益田正洋

益田 正洋
出生名 益田 正洋
生誕 (1978-01-01) 1978年1月1日(46歳)
出身地 日本の旗 日本長崎県長崎市
ジャンル クラシックギタリスト
職業 クラシックギタリスト
担当楽器 クラシックギター
活動期間 1991年 -
レーベル フォンテック[1]
事務所 ムジカキアラ
公式サイト 益田正洋公式ホームページ

益田 正洋(ますだ まさひろ、1978年1月1日 - )日本クラシックギタリスト長崎県長崎市出身。現在[いつ?]東京都在住

人物[編集]

幼少より両親の手ほどきでクラシックギターを始める。益田洋一、福田進一、藤井眞吾、山口修などに師事。長崎市立勝山小学校長崎市立長崎中学校長崎県立長崎東高等学校長崎大学経済学部へ進学。大学卒業後の2000年秋、アメリカ合衆国ニューヨークジュリアード音楽院へ留学。シャロン・イズビンに師事。2003年に日本に帰国し、本格的な演奏活動を始める。

1989年、第20回クラシカルギターコンクールにて史上最年少入賞。当時の審査委員長、伊福部昭により審査員特別賞を授与される。翌年の第21回クラシカルギターコンクールにて史上最年少(当時12歳)で第一位を受賞する。また、1992年に第35回東京国際ギターコンクール、その後はバーネットファミリー財団国際ギターコンクールなど数々のクラシックギターコンクールにて入賞する。

また、2001年にロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのコンチェルト・クラシックギターソリストとして、ニューヨークリンカーンセンターにてJ.デプリースト(現在[いつ?]東京都交響楽団常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーと共演。アランフエス協奏曲を演奏する。

2009年ディズニー・オン・クラシックのアコースティック・セレクションに、クラシックギタリストとして初めて選ばれる。また同年7月には藤井眞吾作曲の「地平線の協奏曲 Horizontal Concerto(独奏ギターとマンドリン合奏のための)」[2]を初演。

最近ではさまざまなジャンルとのコラボも展開中。特にスペイン美術を得意とする美術史家、川瀬佑介との「スペイン! ギターと絵画の交わるところ」と題したコンサート企画は、音楽評論家の濱田滋郎も「スリリングなまでの美的高揚感と知的満足感」と評していて、大変評判を集めている。

現在[いつ?]、日本のトップクラシックギタリストの一人としてソロ演奏、室内楽、レコーディングなどで活躍中。他にアマチュア愛好家への教授活動、アウトリーチや病院ロビーコンサートにも出演することもあり、活躍の場は幅広い。

祖先は石見益田を本拠としていた武家、益田氏らしい。

ディスコグラフィ[編集]

ソロCD[編集]

  • デビュー〜21世紀への鼓動〜(1995年10月1日、シュペル・ノーバ)
  • プログレッション HR1062(2005年2月9日、ホマ・ドリーム)
  • カンタービレ FOCD9258(2006年3月21日、フォンテック)
  • 36のカプリス FOCD9295(2007年3月21日、フォンテック)
  • セゴビアへのオマージュ FOCD9336(2007年12月21日、フォンテック)
  • ヴィラ=ロボス作品集 FOCD9420 2009年3月21日、フォンテック)
  • ディズニー・オン・クラシック2009 AVCW-12743(2009年10月7日、ウォルト・ディズニー・レコーズ)
  • ディズニー・オン・クラシック2009ライヴ AVCW-12763 - AVCW-12764(2010年2月3日、ウォルト・ディズニー・レコーズ)
  • ソナタ FOCD9455(2010年3月21日、フォンテック)
  • バッハ・オン・ギター FOCD9482(2010年9月21日、フォンテック)
  • スペイン!「アンダルシアの風景」 FOCD9455(2011年2月23日、フォンテック)
  • ギタリストのためのギター・エチュード選集・アルペジオ編 EFCD4166(2011年5月15日、フォンテック)
  • ギタリストのためのギター・エチュード選集・スケール編 EFCD4167(2011年5月15日、フォンテック)
  • ベスト デビュー20周年記念 FOCD9547(2011年11月2日、フォンテック)
  • カタルーニャ FOCD9506(2012年8月8日、フォンテック)
  • ソナタII[3] FOCD9604(2013年10月9日、フォンテック)
  • レア・トラックス[4]2014年9月10日、フォンテック)(インターネット限定配信アルバム)
  • ソナタIII[5]「フェルナンド・ソル作品集」 FOCD9645(2014年10月8日、フォンテック)
  • セゴビア編による ソルの20の練習曲 [5]「セゴビア編による ソルの20の練習曲」 FOCD9690(2015年5月11日、フォンテック)
  • グラナドス・12のスペイン舞曲集(全曲)[6]「グラナドス・12のスペイン舞曲集(全曲)」 FOCD9712(2016年5月11日、フォンテック)
  • モレーノ・トローバ ギター作品集[7]「モレーノ・トローバ ギター作品集」 FOCD9764(2017年11月23日、フォンテック)
  • バッハ・オン・ギター 2 FOCD9797(2018年11月26日、フォンテック)
  • カルカッシ 25のエチュード全曲 作品60 FOCD9827(2019年12月21日、フォンテック)
  • バッハ・オン・ギター 3「無伴奏チェロ組曲全集 vol.1」 FOCD9845(2021年2月3日、フォンテック)
  • バッハ・オン・ギター 4「無伴奏チェロ組曲全集 vol.2」 FOCD9860(2021年11月24日、フォンテック)
  • ジュリアーニ:私の愛する花の選集 FOCD9884(2023年6月14日、フォンテック)

室内楽[編集]

  • スピリトーソ
  • ア・ピアチェーレ~マンドリン・ギターオリジナル作品集~

これまでの主な共演者[編集]

芸能人、著名人[編集]

ギタリスト[編集]

指揮者[編集]

オーケストラ[編集]

弦楽器奏者[編集]

管楽器奏者[編集]

声楽家[編集]

ピアニスト[編集]

作曲家[編集]

その他[編集]

  • 中野雄(音楽プロデューサー)
  • 朝岡聡(フリーアナウンサー、クラシックソムリエ)

主なメディアへの登場[編集]

新聞[編集]

雑誌[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]