石川県道200号向粟崎安江町線

一般県道石川県道
石川県道200号標識
石川県道200号向粟崎安江町線
路線延長 9.108km(実延長総計)
陸上区間 9.108km
制定年 1960年昭和35年)
起点 海浜向陽台交差点
石川県河北郡内灘町向粟崎)
主な
経由都市
河北郡内灘町、金沢市
終点 堀川町交差点
(金沢市堀川町)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

石川県道200号向粟崎安江町線(いしかわけんどう200ごう むかいあわがさきやすえちょうせん)は、石川県河北郡内灘町と同県金沢市とを結ぶ一般県道石川県道)である。

路線概要[編集]

起点から南東方向に砂丘地を下り、向粟崎高架橋を渡る。この橋は石川県道8号松任宇ノ気線立体交差になっており、橋の下には、向粟崎交差点がある。高架橋と連続する清湖大橋で大野川を渡り、金沢市に入る。さらに南東に進み、蚊爪橋で浅野川を渡り、更に大浦橋で金腐川を渡り、南へとカーブする。田中交差点で、国道8号金沢バイパス)と接続。そのまま、浅野本町交差点まで南下。同交差点で西へ右折し、石川県道159号金沢停車場北線と重複して西に進み、終点の堀川町交差点に至る。

起点 - 田中交差点は、のと里山海道と国道8号、北陸自動車道金沢東ICとを結ぶコースとなっている。また、金沢のベッドタウン的な存在である内灘町から、金沢市北部の木越団地、瑞樹団地の西を経て、金沢市中心部を結ぶ役割がある。清湖大橋の金沢側橋詰にあたる湊2丁目交差点では、朝のラッシュ時に混雑することが多く、同交差点では、矢印信号で制御される先発・後発式の時差式信号交差点になっている。

田中交差点から浅野本町交差点までの区間と、浅野本町交差点から南下して国道359号の東山交差点までを結ぶ金沢市道の区間は、金沢市中心部と北陸自動車道金沢東ICとを結ぶことから、「東インター大通り」と呼ばれている。

歴史[編集]

  • 1960年昭和35年)10月15日:河北郡内灘村向粟崎(現・内灘町向粟崎1丁目)の粟崎踏切交差点が起点で、機具橋で大野川を渡り、北陸鉄道浅野川線に沿って浅野川左岸堤防を通る経路で認定。
  • 清湖大橋などの完成に伴い、順次経路変更。清湖大橋の北端を起点に、木越西交差点で西に右折、再度金腐川を渡り、金沢市大浦町地内で再び南へと折れ、浅野川右岸に沿って同市松寺町まで南下、松寺橋で浅野川を西に渡り、橋詰で突き当たる松寺橋交差点を左折、浅野川の左岸堤防の上を南に進み、終点に至るコースへの変更を認定。
  • 1995年平成7年)3月31日:「県道大浦松寺線」を廃止し、本路線に編入。金沢市大浦町から松寺橋交差点の区間にあたる。
  • 起点を能登有料道路との交点である現在位置に移動。
  • 2008年(平成20年)6月20日:木越西交差点から田中交差点の区間を認定。当初は支線で、田中交差点には国道8号石川県道204号八田金沢線の役割を持っていた。
  • 2009年(平成21年)3月31日:木越西交差点から、大浦町、松寺橋交差点を経て上諸江駅前交差点に至る区間を除外。これにより分断区間となる。
  • 2009年(平成21年)7月31日:県道204号の廃止に伴い、同路線だった田中交差点 - 浅野本町交差点、石川県道159号金沢停車場北線の浅野本町交差点 - 堀川町交差点を認定され、分断区間が解消された。なお、従来の経路のうち、上諸江駅前交差点から堀川町交差点(金沢市堀川町)の間は、現在も認定されたままである。

通過する自治体[編集]

接続道路[編集]

重複区間[編集]

  • 石川県道201号蚊爪森本停車場線(金沢市蚊爪町・湊二丁目交差点 - 同市木越町・木越西交差点)
  • 石川県道159号金沢停車場北線(金沢市浅野本町・浅野本町交差点 - 同市堀川町・堀川町交差点:終点)

周辺施設[編集]

参考文献[編集]

  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年

別名[編集]

  • 東インター大通り(金沢市)

関連項目[編集]