阿含宗

阿含宗
阿含宗本庁
設立 1978年(昭和53年)4月8日
設立者 桐山靖雄
種類 宗教団体
法的地位 宗教法人
本部 釈迦山大菩提寺
所在地 京都府京都市山科区北花山大峰町17番地5
座標 北緯34度59分43秒 東経135度47分37.2秒 / 北緯34.99528度 東経135.793667度 / 34.99528; 135.793667座標: 北緯34度59分43秒 東経135度47分37.2秒 / 北緯34.99528度 東経135.793667度 / 34.99528; 135.793667
関連組織 宗教法人阿含宗本山
ウェブサイト www.agon.org
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阿含宗関東別院

阿含宗(あごんしゅう)は、桐山靖雄により1978年(昭和53年)4月8日に立宗された仏教教団である。

毎年2月の立春に「炎の祭典・阿含の星まつり」を山岳密教修験道大柴燈護摩供の伝統的な様式に則り、金胎両部を「神仏両界の秘法」によって京都にある本山修法地で開催している。

  • 本尊:真正仏舎利(ダライ・ラマ法王、スリランカ大統領、また同国ダラダー・マーリガーワ寺院、並びにマハー・マンティンダ・ピリベナ寺から公的に贈与された釈迦の遺骨=真身舎利)[1]、開祖真身舎利
  • 依経:『阿含経[2] 
  • 道場:国内74カ所、海外8カ所

釈迦直説の経典『阿含経』に記されてある成仏法を密教の様式に則って修行し、因縁解脱して幸福な人生を歩めるようになることを目標としている[3][4]。信徒が御宝塔(御分身舎利)を前にして行う日々の勤行では、大乗仏教経典の『般若心経』『観音経』『凖胝観音経』などに加え釈迦直説の唯一の経典である『阿含経』が読誦される。毎月開催される朔日縁起宝生護摩、例祭、冥徳祭などは全国の道場に同時中継される。

ニューヨーク、パリ、アウシュビッツ、イスラエルなど世界各地で世界平和を祈る護摩法要を開催。また太平洋戦争の戦地における戦没者・殉難者の成仏供養法要、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑における万燈会の他、全国各地の護国神社などにおいて定期的に成仏供養法要を行っている。開祖が遷化して後は「照耀行脚」として、全国各地の神社や史跡、河川敷などにおいて、小規模ながらも数多くの土地浄霊法要を行っている。

略年表[編集]

観音慈恵会の時期[編集]

  • 1954年(昭和29年)前身となる宗教団体「観音慈恵会」が発足。横浜市生麦に始まり、大田区千鳥町、港区田村町、渋谷区宇田川町、神南町、祖師ヶ谷大蔵などを転々とする。
  • 1963年(昭和38年)10月 - 方広寺に間借りして京都道場を開く。
  • 1969年(昭和44年)9月 - 「観音慈恵会・北陸本部」として宗教法人となる。
  • 1970年(昭和45年)1月3日 - 開祖が初護摩にて「念力の護摩」(法力護摩)を焚く[5]。4月 - 富士宮市で大柴燈護摩供を開催(後の阿含の星まつり)、大日山金剛華寺観音慈恵会と改称。10月 - 加賀道場にて柴燈護摩を修す。
  • 1971年(昭和46年)開祖が大峰山にて護摩修法。
  • 1972年(昭和47年)開祖が北陸本部にて柴燈護摩を焚く。
  • 1974年(昭和49年)開祖が白山の石徹白にて大日御岳開山の龍神鎮護祭柴燈護摩を焚く。
  • 1975年(昭和50年)2月 - 京都市山科区追分・火打谷において節分・星まつり大柴燈護摩供を開始
  • 1977年(昭和52年)4月 - パラオ諸島コロール島で海難者・戦没者鎮魂慰霊大柴燈護摩供を営む[6]。沖縄県那覇市の沖縄県護国神社にて沖縄戦没者解脱供養大柴燈護摩供を開催

阿含宗の立宗後[編集]

  • 1978年(昭和53年)4月8日 - 立宗[7]。阿含宗総本山大日山金剛華寺観音慈恵会と改称。
  • 1979年(昭和54年)元旦 - 第1回初護摩(関西本部道場)。4月8日 - 東京総本部道場落慶
  • 1983年(昭和58年)3月 - ダライ・ラマ法王庁より証明書付きの真正仏舎利(真身舎利)を寄贈されたという。関西総本部道場竣工。5月 - 「阿含宗大仏讃歌」(黛敏郎作曲)の発表演奏会
  • 1984年(昭和59年)5月 - 第1回オーラの祭典 ダライ・ラマ14世と共に世界平和を祈る護摩法要を開催(日本武道館
  • 1985年(昭和60年)3月 - ローマ・カトリックの総本山・バチカン市国での「国際青年平和集会」に招待を受ける。27日 サン・ピエトロ大聖堂特別謁見室にて桐山管長がローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に謁見[8]。30日 サン・クレメンテ教会にてキリスト教との合同法要。10月 広島平和記念公園にて「世界平和祈念・解脱供養大法会」を外護摩形式で営み『阿含経』を読誦[9]
  • 1986年(昭和61年)4月7日 - スリランカの大統領官邸においてジャヤワルダナ大統領よりブッダガヤ金剛宝座より発掘されたとの由来書付きの真正仏舎利(真身舎利)を贈呈されたという。8日には仏歯寺=ダラダー・マーリガーワ寺院管長よりシンハラ王朝より伝わるとされる仏舎利を拝受。6月6日 中国北京市広済寺にて法要、9日にはハルビン市の極楽寺にて「日中友好・世界平和の祈り」を内護摩形式で開催。8月4日 - 関西総本部を訪問したスリランカのプレマダーサ首相より仏舎利奉安のための純金製カスケットを贈呈される。
  • 1987年(昭和62年)2月 - 真正仏舎利を本尊として阿含の星まつりを奉修。4月 - スリランカより聖菩提樹を贈呈される。関東別院落慶。12月 本山総本殿・釈迦山大菩提寺起工式
  • 1988年(昭和63年)2月 - イスラム教の最高聖職者アブラドゥル・モネ・エル・ネムル法王及び学者を招き「世界平和への宗教フォーラム・イスラムと阿含宗の出会い」を開催(京都
  • 1990年(平成2年)9月 - 第4回「世界宗教者平和会議」に出席、バチカン市国においてローマ教皇ヨハネ・パウロ2世と謁見
  • 1991年(平成3年)4月 - 本山総本殿・釈迦山大菩提寺落慶
  • 1992年(平成4年)9月 - 御堂総本山・大阪柏原聖地霊園を開園
  • 1993年(平成5年)10月 - 伊勢神宮第61回式年遷宮奉祝・神仏両界大柴燈護摩供(伊勢市横輪町)
  • 1994年(平成6年)1月 - スリランカ阿含宗友好財団設立。11月 - 太平洋戦争戦没者50回忌・成仏供養大柴燈護摩供(国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑
  • 1995年(平成7年)6月 - 近江神宮・大化改新1350年・御鎮座55周年奉祝神仏両界大柴燈護摩供(滋賀県大津市
  • 1996年(平成8年) 6月 - モンゴル国立十一面観音開眼法要・世界平和祈念大柴燈護摩供(ウランバートル市
  • 1998年(平成10年)10月 - 台湾平安・世界平和 阿含佛教大柴燈護摩供法會(台湾嘉義市)。
  • 1999年(平成11年)3月 - インド聖地大柴燈護摩供(ニューデリー市
  • 2000年(平成12年)11月 - 第1回ニューヨーク護摩法要・講演(ユニタリアン教会)
  • 2001年(平成13年)10月 - 第2回ニューヨーク護摩法要・講演(リバーサイド教会
  • 2003年(平成15年)6月 - 世界平和祈念・パリ大柴燈護摩供(シャン・ド・マルス公園)、ルーヴル美術館オーディトリアムで瞑想講演会を開催
  • 2004年(平成16年)11月 - 世界平和祈念・東京大柴燈護摩供 関東大震災・東京大空襲被災者・殉難者成仏供養(お台場
  • 2005年(平成17年)9月 - 被爆60周年・広島法要20周年・原爆犠牲者・太平洋戦争犠牲者成仏供養法要
  • 2006年(平成18年)6月 - 世界平和祈念・アウシュヴィッツ大柴燈護摩供(ポーランド・オシフィエンチム市)8月 紺綬褒章を受章。
  • 2007年(平成19年)7月 - シベリア抑留犠牲者成仏供養法要 世界平和祈念シベリア大柴燈護摩供
  • 2008年(平成20年)9月 - イスラエル建国60周年奉祝・世界平和祈念 イスラエル大柴燈護摩供
  • 2009年(平成21年)10月 - 南太平洋戦没者成仏供養・世界平和祈念 ガダルカナル大柴燈護摩供(ガダルカナル島ニューギニア島[10]
  • 2010年(平成22年)11月 - 第2回オーラの祭典 マヤ・キチェ族のアレハンドロ大長老と共に世界平和を祈る(星まつり修法地)
  • 2012年(平成23年)5月 - 世界平和祈念 太平洋戦争戦没者成仏供養 洋上法要(硫黄島近海、バシー海峡)11月 - 長崎大護摩供(長崎平和公園
  • 2013年(平成25年)8・9月 - 聖地エルサレム仏舎利塔建立供養・中東平和祈念護摩法要
  • 2014年(平成26年)10月 - 東日本大震災犠牲者成仏供養 震災復興・国土安穏祈念 神仏両界 福島大柴燈護摩供(福島県南相馬市・雲雀ヶ原祭場地)11月 - マリアナ諸島戦没者成仏供養 世界平和祈念 神仏両界サイパン・テニアン大柴燈護摩供(サイパン島テニアン島
  • 2015年(平成27年)6月 - 阿含宗本山ブータン堂サンゲー・チューリン落慶護摩法要。7月 終戦70年太平洋戦争戦没者成仏供養・千鳥ヶ淵万燈供養護摩法要。10月 法務大臣から感謝状を授与。11月 - 世界平和祈念 国難鎮護・神威示現・日本新生 神仏両界 沖縄大柴燈護摩供(沖縄平和記念公園

開祖の死去後[編集]

  • 2016年(平成28年)10月 - 開祖桐山靖雄大僧正宗葬[11]
  • 2017年(平成29年)6・7月 - 樺太・千島・北太平洋戦没者成仏供養 北方洋上法要(ロシア・サハリン州コルサコフ襟裳岬沖)
  • 2018年(平成30年)11月 - ビルマ戦没者成仏法要 神仏両界 ミャンマー解脱護摩法要(パゴダ礼拝堂、ヤンゴン日本人墓地、バガンイワラジ川
  • 2019年(令和元年) 9月 - 幕末維新動乱犠牲者解脱成仏神仏両界大柴燈護摩供(福島県会津若松市)

教学[編集]

『阿含経』に説かれている成仏法(いわゆる七科三十七道品)を密教の様式に則って修行する[12]。まずは下根の成仏法として、日々、御宝塔(仏舎利尊)を供養し、慰霊供養ではない成仏法による先祖供養を行い霊障を解く[13]。併行して『雑阿含経』(一切事経)に説かれている「優婆塞(優婆夷)の八法・十六法」の実践、つまりは『雑阿含経』(三供養品)に記されてある三福道による積徳行に励み、法の力で悪因を絶ち自助努力で縁を変えることで悪業、悪因縁を断ち切って運命を転換、ついには涅槃界に至ることを目指す。

密教占星術においては悪い運命の「星」としても知られる因縁は「タテの因縁」(先祖から受け継いだ業)と「ヨコの因縁」(自分が前生でなした業)から生じたものであり、とくに凶運期において表面化するものである。30数種類の因縁が認められ、それらを因縁解脱法の修行により解脱、望む人生を歩めるようになることを目指す。

月例行事(一般参拝可)[編集]

年中行事(一般参拝可)[編集]

  • 1月1日 - 初護摩(総本山)
  • 1月5日 - 開祖生誕祭
  • 2月11日前後の日曜日 - 炎の祭典・阿含の星まつり 大柴燈護摩供(総本山境内)
  • 3月 - お彼岸法要(大阪柏原聖地霊園)
  • 4月8日 - 花まつり(立宗記念日)
  • 5月5日 - 京都大仏祭
  • 7月13日から15日- 万燈先祖供養会(関東別院)
  • 7月15日 - 千鳥ヶ淵万燈会(国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑)
  • 8月13日 - お盆法要(大阪柏原聖地霊園)
  • 8月13日から15日 - 万燈先祖供養会(総本山境内)
  • 9月 - お彼岸法要(大阪柏原聖地霊園)

社会活動・文化活動[編集]

主な活動年表[編集]

  • 1985年 - 国連食糧農業機関へアフリカ飢餓基金を寄付
  • 1986年 - 国連食糧農業機関を通じてスーダンに井戸を寄付、国連食糧農業機関へアフリカ飢餓基金を寄付、中国残留孤児援護基金を寄附
  • 1987年 - チャド共和国にトラック寄付
  • 1989年 - 愛寿会同仁病院設立、老人ホームの愛寿会紫磨園設立、日米アゴン友好財団設立
  • 1990年 - 国際花と緑の博覧会に参加、フィリピン・ルソン島大地震のお見舞い、日伊アゴン友好財団設立
  • 1991年 - 中国大水害のお見舞い、中国大洪水の援助金、及び中国青少年教育基金より感謝状
  • 1993年から1995年 - 日本糖尿病財団に寄付
  • 1996年 - 財団法人・中国仏教阿含宗基金会設立
  • 1997年 - 阿含宗立宗20周年記念・和泉流宗家狂言山科里帰り公演挙行
  • 1999年 - 日本棋院「阿含・桐山杯」への協賛開始。「阿含・桐山杯第6期全国早碁オープン戦」開幕(東京日本棋院。以後、毎年開催)、「阿含・桐山杯第一期中国早碁オープン戦」開幕(中国棋院 以後毎年開催)、阿含宗中国事業管理委員会設立、トルコ大地震・台湾大地震に義援金拠出
  • 2000年 - 「阿含・桐山杯第一期早碁オープン戦日中決戦」開催(中国・北京市の迎賓館「釣魚台」で開催。日中決戦は日本と中国で隔年開催)、モンゴルの複合災害にお見舞金、ニューヨークの慈善団体・病院に寄付
  • 2004年 - ルーヴル美術館特別展に特別協賛、ブータン王妃著書の出版記念祝賀会開催、中国仏教協会に寄付
  • 2005年 - ブータン仏教界に寄付
  • 2010年 - ロンドン大学SOASに「セイユウ・キリヤマ仏教講座」開設
  • 2011年 - イタリア・ラクイラ地震被災児童救援奨学金開設

世界での教育支援[編集]

スリランカでの奨学金支援、中国での小学校建設のほか、イタリア、ブータン、チベット、モンゴルなどで継続的な教育支援活動を行っている。

  • 1991年 - スリランカより留学生受け入れ開始、タイの小学校にソーラー・システム寄贈、中国中小学校幼児教師奨励基金会に寄付
  • 1994年 - スリランカ阿含宗友好財団設立奨学金授与開始、「キリヤマ環太平洋財団」設立
  • 1996年 - 第一回「キリヤマ・環太平洋ブック賞」発表
  • 1998年 - 北京大学に教育関連基金を設立
  • 1999年 - タイ王国国立タマサート大学に寄付、スリランカのアパラデーニヤ高校に事務所寄付、第二回桐山教奨金授与式拳行(北京大学)
  • 2000年 - 北京大学桐山教育基金設立、協議書調印式、ロンドン大学SOASに寄付、モンゴルの複合災害にお見舞金
  • 2001年 - 中国遼寧省に永貴桐山小学校設立(中国の僻地へ年一校建設活動開始)
  • 2002年 - 北京大学桐山教育基金授与式挙行、スリランカに桐山靖雄職業訓練校開校、中国・遼寧省に桐山永貴小学校建設、中国・国立中山大学桐山奨励金設立5周年記念祝賀会開催、タイ王国国立タマサート大学に阿含宗桐山基金設立、中国・平郷県第二町桐山希望小学校設立(河北省)
  • 2003年 - フランスのルーヴル美術館に視覚障害者用展示室寄贈、タイ王国・国立タマサート大学ジャーナリズム、中国・東平県老湖鎮桐山希望小学校設立(山東省)
  • 2004年 - 第11回スリランカ阿含宗友好財団奨学金授与式拳行(スリランカ)、北京大学桐山教育基金授与式拳行(北京大学)、タイ王国国立タマサート大学スタジオ一式寄贈、中国・安化県双雲桐山小学校設立(湖南省)、ブータンに教育援助 ルーヴル美術館の教育文化活動援助で寄付契約、ブータンに仏教留学
  • 2005年 - 中国・貴州省凱里市龍場鎮平寨桐山小学校設立

中国[編集]

  • 北京大学・桐山教育基金[14]
  • 中山大学 歴史系 桐山基金
  • 小学校設立
  • 浙江省温嶺市桐山小学校
  • 遼寧省に桐山永貴小学校建設 2002年
  • 平郷県第二町桐山希望小学校設立(河北省)2002年
  • 東平県老湖鎮桐山希望小学校設立(山東省)2003年
  • 安化県双雲桐山小学校設立(湖南省)2004年
  • 凱里市龍場鎮平寨桐山小学校設立(貴州省)2005年
  • 甘家堡桐山小学校(甘粛省)2006年
  • 漯河市召陵区召陵鎮林荘小学校「桐山楼」(河南省)2015年

日中友好活動に貢献してきたことを中華人民共和国政府から称えられている[15]

スリランカ[編集]

スリランカ゠阿含宗友好財団(スリランカの小・中・高校生を対象とした奨学金設立)

米国[編集]

「キリヤマ環太平洋財団」(米政府・カリフォルニア州政府認定財団、「環太平洋研究センター」、「キリヤマ環太平洋研究大学講座」が設置)

修行カリキュラム[編集]

  • 錬成修行者候補生
  • 錬行会 基礎コース、滝行コース、火の行水の行コース、護摩行コース
  • 春期伝法会
  • 秋期伝法会
  • 好運会
  • 独鈷加持伝法会
  • 屋敷浄霊法伝法会
  • 冥徳屋敷浄霊法伝法会
  • ALC(アゴン・ライフ・コンサルタント)

施設[編集]

  • 阿含宗本山:龍神の滝
  • 関西総本部:龍神の滝
  • 九州本部:御滝場:護摩修練場・遠赤外線室
  • 箱根研修場:御滝場:護摩修練場
  • 加賀錬成道場:御滝場・護摩修練場・遠赤外線室
  • 大高錬成道場:

海外の施設[編集]

  • 台北本部
  • 高雄道場
  • 台中道場
  • ブラジル支部
  • ハワイ支部
  • カナダ支部トロント連絡所
  • 欧州支部

海外での活動が最も盛んなのは台湾である。2013年には台北縣淡水鎮に台湾本山道場[16]が落慶し、その落慶法要は開祖桐山靖雄および阿含宗法務部職員が勤めた。

教団組織[編集]

非宗教法人である包括団体として阿含宗本庁があり、その下部組織として、宗教法人阿含宗本山、宗教法人阿含宗関東別院及び宗教法人阿含宗東海別院が存在するという構造を持つ。

関連事業[編集]

企業[編集]

桐山靖雄・たち夫妻の間の娘の森真知子が社長を務める。

病院[編集]

  • 愛寿会同仁病院[17](京都市)

特別養護老人施設[編集]

  • 社会福祉法人愛寿会紫磨園[18](東京都)

霊園[編集]

  • 宗教法人御堂総本山(大阪柏原聖地霊園)

財団[編集]

  • スリランカ阿含宗友好財団

刊行物(廃刊含む)[編集]

  • 機関紙『慈眼』『阿含宗報』
  • 機関誌『大白身』『千座の歩み』、『大法城』(関西総本部)『法友』(東京本部)『龍神』(九州支部)『青蓮』(東海本部)『さんが』(東北本部)『不退転』(旭川道場)、『友よ』『ダルマチャクラ』『アゴンマガジン』
  • その他の定期刊行物『シャンバラ通信』『瞑想』『アーガマ』『聖火』(『アーガマ』臨時増刊)『ウパーシカ』『おかえりなさい』

ラジオ番組[編集]

2013年9月まで日本全国のラジオ局で阿含宗のラジオ番組「さあ、やるぞ 必ず勝つ」「阿含名作シリーズ」を放送していた。阿含宗管長・桐山靖雄の著書である同名の本に掲載されている法話をパーソナリティが毎週朗読、時に桐山本人が過去に行った法話を放送することもあった。阿含の星まつりがある毎年2月には「星まつり特集」を二週にかけて放送したこともある。

ネット局[編集]

15分のラジオ番組であり、土曜日か日曜日の早朝の時間帯の放送であった。

仏教美術[編集]

阿含宗が所蔵する仏像が美術展に出品された場合がある。

参考文献[編集]

  • 阿含宗出版部 『阿含宗』『人はどんな因縁を持つか』『開運虎の巻』
  • 「阿含宗の仏舎利について」『大法城』1986年3月号

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]