級王者。

治政館に所属する武田幸三を目標としている。武田は「才能は俺より上。ハートも強い。末恐ろしい逸材」と評価している[1]

K-1甲子園2010優勝の翔栄は実弟[2]

来歴[編集]

3歳で空手を始め、小学校4年生で武田幸三に憧れキックボクシングを始める。

ジュニア大会で21回の優勝を誇る。HIROYAとも、空手大会、アマチュアキックボクシング大会で2度対戦しており1勝1引き分けであった。

中学卒業後、武田幸三の所属する治政館に入門。治政館で寮生活を行い、昼間はアルバイトをしながら、松栄学園高等学校(通信制)に通っていた。

2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!で初開催された「K-1甲子園」に出場。1回戦で久保賢司と対戦し、判定勝ち。決勝でもHIROYAに延長R判定勝ち、優勝を果たし、K-1甲子園初代王者となった。武田幸三もリング下で観戦した。試合後の検査で左耳鼓膜を損傷していたことが判明した[3]

2008年5月25日、新日本キックボクシング協会デビュー戦で周興華と対戦し、判定勝ち。

2009年10月25日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 21」でディンプン・チューワッタナ(タイ)と対戦し、判定ドロー。プロデビュー以来、初めて勝利を逃した。

2010年1月17日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 13」で同級3位古河たすくと対戦し、判定勝ち。新日本キックのリングでの初めての日本人との対戦となった。

2010年11月21日、新日本キックボクシング協会「SLEDGE HAMMER-1」で元ラジャダムナン・スタジアム認定フェザー級王者チャイディー・カー(タイ)と対戦し、3Rに肘打ちでチャイディーの鼻を折ると、TKO勝ちした。この日、初となるメインイベンターに抜擢。

2011年1月16日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 15」の日本フェザー級王座決定戦で同級1位菊地大介と対戦し、3-0の判定勝ち。無敗のまま日本フェザー級王座を獲得した[4]

2011年8月28日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 17」にて現役引退を発表した[5]

戦績[編集]

プロキックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
12 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
11 4 7 0 1 0
0 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
菊地大介 5R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 15」
【日本フェザー級王座決定戦】
2011年1月16日
チャイディー・カー 3R終了時 TKO(ドクターストップ:肘打ちによる鼻の負傷) 新日本キックボクシング協会「SLEDGE HAMMER-1」 2010年11月21日
メコーレック・ソーキングスター 2R 2:45 KO(3ノックダウン:右ローキック) 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 14」 2010年8月29日
田中義人 3R終了 判定2-0 新日本キックボクシング協会「FINAL 武田幸三引退記念興行」 2010年5月16日
古河たすく 3R終了 判定1-0(試合後の抗議により雄大の判定勝ちに) 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 13」 2010年1月17日
ディンプン・チューワッタナ 3R終了 判定1-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 21」 2009年10月25日
熊沛傑 2R 2:56 KO(3ノックダウン:肘打ち) 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 12」 2009年8月30日
ペッパカム・アントーン 3R終了 判定2-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 11」 2009年5月31日
周基勳 1R 2:42 KO(左ハイキック) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS V」 2009年3月29日
杜恆霖 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 10」 2009年1月18日
金泰奐 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 9」 2008年8月31日
周興華 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 8」 2008年5月25日

アマチュアキックボクシング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
HIROYA 3R+延長R終了 判定2-1 K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!
【K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント 決勝】
2007年12月31日
久保賢司 3R終了 判定3-0 K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!
【K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント 1回戦】
2007年12月31日

獲得タイトル[編集]

  • WMF 第3回アマチュアムエタイ世界選手権 ジュニア フェザー級(57kg未満) 銅メダル(2006年)[6]
  • WMF 第4回アマチュアムエタイ世界選手権 ジュニア バンタム級(54kg未満) 銅メダル(2007年)[7]
  • K-1甲子園 2007 優勝
  • 新日本キックボクシング協会 日本フェザー級王座

テレビドラマ出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 武田幸三に続け!!リトル超合筋が『Dynamite!!』でデビュー!! 新日本キックボクシング協会 公式サイト 2007年12月12日
  2. ^ 【K-1甲子園】兄弟制覇!初代王者雄大の弟・晴山翔栄が優勝、野杁は2回戦敗退 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年11月20日
  3. ^ 10代の時代がやってきた K-1 WORLD YOUTH誕生!! K-1公式サイト 2008年1月11日
  4. ^ “【新日本キック】K-1甲子園王者の雄大が無敗のまま戴冠、弟・翔栄もデビュー戦に勝つ”. 格闘技ウェブマガジンGBR. (2011年1月16日). http://gbring.com/sokuho/result/result2011_01/0116_shinkick.htm 2011年9月2日閲覧。 
  5. ^ “【新日本キック】初代K-1甲子園王者・雄大が早すぎる現役引退…”. 格闘技ウェブマガジンGBR. (2011年8月28日). http://gbring.com/sokuho/news/2011_08/0828_shinkick.htm 2011年9月2日閲覧。 
  6. ^ W.M.F. World Championship 2006 結果 日本ムエタイ協会(WMF-J)公式サイト 2007年4月26日
  7. ^ W.M.F. World Championship 2007 結果 日本ムエタイ協会(WMF-J)公式サイト 2007年5月8日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
蘇我英樹
第7代新日本キックボクシング協会フェザー級王者

2011年1月16日 - 2011年(返上)

次王者
内田雅之 (キックボクサー)