豊島明

豊島 明
名前
カタカナ トヨシマ アキラ
ラテン文字 TOYOSHIMA Akira
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-09-03) 1979年9月3日(44歳)
出身地 神奈川県横浜市
身長 171cm
体重 65kg
選手情報
ポジション アラフィクソ
利き足
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

豊島 明(とよしま あきら、1979年9月3日 - )は、神奈川県横浜市出身のフットサル選手。現フットサル指導者。ポジションはアラフィクソ。元フットサル日本代表

来歴[編集]

神奈川県横浜市生まれ。小学4年生にサッカーを始め、中学2年生で横浜F・マリノスジュニアユースに入団。高校では横浜F・マリノスユースに所属し、Jリーガーを目指すもトップチームへの昇格はならず、Jリーグチームのテストを受けながら19歳でブラジルに渡りクルゼイロECに合格する。しかし、ビザ取得などの問題によって半年間だけの挑戦に終わり帰国。その後、再びプロサッカー選手を目指す傍ら、練習の一環としてフットサルチームにも関わるようになる。そのことが転機となり、21歳の時にフットサル一本で勝負していくことを決意した[1]

2000年より湘南ベルマーレフットサルクラブの前身であるP.S.T.C.LONDRINAで中心選手として活躍、2003年第8回全日本フットサル選手権大会 では優勝。2004年にはBANFF東北に期限付き移籍し、第9回全日本フットサル選手権大会においても優勝、個人での大会連覇を飾る[2]

2006年、日本初のプロチームとして発足した大洋薬品/BANNF(現・名古屋オーシャンズ)に加わり、2007年1月に第12回全日本フットサル選手権大会で優勝し、2月には東海フットサルリーグで優勝、そして翌月には第7回FUTSAL地域チャンピオンズリーグで優勝し、設立初年度での国内3冠に貢献した[3]。さらに、2006年にはフットサル日本代表にも初めて選出され、2006 AFCフットサル選手権では日本初のアジア王者に輝いた[2]

Fリーグ開幕の2007年には湘南ベルマーレフットサルクラブへ移籍。初代キャプテンとして5シーズンを戦い、クラブの象徴として活躍した。2011年、Fリーグ第15節バルドラール浦安戦において、クラブ史上初のFリーグ通算100試合出場を達成[4]

2011/12シーズン終了後、「ミスター湘南」として惜しまれつつ、現役引退。引退して間もなく、フェニックス横浜の監督に就任[5]。2015年、Fリーグに加盟していたアグレミーナ浜松のトップチームコーチに、2017年にはトップチームの監督に就任し、2017/2018シーズンはクラブ史上最高の8位でリーグ戦を終えた。そして、トップカテゴリーを4年間、アンダーカテゴリーを3年間の計7年間をアグレミーナ浜松に従事した[6]。2021年にはU-20フットサル日本代表アシスタントコーチとしてトレーニングキャンプに帯同[7]。2022年にはフットサル静岡県選抜U-18・U-23の監督として若い世代の選手育成にも携わった。2023/2024シーズンより、2022/23年シーズンを無敗でFリーグディビジョン2(F2)を優勝し、悲願のFリーグディビジョン1(F1)昇格を果たしたSHINAGAWA CITY FUTSAL CLUBのトップチームコーチ(アカデミーダイレクター・栃木シティフットサルクラブ監督・しながわシティU18監督も兼任)に就任することとなった[8]

エピソード[編集]

  • フットボールカルチャーブランド「LUZ e SOMBRA」とのつながりが深く、直営店『LUZ CULTURE SHOP』店長として働いていた[2]
  • 2012年にはLUZ e SOMBRA主催の「FUTEBOLiSTA天下一武道会」において、 藤井健太難破田治の元フットサル日本代表メンバーで構成された「Team GOKU」で優勝している[9]

所属クラブ[編集]

サッカー歴
  • 1993年 - 1995年 横浜F・マリノスジュニアユース
  • 1995年 - 1998年 横浜F・マリノスユース
  • 1998年 - 1999年 ブラジルの旗 Cruzeiro Esporte Clube ジュニオール
  • 1999年 - 2001年 日本の旗 Y.S.C.C.横浜
フットサル歴
  • 1999年 - 2000年 日本の旗 esporte藤沢
  • 2000年 - 2003年 日本の旗 P.S.T.C.LONDRINA
  • 2003年 - 2004年 ブラジルの旗 CASCAVEL・PARANA
  • 2004年 - 2004年 日本の旗 BANFF東北
  • 2004年 - 2006年 日本の旗 P.S.T.C.LONDRINA
  • 2006年 - 2007年 日本の旗 大洋薬品/BANFF(現名古屋オーシャンズ)
  • 2007年 - 2012年 日本の旗 湘南ベルマーレ(Fリーグ)

タイトル[編集]

選手
指導者
  • 2019年 JFA第8回全日本U-18フットサル選手権大会 静岡県大会 優勝: アグレミーナ浜松U-18
  • 2021年 JFA第8回全日本U-18フットサル選手権大会 東海地域大会 3位: アグレミーナ浜松U-18

代表歴[編集]

指導者歴[編集]

  • 2021年 U-20フットサル日本代表 アシスタントコーチ[10]
  • 2022年 フットサル静岡県選抜U-18・U-23 監督
  • 2023年 SHINAGAWA CITY FUTSAL CLUB トップチームコーチ・アカデミーダイレクター・U-18監督 (栃木シティフットサルクラブ監督兼任)[11]
  • JFA U-18フットサルトレセンコーチ

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 オーシャン
アリーナ杯
全日本選手権 期間通算
2007-08 湘南 10 Fリーグ -
2008-09
2009-10
2010-11
2011-12 19 2 1 0 4 0 24
通算 日本 Fリーグ
総通算

脚注[編集]