重兵衛茶屋

雪の重兵衛茶屋
重兵衛茶屋近景
「茶屋」の銘が残る軒下の漆喰

重兵衛茶屋(じゅうべえちゃや)は、兵庫県丹波篠山市八上にある江戸時代茶屋跡。丹波篠山市指定の文化財になっており、その建築の一部が現存する。

概要[編集]

重兵衛茶屋の建つ位置はかつての八上城下で、篠山からの街道と小枕方面からの街道の合流地点にあたり、江戸時代には参勤交代のための播州大名や一般客向けの休憩所であった[1]。現存するのはその建築の一部である[1]入母屋造本瓦葺建築で、当時の街道の賑わいを伝える貴重な建物として[1]1978年に旧・篠山町により町指定文化財に指定された(現在は丹波篠山市指定文化財)[要出典]

この周辺は昔の京街道山陰街道)にあたり、多くの旅人は古市から真南条を経由、小枕・女畷をさらに東進し、この周辺へ至るのが一般的な道中であり、茶屋は数軒あったという。この茶屋はそのうちの一軒で、重兵衛という者が経営していたもので繁盛していたらしい。現在も民家として使われている。[要出典]

関連項目[編集]

脚注[編集]

参考サイト[編集]

参考文献[編集]