白水滝

白水滝
滝展望台から
所在地 岐阜県大野郡白川村
位置 北緯36度08分35秒 東経136度49分34.22秒 / 北緯36.14306度 東経136.8261722度 / 36.14306; 136.8261722
落差 76 m
滝幅 8 m
水系 大白川
地図
プロジェクト 地形
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白水滝(しらみずのたき)は、岐阜県大野郡白川村の大白水谷にある、庄川水系大白川に属する。国の名勝に指定されている[1][2]

地理・歴史[編集]

白山国立公園内の原生林の中にあり、高さ72m、幅8m。深い森の谷から絶壁を水が垂直に落下する一筋の滝である。「白水滝」の名は落ちる水の色が乳白色に見えることから付けられた[3]。かつてはその雄大な姿から日本三大名瀑の一つ(ほかの二つは那智滝華厳滝)に数えられることもあったが、日本の滝百選1990年選定)には含まれていない。岐阜県の名勝に指定されたのち[4]、国の名勝に指定されている。

1963年、隣の谷に大白川ダムが完成すると、滝の上流で取水が行われてダムに水が供給されるようになった。このため、滝に流れる水の量は調節されており、すべての水をダムにむけて取水する冬季には滝が遮断される。滝の姿を見ることができるのは、観光用に放流する夏~秋の間のみである。

交通[編集]

国道156号(白山街道)の大白川橋の北の交差点から、岐阜県道451号白山公園線白山登山口方面の西に進み、白水滝駐車場まで車で30分、遊歩道で滝展望台まで徒歩5分。

滝に向かう道路は、冬季には通行止めとなる。滝の西北西400m程の位置には、白山登山道(平瀬道)の登山口がある。

脚注[編集]

  1. ^ 文化審議会の答申(史跡名勝天然記念物の指定等)について(文化庁報道発表 、2023年10月20日)。
  2. ^ 令和6年2月21日文部科学省告示第17号。
  3. ^ 白川村公式HP 白水の滝
  4. ^ 白水滝”. 岐阜県. 2013年5月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]