球泉洞森林館

球泉洞森林館
Kyusendo_forest_museum
地図
球泉洞森林館の位置(熊本県内)
球泉洞森林館
熊本県内の位置
施設情報
愛称 エジソンミュージアム
専門分野 森林、トーマス・エジソン
収蔵作品数 約2000点(トーマス・エジソンに関する資料)
事業主体 球磨村森林組合
建物設計 木島安史+YAS都市研究所
延床面積 1640m2[1]
開館 1984年
所在地 869-6205
日本の旗 日本
熊本県球磨郡球磨村大瀬1121
位置 北緯32度16分36.5秒 東経130度36分52.7秒 / 北緯32.276806度 東経130.614639度 / 32.276806; 130.614639座標: 北緯32度16分36.5秒 東経130度36分52.7秒 / 北緯32.276806度 東経130.614639度 / 32.276806; 130.614639
最寄駅 JR肥薩線球泉洞駅
最寄IC 九州自動車道人吉IC
外部リンク www.kyusendo.jp/kyusendou/shinrinkan/
プロジェクト:GLAM
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球泉洞森林館(きゅうせんどうしんりんかん)は、熊本県球磨郡球磨村に所在する博物館である。トーマス・エジソンに関する展示を行っているが、豪雨災害のため2012年より休館している。

建築[編集]

熊本県球磨村の山間部に鍾乳洞が発見されたのは1973年で、1975年より球泉洞として一般公開が始められた。森林館は球泉洞から国道219号を挟んだ球磨川に下りる斜面に位置し、1981年11月より設計に着手。1982年10月1日に着工、1984年6月1日に竣工した[2]。敷地面積5,085.81m2、建築面積762.99m2、延床面積1,640.09m2。7つのドームが連なった構造で、主要部分は鉄骨鉄筋コンクリート構造であるが、ドーム部はトラスウォール工法で建設された。設計者の木島安史は、スイス1920年に開館した第1ゲーテアヌム(火災で焼失し、現存しない)に影響を受けたと語る[1]。本建築は1985年に日本建築学会賞を受賞した[2]

展示内容[編集]

球磨村森林組合の運営であり、1984年の開館当初は森林に関する展示が主であったが、開館10周年を機に、発明家のトーマス・エジソンに関する展示を取り入れ「エジソンミュージアム」の愛称を持った。収蔵点数は約2000点に及ぶ。2012年豪雨災害で浸水の被害を受け、休館している[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b (日経アーキテクチュア 2011, pp. 104–105)
  2. ^ a b 作品検索 球泉洞森林館”. 建築・空間デジタルアーカイブス. 2020年8月9日閲覧。
  3. ^ エジソンミュージアム「森林館」”. 球磨村森林組合. 2020年8月9日閲覧。

参考文献[編集]

  • 日経アーキテクチュア 編『ポストモダン建築巡礼 1975-95 第2版日経BP、2011年7月25日。ISBN 978-4-296-10462-8https://style.nikkei.com/article/DGXMZO93065550R21C15A0000000/ 

外部リンク[編集]