甑島郡

鹿児島県甑島郡の位置

甑島郡(こしきじまぐん)は、鹿児島県薩摩国)にあった

郡域

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1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、薩摩川内市の一部(上甑町各町・下甑町各町・里町里鹿島町藺牟田)にあたる。

歴史

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近世以降の沿革

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31.上甑村 32.下甑村(紫:薩摩川内市 1 - 8は薩摩郡 11・12は高城郡 21 - 28は南伊佐郡)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の各村が発足。(2村)
    • 上甑村 ← 里村、中甑村、中野村、桑ノ浦村、江石村、平良村、小島村、瀬上村
    • 下甑村 ← 藺牟田村、長浜村、青瀬村、片之浦村、手打村、瀬々之浦村
  • 明治24年(1891年)8月8日 - 上甑村が分割し、一部(里)の区域に里村、残部の区域に改めて上甑村がそれぞれ発足。[2](3村)
  • 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制の施行のため、薩摩郡・高城郡・南伊佐郡・甑島郡の区域をもって、改めて薩摩郡が発足[3]。同日甑島郡廃止。

脚注

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  1. ^ 郷については「角川日本地名大辞典」による。
  2. ^ 鹿児島県告示第115号 https://dl.ndl.go.jp/pid/1087308/1/357
  3. ^ 鹿兒島縣下國界竝郡界變更及郡廢置(明治29年法律第55号、 原文

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 46 鹿児島県、角川書店、1983年3月1日。ISBN 404001460X 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

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