沖縄市野球場

沖縄市野球場
(コザしんきんスタジアム)
Okinawa City Baseball Stadium
(Koza Shinkin Stadium)
沖縄市野球場の位置(沖縄本島内)
沖縄市野球場
施設データ
所在地 沖縄県沖縄市諸見里2-1-1(コザ運動公園=沖縄市総合運動場内)
座標 北緯26度19分56.3秒 東経127度47分24.9秒 / 北緯26.332306度 東経127.790250度 / 26.332306; 127.790250座標: 北緯26度19分56.3秒 東経127度47分24.9秒 / 北緯26.332306度 東経127.790250度 / 26.332306; 127.790250
所有者 沖縄市
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 ナイター照明6基完備
使用チーム • 開催試合
広島東洋カープ(春季キャンプ地)
全国高等学校野球選手権沖縄大会など
収容人員
15,000人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:12,176㎡
両翼:100m
中堅:122m

沖縄市野球場(おきなわし・やきゅうじょう)は、沖縄県沖縄市のコザ運動公園(沖縄市総合運動場)内にある野球場。施設は沖縄市が所有し、沖縄市体育協会が運営管理を行っている。

施設命名権により、2014年2月から「コザしんきんスタジアム」の愛称を用いている(後述)。

歴史[編集]

毎年2月にプロ野球広島東洋カープ春季キャンプ(一軍のみ)を実施している。2006年の春季キャンプの時期に合わせて、外野のフェンスが少しだけ高くなった(フェンスの上に金網が設置された)。 しかし、老朽化のため球場を改修する事が決まり、2012年の広島春季キャンプ終了後から2014年2月まで、総工費32億円をかけて全面改修工事が行われた[1]。このため、2013年の広島春季キャンプは日南市のみで行われた。改修後の2014年以降は当球場でのオープン戦開催が可能となったことに加え、沖縄でキャンプを行っている球団が多く、対外試合が組みやすいという理由から順番を入れ替え、一次キャンプを日南で、二次キャンプを当球場で実施している。

改修前は宜野座でキャンプを行っている阪神同様、広島も当球場では三塁側ダッグアウトを使用していたが、改修後は一塁側ダッグアウトを使用することになった。

2014年2月22日には、1996年3月3日のオリックス・ブルーウェーブ日本ハムファイターズ以来、18年ぶりのオープン戦開催となる広島東洋カープ対阪神タイガースが開催された(広島主催試合は初)。2015年以降の3年間は練習試合の開催のみにとどまっていたが、2018年2月24日の広島東洋カープ対東北楽天ゴールデンイーグルスで4年ぶりにオープン戦を開催した[2]

2022年からは野球のトライアウトリーグ「ジャパンウィンターリーグ」の会場としても使用されている。

命名権[編集]

2013年12月、当球場から徒歩10分ほどの場所に本店を置くコザ信用金庫が命名権を獲得し、2014年2月1日から5年間の契約(年額650万円)で、「コザしんきんスタジアム」の愛称を使用する[3]。その後、契約を更新し2019年2月1日以降も引き続き「コザしんきんスタジアム」の愛称を使用している。

施設概要[編集]

改修前[編集]

  • 両翼:96m、中堅:118m
  • 内野:土、外野:天然芝
  • スコアボード:パネル式
  • 照明設備:なし
  • 収容人員:15,000人(ネット裏、内野スタンド:5,500人,立見席:1,500人,外野スタンド:8,000人)
    • ネット裏及び一・三塁側:石段席、外野、芝生

改修後[編集]

  • グラウンド面積:12,176m²
  • 両翼:100m、中堅:122m
  • 内野:土、外野:天然芝
  • スコアボード:LED式フルカラー電光掲示板(大型映像モニター装置兼用)
  • 照明設備:ナイター照明6基完備
  • 収容人員:15,000人
    • ネット裏(アーチ式の屋根あり):個別座席、一・三塁側:個別座席、外野:芝生

交通[編集]

周辺施設[編集]

出典[編集]

  1. ^ 沖縄市野球場建替え工事について(お知らせ)
  2. ^ 広島東洋カープ公式サイト「2018年度 春季オープン戦日程発表!」 2017年12月14日
  3. ^ 沖縄市野球場ネーミングライツスポンサー及び新野球場の愛称等の決定について(お知らせ)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]