目賀田八郎

目賀田 八郎(めがた はちろう、1930年 - 2015年)は、日本教育学者。東京都で活躍した著名な小学校社会科教員である。

1960年頃に発足した社会科勉強会を主宰し、社会科教育の向上と、若手教員の育成に尽力した。また、宮内庁東宮職東宮侍従を務めた。東京都の公立小学校沿革史として著名な寺崎昌男編『誠之が語る近現代教育史』(1988年)は、目賀田八郎の発意で生まれた。

来歴・人物[編集]

東京都新宿区立牛込仲之小学校・同区戸塚第二小学校を経て、東京学芸大学附属小金井小学校教官となる[1]

著作[編集]

  • 目賀田八郎『66時間で育てる歴史の見方・教え方』 (東書TMシリーズ)1987年
  • 目賀田八郎『水辺の馬』社会科勉強会、1996年
  • 目賀田八郎・中野重人『〔至論・駁論〕総合的な学習は学力崩壊か・学校再生か』東洋館出版社、2000年5月
  • 目賀田八郎『急がずに 休まずに』社会科勉強会(編)、2010年9月
  • 目賀田八郎 小野正俊 月岡正明 (編著)『新社会科の肝所―この一冊で社会科の授業が変わる! 』2012年2月

(社会科勉強会『目賀田八郎先生追悼文集』社会科勉強会会長関口修司発行、2016年3月)

出典・脚注[編集]

  1. ^ 目賀田八郎『水辺の馬』社会科勉強会、1996年、pp.224-236