瓢箪山駅 (愛知県)

瓢箪山駅
栄町方面ホームの駅舎(2007年9月)
ひょうたんやま
HYŌTAN-YAMA
ST08 守山自衛隊前 (0.6 km)
(1.0 km) 小幡 ST10
地図
所在地 名古屋市守山区長栄15-17
北緯35度11分50秒 東経136度57分52秒 / 北緯35.19722度 東経136.96444度 / 35.19722; 136.96444座標: 北緯35度11分50秒 東経136度57分52秒 / 北緯35.19722度 東経136.96444度 / 35.19722; 136.96444
駅番号 ST  09 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 7.6 km(栄町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式・2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,837人/日
-2020年-
開業年月日 1936年昭和11年)6月3日
備考 2006年平成18年)より無人化。
2005年(平成17年)瓢山駅から改称。
1944年(昭和19年)から1946年(昭和21年)まで休止。
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瓢箪山駅(ひょうたんやまえき)は、愛知県名古屋市守山区長栄にある名鉄瀬戸線。駅番号はST09

歴史[編集]

瀬戸線開業時には駅は設置されておらず、付近の住宅開発にあわせ、1936年昭和11年)6月3日に開業した。名鉄合併前の瀬戸電気鉄道が最後に開業した駅である。

第二次世界大戦中、一時休止されたが、同時期に休止となった他の駅とは異なり、戦後すぐに再開した。

その後、長く無人駅であったが、1981年(昭和56年)に駅舎が建設され駅員が配備されるようになった。しかし、 2006年平成18年)に駅舎を改築し、駅集中管理システムが導入され、再び無人化された。

年表[編集]

駅構造[編集]

相対式2面2線ホーム地上駅。かつては構内踏切によって両ホームが結ばれていた[3]が、駅集中管理システム導入による駅舎改築によって解消され、現在はホームごとに改札口が独立している。また、かつては有人駅であったが、現在では同システムによって大曽根駅に管理される無人駅である。

番線 路線 方向 行先
1 ST 瀬戸線 下り 尾張瀬戸方面[4]
2 上り 栄町ゆき[4]

ホーム有効長は、1978年(昭和53年)以降4両。ホームは大変狭いものの、急行と準急が高速で通過していくため注意が必要。なお、ホーム上にホーム番号の表示はない。駅構内のトイレは、上りホーム改札口横にある。

下りホームの駅舎はホームと同じ幅でしかないため、入場処理と出場処理をそれぞれ行なう、扉のない改札機が直列に設置されている。また、同じ理由から自動券売機設備の出入口とホームの出入口が別になっている。

配線図[編集]

瓢箪山駅 構内配線略図

尾張瀬戸方面
瓢箪山駅 構内配線略図
大曽根・
栄町方面
凡例
出典:[5]


駅周辺[編集]

主な施設[編集]

路線バス[編集]

最寄のバス停は、瓢箪山で、名古屋市営バス名古屋市交通局)の下記路線が利用できる。

利用状況[編集]

  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は3,837人である[6]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,998人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中108位、瀬戸線(20駅)中13位であった[7]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,941人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中94位、瀬戸線(19駅)中12位であった[8]
  • 「名古屋市統計年鑑」によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
    • 2004年度:1,995人
    • 2005年度:1,951人
    • 2006年度:1,912人
    • 2007年度:1,988人
    • 2008年度:2,010人
    • 2009年度:1,983人
    • 2010年度:2,011人
    • 2011年度:2,011人
    • 2012年度:2,002人
    • 2013年度:2,028人
    • 2014年度:2,018人
    • 2015年度:2,138人
    • 2016年度:2,139人
    • 2017年度:2,153人
    • 2018年度:2,210人
    • 2019年度:2,317人

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
ST 瀬戸線
急行準急
通過
普通
守山自衛隊前駅(ST08) - 瓢箪山駅(ST09) - 小幡駅(ST10)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 近鉄奈良線瓢箪山駅と同じく、「」は正字("単"の部分が"單"となっているもの。Unicode 7C1E)で表記されていた。
  2. ^ 瀬戸市役所前駅と同様に下りホームが狭いために、バリアフリースロープの設置や改札設備の整備のため、栄町寄りに1両分ホームを延長し、瀬戸寄りのホーム1両分を解体するなど大がかりな工事が必要となり、工事の実施が遅れた。下りホーム側は、駅舎の建設が駅集中管理システムの導入日に間に合わず、木造の仮駅舎を建設し、係員を置いて対応した。駅設備改良工事は、2007年(平成19年)3月下旬に終了した。

出典[編集]

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1048頁。 
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、879頁。 
  3. ^ 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄(JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、231頁、ISBN 978-4093954112
  4. ^ a b 瓢箪山(ST09)(ひょうたんやま) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  6. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]