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Deutsch第2後方支援連隊
| 第2後方支援連隊 | |
|---|---|
| 創設 | 1988年（昭和63年）3月25日 |
| 所属政体 |  日本 |
| 所属組織 |  陸上自衛隊 |
| 部隊編制単位 | 連隊 |
| 兵科 | 武器科、需品科、輸送科、衛生科 |
| 兵種/任務/特性 | 後方支援 |
| 所在地 | 北海道 旭川市 |
| 編成地 | 旭川 |
| 上級単位 | 第2師団 |
| 担当地域 | 道北 |
第2後方支援連隊（だいにこうほうしえんれんたい、JGSDF 2nd Logistic Support Regiment）は、北海道旭川市の旭川駐屯地に連隊本部が駐屯する第2師団の後方支援部隊である。
概要[編集]
旭川駐屯地に連隊本部及び主力を置き、隷下部隊の一部の部隊を名寄、遠軽、留萌、上富良野に駐屯させ、第2師団隷下部隊の後方支援業務を任務とするほか[1]、災害派遣や民生協力、国際貢献活動も行っている[1]。
沿革[編集]
- 1988年（昭和63年）3月25日：第2師団近代化への改編に伴い、第2武器隊、第2補給隊、第2輸送隊、第2衛生隊を統合して第2後方支援連隊が旭川駐屯地において編成完結。
- 1995年（平成7年）1月：阪神淡路大震災発生により、災害派遣出動。
- 1996年（平成8年）3月29日：師団司令部第4部長職が専任化され、連隊長との兼補が解除。武器隊が武器大隊に改編。
- 2008年（平成20年）3月26日：北部方面隊の後方支援体制の変換による改編。
- 武器大隊に第2師団隷下の諸部隊の整備部門を統合し、第1整備大隊、第2整備大隊に再編。
- 第2整備大隊特科直接支援中隊第2直接支援小隊（第2特科連隊第2特科大隊を支援）を名寄駐屯地に分派。
- 2011年（平成23年）4月22日：対舟艇対戦車直接支援小隊（第2対舟艇対戦車中隊を支援）が上富良野駐屯地に新編。
- 2022年（令和4年）3月17日：第2整備大隊第1普通科直接支援中隊を即応機動直接支援中隊（第3即応機動連隊を支援）に改編。
- 2024年（令和6年）3月21日：第2整備大隊特科直接支援中隊第4直接支援小隊（第2特科連隊第4特科大隊を支援）が上富良野駐屯地に移駐[2]。
部隊編成[編集]
特記ない限り旭川駐屯地に所在。
- 第2後方支援連隊本部
- 第2後方支援連隊本部付隊「2後支‐本」
- 隊本部班
- 連隊本部班
- 通信小隊
- 第1整備大隊
- 第1整備大隊本部
- 第1整備大隊本部付隊「2後支‐1整‐本」
- 火器車両整備中隊「2後支‐1整‐火車」
- 施設整備隊「2後支‐1整‐施」
- 通信電子整備隊「2後支‐1整‐通」
- 工作回収小隊
- 第2整備大隊
- 第2整備大隊本部
- 第2整備大隊本部付隊「2後支‐2整‐本」
- 即応機動直接支援中隊「2後支‐2整‐即」（名寄駐屯地）：第3即応機動連隊を支援。
- 第2普通科直接支援中隊「2後支‐2整‐2」（遠軽駐屯地）：第25普通科連隊を支援。
- 第3普通科直接支援中隊「2後支‐2整‐3」（留萌駐屯地・旭川駐屯地）：第26普通科連隊を支援。
- 特科直接支援中隊「2後支‐2整‐特」：第2特科連隊を支援。
- 中隊本部
- 第1直接支援小隊：第2特科連隊第1大隊を支援。
- 第2直接支援小隊（名寄駐屯地）：第2特科連隊第2大隊を支援。
- 第3直接支援小隊：第2特科連隊第3大隊を支援。
- 第4直接支援小隊（上富良野駐屯地）：第2特科連隊第4大隊を支援。
- 第5直接支援小隊：第2特科連隊第5大隊を支援。
- 高射直接支援隊「2後支‐2整‐高」：第2高射特科大隊を支援。
- 戦車直接支援中隊「2後支‐2整‐戦」（上富良野駐屯地）：第2戦車連隊を支援。
- 対舟艇対戦車直接支援小隊（上富良野駐屯地）：第2対舟艇対戦車中隊を支援。
- 偵察直接支援小隊（名寄駐屯地）：第2偵察隊を支援。
- 補給隊「2後支‐補」
- 補給隊本部
- 補給隊本部付隊
- 需品補給小隊
- 部品補給小隊
- 業務小隊
- 輸送隊「2後支‐輸」
- 輸送隊本部
- 第1輸送小隊
- 第2輸送小隊
- 第3輸送小隊
- 第4輸送小隊・旭川自動車教習所
- 衛生隊「2後支‐衛」
- 衛生隊本部
- 治療隊
- 救急車小隊
主要幹部[編集]
| 官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
|---|---|---|---|---|
| 第2後方支援連隊長 | 1等陸佐 | 野下茂助 | 2023年12月22日 | 陸上幕僚監部防衛部防衛協力課 防衛協力班長 |
| 代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 山口重輝 | 1988年3月25日 - 1990年3月31日 | 第2師団司令部付 | 陸上自衛隊富士学校 機甲科部教育課長 |
| 2 | 佐伯仁司 | 1990年4月1日 - 1992年3月31日 | 東部方面総監部装備部装備課長 | 陸上自衛隊九州地区補給処 武器部長 |
| 3 | 竹村典嗣 | 1992年4月1日 - 1994年3月22日 | 陸上自衛隊富士学校 機甲科部研究課長 | 陸上自衛隊幹部学校研究員 |
| 4 | 神本光伸 | 1994年3月23日 - 1996年12月15日 [3] | 陸上幕僚監部装備部開発課 開発第1班長 | 陸上幕僚監部装備部武器・化学課長 |
| 5 | 植木美知男 | 1996年12月16日 - 1999年7月8日 | 陸上幕僚監部調査部調査第2課 調査第1班長 | 陸上幕僚監部装備部輸送課長 |
| 6 | 藤本博久 | 1999年7月9日 - 2002年3月26日 | 陸上自衛隊補給統制本部 装備計画部装備計画課長 | 第1ヘリコプター団副団長 |
| 7 | 若月寿一 | 2002年3月27日 - 2004年3月31日 | 北部方面総監部防衛部防衛課長 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
| 8 | 光安智敬 | 2004年4月1日 - 2006年3月26日 | 陸上幕僚監部装備部武器・化学課 化学室長 | 陸上自衛隊化学学校副校長 兼 企画室長 |
| 9 | 熊本義宏 | 2006年3月27日 - 2007年3月31日 | 統合幕僚会議事務局第5幕僚室 長期班長 | 自衛隊宮城地方協力本部長 |
| 10 | 和田良作 | 2007年4月1日 - 2008年7月31日 | 陸上幕僚監部装備部需品課 総括班長 | 陸上自衛隊補給統制本部 需品部長 |
| 11 | 大森丈義 | 2008年8月1日 - 2009年7月20日 | 陸上幕僚監部装備部装備計画課 輸送室長 | 統合幕僚監部首席後方補給官付 後方補給官 |
| 12 | 福田洋司 | 2009年7月21日 - 2012年3月29日 | 陸上自衛隊補給統制本部 装備計画部企画課長 | 陸上自衛隊北海道補給処 装備計画部長 |
| 13 | 井山隆二 | 2012年3月30日 - 2014年3月22日 | 陸上幕僚監部装備部武器・化学課 火器班長 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
| 14 | 上田和幹 | 2014年3月23日 - 2015年8月3日 | 陸上幕僚監部防衛部防衛課 編成班長 | 陸上幕僚監部防衛部 情報通信・研究課長 |
| 15 | 鶴村和道 | 2015年8月4日 - 2017年3月22日 | 西部方面総監部装備部後方運用課長 | 陸上自衛隊九州補給処 装備計画部長 |
| 16 | 白石智将 | 2017年3月23日 - 2018年7月31日 | 陸上自衛隊衛生学校主任教官 | 陸上自衛隊衛生学校教育部長 |
| 17 | 中村公多朗 | 2018年8月1日 - 2020年3月15日 | 陸上幕僚監部装備計画部装備計画課 補給管理班長 | 情報本部勤務 |
| 18 | 菊地康治 | 2020年3月16日 - 2022年7月31日 | 第8師団司令部第4部長 | 西部方面総監部装備部長 |
| 19 | 須藤英樹 | 2022年8月1日 - 2023年12月21日 | 陸上幕僚監部装備計画部装備計画課 後方計画班長 | 陸上幕僚監部防衛部防衛課防衛調整官 |
| 20 | 野下茂助 | 2023年12月22日 - | 陸上幕僚監部防衛部防衛協力課 防衛協力班長 |
主要装備[編集]
廃止（改編）部隊[編集]
- 第2後方支援連隊武器大隊：2008年（平成20年）3月26日 廃止し、第1整備大隊、第2整備大隊に再編。
- 第2後方支援連隊第2整備大隊の第1普通科支援中隊「2後支‐2整‐1」（名寄駐屯地）：2022年（令和4年）3月16日廃止。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b 第2後方支援連隊HP
- ^ 陸上自衛隊 上富良野駐屯地【公式】 [@kamifurano_STA] (2024年3月27日). "3月21日、上富良野駐屯地は、第2特科連隊 第4大隊及び 第2後方支援連隊 特科直接支援小隊の移駐に伴い編成完結式を行いました。". X（旧Twitter）より2024年3月27日閲覧。
- ^ 1994年9月22日から1994年12月24日の間 ルワンダ難民救援隊長