死の標的

死の標的
Marked For Death
監督 ドワイト・H・リトル
脚本 マイケル・グレイス
マーク・ヴィクター
製作 マイケル・グレイス
マーク・ヴィクター
スティーヴン・セガール
出演者 スティーヴン・セガール
ベイジル・ウォレス
キース・デヴィッド
トム・ライト
ジョアンナ・パクラ
ケヴィン・ダン
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影 リック・ウェイト
編集 O・ニコラス・ブラウン
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年10月5日
日本の旗 1991年6月8日
上映時間 94分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $57,968,936[1]
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死の標的』(しのひょうてき、Marked For Death)は、1990年に公開されたスティーヴン・セガールの主演のアクション映画

あらすじ[編集]

アメリカ連邦麻薬取締局(DEA)の腕きき捜査官ジョン・ハッチャー(スティーヴン・セガール)は、メキシコにおける秘密任務の際、同僚のチコを殺された事、 またチコを殺した相手とはいえ、女を射殺してしまった事で捜査官の仕事に嫌気がさし辞職、故郷のシカゴに帰ってきた。

母と妹、妹の娘と共に家庭の暖かな味に久しぶりに浸るハッチャー。しかしシカゴも、麻薬の問題は深刻で多くの人々をむしばんできていた。ジャマイカを本拠地としたポッセという組織が黒魔術の一種アバ・クアの力を借りて悪業の数々を行っていることを知ったハッチャーは、ジャマイカ文化人類学者レスリー(ジョアンナ・パクラ)の協力を得て情報を手に入れる。それは目が4つ、顔が2つという謎の言葉であった。

やがて組織の黒幕がスクリューフェイス(ベイジル・ウォレス)であることを知ったハッチャーは、一味と激しい銃撃戦を展開したために、スクリューフェイスに命を狙われる羽目となり、妹の娘が巻き添えとなって重傷を負ってしまう。やがてハッチャーは、5年間スクリューフェイスを追い続けているジャマイカの警官チャールズ(トム・ライト)や、親友のマックス(キース・デイヴィッド)と共にジャマイカヘ渡り、スクリューフェイスの邸宅を襲撃し、スクリューフェイスの殺害に成功する。勝敗は決せられたかに見えた。

しかし、そこには大きな罠が仕掛けられていた。スクリューフェイスは実は双子の兄弟であり、謎の言葉はこのことを意味していたのだ。ポッセのシカゴ拠点に乗り込んだハッチャー達は組織の構成員達に国外退去を促すが、そこへスクリューフェイス兄弟の残る一人が現れてチャールズを刺殺し、マックスは重傷を負う。ハッチャーはスクリューフェイスに最後の戦いを挑み、激しい格闘の末、ついに彼を倒し、組織を壊滅させるのだった。

登場人物[編集]

ジョン・ハッチャー
アメリカ連邦麻薬取締局の元捜査官。任務中に起きた不幸と悲しみから捜査官を辞めた。
スクリューフェイス
組織の黒幕。
レスリー
ジャマイカ文化人類学者。
マックス
ジョンの親友。
チャールズ
ジャマイカの警官。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 フジテレビ テレビ朝日
ジョン・ハッチャー スティーヴン・セガール 津嘉山正種 玄田哲章 大塚明夫
スクリューフェイス ベイジル・ウォレス 青野武 樋浦勉
マックス キース・デイヴィッド 麦人 若本規夫 銀河万丈
チャールズ トム・ライト 島田敏 安西正弘 谷口節
レスリー ジョアンナ・パクラ 佐々木優子 一城みゆ希 田中敦子
ロッゼリ捜査官 ケヴィン・ダン 千田光男 島香裕 石波義人
メリッサ エリザベス・グレイセン 幸田直子 金野恵子 日野由利加
ネスタ ヴィクター・ロメロ・エヴァンズ 小室正幸 伊藤栄次 千葉繁
モンキー マイケル・ラルフ 山野史人 辻親八 立木文彦
チコ リチャード・デルモント 荒川太朗 安井邦彦
医者 アール・ボーエン 幹本雄之 北村弘一
ジミー・フィンガーズ トニー・ジベネデット 円谷文彦 徳丸完 小島敏彦
ティト・バルコ アル・イスラエル 宮田光 岩田安生
トレイシー ダニエル・ハリス 後藤久美 木藤聡子 佐久間レイ
ピート・ストーン(ハッチャーの上司) ピーター・ジェイソン 吉水慶 青森伸 藤本譲
武器商人 ロバート・アシヴァ・ガンタ・ストリックランド
デュヴァル アーレン・ディーン・スナイダー 島香裕 北村弘一
ポッセのリーダー ノエル・L・ウォルコット3世 小室正幸 小野健一 田中正彦
メキシコの賞金稼ぎ ウェイン・モンタニオ
リトル・リチャード ゲイリー・カルロス・セルヴァンテス 小島敏彦 伊井篤史 谷口節
オドワイヤー保安官 スタンリー・ホワイト 水野龍司
ケイト・ハッチャー(ジョンの母親) ベット・フォード 磯辺万沙子 竹口安芸子 翠準子
呪術師マルタ リタ・ヴェレオス 小林優子 渡辺美佐
スクリュー・フェイスお気に入りの女 サンドラ・キャニング 幸田直子 湯屋敦子
ニック ニック・コレロ 成田剣 星野充昭 坪井智浩
ヘクター ダニー・トレホ
役不明又はその他 竹田愛里
辻つとむ
辻親八
中田和宏
古田信幸
古澤徹
火野カチコ
大川透
沢海陽子
小野英昭
野本絵理
翻訳 岡枝慎二(字幕) 高橋京子 宇津木道子 平田勝茂
演出 松川陸 春日正伸 佐藤敏夫
調整 遠西勝三 栗林秀年 荒井孝
効果 山本洋平 リレーション
演出補 春日一伸
担当 山形淳二
制作 クリプリ ムービーテレビジョン 東北新社
解説 高島忠夫 淀川長治
初回放送 1994年11月5日
ゴールデン洋画劇場
1995年12月10日
日曜洋画劇場

出典[編集]

  1. ^ Marked for Death”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年4月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]