生活協同組合コープぐんま

生活協同組合コープぐんま本部
生活協同組合コープぐんま本部(入口付近)

生活協同組合コープぐんま(せいかつきょうどうくみあいコープぐんま)は、群馬県桐生市に本部をおく生活協同組合コープデリに加盟[1]日本初となる県域を越えた事業連帯組織[1]。 2014年(平成26年)10月現在でスーパーマーケット8店舗[2]のほか、コープデリ宅配事業を展開している。

組合員数は244,118(世帯)人(2010年3月20日現在)。

沿革[編集]

  • 1956年昭和31年) - 桐生中央消費生協設立[3]
  • 1970年(昭和45年) - 前橋市民生協設立
  • 1976年(昭和51年) - 西部市民生協、北部県民生協設立[3]。桐生中央消費生協が群馬県民生協に名称変更[3]
  • 1984年(昭和59年) - 群馬県民生協、西部市民生協、北部県民生協の三生協が合併し、群馬県民生協に[3]
  • 1986年(昭和61年)1月 - 北関東協同センター設立総会を開催[1]
  • 1991年平成3年) - コープカード(組合員証)発行
  • 1992年(平成4年)
    • 3月 - 生活協同組合連合会コープネット事業連合創立総会を開催[1]
    • 7月21日 - コープネット事業連合を設立[4]。いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、ちばコープ、さいたまコープの5生協が参加[1]
    • 9月 - 群馬県民生協と前橋市民生協が合併、コープぐんま誕生[1]
  • 1995年(平成7年)
    • 8月 - 店舗システムとEOSを共同化[1]
    • 11月 - 店舗POSを共同化[1]
  • 1999年(平成11年)3月 - 生鮮商品部機能をコープネット事業連合へ委託[1]
  • 2002年(平成14年)8月 - コープさいたまとPC・日配センターの共同化を開始[1]
  • 2003年(平成15年) - コープカードの変更(利用高割戻制からポイント制度へ移行)
  • 2006年(平成18年) - 高崎市民生協、東毛生協がコープぐんまと組織合同
  • 2007年(平成19年)
    • 3月 - 高崎市民生協と東毛生協を合併[1]
    • 4月 - 19店舗の内、不採算店5店舗(相生店、茂呂店、十王公園店、元町店、とみおか店)を閉鎖
  • 2010年(平成22年)4月~5月 - 14店舗の内、不採算店6店舗(薮塚店、けやき通り店、境町店、群馬町店、豊岡店、中之条店)を閉鎖

店舗一覧[編集]

2007年初めには計19店舗を展開していたが、「ミニコープ」という小型店舗(売場面積50坪程度)を全店閉店。 2014年(平成26年)10月現在は中型・大型店舗(売場面積150坪から450坪)8店舗のみとなっている。

前橋市

  • コープ昭和店
  • コープ細井店

高崎市

  • コープ寺尾店 - 2014年(平成26年)に大幅に改装[2]

桐生市

  • コープ東久方店

伊勢崎市

  • コープ宮子店

太田市

  • コープ新井店

藤岡市

  • コープ藤岡店

邑楽郡邑楽町

  • コープ中野店

コープデリ宅配センター一覧[編集]

共同購入、個別購入の配達・受付を行うセンター。県内に9拠点。 前橋市

  • コープデリ南前橋センター
  • コープデリ東前橋センター

高崎市

  • コープデリ新高崎センター

みどり市

  • コープデリ桐生センター

渋川市

  • コープデリ北部センター

沼田市

  • コープデリ沼田センター

藤岡市

  • コープデリ藤岡センター

富岡市

  • コープデリ富岡センター

邑楽郡大泉町

  • コープデリ太田センター

コープカード[編集]

コープカード
5ポイントサービス券

店舗を利用する組合員に発行されるポイントカード。

基本ポイント(「今回ポイント」の欄に表示)

  • 購入金額200円(税込)につき1ポイント(毎週木曜日と第2、第4、第5日曜日は3ポイント、不定期でポイント5倍、10倍の場合あり)

ボーナスポイント(「サービスポイント」の欄に表示)

  • レジ袋を辞退すると5ポイント(2点以上購入の場合に限る)
  • 毎月第1日曜日に2,000円(税込)以上購入の上、「ぐーちょきパスポート」[5]を提示すると50ポイント
  • 毎週、日曜日の3日間に配布される「5ポイントサービス券」[6]を翌週の、木曜日の来店・購入時に提示すると1枚につき5ポイント

たまったポイントは500ポイントで「お買い物券」500円と交換するか、出資金500円に振り替える。 ポイント端末はPOSレジと連動していないため、店員が手入力している。

ポイント以外のサービス

  • 毎月第1、第3日曜日は一部の商品を除き購入金額から5%引き。
  • 年に数回、一定金額・回数以上購入の組合員に優待ハガキ(5%引き券、商品割引クーポン)が送付される。

コープデリ宅配にもポイントの制度があるが、店舗のポイント制度とは内容が異なり、連動もしていない。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『第21回通常総会資料 生活協同組合連合会コープネット事業連合 20年のあゆみ 2012年7月12日版』 コープネット、2012年7月12日。
  2. ^ a b “コープぐんま=新たな店舗モデル確立へ 寺尾店を大規模リニューアル”. 生協流通新聞 (アド・バンクセンター). (2014年10月5日)
  3. ^ a b c d 『生協名鑑 1995年版 日本生協連会員紹介』 コープ出版、1994年12月。ISBN 978-4873320540
  4. ^ “コープネット=理念実現へさらなる飛躍 設立20周年で組合員400万人に”. 生協流通新聞 (アド・バンクセンター). (2012年8月5日)
  5. ^ 18歳に達して最初の3月31日を迎えるまでの子どもがいる家庭または妊婦がいる家庭に群馬県が配布するカード。詳細は https://smilelife.pref.gunma.jp/passport/ 参照。
  6. ^ 購入金額1,000円(税込)につき1枚配布される(配布・回収を毎週繰り返しているため、週ごとに色が異なる)。

外部リンク[編集]