西村優希

西村 優希
神出設計ecoaハウス軟式野球部 #19
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道紋別郡遠軽町
生年月日 (1990-01-28) 1990年1月28日(34歳)
身長
体重
187 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 育成選手ドラフト2巡目
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

西村 優希(にしむら ゆうき、1990年1月28日 - )は、北海道紋別郡遠軽町出身の元プロ野球選手投手)、雪合戦選手。プロでは育成選手であった。

経歴[編集]

父親とのキャッチボールをきっかけに、小学3年生のときに遠軽東イースターズで野球を始める。遠軽町立遠軽中学校では野球部に所属した[1]

地元の北海道遠軽高等学校に進学すると、硬式野球部では1年秋からベンチ入りし、エースになる。2年夏は北見支部予選を勝ち上がり、北北海道予選大会の決勝・白樺学園まで進むが、先発投手が打ち込まれ、西村の登板後も更に差を広げられてしまい、1対9に敗れ、甲子園出場を逃した。3年夏も北北海道予選大会までは進むが、1回戦で敗退[1]

3年時に2007年ドラフト会議で読売ジャイアンツから育成2巡目で指名を受ける[2]

巨人には、3年間在籍するが一軍出場や支配下選手登録は叶わずに2010年オフに退団。

退団後には、社会人野球の強豪・西濃運輸に入社[2]。しかし、肘に違和感を抱え、2011年12月にトミー・ジョン手術を受ける。西村の入団に関わった後藤寿彦の監督退任を受けて、自身も退部を決意し、2012年7月に退社した[1]

西濃運輸をわずか1年あまりで退社後は、地元・北海道に戻り、2012年7月には、設計や不動産業を営む、株式会社ecoaハウス(通称:神出設計エコアハウス)に入社[3]。社業では、気密測定士や玉掛けの資格を取得し、賃貸・不動産部のシニアリーダーを務めている[3]軟式野球部に所属して野球を継続しており、2020年の天皇賜杯第75回全日本軟式野球大会(ENEOSトーナメント)では、1回戦の対北陸ガス戦で先発し、7回途中無失点の好投で勝利をあげている[4]

また、同社軟式野球部のメンバーの何名かは雪合戦チームの「でぃくさんズ神出」にも所属しており、西村も参加。2015年開催の昭和新山雪合戦世界大会では2連覇を達成している[3]

選手としての特徴・人物[編集]

長身から投げ下ろすストレートと縦に割れるカーブが持ち味だった[1]

弟の西村純季も投手としてプレーした野球選手であり[1]桐蔭横浜大学を経て鷺宮製作所硬式野球部で活躍した[5]。退部後の2020年2月より、兄と同じecoaハウスに就職し、工事部に在籍している[6]。同社軟式野球部にも在籍し、全日本軟式野球大会で兄弟リレーをしたこともある[4]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

  • 一軍公式戦出場なし

背番号[編集]

  • 103 (2008年 - 2010年)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 野球で培ったもの~神出設計野球部編~episode3”. ベースボール北海道 ストライク (2017年6月5日). 2022年8月19日閲覧。
  2. ^ a b 巨人歴代選手名鑑西村優希”. 2022年8月18日閲覧。
  3. ^ a b c スタッフ紹介西村 優希(にしむら ゆうき)賃貸・不動産部 シニアリーダー”. 神出設計ecoaハウス. 2022年8月18日閲覧。
  4. ^ a b 神出設計ecoaハウス vs 北陸ガス 試合経過-天皇賜杯第75回全日本軟式野球大会 ENEOSトーナメント”. 一球速報.com. OmyuTech (2020年11月1日). 2022年8月19日閲覧。
  5. ^ “鷺宮製作所・西村、プロ入りに意欲 「活躍できたらチャンスが出てくるかもしれない」”. サンスポ. (2017年3月11日). https://www.sanspo.com/article/20170311-DSOWNYGI4BLZHE2W5NNUTMAOBM/ 2022年8月19日閲覧。 
  6. ^ 西村 純季”. エコアハウス. 2022年8月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]