関幸彦

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関 幸彦（せき ゆきひこ、1952年（昭和27年）5月 - ）は、日本の歴史学者。日本大学文理学部元教授。専門は日本中世史。

来歴[編集]

北海道出身。1985年（昭和60年）3月、学習院大学大学院人文科学研究科博士課程修了。学習院大学文学部史学科助手、文部省初等中等教育局教科書調査官、鶴見大学文学部文化財学科教授を経て、2008年（平成20年）4月より日本大学文理学部史学科教授。2023年（令和5年）3月、同学科教授を退任。

著書[編集]

• 『研究史 地頭』吉川弘文館、1983年
• 『国衙機構の研究』吉川弘文館、1984年
• 『武士団研究の歩み』新人物往来社、1988年
• 『源義経　伝説に生きる英雄』清水書院〈清水新書〉、1990年
  • 『源義経 伝説に生きる英雄〔新訂版〕』清水書院〈新・人と歴史 拡大版 04〉、2017年
• 『説話の語る日本の中世』そしえて、1992年。新装版 新人物往来社 2005年
• 『ミカドの国の歴史学』新人物往来社、1994年
  • 改題『「国史」の誕生　ミカドの国の歴史学』講談社学術文庫、2014年
• 『蘇る中世の英雄たち　「武威の来歴」を問う』中央公論社〈中公新書〉、1998年
  • 改題『英雄伝説の日本史』講談社学術文庫、2019年
• 『武士の誕生　坂東の兵どもの夢』日本放送出版協会〈NHKブックス〉、1999年
  • 改題『武士の誕生』講談社学術文庫、2013年
• 『源頼朝　鎌倉殿誕生』PHP研究所〈PHP新書〉、2001年
  • 改題『鎌倉殿誕生 源頼朝』山川出版社、2010年、新装版2022年
• 『神風の武士像　蒙古合戦の真実』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2001年
• 『「鎌倉」とはなにか 中世を、そして武家を問う』山川出版社、2003年
• 『北条政子 母が嘆きは浅からぬことに候』ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2004年
• 『義経の時代一〇〇人』河出書房新社、2005年
• 『東北の争乱と奥州合戦』吉川弘文館〈戦争の日本史5〉、2006年
• 『武士の時代へ―東国武士団と鎌倉殿』日本放送出版協会〈NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見〉、2008年
• 『百人一首の歴史学』日本放送出版協会〈NHKブックス〉、2009年／吉川弘文館<読みなおす日本史>、2021年
• 『北条時政と北条政子 「鎌倉」の時代を担った父と娘』山川出版社〈日本史リブレット〉、2009年
• 『その後の東国武士団―源平合戦以後』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2011年
• 『承久の乱と後鳥羽院』吉川弘文館〈敗者の日本史6〉、2012年
• 『武士の原像―都大路の暗殺者たち』PHP研究所、2014年／吉川弘文館<読みなおす日本史>、2020年
• 『敗者たちの中世争乱―年号から読み解く』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2020年
• 『刀伊の入寇』中央公論新社〈中公新書〉、2021年
• 『奥羽武士団』吉川弘文館、2022年

共編著[編集]

• 『義経とその時代』 大三輪龍彦 福田豊彦 山川出版社 2005年
• 『源平合戦事典』 福田豊彦 吉川弘文館 2006年
• 『人事の日本史』 遠山美都男 山本博文 毎日新聞社、2005年。新潮社で文庫化、2008年
• 『吾妻鏡必携』 野口実 吉川弘文館 2008年
• 『闘諍と鎮魂の中世』 鈴木哲 山川出版社、2010年

他多数。

外部リンク[編集]

• 日本大学文理学部史学科